何の世界にも宝物に当たるものはあると思うが、速記の世界にも、神功皇后がお使いになったプレスマンとか、源頼朝十歳のときに使ったメクールとか、何かあってもいいのではないか。
最終更新:2024-10-17 00:00:00
228文字
会話率:0%
神宮寺ミカは、雛祭りの後誰かに後を付けられている。同じ専攻の佐古田がストーカーしているかもしれない。
そんな時、背中を切られる事件が発生した。
危険だと判断した皇后様が護衛を付けてくれた。
でも、それはヘナチョコだった。
最終更新:2024-08-12 18:26:11
8653文字
会話率:34%
スタルシャナ。それは国土を守護し敵を退け、福寿を増進する女神のこと。
時は平安。
妙見神を信仰している平良文(たいらのよしふみ)の窮地を知り、天竺より坂東の地へ舞い降りた女神は自分以外の神の気配を感じ、良文とその甥である将門に興味を
抱いた。
良文の妻、千代織(ちより)に嫉妬されたことからなりゆきで将門の女になった女神は、「宴(うたげ)」という名をつけてもらい、彼らの傍に居座るように。
だが、千代織もまた、神功皇后(じんぐうこうごう)・応神天皇(おうじんてんのう)・比売神(ひめがみ)と名を持つ八幡三神の眷属で、紙を操る能力を持つ「千代紙姫」であった。彼女は宴が現れたことで坂東の戦乱が変化していくことに危惧を抱いた三柱の神々に翻弄されてしまう。
しかし人間として良文や将門たちの行く末を見守るべく、坂東の地に留まることを選んだ宴は、将門の戦巫女として雇われることを承知し、戦渦へ身を投じ、兵の寿命を削ったり矢の軌跡を捻じ曲げたり気まぐれに将門の宿敵、貞盛に祝福を与えたりと好き勝手に戦乱をかき回していく。
八幡三神の眷属である千代織と、人間の戦巫女として将門についた宴。
ふたりが愛するそれぞれの男が辿るのは、栄光か、破滅か……?
* * *
平安末期の関東を舞台に繰り拡げられる史実も入り混じった歴史ファンタジーです。史実を元にしたファンタジーです(大事なことなので二度言いました)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:00:00
101837文字
会話率:44%
卒業論文に取り組む此花姫香。担当教師は頼りない歴史の准教授。彼は謎の遺跡の発掘に携わっていた。そうして発掘されたのは石室ではなく、放射線を発する謎の巨大遺物だった。それは考古学者の手に余る先端技術で造られた〝何物か〟だ。
考古学者の調査チ
ームはそれを〝天鳥船〟と名付けて公式発表に及ぶ。すると、彼らの前に現れたのは、国家安全保障局と自衛隊だった。
日本政府の管理下に置かれた天鳥船。科学技術庁の名のもとに、陸上自衛隊の特殊部隊員によって調査隊が編成された。
天鳥船が現代科学を越えた未知の文明の乗り物だろうと推測される中、調査隊は全裸の美女を発見する。意識を取り戻した彼女は、自分は神功皇后だと名乗り、自衛隊を翻弄して天鳥船から姿を消した。
彼女は自衛隊駐屯地を襲い、武器を奪取。と思えば、熱田神宮に忍び込み、草薙剣を盗んだ。……彼女は不満を持つ国民に蜂起を促す。
未知の文明の科学技術接種をもくろむ日本政府、彼らが対応に困惑する中、神宮皇后の作戦を見透かす青年がいた。姫香が属するボランティアサークルの後輩、住吉比呂彦だ。彼の経歴もまた謎に満ちていた。彼は神功皇后が人間ではないという。
当初、彼をいぶかっていた日本政府も、彼に神宮皇后確保を託す。
天鳥船の核物質を取り出して安全確保をはかる日本政府、一方、それを取り戻そうという神宮皇后。そうした中で比呂彦と神宮皇后の駆け引きは続き、直接対決が始まる。
対決は北陸から奈良に移り、両者ともに傷を負っていた。
比呂彦は捨て身の作戦で勝利したものの、神宮皇后を崇拝する自衛隊員の銃弾に倒れる。彼もまた、人間ではなかった。
彼を助けるべく現れたのは、アインシュタイン酷似の人物だった。彼は比呂彦の傷を治すと、神宮皇后を抱いて天鳥船の中に消える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 17:00:00
160416文字
会話率:52%
