その世界は、とても大きな世界だ。
多種多様の種族に溢れ、交易し、争い、友好を深めては時には裏切り滅ぼしあう。平和の中に策謀と争いが交じり合い、生活に魔法を取り入れ、騎士道精神溢れる剣と忠義、魔術と研究で発展していく世界。
多種多様な種族が
いるのなら、動物や、人に害を為す魔族や魔物だっている。弱い一種族や個体が戦うという共通認識をもつことで、多種多様な種族は結束し、争いあうことができるのだからバランスのとれた世界であるとも言えるのだろう。
その世界は、
創造神が創りし剣と魔法の世界【フォールセティ】。
そんな、大きな世界。
その世界でも、大きく肥沃な大陸【ナニイット大陸】において、誰もが空を見上げる一大事がおきた。
遥か遠く、東の果てに光る、大きな光の柱。
誰もがその光を見上げて世界の終わりだと嘆く中、光の柱にもっとも近い、東の領都――ナニイット大陸、モロニック王国の領都、【領都ヴィラン】の近くの草原で、女性が一人。同じく光の柱を見上げていた。
「やっとこさ始まるよ……。短いようで長い。さてはて、どうなることやら」
その光の柱が何かよく分かっているテイの彼女は、ため息をつきながら今日もギルドのオーダーである狼ちゃんを討伐して、領都ヴィランへと帰都するのであった。
その光の柱によって起こされるこれからを思い。光の柱の真下に現れてたであろうそれらを助けるために。
ただし、やる気はあまりない。
でも優しさはきっと、ある。
そんな彼女と、保護された彼女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 09:10:00
187876文字
会話率:37%
都での仕事をクビになり、七年ぶりに故郷へと戻ってきたシオン
短いようで長い年月を経て変わってしまった気がする自分と、変わらずにいてくれた村の風景と、変わらずに自分を思ってくれていた年下の幼馴染
暖かな日常の中で、故郷へ戻るきっかけとなった
大事件と、重い後悔に、折り合いをつける物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 18:14:44
11193文字
会話率:29%
大学2年生の私・倉持桃華。
厳格な両親がいる実家で夏休みを過ごす。なんて耐えられない私は目的も決めずに夏休みすべてを使い旅行をすることを決意。
新幹線で出会った美人女子高生・天宮灯里ちゃんに連れられて(拾われて?)やってきたのは、熊本のと
ある古びた喫茶店。
そこにいたのは、なんと!幼なじみの佐倉彩楓ちゃん!
中学校を卒業して以来の再開に喜ぶ私たち。
夏休みの間、彩楓ちゃんと灯里ちゃんと三人で暮らすことになった!
だけど、なんだか彩楓ちゃんの様子がおかしい……?
「私は桃華ちゃんのことが好き……。恋人になってほしい」
「え……?」
「桃華ちゃんが私のことを好きになるようにする」
「はぁ……」
突然始まる彩楓ちゃんのアプローチ。確かに私も彩楓ちゃんのことは好きだけど、あくまで友達でいたい!
けど、私もなんだか灯里ちゃんのことが気になってしまい……。
こうして、それぞれが胸に抱える想いや恋が交錯する短いようで長い夏休みが幕を開けたのだった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 09:00:00
31938文字
会話率:46%
魔術という概念が、神秘的だった時代は今や昔。
魔術というものは、ごく当たり前の文化となっていた。
花を咲かせたかったら、土魔術。
飲み物を飲みたかったら水魔術というように、この世には魔術があふれていた。
だがしかし、なんの神のいたずらか、あ
る時を境にこの世は火、水、雷、氷、土、風、生、体の8種類の魔術しか使うことができなくなってしまった、
その時、世の中は大いに乱れた。
平和というものは忘れ去られ、世は戦乱の時を迎えた。
それはそれはおぞましく、国同士がぶつかり合い、死者であふれかえっていた。
そんな戦争が10年続いた。
10年というものは短いようで長い。
すべての国が、優秀な魔術師を多く失い、疲弊していった。
各国は、協定を結び、このようなことはないようにという願いを込めて
アウレリウス1345年 不可侵永和条約が結ばれた。
そして魔術というものは各国で共有すべきものであるということが共通認識となり、全7か国の資金を使い、アウレリウス魔術師養成学校が建設された。
7か国の資金で建設された学校は、まさしく平和の象徴ともいえる存在となったのだった。それから100年が経った。
魔術師養成学校もたくさんができ、数多の優秀な魔術師が排出された。
そして、優秀な魔術師の中でも特別に強い一握りの魔術師は「神から選ばれた魔術師(ナンバーズ)」と呼ばれ、絶大なる人気と地位を確立していた。
そして今、「神から選ばれた魔術師(ナンバーズ)」になるための一歩が開かれようとしていた。
