怪盗稼業を引き継いだばかりの『フローライト』は、三度目の失敗でついに心が折れた。
相棒のアウィン(猫)が気分転換に提案したのは、美術館がひしめく『アシャンゴラ・ビ・アゲート』へ息抜きがてら行くことに。
数多の美術品を目にしている内に、本来自
分が成すべきことを思い出すかと思いきや、連日ここに届く予告状の多さと連日逮捕される同業者に、警官になった方が張り合いのある生活が遅れるのではと本末転倒な考えに至るフローライト。
アウィン(猫)の説得も虚しく、アシャンゴラ・ビ・アゲートの警官になるフローライトだったが、まさかのここに来たばかりのラミナ・クロスフィードの元に配属されてしまう。
三度も彼に捕まったため、トラウマであり天敵でもある相手だ。――その時の悔しさを思い出し、敏腕刑事の元で動向を見つつ攪乱してやろうと奮起する。
そこで『深海の星』に関わる者に死者が出たという話を聞く。それまでは金が盗まれる、側に居る人間がおかしくなるとか、大怪我をするなどいくつもの不幸が持ち主の周りで起きると言われているいわくつきのものだった。
曾祖父が一度その『深海の星』を持ち主に返したことがあったそうだが、今はアシャンゴラ・ビ・アゲート内の美術館を転々と移動しており、不吉なことが続くため、近隣の美術館へ何度も移動された。
ついにすべての美術館を巡ったそれは落ち着くと思いきや、殺人が起きていたという。その解決のためにラミナがこの地に配属されたのだ。
その事件を刑事と元怪盗のコンビが追っていく――。
※コメディ要素多めの短編の予定です。
※念のため『残酷な描写あり』にチェックしていますが、第一話以上のことはないかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:00:04
52058文字
会話率:43%
生まれつき持っている重力操作の能力を使い、力仕事をメインに請け負う冒険者の少女アニタ。今回の仕事は、町の発展を祝うために都からやってきた、銀の歌姫と呼ばれるシリルの護衛役だという。
たしかに荒っぽい男たちに麗しい女性の護衛なんてさせられない
。
色香に迷って手を出すことになれば本末転倒だ。
しかしアニタが指名された理由はそれだけではないらしい。歌姫の正体は、幼なじみの少年シリウスだったのである。
そしてここ数日、町には自称冒険者が問題を起こす事態が頻発している状態。
アニタは公演の日まで、シリウスを守りきることができるだろうか。
*****
普段は気弱なヒーローが頑張って、ピンチに陥った強いヒロインを助ける姿っていいよね。
これはそういう話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:15:53
22440文字
会話率:42%
鉄道に乗る目的を問われれば、旅をするためだと多くの人が答えるだろう。
けれど十人十色と言われるように、鉄道に乗ることが旅をする目的だという本末転倒を旨とする好事家もいる。
かくいう私がそうだ。子どものころから電車が好きで、やがて鉄道に乗るこ
とを趣味とする大人に成長した。その趣味は高じて、日本中の鉄道に乗り尽くすことが目標になった。
なぜそんなことをするのかといえば、有名な登山家の言葉ではないが「そこに鉄道があるから」としか言えない。未踏の鉄道があるのに乗らずにすますなど、私にはできないことだった。
鉄道を旅する人々を描く、オムニバス小説です。
(一話完結、不定期更新)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 23:19:30
8644文字
会話率:2%
ブドウの実を守るためにプレスマンを吊すなんて、本末転倒というか何というか。
最終更新:2024-02-20 19:12:05
254文字
会話率:0%
だからといって、極楽往生のために速記するのは本末転倒だけれども。
最終更新:2023-09-11 11:17:20
584文字
会話率:0%
種なしブドウは、本末転倒?