倭人伝や『古事記』を組み合わせ、日本神話の人代を歴史として描いた小説です。飽く迄も物語であるため、史実を追究したものではなく、同様に記紀などを題材とした『日本神紀』とも関係はありません。<序章 天孫>と<第一章 神武天皇>から<第二章 欠史
八代>までは<<第一部 葛城王朝>>、<第三章 崇神天皇>から<第七章 仲哀天皇と神功皇后>までは<<第二部 三輪王朝>>、<第八章 応神天皇>から<第十五章 清寧天皇>までは<<第三部 河内王朝>>、<第十六章 顕宗天皇と仁賢天皇>から<第十七章 武烈天皇>までは<第四部 播磨王朝>>、<第十八章 継体天皇>から<第二十二章 聖徳太子>までと<終章 天照大御神>は<<第五部 越前王朝>>です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 20:00:00
50617文字
会話率:14%
時は古代日本。后となるものの王に愛されないオキナ。そんな姫の胸にあるのは祖国の神に護られた神秘の力、そして常に見護ってくれている武人ムナイへの淡い想いでありました。
やがて平穏な時が終わり、クマソ国が謀反をおこすと、ヤマトの王はオキナ
の告げる神の御言葉を無視して出陣します。愛されないことにうちひしがれるオキナに寄り添うムナイ。ふたりの許されない愛が燃えあがります。
と恋愛ドラマが続きますが、やがてオキナは戦争に巻き込まれていきます。神の御言葉に導かれて先祖の国を目指すオキナを待つものは・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 11:34:25
36272文字
会話率:49%
完全に趣味の世界。古代史ロマンシリーズです。
世紀の大発見にまつわる謎に勝手に迫ります( ̄▽ ̄)
最終更新:2023-03-07 00:45:52
2546文字
会話率:0%
八幡宮の御祭神 応神天皇の母親と父親は神功皇后と仲哀天皇ということになっている。その時代はまた戦争に明け暮れた時期でもあって、ある意味、日本という国が形作られた時期とも重なる。仲哀天皇は本当に存在したのか?仲哀天皇が暗殺された経緯、~混沌と
した時代を神側からの視点で解き明かします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 10:59:21
2478文字
会話率:0%
過去の女性像と現在の女性との繋がり
最終更新:2021-04-13 01:00:00
1904文字
会話率:0%
中臣鎌足は、幼き日に、厩戸皇子から、神功皇后の秘宝、神功五玉のひとつを託される。
五玉すべてを集めれば、荒ぶる神の力すら、御することができるという。
神の力を得るべく、古代、明日香の地に陰謀が渦巻く。
※歴史に寄せてはおりますが、フィク
ションです。
※なろう、カクヨム、エブリスタの連載です。
©秋月忍(2020/5/3)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 17:55:01
47863文字
会話率:42%
「鏡」を御神体とする伊勢神宮の初代斎宮・大和姫と、その甥で「剣」の心を持った大和建――彼の父・大帯彦(景行天皇)は優れた大和の大王だったが、その浮気性な性格から80人いる子供の中からは不満も根強かった。しかし、大和建はそれでも父である大王へ
の忠誠を誓い続けるが・・・・。
【第一部】
浮気性な父親に反抗心を持つ小碓(大和建)の同母兄・大碓は一時の気の迷いから小碓を激怒させ、小碓は大碓を殺めてしまう。その頃、筑紫の大王・甕依姫(卑弥呼)の死によって倭国は天界・人間界双方で大変動が起きる。
【第二部】
大帯彦の息子の一人である大枝王は異母妹の銀王と恋人になるが、王族では最初になる兄妹婚に反対の声が根強かった。その反対派の代表が、太子・若帯彦の側近である武内宿禰であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-08 12:53:17
112968文字
会話率:68%
推理小説『豊後の火石』に登場する石川県(越の国)の白山神社に纏(まつ)わる話と芭蕉の俳句の紹介。兵庫県の越木岩神社と六甲山菊理媛(白山大神)や神功皇后に関する推理話など。
最終更新:2009-05-23 14:10:13
2987文字
会話率:22%