「村の外の者に、決してカイリの歌を聴かれてはいけない」
ある日、事故で死んだ主人公カイリは、記憶を持ったまま異世界へと転生した。
だが、記憶を持っていようとも、期待していた様なチート能力など微塵もなく。
それどころか足手まといでさえあ
るカイリは、しかし故郷の村で満ち足りた生活を送っていた。
窒息死しそうなほどに愛してくれる両親。
十近く離れた年下の友人を剣の師匠と仰ぐ日常。
歳の離れた娘に求婚される日課。
厳しくも優しく見守ってくれる村の人達とのふれあい。
だが十六歳の成人を迎える間際、カイリはある疑問を持つ様になる。
「村の外の者に、決してカイリの歌を聴かれてはいけない」
幼い頃からのこの決まり。
それが紐解かれる時、世界の真実が姿を現す――。
*童謡・唱歌の著作権について
作中に出てくる童謡・唱歌に関しては、曲、歌詞共に著作権が切れているもののみ使用しております。
万が一「切れていないんじゃないか」と思うものがありましたら、指摘して下さい。改めて年月等確認致します。
また、作中で使われた曲については、この下に列挙していきます。
【話に出てきた順。敬称略】
*故郷(ふるさと) 曲/岡野貞一 詞/高野辰之
*うさぎとかめ 曲/納所弁次郎 詞/石原和三郎
*赤とんぼ 曲/山田耕筰 詞/三木露風
*ゆりかごのうた 曲/草川信 詞/北原白秋
*雪 曲/文部省 詞/文部省
*紅葉 曲/岡野貞一 詞/高野辰之
*牧場の朝 曲/船橋栄吉 詞/文部省
*あめふり 曲/中山晋平 詞/北原白秋
*朧月夜 曲/岡野貞一 詞/高野辰之
カクヨム様でも連載中。
ただし、一話を二つに分けたりしていますので話数が違っています。
また、微妙に修正したり加筆している部分も出てくると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 19:00:00
52528文字
会話率:37%
家族を失い、宰相の養女として水の都・瑚滉に暮らす白秋は、ときおり虎に変じてしまう身体。
虎に心が呑まれていくことに悩む白秋だったが、ある日、辺境から来た司春という若者と出会う。
都のしがらみに囚われない司春との、どこか腹立たしくもすがすがし
い交流を重ね、お互いに心ひかれ合う頃、白秋の前に家族の仇である男が現れる。
復讐と恋心、どちらを選ぶか迫られた白秋の選択は────。
/カクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 19:01:43
80060文字
会話率:35%
青春と朱夏のあいだに、紫の経験。
最終更新:2024-09-18 07:00:00
314文字
会話率:0%
四十年前の戦乱以来、平和が続く国、燦国。
とある剣術道場で刀を教える老人、頑羽は、かつての戦乱の中、千人斬りを成し遂げた“刀神”と呼ばれる生きた伝説である。
その刀神のもとを、一人の少年が刀の試合を挑みにやってくる。その名は仔繰。
その出会いこそは、刀の道を極め、やがては燦国全土をまたにかける一大叙事詩の始まりであった。
――――古代中華風の世界で巻き起こる《剣戟ロマン活劇》ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 23:37:45
83344文字
会話率:39%
私は自殺する……。いじめや家庭内暴力から逃げるために……。
ああ、そのはずだったのに、なぜか私は異世界でエルフの少女ルィイに拾われて、一緒に生活することになってしまった。
でも、ルィイはこんな私を必要としてくれる。一緒に暮らすことを
許してくれる。そして私の話を馬鹿にすることなく聞いてくれる。
そう、私はいじめとあの両親から逃げることができたのだ……。
そしてやがて私は気が付いた。気が付いてしまった。
自分の心の真ん中の、やわらかくて甘い場所に、ルィイがいついてしまったことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 19:03:34
35660文字
会話率:34%
ここは『タマゴの庭』。
人になる前の、赤ちゃんとして生まれる前の、タマゴたちが集まる場所。
タマゴたちは、一度、この『タマゴの庭』へやってきてから、人になることを決めるのです。
おや? どうやらまた、ふたつのタマゴがこの場所へやっ
てきたようですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-29 20:00:00
5099文字
会話率:42%
秋、とあることをきっかけに若い画家の青年が再生していく。
最終更新:2022-10-06 02:48:26
1218文字
会話率:16%
とある少女の他愛のない睡眠。
最終更新:2022-01-19 17:11:23
2174文字
会話率:12%
高校1年生の春、白鷺賢二(しらさぎ けんじ)は父親の倒産寸前の会社の再建を校内トップクラスの美少女で大企業の社長令嬢、天河鈴音(あまかわ すずね)にやってもらう代わりに、とあることを命令される。
それは、イケメンで頭脳明晰で運動神経も良
く性格も良いと言うまるで神様に二物も三物も貰ったような同級生の雨宮誠也(あめみや せいや)と恋仲にしてほしい、というもの。
様々な方法で鈴音と誠也をくっつけようとするも、様々な勘違いや強大な恋のライバルに阻まれたりして……
「あーっ!!!俺偶然映画のチケット2枚持ってるわ!!!2人で行ってきなよ!!!」
「おい!今だよ鈴音!今飛び出してその持ってるアイスクリームを誠也にぶつけてやるんだ!」
一見かわいそうにも見える賢二だけど、なぜか許嫁ができたりメイドが住み着いたりモテ始めたり、しなかったり…?
