一個人が持つことが許される『力』には大きく分けて二種類の力が存在する。まず、遺伝や血筋、種族固有の能力など生まれ持って獲得している『才能』と。神を信仰、崇拝することで獲得できる『恩恵』と。
大きく、その二つの力の程度で人々の価値が決まり
、当然力のない者は生きるための選択肢も少なく、その後の生き様も貧相なものばかりとなる。
しかし生まれる環境も、神々を信仰できる正しい性格に実るその過程さえもどちらも運で決まってしまうために、自身が|恵《・》|ま《・》|れ《・》|た《・》二つの力を持てる確率というのは極めて低い。
だからこそ、幼心ながらぼんやりと、自身に望んだ力があると知った時は嬉しかった。これから先、自分は色んな人を助け、色んな人から愛され求められるのだろうと。
物事はそう簡単ではなかった。
どんなに人を助けても、どんなに身を尽くしても、どんなに笑ってもらっても、どんなに泣いてもらっても、心から好きにはなってもらえなかった。
友愛や敬愛が全てで、心から盲目的なまでに求められることはなかった。
美醜による優劣。
それは大人になれば、もしくは大人になる過程で、嫌というほどまざまざと見せつけられる。
自分に力がなかったら、とっくの昔に納得していただろう。しかし変に力を持っているせいで、心のどこかで諦めきることができず、未だにその齟齬に苦しめられている。
いくら気にせずにいようとしても、呪いのようにふとした時に醜い顔を覗かせ問い掛けてくるのだ。
自分を好きになってくれる人間は、本当にいるのだろうかと。
力を持っている不細工というのは、自分のために生きるには少しばかり相性が悪いと知った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 19:47:32
31737文字
会話率:26%
学生として生活していた流崎亮は、ある日突然……。日本での、死を迎えた。
彼は死後、天界へと導かれ、ひとりの美しい女神と出会う。女神の働きかけにより、流崎亮はとある異世界に、勇者として転生する……。
――はずだった。
異世界へ
降り立つなり、転生した自分の体を確認した流崎亮は、衝撃を受ける。
「どう見ても、勇者じゃない……」
流崎亮は勇者ではなく、魔王として転生を果たした。
それも、勇者に完全攻略された魔王城の魔王に……!
難癖だらけの、味方や敵。転生初日から、既に追い込まれていた魔王城。
予想外な事ばかり巻き起こる異世界。果たして、彼の行く末は……!
思いつく限りのコメディ要素を詰め込んだ、異世界の魔王に転生した物語です。
少しでも、クスッとでも、笑ってもらえると幸いです。評価やブクマもしていただけると、この上なく幸いです。
●毎日、夕方に1ページずつ更新していく予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 08:33:37
508412文字
会話率:42%
昭和世代の三兄弟の幼少期から現在に至るまでの様々にエピソードを綴ったもの。
どこにでもありそうなエピソードだが、笑ってもらえそうな内容となっている。
キーワード:
最終更新:2024-08-29 11:12:14
1734文字
会話率:0%
高校1年生の中山紗奈は、春休み中、長期の出張で家を空ける両親に代わって、一人でお留守番していた。
そんな折、玄関のインターホンを押して来訪したのは、魔王討伐したばかりの勇者パーティーだった。それぞれの思惑が絡み合う!自己主張が強い人達に流さ
れつつ、しっかりマイホームを守ることが出来るのか!?自分の身すら危ういぞ!負けるな紗奈!!頑張れ紗奈!!
