心理学とは、「人間とは何かーー」を探究する学問である。
1879年、ブントがライプチヒ大学に心理学実験室を開設したその時まで、心理学は単に哲学の一領域に過ぎなかった。
哲学が、「人間とは何かーー」を探究する学問である以上、心理学もまた否応な
くこのテーマから逃れることはできない。
心理学とは、種々の実験や調査、面接や観察などを通して、科学的に「人間」を研究する学問である。
以上が意味することは、「人間」の探究に、文理の隔たりはないということなのである。従ってこの場所は、「人間とは何かーー」を探究する者である限り、常にその門扉が開かれる(心理哲学評論:序論に拠る)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 19:20:11
85497文字
会話率:3%
九鳥大学社会心理学研究室。僕の大好きな、梶原七緖先輩の居城だ。いつものように先輩のもとを訪れた僕に、彼女はこう言った。
「君は『千里眼事件』を知っているかい?」
最終更新:2021-04-09 22:02:40
5730文字
会話率:63%
昨今、世間では差別問題が広く議論されている。しかし、差別とはそもそも何なのか、何故なされるのか、そして、「そもそも無くすことができる類のものなのか」。
本作では、行動経済学や社会心理学の知見に力を借りながら、差別を少しずつ深掘りしていく
。
論文にはあまり手を出さず、手持ちの本とコトバンクくらいにしか頼らない予定なのでまた、そんなに長くはならない筈です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 21:12:03
18675文字
会話率:3%
とある有名企業の社長として権力に溺れていた羽山は、ある日突然会社が倒産してしまい、その権力を失ってしまう。
途方に暮れて街を彷徨っていたところ、学生時代の同級生である佐藤と偶然再会し、酒を酌み交わす。彼女と何度か会っているうちにいつしか
彼は、かつて捨てていた人間らしさを取り戻していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 19:53:59
7279文字
会話率:54%
もう一つの方で書くにはテーマが離れすぎている、作者による戯言。
日常で使えるかもしれない社会心理学(的なもの)の話。
社会心理だけでなく社会科学の話を含みます。
一部、もう一つの作品から転載しております。
息抜きに書いておりますので更新頻度
は未定です。
基本的に一話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-29 01:34:20
10551文字
会話率:3%