福岡のバーで働くバーテンダーの【九条レンジ】は、常連の女の子4人と夜遅くまで飲み歩き、気づけば記憶が途切れる。
目が覚めると、そこはスペイン・バルセロナの路地裏。財布も身分証もない。スマホもSIMが抜かれていて役に立たない。さらになぜか鹿児
島の小さなホテルの鍵を握っていた。
一緒にいた4人の女の子たちも同じく記憶が無く、彼女たちはファッションショーの仕事でスペインに来ていることになっているが、誰も「飛行機に乗った記憶」も「どうしてあなたが一緒なのか」も覚えていない。
手がかりは、
・鹿児島のホテルの鍵
・ポケットに入っていた謎の紙切れ(スペイン語で「逃げろ」と書かれている)
・バルのオヤジが「お前、昨晩“アレ”をやっただろ」と意味深な一言
少しずつ記憶の断片と手がかりを辿りながら、昨晩何が起こったのか、どうしてスペインにいるのかを探っていく。
僕が実際に見たわけのわからない夢を元にAIと共に執筆しました。
たぶん笑えると思うので最後までお付き合いください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 01:44:12
744文字
会話率:33%
「お上手なんだから」と本気にしてもらえない道楽公子は今日も華麗に空回る──
赤髪赤目の麗しき公爵家の末息子。
真実を見通す「天眼」と「怪力」のダブルスキル持ちの天才。
気に入らない者は全て拳でねじ伏せ、彼の暴れた後には血だまりが残る。
「
血紅(けっこう)の公子」とは、暴れん坊デルロイ・スカイラーを表すに相応しい二つ名だ。
しかし彼にはもう一つの顔がある。
一風変わった骨董品店の店主であり黒髪黒目の美丈夫、鑑定士のロイはデルロイのもう一つの顔だ。
「ああ、レディー・メラニアは今日もなんて美しいんだ。毎日のように貴女と会えて、僕は本当に幸せ者だよ」
「ふふ、今日もお上手ね。そんなことより、ロイさん! 私、昨晩は血紅の公子に会ったんです! とっても素敵でした……!」
ロイはずっと、客の一人である平民の女性メラニアに恋をしているのだが、彼女は「デルロイ・スカイラー」に憧れていた。
愛しい彼女から別の男(自分)の話をされ、心中複雑なロイ。
しかも、彼の本気の求愛はいつもメラニアに「お上手なんだから」と言われ、どういうわけか伝わらない。
「最大のライバルは自分、か。僕ほど完璧な紳士はいないからね。この世の誰よりも強敵だ」
はたしてロイはデルロイ(自分)に勝てるのか。
本気の求愛にはいつ気づいてもらえるのか。
人から悪意を向けられる血紅の公子へのゴタゴタ事件を、権力(力)と金(力)と拳(力)でゴリ押す男の、器用そうで不器用な一方通行の恋模様。
※2024年12月の文フリ東京に出展した「妄想リアリスト」さんの「一人称変化アンソロジー 僕→俺」に寄稿した作品の長編版です。
なお、ヒロインとの出会いも描かれている寄稿した短編は今の所アンソロ本でしか読めません。あしからず……。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 17:10:00
59603文字
会話率:40%
「ん、なんだこれ……」
『おはようございます。いい朝ですね』
「え……ああ、そうか……」
朝、目を覚ましたおれは、首筋に妙な違和感を覚えた。女性の澄んだ声が響き、その理由はすぐにわかった。これは「スマートチョーカー」だ。
最新の健
康管理システムで、政府の健康促進キャンペーンの一環として開発・無料配布されたものだ。モニター対象者に選ばれ、昨晩、強引に装着させられた。報酬があるという話だが、おれはどうも気が進まない。
生活習慣を改善させ、国民の健康を底上げするのが狙いらしい。少子高齢化で労働力が足りない今、現役世代の健康管理は最優先事項だそうだ。
付属の器具で極小サイズのチップをこめかみに埋め込むことで、AIの声が自分だけに聞こえるという仕組みだ。
『ビタミンDが不足しています。五分間の日光浴をおすすめします』
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-28 11:00:00
1860文字
会話率:58%
シンデレラは毎日、意地悪な継母と二人の義理の姉にこき使われていました。そんな彼女をかわいそうに思った魔法使いが、ある晩、魔法をかけて彼女をお城の舞踏会へ送り出しました。しかし、その翌日のこと……。
「あら、シンデレラ。なんだか浮かない顔
をしてるけど、どうしたの? 昨晩の舞踏会で何か失敗しちゃった?」
魔法使いは、切り株に腰掛け、ため息をつくシンデレラに話しかけました。シンデレラは答えました。
「ううん、舞踏会には行ってないの」
「え、どうして? かぼちゃの馬車で送ったでしょう?」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-28 11:00:00
1933文字
会話率:86%
朝。とある町の宿屋。その薄汚れた白いシーツが敷かれた木のベッドに腰かけ、「ううぅ」と呻く、ある男。
昨晩は飲みすぎた。頭が痛む。そして記憶がまったくない……わけではない。だから呻いている。その悩みの種だけは色濃く頭の中に残っていたのだ。
「入りますよ。おや、起きたんですね。どうも、おはようございます」
「あんたは……」
「おや、お忘れですか? お二人の決闘の立会人を務める者ですよ」
ノックとともに部屋の中に入ってきた男がツカツカと窓の傍へ歩き、外を眺める。
そう、決闘。その約束をした記憶はあった。ただ、理由は覚えていない。恐らく酒場に居合わせた誰かと何かで揉めたのだろうが、相手の顔もふにゃふにゃであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 11:00:00
2604文字
会話率:42%
イーリス公爵家、長女のローザと次女のルナは顔も背格好もそっくりな年子。
舞踏会に初めて参加した夜。ルナは庭園でウィクトル王太子に出会い、魔法植物の話で大いに盛り上がった。
博識で心優しいウィクトル王太子とのひと時で、淡い恋心を抱いたルナ
。自分も社交界にデビューすれば、またお会いできるだろうかと思っていた翌日。父親とローザ、ルナの三人は王宮に呼び出された。
待っていたのは国王と王太子。
なんでも、イーリス公爵家の令嬢に話があるという。
「それにしても本当にそっくりだ。レディに失礼なことをたずねて申し訳ないんだけど、昨晩僕と魔法植物の話をしてくれたのはどちらかな?」
王太子にたずねられ、ルナは自分が名乗り忘れていたことを思い出した。
そのわずかな間に――
「それは私ですわ。昨晩は名乗りもせず申し訳ありませんでした」
素早く口を開いたローザを後で問い詰めるも、「ああ言えば王太子妃になれるんじゃないかと思って」と返され。その晩、王宮から帰ってきた父に「ローザを王太子殿下の婚約者に望まれた」と告げられてしまう。
ローザの思惑通りに事が進み、王宮へと移り住む姉を見送ったルナ。
侍女たちをさがらせ、人目を忍んで涙しているかと思いきや……
――うふふっ……ここまでは順調ですわ!
