魔物のような真紅の目を持ち、悪魔を使役とする少女アグニは、村を滅ぼそうとしていた。
ところがまさにその日、村の外から「魔術の先生」を名乗る女魔術、エチカらが訪ねて来る。
彼女は選択を迫る。この村で腐るか、魔術師を志すことに挑戦するか。
アグニは彼女の手を取り、名をルビーと改めて、初めて村の外の世界を知る。
学園に編入したルビーは「知る」喜びに夢中になるが、そんな充実した日々はルビーの使役の悪魔が問題を起こしたことによって崩壊してしまう。
そうして学園都市エルシオンを追放されたルビーは、エチカの友人のとある魔術師へ預けられることになったのだった。
エルシオンの魔術師たちが口々に噂する、その得体の知れない魔術師のもとへと。
【要約】
学園を追放された問題児の魔術師見習いが、とある魔術師に弟子入りして各地で活躍し返り咲くお話。
・序章(10話まで)はいちにち2回更新、1章からはいちにち置き更新。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 19:21:56
931952文字
会話率:34%
十五歳の誕生日、子爵家令嬢フェイリア・エルドリンドは自身の身に覚えのない罪を着せられることになる。
何も知らないフェイリアに下された罰は動物に身を窶し、家名を抹消の上で追放されるというもの。
見たことの無い薬によって猫にされたフェ
イリアは家から放逐され、慣れない身体で生き延びようと奮闘するも、それもすぐに限界が訪れる。
彼女が孤独に震えながら、ただ死神の足音が近づいてくるのを聞くだけとなった時、それは現れた。
全身を鮮血に濡らし、赤黒い中に真紅の目だけを爛々と輝かせる、怪物のようなそれが。
これは寂しい公爵と、一匹の猫の恩返しの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 19:53:16
101067文字
会話率:39%
会社帰りに歩道の工事現場から穴に落ちた。
気づけば空から落ちている途中。
地面に叩きつけられた瀕死のヒロインの前に現れたのは、真紅の目隠しをした魔眼の騎士様だった――――。
なんの見返りも求めず、ヒロインの怪我を癒やしてくれる魔眼の騎士。
全てを委ねていいのか分からず、オドオドしつつも少しずつ心を開きだすヒロイン。
二人の想いは少しずつ近くなっていく。
そして、恋から愛へと変わっていくのだったが――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 08:10:10
56139文字
会話率:39%
その世界には“血族”と呼ばれる輩がいた。
彼らは圧倒的な力を持ち、人を蹂躙し、そして“喰う”……人々は彼らを恐れ、怯えることしか出来なかった。
……しかし、そんなモノ共を“狩る”者がいた。
彼らは“イェーガー”と呼ばれ、日々“血族”と戦い続
ける。
……そして、その中に真紅の目を持つ少年がいた。
全身を黒く染め、闇をも砕く少年。彼は血族を狩る。そして、叫ぶ…!
『テメエに“十字架”を……くれてやる!!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-10 18:49:44
29916文字
会話率:39%
『平成の切り裂きジャック』現る!四人の女性が無残な姿で発見された犯罪現場。三日月の下で逃げ回っていた少女は想像もしない相手に遭遇した。
最終更新:2009-04-12 21:03:36
3278文字
会話率:15%