最終更新:2024-01-05 07:00:00
414文字
会話率:0%
シルヴィアは歴代魔獣討伐筆頭魔術騎士である公爵家の第一令嬢だったが、七歳のときに授けられたスキルが『魔物を倒したら魔力が溜まる』というものだった。しかも、属性魔術は未知の【生活】。
「強い魔獣を魔術で倒すのが基本なのに、倒してから魔力を得
てもしょうがないだろ! しかも生活属性魔術とは!」と魔術騎士団長である父親は激昂し、当主である母親からは修業と称して領地の端にある絶壁に建った城塞へ行くように命じられた。
なぜシルヴィアが生活属性魔術系になったのかも理解しない両親をサクッと見限り、独りシルヴィアはペット(家畜)を連れて城塞へ向かう。
シルヴィアのスキルは、弱かろうと動かなかろうと『魔物』を倒せば魔力が得られ、しかもこの『生活属性魔術』は、生きていく上での必要な事柄を全てこなす魔術だった。さらに加えて、この世の全ての生物は『魔物』だったのだ。
道中で仲間を得て、生活属性魔術を使いこなし城塞にたどり着いたシルヴィア。
この城塞を拠点としてリノベーションを施し難攻不落にしてしまうのだった。
※アルファポリスにて更新している作品の追っかけ連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 07:00:00
105705文字
会話率:27%
「私の名前はスカーレット。赤髪に紅い瞳がトレードマークの公爵令嬢だ。
生まれたての私は、今まで「108回」も人生をループしていたことを思い出した。
それもすべての人生が、①女王にのぼりつめる、②国民が反乱、③追い詰められて惨殺、の3点セット
だった!! 私は決意した!! 「109回」めのこの人生では、女王になんかなるもんか。社交界にも顔を出さない。ありあまる未来の知識と人生経験を駆使し、夢のひきこもりライフを満喫する!!」
これは「ぐーたらキングダム」というしょうもない夢の実現のため、知識チートでハイドランジア王国を駆け抜ける、本末転倒な新生児と、それを生温かく見守る仲間達の物語である。
※別作品の「108回殺された悪役令嬢」のスピンオフ、かつ補完的な話です。
コミックス発売記念という大義名分のもと、ひっそり好き勝手やらせていただこうかと……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 20:00:00
46156文字
会話率:21%
マイノリティだからと言って差別をされたり迫害されることは確かにあってはならないことです。
しかし、過度に権利をあまりにも主張するばかりに他の今ある権利を侵害しているという実情が海外にはあります。
本末転倒のような現象が先行して「L
GBTを守る法案」を通過させた世界で起きていると言うことを皆さんに認識していただき、その上で考えて欲しいのです。
出来れば最後までお読みください。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 18:00:00
3605文字
会話率:3%
ブリジット・ヘルファンド公爵令嬢は実家に引きこもってゴロゴロのびのび暮らしたい。
社交界だなんて面倒くさいものでしかないし、結婚だなんてもってのほか!
結婚なんかしちゃったら、安穏ぐうたらマイワールド生活ができないじゃないっ!
だから全て
の社交界から逃げ続けてきたブリジットだったが、ついにブリジットの母がキレた!
自身の(国王の従姉という)立場を最大限利用して見つけてきたブリジットの婚約者は、社交界一の憧れの貴公子スローアン・ジェラード公爵令息だった!
ブリジットは不満たらたらである。
婚約ですら嫌なのに、なんでわざわざ『社交界一の物件』を連れてきちゃうワケ!?
ブリジットは婚約破棄を目指し行動に出ることにした。
ブリジットの神経回路は超テキトー。
『悪役令嬢』とかになればいいんじゃないかしら。浮気してみる? 王太子の婚約者に喧嘩売ってみる? ふふふ。
ブリジットは引きこもり至上主義者なのに社交界とかに積極的に出ることに(本末転倒なことに本人は気づいていない)。
しかし、残念ながら、ブリジットの『悪役令嬢プロジェクト』は全部裏目に出て、男も女もたらし込むことになってしまった……。
浮気相手候補は本当にブリジットのことが好きになるし、王太子の婚約者もブリジットに心酔し……。最初はブリジットに興味がなさそうだった婚約者のスローアンまで、ブリジットに執着し始めたようなのだ。
もはや、ブリジットの引きこもりぐうたら生活は、絶体絶命……か? いや、でも、あきらめませんよ!
異世界恋愛物語です。【短め連載】の予定!!!
婚約破棄してもらうために主人公の令嬢が突飛な行動を起こすけど、それが全部裏目に出て【逆ハーレム】になっちゃう話(笑)
主人公の思考回路はとっても短絡的でツッコミどころ満載ですが、それも込みで読んでいただけるとありがたいです(汗)
すみませんが、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 04:00:00
96672文字
会話率:34%
東西南北、それぞれに1つずつ国と王がいた。
4人の王は互いの国の文化を欲していたが、互いに自分のモノは譲らないでいた。
対立状態が続き、いつ戦争が勃発してもおかしくないように思えたが、いつまで経っても起こらなかった。
相手の文化や民が欲しい
と言っているのに、戦争でそれらを壊し殺しては本末転倒だ。
故に、別の大陸で4つの国を一から造り、そこで貧困者に戦わせることで決着を付けることとなった。
これは、その『身代わり戦争』内で起きた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 15:00:00
31144文字
会話率:31%
作法は民族や地域、時代で変化します。
