魔法と剣とインターネットのある世界。
アンダーグラウンドというより汚泥のそこに溜まっているヘドロみたいな連中が集うアラクネット掲示板。
そこに婚約破棄と国外追放のダブルコンボを食らった聖女が降臨する。
『強制服従』の呪いを『安価』に置換し
た聖女は、重要な判断をスレのカスどもに委ねた結果、魔王城に向かうこととなり……
これは、ひっそりしていたいのにバカどもによる安価のせいでなんだか勘違いされまくり、最終的には『救世の聖女』とか呼ばれる少女の悲喜こもごもな話――
(カクヨムにも同じのを上げています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 23:32:17
588367文字
会話率:27%
生まれてから一度も病院から出ること無く18年という人生を終えた青年、伊良拓斗。
彼は死後、不思議な世界で目覚める。
困惑する彼に語りかける少女は、驚いたことに彼が生前一番好きだったシミュレーションゲーム『Eternal Nations』に出
てくるキャラクター――「壊れ性能」でおなじみの英雄ユニット『汚泥のアトゥ』だった。
破滅を司る文明『マイノグーラ』の支配者となったイラ=タクトと、現実世界を知る配下アトゥ。彼らはその邪悪な力を持って――ひたすら内政する為に引きこもろうと企んでいた!
★GCノベルズ様より発売中!書籍絶賛発売中!★
2019年11月30日 一巻
2020年6月30日 二巻
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 20:00:00
1052152文字
会話率:24%
ある日の夕方、精神科医の男はパソコンの画面から顔を上げ、椅子からそっと腰を浮かせた。
音が聞こえたような気がしたのだ。不審に思い、耳を澄ます。おかしい、診療時間はとっくに終わっているし、最後に戸締りも確認したはずだが……。
男がドアに
目を向けた瞬間――ゆっくりと開き始めた。
驚き、体が硬直する。そのまま目を凝らし見つめていると、そこから現れたのは――
「え、鬼……?」
凝り固まった血のように暗く濃い赤の肌。小便を思わせる濁った黄色い目。汚泥のような茶色い腰布をまとい、身の丈四メートルはあろうかという巨体。そしてその頂点には、鋭くそびえ立つ二本の角。まぎれもなく、鬼である。
しかし、もちろんそんな存在を認められるはずがなく、男は絶望した。とうとう、自分がいかれてしまったのだ、と。
鬼は静かに腰を落とし、その巨体をぐっと屈めて男と目線を合わせると、意外にも穏やかな声で言った。
「どうも、突然の訪問失礼します。私、地獄から参りました」
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最終更新:2025-05-27 11:00:00
3154文字
会話率:46%
「なん、な、な、に、なに、な」
目覚めた彼は脳内で渦巻く思考の奔流に溺れた。思考と呼ぶには欠ける汚泥の川であり、抑えようとしても、水しぶきを上げるように言葉が断続的に漏れ出る。
彼が意識を取り戻したことに気づいた看護師が医者を呼んだ。
その医者が彼に言った。
「やぁ、意識が戻ったようですね。よかった」
「よか、よか? なに、あ、あ、なに」
口がうまく回らないことに彼は恐怖を覚えた。だが、周りの様子から見てここは病院で、麻酔が効いているせいだろうと考えた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-20 15:00:00
1352文字
会話率:55%
囲まれた壁に、爪あとをつけてやる気すらおきない。
最終更新:2025-05-24 11:57:06
332文字
会話率:0%
伝染性の脅威”汚泥”とそれに染まった怪物”囚人”に脅かされ、フェンスの中の黄昏の太平を貪る未来世界のHELL-0-GLOBE(ハローグローブ)。
それを維持する為に組織された、素行不良の使い捨て戦士たち”獄卒”。新米公務員のタイロ=ユー
