勇者パーティの一員、レク。
誰も名前を呼ばないその存在は、物語の片隅に立ち続けていた。
ある日、彼は問いを抱く。
「自分がいなくなったら、誰か気づくだろうか?」
物語の裏側で、静かに、確かに、何かが動き出す。
――これは、とある脇役の
語りから始まる、
忘れ去られた者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 17:31:33
662文字
会話率:0%
とある世界、とある国の公女として転生したわたくしは、ようやっと自分が転生した世界に気付いた。
一人の儚げな村娘を巡って争う二人の男達を見て。
「……ジゼルじゃん」
その呟きは誰にも届かないが、わたくしは目の前のこの状況を見て考える。…
…浮気する婚約者、いらなくない?
わたくしのこの結論が辿る物語の結末は、わたくしの為のハッピーエンド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 00:00:00
9112文字
会話率:25%
ヒロインの登場で前世の記憶を思い出した私。ここは、幼少期に大好きだった絵本の世界だった?!
脇役の私は、本編とは関係ない自分の道を進みます! 婚約者のお兄様と幸せな未来を目指して、私を嫌いな婚約者様と、ヒロインを虐める悪役令嬢にハッピーエン
ドを! え? でも、これって本当は最初から仕組まれてました……?!
絵本の世界に転生した主人公が、物語の裏側で繰り広げられる純愛?溺愛?ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 18:23:30
77070文字
会話率:43%
馬鹿な王子によって聖女が婚約破棄され、追放される。その結果、国を守る結界は失われて王国は滅んでしまった。馬鹿な奴らは皆殺しだ。
追放された聖女様は、隣国の王子に溺愛されて、幸せに暮らしましたとさ。
そんなありきたりな物語の裏側で、
確かに生きた男がいた。
そんな男の生涯によって、動かされた者達がいた。
これは、物語に語られる事すらないとある領主が、己の義務に従って生き、遺された者達に確かに何かを残す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 19:52:33
10222文字
会話率:28%
魔王がいて勇者がいる。
勇者は、旅の間、様々な人達を助けた――つもりだった。
これは日本人の召喚勇者が、異世界の事情を理解せずに、
自分の勝手な価値観で、奴隷少女を助けた事から始まった負のドミノです。
最終更新:2017-08-27 07:00:00
2341文字
会話率:36%
前世の記憶を残したまま異世界に転生した主人公、レオナルドは街で本屋を営んでいた。
そんなある日、レオナルドは道で倒れていたいかにも訳ありな美少女、ミリーを助ける。
その少女は主人公の暮らす国───ウォンダランド王国の公爵家の長女だった。
しかし、無実の罪を着せられて王都から追い出されてしまったらしい。
転生主人公と悪役に仕立て上げられた元公爵令嬢が様々な障害を乗り越えつつ幸せを手に入れていくお話です。
砂糖吐き展開で、ゆっくりと進んでいきます。
【本編完結しました!】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-17 20:00:00
329494文字
会話率:38%
前世の記憶を残したまま異世界に転生した主人公、レオナルドは街で本屋を営んでいた。
そんなある日、レオナルドは道で倒れていたいかにも訳ありな美少女を助ける。
その少女はどうやら公爵家の長女らしく……。
乙女ゲーム展開に従って退場させられた、
悪役に仕立て上げられた令嬢のその後を描いた作品です。復讐ざまぁ、はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-11 22:40:44
13611文字
会話率:36%
群雄割拠、国取り盛んな時代に大国に挟まれ滅亡の危機にあった小国ジャルノを救った救国の英雄マフシード一族の長ラフシャーン・ゴルグ・マフシード。
美しい獣のような彼にマーシャは夏至の夜、恋に落ちた。
『主役達の物語の裏側で(+α)』と地続き
のもう一つのマフシード一族を巡る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-02 10:10:03
10454文字
会話率:27%
それはあまりにも不遇な騎士の物語。
世界の命運を掛けた旅の中で神に選ばれし聖なる御子と彼を慎ましく支えた王女は大恋愛の末に結ばれた。
「誰しもが彼等を称賛し英雄譚の主役達のようだと誉め讃えるが俺にとっては婚約者を奪った間男と浮気者な婚約者様
でしかない!!」
突然の婚約破棄の挙げ句に長年の忠誠を踏みにじられた騎士は間男との将来を祝福しろと命じられ全てをかなぐり捨て怒りの拳を間男に振り上げた。
誰に疎まれようと王家から与えられた信頼があったから成り上がりと言われようと耐えてきた。
最悪の形で忠誠を裏切られた騎士は飛び込んだ酒場で同じ境遇の女性に出会い酒を酌み交わしやがて旅に出る。
前日譚と後日譚が追加されました。
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 21:11:24
28123文字
会話率:28%
それはあまりにも不遇な騎士の物語。
世界の命運を掛けた旅の中で神に選ばれし聖なる御子と彼を慎ましく支えた王女は大恋愛の末に結ばれた。
「誰しもが彼等を称賛し英雄譚の主役達のようだと誉め讃えるが俺にとっては婚約者を奪った間男と浮気者な婚約者様
でしかない!!」
突然の婚約破棄からの間男との将来を祝福しろと命じられた一人の騎士は全てをかなぐり捨て怒りの拳を間男に振り上げる。
誰に疎まれようと王家から与えられた信頼があったから成り上がりと言われようと耐えてきた。
最悪の形で忠誠を裏切られた騎士は飛び込んだ酒場で同じ境遇の女性に出会い酒を酌み交わすことになる。
アルファポリス様でも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-22 23:03:39
6432文字
会話率:19%
私はこの物語を知っているーーー。
剣や魔法やあらゆる人種の混ざる世界。200年前から混沌に堕ちた愛しく狂おしい程に歪なこの世を。私は生まれ落ちる以前からよく知っていた。
そうーーー、此処は『ある物語』の世界なのだ。
***
ファンタジー/転
生/脇役視点/悪役サイド/BL表現あり
異世界転生?と言っていいのかわからないくらい主役は空気というか、傍観に近いです。なぜなのかはとりあえずはじまりを読んで頂ければわかるかと…。
そんなこんなで一応メインで視点進行するポジションが諸事情により色々制限も多いので、視点はその時に合わせて変わることもあるかと思います。
そして主人公(?)にはフラグは立ちません。その横の人というかご主人様がほぼメイン。物語を見守る脇役主人公なので主人公が愛されなきゃ嫌だという方には申し訳ありませんが、そういった展開は望めないかと…。
前世からの知識という点で転生チートは若干あります。
転生ものが書きたくて主役を急遽変更したので全体ふわっとしてます。まったり更新予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-09 11:41:29
21206文字
会話率:8%
復活した魔王と魔族を討ち果たしてくれと、異世界に召喚されてしまったごく普通の女子学生としての日常を送っていた少女、黒金・桜。
異世界に召喚されても仕方ない異能こそ持ち合わせてはいるものの、戦いにあまり役に立つ代物ではないと思っている彼女は、
どうにかして逃げ出せないかと頭を悩ませていた。
そうこうしている内に、女神の加護と親和性の低い今の内に勇者を討ち果たそうと、魔王軍が強行進軍を開始した。
それはそれとして、物語の裏側でノリと勢いだけで世を引っ掻き回す愉快犯が動き始めていた。
果たして、悩める臆病者、黒金・桜は全ての魔の手から逃げ切れるのだろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 01:53:19
19072文字
会話率:45%