目が覚めたら──大好きな乙女ゲームの敵役の王女になっていた。
彼女の名前はアミレス・ヘル・フォーロイト。父と兄を心から愛していたが、その愛が返ってくる事はなくただ利用されて殺された悲運の王女。
父の手で殺されるその瞬間まで愛されたかったと願
う憐れな少女。
前世でアミレスの幸せを願っていた『私』は、転生してアミレスになった事でとある事を決意する。
──絶対に生き延びて、幸せになってみせると。
この世界は乙女ゲーム『UnbalanceDesire』の世界で、ゲーム通りならば向こう十年近くは殺される事もないだろう。
ならばその間に父や兄でさえも簡単に殺せないぐらいの地位や名誉を手に入れよう。
絶対に死にたくないし、幸せになる為にもめいいっぱい努力しよう。
攻略対象達との恋愛は最初からヒロインに任せる。だってそもそもアミレスはヒロインじゃないからね。攻略対象達を救う事も、彼等と恋愛をするのもヒロインの特権だ。
でも…攻略対象達を救う事は出来なくても彼等の未来を守るぐらいならきっと私にも出来る。
だから私は彼等の未来を守る。彼等の未来が少しでも明るく幸せなものになるように。彼等の幸せが、私の幸せに繋がると信じて。
目指すはハッピーエンド……父や兄に殺されるバットエンドを回避して、少しでも多くの幸せな未来を掴み取ってみせる!
初っ端から精霊に愛されたり努力のあまり過剰に強くなったり周りにも愛されたりしつつ、ただ目的の為に突っ走るチート気味暴走王女のお話です。
※当作はアルファポリス様で掲載していた作品を大幅に加筆修正したものになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 20:05:01
2900428文字
会話率:37%
趣味もなく世の中の出来事に無関心な高校生、川畑界斗(かわばた かいと)はその日地球人類の文明を滅亡に追いやる災厄、謎の大怪獣の出現を目撃する。
怪獣出現から2日後、身を寄せていた避難所にも怪物が現れ、誰もがパニックとなり逃げ惑う中、川
畑界斗の前にアタッシュケースを持った神を自称する老人が現れる。
老人は告げる。あの怪獣の名はジムクベルトであり、その正体は神ですら殺せない高次元の存在たる超上位種であると。
ジムクベルトを倒すことはできないが追い出すことはできると……
そして神を自称する老人は川畑界斗にアビリティーユニットGX-A03と呼ばれるマルチウエポン。地球から異世界へと旅立っていった転生者、転移者、召喚者から能力を奪うツールを手渡す。
ジムクベルトが地球に出現したのは地球から数多の異世界へと多くの者が転生者、転移者、召喚者として渡ったために次元に亀裂が生じたのが原因らしい。
だから、次元の亀裂を生み出している元凶である転生者・転移者・召喚者から能力を奪い、殺す事で次元の亀裂が修復しジムクベルトを地球から追い出すことができるのだと言う。
地球を救うために彼らを殺さないといけないやり方に川畑界斗は嫌悪感を示すがアビリティーユニットを手に取り、転生者・転移者・召喚者らから能力を奪い殺してまわる旅をすることを承諾する。
そんな川畑界斗を神を自称する老人は異世界転生とも転移とも召喚とも違う「地球救済」という目的、使命を持って数多の異世界を巡る「異世界渡航者」と呼んだ。
しかし川畑界斗は聞き逃さなかった。
なぜ使命感や正義感に満ちあふれた者でなく、そんな物は持ち合わせていない無趣味で世間に無関心な自分なのか?と問うた時の返答。その後に小さく言った言葉。
「そのほうが駒として扱いやすい」という言葉を……
だから誓った。神を自称するこの老人は信用しきれない、信用しきってはいけない。都合のいい駒になどなってたまるか!と
こうして神を自称する存在に不審を抱きながらも川畑界斗は異世界へと旅立つ。
これはそんな数多の異世界を巡る異世界渡航者、川畑界斗の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 23:50:16
2433265文字
会話率:31%
都会に上京した、百谷(ももたに)かけるは、亡くなった父の借金を肩代わりすることに。
綺上院(きじょういん)野ばらを殺せば、父親の借金を張消しにすると、鬼村(おにむら)から言われる。
かけるは綺上院の使用人に雇用され、野ばらに近づくが…
…。
*暴力、残酷、流血の描写があります。
苦手な方は、閲覧ご注意してください。
*本作品は「pixiv」でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 18:30:23
9140文字
会話率:33%
この世界がどのような姿なのか記したものはまだない。
大地が生まれた太古より、神と魔物と人間が混在している世界。
人間の『勇者』は、『神』を味方に魔物を地下に封印し、世界を平定した。
が、人間の「勝手」で再び、世界は穢され、封印が解けた魔物は
地上を跋扈し始める。
その魔物を葬る任を負わされたのは、黒い騎士ギルバートと大河の女神の下僕とされた娘ラナだった。
だが、ギルバートとラナは触れ合うことができない。
直に接すると互いを燃やし、溶かしてしまう。背中を合わせで戦うことも出来ない二人は魔物を封じていけるのか。
触れ合うことのできない二人の心はどこに向かうのだろう…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 12:00:00
282458文字
会話率:39%
会社では「社畜」と陰口をたたかれる古参のOL最上萌夏は、かつての後輩に願われて異世界に『流生』してしまう。そこで再開した後輩は、一国の王様の影武者になっていた!