サは、そんなロクデナシ達を管理する”獄卒管理課”の獄吏である。
ロクでもない獄卒と食えない同僚にへきえきしながら退屈な毎日を過ごすタイロの前に、成績はエースだが問題行動の多い要注意人物だという異形の獄卒が現れる。
しかし、彼と出会ったその日から、この世界を取り巻く”知らなくても生きていけること”に巻き込まれ――タイロの何でもない日常が、静かに壊れていくのだった。
本作品は丹下左膳と捜神記の干将莫邪をモチーフ・オマージュにした(他の作品も少し)、ちょっとサイバーなSF風アクションを目指しています。
(基本的にオマージュしました作品は著作権保護期間が終了したものでありますが、問題があれば対応いたします)
カクヨムにも重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 06:20:00
631004文字
会話率:44%
伝染性の脅威”汚泥”とそれに染まった怪物”囚人”に脅かされ、フェンスの中の黄昏の太平を貪るHELL-0-GLOBE(ハローグローブ)。
囚人を狩るために重犯罪者で組織された、不死身の強化兵士の『獄卒』は、肉体改造を受け、フェンスの外で囚
人を狩るのを生業としている。
そんな獄卒の中に、成績がずば抜けて良いながら、素行が悪く万年UNDER評価の獄卒の男がいた。
未来なき強化兵士達の楽しい黄昏ディストピアアクション。
こちらはU-RED in THE HELL—ナラクノネザアス—のバトル多めの読み切り作品を集めた番外編です。本編より未来の話もあるためネタバレもありますが、単体でも読めるようにしています。
カクヨムと重複連載しています。
本シリーズには丹下左膳及び大菩薩峠(あと少し宮本武蔵)をオマージュ・モチーフにした部分が含まれます。(オマージュしました作品は著作権保護期間が終了したものでありますが、問題があれば対応いたします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 06:56:39
61492文字
会話率:36%
お釈迦様は汚泥に苦しむ生き物をすくいあげ、清い水場に連れて行ってくれるといいます。
蛟を主人公とした、童話風の掌編小説です。
2020年ごろの作品。
最終更新:2025-04-03 19:47:13
1204文字
会話率:0%
煌びやかな生活をする者たちと、汚泥を啜って日々を生きる者たちが明確に分けられた時代。
アポカリプスがもうすぐそこまで来ている様な世界の片隅で、スカベンジャーを生業とする男が見つけたものは…
最終更新:2025-01-07 18:00:00
41691文字
会話率:61%
剣と魔法のファンタジーに、怪異という要素を加えた作品です。
怪異と言っても都市伝説的なものではなく、一般人には見えない、よくわからない存在を怪異としています。
一話完結型(一章完結型)で、各話のつながりはそこまでありません。主人公とそ
の師匠が各地を回って人助けをしたり、事件に巻き込まれていきます。
各話の最初に、あらすじを書きます。
世の中には怪異という、よくわからないものが存在する。
怪異には剣も魔法も通じず、普通は見ることもできない。そして一般人が関わってしまうと、大概厄介な目に遭う。
そんな怪異を見ることができ、対処することもできるのが異術師だ。
彼らは各地を旅し、怪異に脅かされた人々を助けて回っている。
ある日、ドリアードの国が怪異によって滅ぼされた。
森も街も大地も、一切が黒い汚泥に変えられてしまったのだ。
唯一の生き残りであるドリアードの少女は、異術師の男に助けられた。
そして少女は異術師の男に弟子入りした。金儲けのために。
どこまでも自尊心が高く、傲慢で利己的で、自分こそが世界で一番可愛いと思っている少女と、三大欲求すらないほど無欲な男は旅をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 09:07:50
