魔術という概念が、神秘的だった時代は今や昔。
魔術というものは、ごく当たり前の文化となっていた。
花を咲かせたかったら、土魔術。
飲み物を飲みたかったら水魔術というように、この世には魔術があふれていた。
だがしかし、なんの神のいたずらか、あ
る時を境にこの世は火、水、雷、氷、土、風、生、体の8種類の魔術しか使うことができなくなってしまった、
その時、世の中は大いに乱れた。
平和というものは忘れ去られ、世は戦乱の時を迎えた。
それはそれはおぞましく、国同士がぶつかり合い、死者であふれかえっていた。
そんな戦争が10年続いた。
10年というものは短いようで長い。
すべての国が、優秀な魔術師を多く失い、疲弊していった。
各国は、協定を結び、このようなことはないようにという願いを込めて
アウレリウス1345年 不可侵永和条約が結ばれた。
そして魔術というものは各国で共有すべきものであるということが共通認識となり、全7か国の資金を使い、アウレリウス魔術師養成学校が建設された。
7か国の資金で建設された学校は、まさしく平和の象徴ともいえる存在となったのだった。それから100年が経った。
魔術師養成学校もたくさんができ、数多の優秀な魔術師が排出された。
そして、優秀な魔術師の中でも特別に強い一握りの魔術師は「神から選ばれた魔術師(ナンバーズ)」と呼ばれ、絶大なる人気と地位を確立していた。
そして今、「神から選ばれた魔術師(ナンバーズ)」になるための一歩が開かれようとしていた。
そして腰に刀を携えた少年、春風未来もそんな養成学校に通おうとしていた。
しかし、受験時
「あなたには才能がありません」
無情にもそう告げられる。
この世では何より才能が重視される。才能がないというのは魔術師として致命的だった。
だが未来は、諦めない。いや諦められないのだ。
家族のため、妹のため、そして何より彼自身のために。
「才能がなくても、認めさせてやるよ」
春風未来の挑戦がこの瞬間始まったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 23:09:33
103728文字
会話率:33%
これは『英雄』の孫で、『大英雄』の息子の紅葉場隼人が『大英雄』を超える存在『超英雄』になるまでの物語。
彼は『近くで死んだ魔物の能力を吸収し、使用できる』という【魔法】と、謎の力【双子座】を駆使して大切なものを守ろうと奮闘します。
――『
悲劇』と『絶望』の先にこそ『真の英雄』は生まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 12:28:03
170027文字
会話率:30%
そこは様々が"人種"が共に暮すシファノス公国。
大きな戦争こそないものの、資源を巡る利権争いで有利に立つために必要とされる軍人を育成するための学び舎、シファノス陸軍学校には"天才"と呼ばれる少年がいた
。
ケント・バーレス。一見平凡なその少年こそ、シファノス陸軍学校のエリートコース、魔戦科始まって以来の天才と呼ばれる逸材であった。
そんな彼に試練が降りかかる。二年生からの試験は他の学科との合同だというのだ。
ケントと同じ班になったのは二人の少女。しかし彼女らはケントとは逆の意味で目立つ生徒であった。
同じ班となってしまった天才と落ちこぼれ。果たしてケントはこの試練を乗り越えることができるのか。
天才の夢、落ちこぼれの願い。生まれ持った才能と努力の価値。
様々な"人種"が織りなす異世界学園魔法バトルアクション。
カクヨムにも記載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894850329折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 11:26:32
110058文字
会話率:36%
北の王国ノースグランドで繰り広げられる、学園魔法バトル。果たして、新入生クリストファー・クロスはNo.1の座に付けるのか、、
キーワード:
最終更新:2017-08-04 00:28:32
1249文字
会話率:29%
弱肉強食の学園『国立大学付属睦月学園』に入学した久我絢斗。
しかし彼は、その学園で無能扱いをされる。
だが彼には野望があり、その野望のため、戦い続ける。
学園魔法バトルアクションここにあり!
最終更新:2016-11-20 00:42:05
2865文字
会話率:31%
極東の魔術国、ヒノリス国の高等魔術学院に、一人の新入生がいた。名は箱追あざけり。
他人を侮辱することを目的として生まれたような彼と、その周囲の人々に積もる、怨嗟と復讐心渦巻く、学園魔法バトルファンタジー……に、なればいいな。
最終更新:2015-12-21 21:00:32
23349文字
会話率:17%