後輩が望むのは、萌夏の事務処理能力で王国を存続させることだった!
これは「黒
の死神は透き通った刺客を殺せない」の姉妹編となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 12:00:00
28913文字
会話率:45%
ラナの護衛騎士を無事勤めたイ・ルーエ・ロダンの新しい出会い…
大人は、小さな想いを心の中に秘めて、何事もなかったかのように暮らす。
苦しいような痛いような…
そんな大人のルーエが出会ったのは、『面倒くさい令嬢』。
彼女もまた痛い思いを奥底に
持っていろ。
これはそんな二人の出会いの物語…
「黒の死神は透きとおった刺客を殺せない 」のスピンオフ。
まだ本編に登場していない人物の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 12:00:00
9660文字
会話率:34%
目が覚めたら、そこは戦場だった。
平凡な大学生・一真(かずま)は、突如として異世界へと召喚される。
王国の『勇者』として期待されるも、与えられたのは剣も魔法もない、空(から)の称号だけ。
そんな中、彼の前に現れたのは──
冷たい紅の瞳を
持つ、美しき魔族の将・レイヴァン。
「――名を名乗れ。お前を殺す者の名だ」
しかし、剣を交えたその瞬間、一真は確信する。
――この人は、俺を殺せない。
戦場で再び出会い、語らい、惹かれ合うふたり。
けれど、王国と魔族の対立、そして神を巡る儀式が、すべてを引き裂いていく。
「あなたを殺すくらいなら、私は……この世界を壊す」
敵として出会った二人が選ぶのは、剣か、愛か、それとも運命の扉の先か。
──これは、『殺し合うはずだった二人』の、世界を揺るがす恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 05:40:00
17822文字
会話率:40%
21歳の青年・虹浦和久は様々な悪しき出来事が重なった末、大学を中退して自殺を決意した。しかしいざ身を投げ出そうとしたそんな折、彼はある出来事をきっかけに自身の特異体質を知る。それは人間を吸血して殺害する生命体・『魑魅(すだま)』に対しての、
無敵とも言える特殊な能力。こうしてその特異体質が自身に宿っていることを知った和久は、ある人物からスカウトされて魑魅の討伐対応を行う『魑魅処理士』としての人生を歩むことになる。
※①これは昨年(2024年)末に『妖魔は僕に触れられない~儒鵬村編~』というタイトルで連載投稿した作品を練り直し、大幅に改稿したものです。元作品は色々と拙いところがあり過ぎて削除してしまったのですが、設定を練り直しエピソードを追加し、改めて連載いたします。
※②タグの通りですが、異世界転生要素・ダンジョン要素・スローライフ要素・ハーレム要素はありません。あしからず。各話2500~3500文字程度。
※③こちらはシリーズ設定作品の第1章(総文字数10万字ほど)とし、次章以降はその都度新作として作成してシリーズに加えたいと思っています。メリハリつけないと色々となあなあになってしまう悲しき性格だからです。
ちなみに数話ほど他サイトさんの方で先行掲載してたのですが、なかなか管理が難しいのでこちらに一本化します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 18:51:18
105263文字
会話率:49%
西暦2030年代、日本の治安は死を意識する機会がそこそこ頻繁に訪れるほど悪化していた。コロナウイルス対策の失敗、景気の悪化、人工知能の発展による失業者の大量発生。政府はこれらにまともに対応できず、国は滑り台より大きく傾いた。
こんな終
わりに向かって走り続けている日本で俺は殺し屋をやっている。今度の標的は魔法少女だ。怪物どもに脅されて仕事を引き受けた。でも思うんだよ。怪物どもがやった方がいいんじゃね。
・・・・・・それを言えないまま俺は目的地へ到着。でもこのまま死ぬわけにはいかない。なんてたって妹が最近明るい顔をしているからだ。俺は家族と過ごすため魔法少女を殺すのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 12:38:21
6381文字
会話率:16%