257187文字
会話率:55%
◇毎日17時に三話ずつ投稿します。
全三十五話、最終日は五話投稿です。
三嶋透(みしまとおる)は、PTSDに起因する記憶障害に悩まされていた。
姉は、彼を愛していた。
同級生は、彼に興味を持った。
女は、嗤った。
──そして、彼を
取り巻く世界は、残酷だった。
※別作「汚泥の花 ~僕とメンヘラの妹の閉じた世界と、介入してきた依存させたい系同級生~」と世界観を共有しています。続編ではないので必ずしもお読みいただく必要は無いですが、読んでいただくとよりお楽しみいただけます。
https://ncode.syosetu.com/n3243je/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 17:00:00
87931文字
会話率:36%
──重なり合わない、兄と妹。
情緒不安定型メンヘラの妹。
自我が弱く意志薄弱で流されやすい。
依存させようと画策する同級生。
そんな三人のお話。
最終更新:2024-06-30 19:00:00
64104文字
会話率:24%
「お初にお目にかかる。––––––そして、これまでの忠義、誠に大義であった」
「さあ、神喰らいの計画を始めよう」
・・・
家族を殺され、命を脅かされ。生きる術を奪われた、まさしく汚泥のごとき生き様の少年。
雪山の最奥にて彼が見つけたのは、
破滅をもたらす太古からの使者––––––『真祖』と呼ばれる少女だった。
『真祖』、『汚泥』
『盗賊』、『巫女』
『画家』
『傭兵』
『僧侶』
そして、『王子』
神とそれを崇める教団が趨勢を支配するこの世界で、ちっぽけな反抗心が神の喉元に喰らいつく––––––。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 22:20:00
25973文字
会話率:38%
ー転生?ナイナイ!本格ファンタジー群像をここはひとつ!ー
「お初にお目にかかる。––––––そして、これまでの忠義、誠に大義であった」
「さあ、神喰らいの計画を始めよう」
・・・
家族を殺され、命を脅かされ。生きる術を奪われた、まさしく
汚泥のごとき生き様の少年。
雪山の最奥にて彼が見つけたのは、破滅をもたらす太古からの使者––––––『真祖』と呼ばれる少女だった。
『真祖』、『汚泥』
『盗賊』、『巫女』
『画家』
『傭兵』
『僧侶』
そして、『王子』
神とそれを崇める教団が趨勢を支配するこの世界で、ちっぽけな反抗心が神の喉元に喰らいつく––––––。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 23:37:16
26073文字
会話率:37%
土手に転がっている青年を、桔梗は不良だと思っていた。話してみてもとっつきにくくて、ちょっと悪そうな感じがする。こっちは向いてくれない。でも。丁度良い距離感だったから。つい何度も隣に座り込んだ。
最終更新:2024-05-31 23:00:00
34042文字
会話率:58%
勇者エレクは魔王討伐後、謎の体調不良で砦での任務を休んでいた。エレクは聖女不在の間に兵士たちに追い出されてしまう。エレクがいない事を知った聖女は発狂、そんな彼女を呼ぶ声。声は聖女の事を「」と呼ぶ。エレクは全ての謎を解き明かすべく、勧善懲悪
ではない、5つの救いのない話をなぞらねばのらない。昔懐かしの英雄譚と言うには救いはない、それでも、歪められた人の持つ可能性をエレクは解放しなければならない。※物語全体としてはハッピーエンドですが、一つ一つがバッドエンドなので二つ入れてます。勇者はチート系ですがハーレムはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 20:47:20
10025文字
会話率:47%
マジでクラいエッセイを書きました
耐性ある人はどうぞよろしくお願いいたします!