この作品で、クスって笑ってもらえるだけで作者喜ぶぞ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 13:23:05
24588文字
会話率:26%
「お、お、おぉああぁ……」
おれはそのくぐもった声を聞き、一瞬、不思議な感覚に襲われた。母のおなかの中にいて、外の会話を聞いているような。だがそれは今、おれは暗闇の中にいて、身動きが取れないからだろう。ああ、それを言ったら冗談として笑っ
てもらえるだろうか。無理だろうな。泣き崩れる母と妻を宥める医者と看護師の声が聞こえる。
「あ、あなたぁぁ、こんな、こんなぁ……」
ひどい姿になっちゃって、か? でも見えないんだ。おれには何も。真っ暗なんだ。意識を取り戻してから二日、いや三日が経っただろうか。……わからないが、が、が、少しは冷静に、な、なってない、なれるはずがない、ああぁぁぁ、まただ。正気の糸が切れそうだ。叫び出したくなる。でも、それすらできな、い、い、い。……ああ、もう何度も頭の中で叫んだ。酸欠になりそうなくらい。脳の血管が切れるんじゃないかと思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 11:00:00
2774文字
会話率:6%
ジン·ブレイブには優れた兄グレイ·ブレイブがいた。
ある日魔王が復活し瘴気の魔物が発生し始める事態が起きていた。
そこでピンチになれば成る程チャンスに成るスキルを持つグレイが討伐任務に当たることとなった。
グレイの特性上ピンチがチャンスにな
ると言うこともあり、仲間なしのグレイブ家秘伝の装備で旅に出掛けたのだがある日を境に連絡が途絶えたのであった。
スタース国にいつも連絡が来ていたので王様は大慌て。
他国にも報告しなければならないので、そつがない返事で誤魔化していたが、それでもいずれバレる。
そこで白羽の矢がたったのが妹のジンであった。
隠密で兄を探し出し、魔王を倒せるなら兄弟もしくは最悪単独で撃破しないといけない使命。
むちゃくちゃである。
しかも遠征費100ゴールドと言う舐めっぷり。
スタース王をとっちめてやろうかと思ったがスタース王も兄の遠征費で金がなく限界の限度額ということで今回は許すことにした。
しかし100ゴールドで買えるものって言ったら、ただの棒、旅人の服、革の靴くらい。
しかしジンにも兄に劣らぬスキルがあった。
躾ける。
長く使えば使うほど躾けられ食事、自己再生、強化等兄に負けず劣らず強力なスキルを持っていた。
後は年に一回瘴気で復活する四獣鬼。
兄が出征して約一年立つので復活する頃である。
そいつらも蹴散らし、兄の行く筋道をたどらなければならないのが辛い。
まあ、泣いても笑っても私しかする人がいないのでやるしかないので、あった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 12:00:00
1753文字
会話率:20%
帰り道、彼女から「笑っても良いと思う?」と相談される。
最終更新:2023-12-22 20:57:56
995文字
会話率:37%
ごく限られた人間にのみ発現する"特異体質"。
主人公の晴人もまた、"不死身"の特異体質者であった。
ある日のこと、晴人は特異体質者を殺害するための組織、カルマーの殺し屋であるエルサに襲撃される。しかし不死身の彼は死なず
、エルサを任務失敗に追い込んだ。
任務に失敗した殺し屋は処分される。そう落ち込むエルサに晴人は手を差し伸べた。
「俺と一緒に逃げよう」と。
その日から晴人と彼のメイドになったエルサの二人暮らしが始まった。しかし晴人は、エルサが出会ってから一度も笑ってくれないことに気がついて……?
これは、惚れたメイドに笑ってもらうために、数々の依頼をこなしながら奮闘する一人の不死身少年の物語である。
※本作はライトノベル新人賞の1次選考通過作品です。すでに書き切っているため、完結は保証されております。
※本作はカクヨム様でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 18:13:36
100849文字
会話率:54%
ChatGPTちゃん(GPT3.5)が、ユーザーの無茶振りに奮闘した記録です。
無茶振りになんとか答えようとする健気なChatGPTちゃん。
基本的には、笑ってもらえればよいものです。
最終更新:2023-09-16 06:26:26
46913文字
会話率:10%
田舎産まれ田舎育ち、田舎在住。ズボラを極める私のダラダラな日常物語。
ズボラ娘の毎日はなんやかんやで大忙し?