私は天使である。私の仕事は主に暗躍だ。神様から命令を受けてだれでも殺す。仕事には大分手慣れたが、まだまだてこずることがある。驚くべき能力を持った怪物はたまにいるのだ。今回の標的も怪物ということになる。ただの学生に見えるが、とんでもない化け
物である。私は手段を選ばない。どんなことをしてでもこいつを仕留めて見せる。神の名のもとに私の暗躍は許される!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 16:20:56
3361文字
会話率:9%
聖騎士なのに、まったく人を殺せない臆病者・フィル。そのせいでフィルは職場から追放される。だが、彼はかつて「最強の暗殺者」だったのだ。フィルは皇姫殿下の護衛を命じられ、敵を一切殺さずに彼女を守り抜く方法を考えるのだが……。
最終更新:2025-05-28 21:51:15
13902文字
会話率:36%
超巨大都市レジェイル。19の地区に分かれ、『管理者』達によって統治される、世界最大にして最後の巨大都市。
散々殺し合い、壊し合い、そして壊れかけた世界のこの都市には、今までそうであったように、多くの人殺しが居た。
彼らは人を殺す。快楽
の為、金の為、正義の為、誰かを守る為。あるいは特に理由もなく。
趣味で人を殺す女、チェーンソー使いの警察、不死身の少年、怪力の女、嘘つき女、最強ガンマンババア、人を殺さない抹殺屋、人を殺せない抹殺屋、ヒーロー。数多の人物の視点で描かれるこの都市の案外平和な日常。そして死と暴力。
混沌極まるこの都市で、今日も誰かが殺される――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 12:06:45
43808文字
会話率:49%
アルテミア王国の王子アレンは、ある日、不思議な夢を見た。そこにいたのは、“アレン”ではない、地球という世界で生きていた“もう一人の自分”。
友達、学校、日常、そして、自分自身。忘れていたすべてが、まるで昨日のことのように鮮明に甦った。目覚め
たアレンの胸に残っていたのは、この世界の自分と、かつて地球で生きていた自分。
二つの存在を繋ぐように、ただひとつの強い想いが、深く、静かに根を張っていた。それは、執着に近いほどの願い。
――英雄になりたい。
そして記憶と現実が交差する中、一通の手紙と出会う。
綴られた言葉は、自分の“真実”へと繋がる――そんな予感があった。
その日を境に、運命の歯車は静かに、しかし確かに軋みを上げて動き始めた。
これは、“なりたかった英雄”になれなかった、呪われた少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 18:12:42
118727文字
会話率:45%
孤児院で育った『ティアズ・S・オピカトーラ』という名の少女が、運命の小さな黒猫をお供に本当の両親を探し出すために世界を旅する。
手がかりは涙の形をしたネックレスと真っ白なケープとワンピース。
旅の中で明らかになっていく彼女の出生の秘密と目覚
めつつある世界が畏れた神の力。
そして訪れる決断の時。
これは少女が黒猫をお供に旅をし、神に至る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 17:00:00
1728259文字
会話率:42%
殺し屋と殺せない存在の話です。
最終更新:2025-04-17 19:00:00
42389文字
会話率:40%
大陸の果てにある小さな村で暮らす少年、イドラは外の世界に憧れていた。しかしイドラが十歳の時に空におわす神から賜った天恵、ギフトは紙のひとつも切れずなんの役にも立たない代物だった。
ザコギフトと周囲に揶揄されるイドラだったが、そんな中、ふ
らりと村に現れた女旅人・ウラシマの指摘でイドラは自身のギフトが持つ本当の性質を自覚する。イドラのギフトを希望と称したウラシマや、『葬送協会』から派遣されたほんわかシスター・オルファ、別離を拒む母のリティとのやり取りを経て、やがてイドラは旅に出ることを決意。そんなイドラの前に突如、イモータルと呼ばれる誰にも殺せない異形の怪物が現れ——
出会いと別れを繰り返し、少年は不死を狩る長い旅へと導かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 19:13:42
702673文字
会話率:39%
自称良い奴な俺!