無事、2人をくっつけるという目的を達成することは出来るのか!白鷺賢二も、幸せになれるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 12:00:00
42977文字
会話率:61%
なんてことない毎日。世の中は見たものそのまま。
そこに表れる魔女と降りゆく雨。
現れた魔女とは...?
キーワード:
最終更新:2021-11-15 20:00:00
62962文字
会話率:60%
北原白秋の詩から連想した怪談(怖くない)です。
最終更新:2021-07-14 10:14:13
5459文字
会話率:14%
白秋祭は今年は中止です。
こういう雰囲気のお祭りですよ。
最終更新:2020-10-28 12:14:09
2206文字
会話率:0%
ある日、祖父が言いました。
僕も長く生きた。
多くの時代を越え、いくつもの国に渡り、数えきれない人たちと出会った。
もう僕しか覚えていない言葉があり、僕だけが知っている人生がある。
このまま彼らが忘れられ消えていくのは、どうにも残念でならな
いんだ。
だから、ほら。おとぎ話みたいなものだと思って、少しのあいだ耳を傾けてくれないか。
※ローファンタジー世界を題材にしたオムニバス形式の散文詩です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 16:00:00
4035文字
会話率:0%
原因不明の眩暈で倒れた冬月歩海(14歳)は、中学校の保健室で目を覚ました。
養護教諭である美人教師、東城の紹介で知り合ったのは、ひねくれもののビジネスカウンセラー、辻夏樹(38歳)。彼が営むヘルスカフェ・アネモスで手に取った画集をきっかけに
、美術に興味を持ち始めた矢先、一人の少年と出会うのだが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 04:35:05
70986文字
会話率:31%
友達がいなく、青春を生きれていない高校一年生の朝野光(あさのひかる)の前に突如現れた芸人志望の同級生の月山夕(つきやまゆう)。忘れかけていた喜びと青春の楽しさ。そして自分との闘い。青い春を生きる二人の男子のお話。後編。
最終更新:2019-04-11 22:28:44
20107文字
会話率:62%
友達がいなく、青春を生きれていない高校一年生の朝野光(あさのひかる)の前に突如現れた芸人志望の同級生の月山夕(つきやまゆう)。忘れかけていた喜びと青春の楽しさ。そして自分との闘い。青い春を生きる二人の男子のお話。
最終更新:2019-04-11 22:11:07
44326文字
会話率:45%
”天罰”――それは人々に与えられる神の裁き。
天使という”天災”に人々が脅かされる世界で、”平凡な日常”を送りたいと願う真白秋也は、しかし一人の少女と出会ったのを皮切りに、様々な事件、天罰へと巻き込まれていく。
そうして彼は”天使”の真
相へと迫っていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-11 00:23:18
70196文字
会話率:45%
50年前、謎の爆発事故によって東京は壊滅した。ここはその土地を利用してつくられた近未来型都市「EVEREST」。国立星刻立花学園に通う学生・初姫刕夜は学内での成績は全て平均より少し上という平凡な男子高校生だった。ある日、彼は武装した1人の少
女と出逢う。輝夜深刕と名乗った少女は刕夜を“魔王”と称し刃を向ける。この日から彼は平凡とはかけ離れた“魔望器”を巡る“魔器”たちの戦いやEVERESTの陰謀に巻き込まれていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-23 17:45:47
2917文字
会話率:67%
超メジャーすぎて、作者の名前さえ書いてなかったけど、むろん作者は、北原白秋、もう歴史上の人物だから、逆に「さん」や「様」なんかつけられないよね。
最終更新:2017-11-10 07:26:23
1204文字
会話率:5%
腐れた日々を過ごす少年はある日、行き倒れた女の子を拾う。その女の子は自分を妖怪、猫又だと言い、少年に自分を飼い猫にしてくれと頼む。妖怪ものです、少し戦闘入ってます。
最終更新:2016-02-21 12:25:54
14244文字
会話率:48%
蒼春院に帰ったロジーナ達を出迎えてくれたのは、普段は白秋院に配属されている蒼藍、アンディだった。凄腕の魔道士である彼にイルが手合わせを願ったところから、思わぬ方向に事態が動いて・・・
蒼藍シリーズ、第二弾。
最終更新:2015-01-28 23:18:35
43460文字
会話率:51%
「八百の災い招く紅き鬼」の伝承とそれを封じたとされる百石神社がある東京都S区御滝地区。人と妖の血をもつ半妖、白秋鈴音(しらとき すずね)は、この地を拠点に活動する退魔師だ。彼は旧友の吸血鬼から、「強き念が籠った呪いの般若面を取り戻し、憑かれ
た人を助けて欲しい」という頼み事を受ける。容易に解決できるかと思われた仕事は、思わぬ出来事によって更なる怪異へと繋がるのだった。(一部ボーイズラブ表現があります。苦手な方はおやめ下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-09 03:30:39
20826文字
会話率:53%
県立白秋高校に入学した常盤将人はソフトテニス部に中学時代の友達とソフトテニス部に入部しようと考えていた。しかしその友達は硬式テニス部に入部すると言い出して・・・
最終更新:2012-09-03 23:57:16
2604文字
会話率:57%