そして腰に刀を携えた少年、春風未来もそんな養成学校に通おうとしていた。
しかし、受験時
「あなたには才能がありません」
無情にもそう告げられる。
この世では何より才能が重視される。才能がないというのは魔術師として致命的だった。
だが未来は、諦めない。いや諦められないのだ。
家族のため、妹のため、そして何より彼自身のために。
「才能がなくても、認めさせてやるよ」
春風未来の挑戦がこの瞬間始まったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 23:09:33
103728文字
会話率:33%
僕は毎年、夏が来ると思い出すことがある。真っ白なワンピースを着た女性との短いようで長い楽しい日々を
最終更新:2021-06-02 14:15:03
1402文字
会話率:34%
短いようで長い、ただ緩やかに生きていく。
旅する吟遊詩人の唄。
最終更新:2021-03-16 02:00:00
200文字
会話率:0%
聖王国は、隣国の侵攻を許し、王様と王子様はとんずら放きました。
王城に取り残され、囮とされてしまった姫さまは、謁見の間から遁走することになります。
森と、山を二つ越えた先にある国の、婚約者の許へとーー。
猫を被りすぎて、もはや猫そ
のまんまーー「猫まんま」の姫さまの物語でございます。
侍りますは、傅役のクロッツェ。
魔術が得意ですので、これから姫さまで遊べるのかと思うと、楽しみで仕方がありません。
これは、姫さまが王城から遁走し、結婚相手を見つけるまでの、短いようで長い、いえ、ほんの束の間の恋愛話?
それでは、姫さまのご活躍、御覧いただけたなら幸甚にございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 22:00:00
105113文字
会話率:38%
希ノ独中学校に通う とある事情で大した夢も希望も失くした普通以下の人生を送る中学3年生の名古屋翔琉。
彼の学校には、伝説の噂人言われる人々がいる。
伝説の噂人は果たして何者なのか。
翔琉の過去にあった事とは。
※短いようで長い小説になりま
すがよろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 23:00:00
552文字
会話率:12%
短いようで長いようで、あっという間だった。
色んな思いがあったけど。
最終更新:2018-11-25 19:21:15
3060文字
会話率:1%
【上官殿と灰色の恋】の続編です。
報われない恋の日々から一転。
フローリアは上官殿と離れなければならない事情が出来てしまう。
期限は1ヶ月。
短いようで長いその日々のお話。
最終更新:2017-11-22 01:05:44
31630文字
会話率:26%
自殺した高校生のタクヤ。
死んだはずが自分の部屋に、、そこから始まる短いようで長い2度目の人生。
最終更新:2017-11-20 00:40:27
525文字
会話率:0%
三分は短いようで長い。
最終更新:2017-07-30 18:06:17
666文字
会話率:48%
(旧題:異世界魔術師のほどき方)理依子が異世界に落ちてからもう3年になる。短いようで長い年月を経て、理依子は街一番の宿屋の下働きとしてその世界にすっかりなじんでいた。毎日あくせくと働いていたある日、新しく赴任してきた街の結界を張る魔術師が理
依子の宿に泊まることになり、理依子はひょんなことから彼の部屋付きとなる。身分が高いくせに下働きの理依子をまるで貴族の令嬢のように扱う魔術師コールスに、理依子は戸惑いつつも彼との親交を深めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-13 07:31:15
116752文字
会話率:61%
平凡な女子高校生は、窓際の一番後ろの席に授業中にしか現れない彼が気になっていた。なぜならどうやら彼の存在は自分しか気づいてないようだったからである。そんな彼との短いようで長いような日々。
(pixiv企画のために書いた作品ですがこちらに重
複投稿させて頂きます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-27 07:26:29
3983文字
会話率:38%
この春、新たに高校生になった女子生徒の毎日(休日除く)を1日ずつ綴った小説。出席番号が1つ前の真希ちゃん、隣の席の殿村くん、学園のアイドルことクラスメイトの中川くん――退屈な日常を、今日もなんとか生きてます。※1ページにつき1日となっている
ので、ページによって文章量に大きく差があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-16 18:00:00
50109文字
会話率:39%