異世界に転生して、10歳で人を殺さないと行けない環境に生まれしまう。
「うわーん 僕には人なんて殺せないよー」と言いながらも人を殺しに行くようなお話。
最終更新:2025-01-25 01:17:24
15953文字
会話率:18%
魔王デモグラシス二世は世界平和を所望する。
理想のためにたとえ、その手を汚そうとも。
世界に滅びをもたらすチートスキル持ち「チーター」は速やかに排除する。
しかし、あるチーターとの出会いが魔王の決意を揺るがせる。
かつて魔王に特別な感
情を抱かせた人間の女性の面影を宿す女。
魔王は彼女を殺せない。
魔族と人間は共に平和をつかめるか。
魔王デモグラシスの戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 19:02:23
34748文字
会話率:46%
最強の死女神キル・リ・エルデは、死神本社 西洋支部の優秀な死神でありながら、日本文化を愛し、暇な時間は日本酒を飲みながら日本のトップアイドル・緋王 颯雅の推し活に励む隠れオタクだった。
ある日、キル・リ・エルデは、どんな死神も殺すこ
とができないという青年、皇 秀英の魂回収を依頼される。
「この私が殺せないはずがない。とっとと片づけて日本文化を満喫しよう」と思いながら、「エルデ キルコ」と名乗って同級生になりすまし、隙を狙って死をもたらそうとするが、天才的頭脳によって回避されてしまって……!?
しかも、この男——顔がいい!?
隠れオタクの美しい死女神×隠れ美形の天才理系青年の萌えキュンラブコメ、開幕!
【公式HP】
https://www.yumedreemworks.com/kiruko折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 21:00:00
128428文字
会話率:28%
高校卒業式の帰り道、異世界に勇者として召喚された僕
聖女と共に魔王を討伐してほしいと頼まれる
魔王討伐は必ず二人で協力しなければならない
虫も殺せない僕は魔王討伐に乗り気になれなかった
そんな時ふとしたことがきっかけで聖女と桜の花を
複製することを試みる
満開の桜の花を自分達で再現して二人でお花見をすしようと奮闘するが
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 09:21:52
5574文字
会話率:38%
高校3年生の私は、妹を殺したいと毎日思っている。でも、殺せない。殺したら、これからの人生が妹のせいで台無しになるのだから。どうせ殺しても、優越感、幸福感を感じるのはきっと一瞬だろう。どうしたら、殺さずに相手を一生苦しめることが出来るのか。ど
うしたら絶望へと突き落とす事が出来るのか、ずっと考えていた。そんな時にふと、人間でよかったなと思った。なぜなら、人間は暴力を振るう事もできれば精神的に相手を壊す事だって出来る。だから私は精神的に苦痛を与えてやろう、そう思った。
計画的な私はバレないように、あなたを苦しめます。あなたは、私がした事だと気付くことはできますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 17:30:17
739文字
会話率:25%
ユニス・ロカは盗賊団に属しながらも、盗みと殺しができない。前世で培った忍者スキルで存在感を消すことで、なんとか生き長らえはするが、所属する盗賊団は騎士団の手により壊滅する。モンスターすら殺せないユニスは、冒険者にもなれず、結局、自分自身の盗
賊団を設立することに。貴族の家に盗みに入るうちに領主の悪政と対峙することに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 23:56:43
15741文字
会話率:28%
地面に頭をぶつけた拍子に、私は前世の記憶を取り戻した。それは、他力本願をモットーに生きていた、無職独身アラサー女の記憶だ。
現状を確認してみると、今世の私が生きているのは危険なファンタジー異世界で、自分の身体は幼気な六歳児だと判明。しか
も、社会的地位が不安定な孤児だった。
前世は日本で生まれ育ち、親の脛を齧って生きていた私には、なんとも厳しい現状……。更に悪いことは重なり、今世の私の身体には『虫一匹殺せない』という縛りが設けられていた。
人を襲う魔物、凶悪な犯罪者、国家間の戦争──様々な暴力が渦巻く異世界で、か弱い私は生きていけるのか……!?
幸いにも、魔物使いの才能があったから、そこに活路を見出したけど……私って、生まれ変わっても他力本願がモットーみたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 18:10:00
933657文字
会話率:31%