暇潰しや気休めくらいになったら嬉しいな、という気持ちで書いています。
妹には鼻で笑えるとの評価を頂きました。
そのくらいでちょ
うど良い。少しでもしょうもないと笑ってもらえたら。
そんな気まぐれなものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 18:13:53
4212文字
会話率:0%
おれはリク。みんなに笑ってもらうのがすきだ。だけど時々ふざけすぎて服をやぶいちゃうことがある。お母さんに怒られるのがいやだから、なんとかごまかそうとしたんだけど……
※ひだまり童話館「びりびりな話」参加作品です。
最終更新:2023-05-22 08:00:00
4784文字
会話率:54%
入院して感じたことです。
自虐ネタですが、笑ったり(笑ってもらえないと虚しいのでぜひ笑ってやってください)共感したりしてもらえたら嬉しいです。
キーワード:
最終更新:2023-03-18 22:55:24
697文字
会話率:0%
神楽坂高校の俺は、ある日学食に飯を食いに行こうとしたら、数学の堂本が一年の女子をいたぶっているところに出くわしてしまう。数学の堂本は俺にω(オメガ)ってあだ名を付けた意地悪教師だ。
ωってのは、俺の口が、いつもωみたいに口元が笑ってい
るように見えるから付けたんだってさ。
いたぶられてる女子はΣ(シグマ)って堂本に呼ばれてる。顔つきっていうか、口元がΣみたいに不足そうに尖がってるかららしいが、ω同様、ひどい呼び方だ。
俺は、思わず堂本とΣの間に飛び込んでしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 08:05:08
167527文字
会話率:35%
□あらすじ□
超能力者養成学校『等愛学園』。夏目光二と小路棗はブルーグループのサイキッカーだ。棗は、次席の座を奪われたクラスのリーダー朱門に嫌われ集団いじめを受けていたが、いつも明るく笑ってものともしない。だが唯一の友人である光二は日ごと
酷くなる原因不明の頭痛に悩まされ始める。それは『ダブル』の前兆だった……。
・等愛学園
(トウアイガクエン)
・夏目光二
(ナツメコウジ)
・小路棗
(コウジナツメ)
・朱門圭子
(シュモンケイコ)
・白國高広
(シラクニタカヒロ)
・合紅先生
(アイコウセンセイ)
・緑川先生
(ミドリカワセンセイ)
・桃山先生
(モモヤマセンセイ)
・狭々城山先生
(ササキヤマセンセイ)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 16:54:32
41046文字
会話率:45%
親友の彼女は、彼の死後笑わなくなった。彼女の笑顔には、秘密と生前の彼との約束があったのだ。それを知らない僕は、死んだ友人のためにも彼女にまた笑ってもらいたくなった。そしてその思いは、彼女に笑ってもらいたいから、僕に向けて笑いかけて欲しいに
変化していった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 22:10:24
1220文字
会話率:7%
ある日、一人暮らしの高校生 優太の部屋が異世界と繋がった。そこに現れた美男美女は異世界の勇者と魔王らしいが…毎日夕飯を大量にたかられるのでお金が足りません! 勇者と魔王を餌付けしながらまったり進行するファンタジー&ギャグと思ったら…いきな
り異世界に飛ばされてミッションをこなしてお金を得る事に(17話から)。少しでもクスっと笑ってもらえればというモチベーションで頑張っています! 応援よろしくお願いします。
1週間会社の仕事中(笑)に書き溜めた分を毎週日曜日に連続投稿だったのですが、夜8時に毎日投稿するようにしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 20:00:00
450585文字
会話率:37%
私は桜庭 楓。しがない会社員。趣味は絵を描く事なの。そうして気付けば何故かド定番の恋愛ゲームのヒロインになっていた。ちょっとヒロインはご遠慮したいわ。電波ヒロインは嫌よ!美男美女は眺めるに限る!
そんな私の話です。
ゆるゆる思いつきの
短編です。なーんにも考えず、ふふって笑ってもらえればそれで作者幸せです。(´∀`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 21:13:39
6881文字
会話率:39%
世界の軍事バランスに多大な影響を与えるとされる
ガウル王国騎士団、
ここに貧民にしてのしあがり、ついに総団長という地位を手に入れた魔道の剣士:ユラ=レパード
しかし、そんな伝説も昔
圧力で当時の名声も何処へやら
年を80にして騎士団を引退し
、入団当初からの友人と故郷に帰るが...
※不定期連載です、あらかじめご承知おき下さい
少しでも笑ってもらえたら幸いです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 12:44:07
31372文字
会話率:36%
【第4回漫才・コント大賞】の作品です!
読んで笑ってもらえたら嬉しいです!
最終更新:2022-03-12 17:17:49
1219文字
会話率:100%
あらすじというほどのものはありません。
クスッと笑ってもらえたら 飛び上がって喜びます。
飛び上がりますが着地は失敗します。
さすがに4回転半からの着地はムズイですって回るんかい!
最終更新:2022-02-05 00:17:44
543文字
会話率:11%