礼儀作法に拘ってその真心を忘れるのは本末転倒です。
最終更新:2022-05-13 13:00:00
4106文字
会話率:0%
人間は、一体どこへ向かっているのだろう。
最終更新:2022-04-14 23:59:26
274文字
会話率:0%
忘れてしまっては、本末転倒さ。そうだろう?《※重複投稿作品》
最終更新:2022-01-19 23:00:00
2667文字
会話率:21%
あらすじは特にありません。最近、芥川の言っていた‘筋のない小説’がようやく身についてきた気がします。
キーワード:
最終更新:2021-06-03 11:34:36
265文字
会話率:0%
考えすぎると本末転倒になります
キーワード:
最終更新:2021-05-08 16:40:47
252文字
会話率:0%
○他人(ひと)の心を大切にするあまり自分の心がほったらかしになるのは本末転倒であるのであった
その他、
スタッカートとかロシア人とか人間味、ホームズ
キーワード:
最終更新:2021-01-18 16:51:12
1095文字
会話率:0%
これは物語でも、小説でも何でもありません。はっきり言ってタイトル通りのものです。
筆者である僕がムカつくことを吹っ飛ばそうとして書いているだけのものです。
ですが、こんな拙い文章でもいいという方。どんな内容であっても文句はないという方。
そんな方のみお付き合いしていただければ幸いです。
言っている通り、イライラを吹っ飛ばそうとして書いていることなので、ここでストレスが溜まってしまうと本末転倒なわけです。
ま、でも同じくイライラを吹き飛ばしたいという方は大歓迎なのでどんどんいらしてください。感想ででもメッセージいただけたらパパッと返しますんで。
本編でも言ってますが、こんな世の中、人脈広げてネットの中くらい楽しまなきゃ損ですよ。
どうでしょうか。僕はそう思っています。
皆さん、どう思います?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 17:43:18
1471文字
会話率:6%
タイトル通りです。
コロナ対策はするべきでしょうが、経済対策が不十分では大幅な出生の低下による人口減少が起こり本末転倒では二課と私は思います。
最終更新:2021-05-03 13:48:05
1159文字
会話率:0%
青年ガクウは、空から降ってきた美少女であるアオイの命を救う。
しかし、過去のトラウマで記憶を失った彼女を追って、かつて地球を侵略し弄んだ異界からの侵略者達が現れた!
世界の秩序を乱すチート使いの彼らに対し、己の故郷と一人の少女を護る為
に、最強の竜に力を与えられ、ガクウは真の勇者として覚醒する。
「いやでも、チート殺す為にチート盛るって本末転倒じゃねーのこれ?」「例えるなら、運営のバックアップ付きでチーターを垢BANしてるだけでしょ?」
これは、聖剣に選ばれ勇者となったガクウが仲間達と共に、卑劣な異界からの侵略者達を倒す物語である。
元タイトル:聖剣使い、竜を纏い悪を討つ!~選ばれた勇者は、宇宙からの侵略者達から世界を守る事を誓う~
竜装の聖剣使いと地球の少女と~竜を絆した男は、世界の命運を握る~
※ハーメルンにも本作を投稿しています。
※幽焼け様主宰の第一回なろうデスゲームに参加した際、200人中の15位を取らせていただきました! ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 18:34:15
178307文字
会話率:34%
近年異世界物が流行り転移、転生、チート、無双、成り上がりなど様々なジャンルで覇権を争っているのは実は神による代理戦争が起因していたのであーる
本来異世界に人類を召喚させるのは召喚させた世界を救わせ、その世界の信者を増やす為に行っていたが
神同士が「こっちの救い方がすごい」「いやこっちが画期的だ!」と張り合う様になり自分のアイデアを見せつける場所として
【神tube】を設立し如何に面白くするかを競い合った結果異世界に召喚される人類が爆発的に増加したのであーる
元々、神の位は信者の数によって決まっていたが
最近この神tubeの人気が大いに影響を与えるようになった
その為、神はこぞって色々なチート能力やスキルを授けるようになりさらには本来の目的を忘れ面白さだけを重視し世界を救うことすら蔑ろにする神すら現れるようになってしまった、本末転倒である。神とはなんなのか
本作はチート主人公が活躍するそんな流行に飽きたちょっと捻くれた神(主人公)が気まぐれになんの能力もスキルも与えず主人公(仮)が苦しんでる様子を撮り人気を得ようとするも
何故かトントン拍子に進んでしまいそうな主人公(有能)を必死に蹴落とす神(ポンコツ)が空回る神tuber成り上がりコメディである
もう一度言うコメディであーる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 03:10:05
6067文字
会話率:34%
はす向かいに出来たラーメン屋に客を取られたラーメン屋。客を取り戻すために知恵を絞った結果……。
カクヨムにも掲載。
最終更新:2020-07-14 21:29:19
2237文字
会話率:32%
俺は「話した相手を惚れさせる」能力を持っている。
この能力のおかげで、俺はそれはもう勝ち組な学生生活を送っていた。
だが、そんな俺でも攻めあぐねている一人の女子がいた。
彼女は難攻不落の城塞と呼ばれている、学校トップレベルの才女だ。
だが俺の能力で落ちない女はいない。
さて、まずは彼女に話しかけるための準備を始めるとしよう……
※ヒロインにだけ能力が効かない系の話ではないです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 16:06:19
4306文字
会話率:16%