剣と魔法のファンタジーに、怪異という要素を加えた作品です。
怪異と言っても都市伝説的なものではなく、一般人には見えない、よくわからない存在を怪異としています。
一話完結型(一章完結型)で、各話のつながりはそこまでありません。主人公とそ
の師匠が各地を回って人助けをしたり、事件に巻き込まれていきます。
各話の最初に、あらすじを書きます。
世の中には怪異という、よくわからないものが存在する。
怪異には剣も魔法も通じず、普通は見ることもできない。そして一般人が関わってしまうと、大概厄介な目に遭う。
そんな怪異を見ることができ、対処することもできるのが異術師だ。
彼らは各地を旅し、怪異に脅かされた人々を助けて回っている。
ある日、ドリアードの国が怪異によって滅ぼされた。
森も街も大地も、一切が黒い汚泥に変えられてしまったのだ。
唯一の生き残りであるドリアードの少女は、異術師の男に助けられた。
そして少女は異術師の男に弟子入りした。金儲けのために。
どこまでも自尊心が高く、傲慢で利己的で、自分こそが世界で一番可愛いと思っている少女と、三大欲求すらないほど無欲な男は旅をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 09:07:50
257187文字
会話率:55%