最終更新:2023-09-22 20:43:33
1878文字
会話率:0%
畑と家は踏み焼かれ、森も川も枯れ、魔王が暴虐の限りを尽くす悲しい死の世界…アルマ。
そんな世界を憂いた神様は一人の勇者をこの世界に招き、今まで死を待つだけだった人々に勇者はこう言いました。
「私がこの世界を救ってあげる!!こういう展開は
いくつもラノベで見たことあるから!!」
そして一人の勇者のおかげでアルマは救われ、それ以降魔王は姿を現す事は無く平和な世界になった…が、平和を謳歌しすぎた人々は争いを始めてしまう。
そんな争いの絶えない世界で『色』を持たない少年は自分の居場所を探した…。
※三日に一回の投稿ペースですが、その分書けたら書けた分だけ投稿させて頂きたいと思います。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 09:00:00
892013文字
会話率:82%
「俺たちの戦いはここからだ」やっとの思いで魔物を倒したあと、勇者ライアンは高らかに言った。聖女エリカはブチ切れた。
「ちょっと待って、何言ってんの。もうおしまい。終わりよ、終わり。こんなことやってられるかっつーの」
元少女で乙女だった聖女エ
リカ。十年にも及ぶ魔物討伐の旅で、すっかりすり切れてヤサグレた。酸いも甘いも噛み分ける、汚泥にまみれたヤサグレ聖女だ。
「私たちみたいに、国に使い潰される勇者パーティーを二度と出したくない。王族や大臣を脅して、勇者パーティー派遣ギルドを作るわ」
ヤサグレ聖女エリカが、みんなを幸せにしつつ、自分の幸せも見つける物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 19:06:29
13318文字
会話率:53%
暴力団『汚泥組』の新入りである佐藤正伸は組長にお茶をぶっかけてしまい、「明日までに小指を詰めて(切り落として)持ってこい」と言われてしまう。
途方に暮れる正伸に、恋人の純子が、
「ソーセージで何とかしましょう! ソーセージと指って似てる
じゃない!」
と提案するが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-05 18:46:27
3640文字
会話率:54%
侯爵令嬢スナー・クリーチは皇太子に婚約を破棄され、皇太子のあたらしい婚約者となったバグ・ラー嬢のもと婚約者とあらたに婚約することに。
お相手はライ・ヤオカム卿、そのあだなは「沼の貴公子」。汚泥のような色の髪に、ほのかにどぶの匂いをさせた
おかただった。
琥珀さまに捧げます。
©2022 弓良 十矢折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 16:50:44
22528文字
会話率:41%
「俺は、英雄になりたかったんだ」
ケインは他の探索者に続いて、迷宮都市の門をくぐった。革鎧と短槍、それと少しばかりの銀貨を握りしめて。
……迷宮の奥深く潜むは、かつて『英雄』と『聖女』が封じた魔物。その首を討てとの令が下った。討伐者
には『英雄』の称号と莫大な富が授けられ、その称号をこそ、ケインは欲している。
多くの探索者が無謀にも挑んで行き、その中の一人にケインは居た。
ケインは都市で出会った五人の仲間と一党を築き、迷宮へと潜っていく。
おぞましき汚泥、悪鬼の王、古戦場の亡霊達。多くの怪物や罠、次々に起こる迷宮の異変。
幾度もの死線と、そして青春。ケイン達は、迷宮を進んでいくほどに成長する事になるだろう。
擦り切れた日々の中で、探索者達は今日もいつの日かの栄光を夢見ている。
*誤字脱字、おかしな表現などを書いてしまう可能性が有ります。そういったものを見つけた場合、出来る限り訂正を感想や誤字報告に頂けるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 07:00:00
90284文字
会話率:25%
神子姫としての修行。その内容は冒険者として汚泥の中に居る勇者とその仲間を探し、導く事。その内容の意味を相談したくても相談できない立場でその修行をするために冒険者になるセレン。
そして、勇者は人知れず召喚された。
――勇者として、召喚される
のが早すぎた彼は、召喚者の絶望の中の願いを叶える為に。
魔王が復活しないために力を貸してくれと―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 20:19:51
22252文字
会話率:50%
繰り返される戦争と、そのたびに開かれる茶会。
戦地の宵闇
立ち込めるは濃霧
虚空に伸びる朽木
粛として音無し
血に侵された汚泥
短命な大地よ
罪深き残酷な獣は 黒雲と共に去りぬ…
出でし旭日は燦として 泥中に萌すはラベン
ダーの花芽
果樹や小山に新緑はよみがえり 霧中に浮かびくるは遠山の連なり
小川はせせらぎ小鳥はさえずる 鵬翼に浴するは七彩の陽光
遠景に聳える古城から一人 男が来たりて茶を注ぐ
嫋々たる緑草 孤立する円卓
淡い紅のクロース 見覚えのあるティーカップ
湯煙はきらと揺らめく 角砂糖は雪解けの如く
囚われの神とマネキン 懐かしい茶会
間もなく陽は沈む
天界は虚無と化す
枯葉が乱れ散る
暗影が滲み渡る
男は帰路を急ぐ
”嵐がやってくる”
戦雲が垂れ込める
聖断は下された折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-05-12 13:47:26
2217文字
会話率:14%