くつくつと笑うこの妹、悲壮感の欠片もない。
「ルナ! 私を騙していたのね⁉」
「いやだわお姉様ったら。ご自分そっくりの妹が何でも言う事を聞く子に育つなんて都合の良い話、あると思いまして?」
似たのは外見だけじゃない。
何でも欲しがる腹黒姉に、腹黒妹の復讐が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 18:21:48
459567文字
会話率:49%
昨晩、幽霊に関するエッセイを読み、ふと思ったこと。
キーワード:
最終更新:2025-05-14 20:25:24
605文字
会話率:0%
年々、長くなり続ける熱帯夜が、ようやく昨晩終わった。
だが、このままいけば、10年後にはさらに倍以上の長さになるよ。
さてさて、どうしたものかな。
最終更新:2024-09-23 08:41:16
706文字
会話率:0%
引きこもりニートという言葉が珍しくもなくなった近年、その中のひとりである天原忍は部屋で眠っていた。
昨晩も遅くまでアニメを聞き流しながらぼうっと時間を過ごした。
無価値な努力を積み重ね、何一つ報われなかった。
話したくもない人生
、諦めた人生。
死ぬことも叶わず、生きる気力もない。
ある日、気がつくと、神の世界にいた。
トラック事故、召喚、話題の異世界転生に対して忍は思う。
なんて不運なんだ、もう一度苦痛にまみれた人生を生きろというのか。
嫌だ、嫌すぎる。
これは、ファンタジー異世界に召喚された男がブラブラしながらなんとなく過ごしていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 18:00:00
993597文字
会話率:42%
目覚めたら国会議事堂だった
「——ん……?」
眩しい光の中で目を覚ました俺は、まず天井の豪華さに驚いた。
白亜の天井に彫り込まれた唐草模様。シャンデリアが揺れ、その光がカーテンの隙間から差し込む朝日に照らされて煌めいている。
ここは
どこだ? ホテル? いや、それにしては重厚感が異常だ。
そして、もう一つ気づく——身体が重い。というより……違和感がある。
「……あれ、声が……渋い?」
鏡の前に立った俺は、絶句した。
そこに映っていたのは——あの、石破茂その人だった。
「えっ!? うそっ……俺、石破茂になってる!?」
何がどうなっているのか、全くわからない。ただ一つ確かなのは、俺が昨晩までブラック企業で課税地獄に苦しんでいた社畜・佐藤健二(32歳・独身)だったということ。
その俺が今、なぜか総理大臣であり、しかも日本は「重税国家・ニッポン」として世界から見放されつつあるらしい。
——そう、これは俺が石破茂として第二の人生を歩みながら、
税金だらけのこの国を再構築していく、波乱万丈な日記である。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-13 16:33:06
10440文字
会話率:24%
たくさんの命が奪われた。
私が死んでいないのは、
彼女たちが生かしてくれたから。
この残された命、サルソウネなら
上手く使ってくれるだろう。
幸福とは何なのか?
私にはわからない。
彼女たちは、幸せだったのだろうか?
限り
無く無知な私は、
何のために、戦っているのかもわからない。
双撃の花が散るときは、
静寂な中へ沈む。
2159年の日本では、女性を狙撃手として、
育成することが義務付けられている。
狙撃手は基本、ツーマンセルで任務を行う。
任務の難易度によって、
他のペアと協力することがある。
「私のパートナーはどんな人だろう?」
狙撃手にとってパートナーとは、
任務を行う際、日常を共有する
かけがえのない友だ。
二人一組の部隊を、
弐火と呼称されている。
弐火は、一度決まってしまえば、
変えることが出来ない。
昨晩は胸がざわつき、あまり眠れなかった。
今日から寮暮らしが始まる。
日帝都花釘学園の入学初日、
正門で花の紋様のバッジを、
上級生からつけてもらい。
入学したという気分になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 05:12:35
1011文字
会話率:8%
一昨晩の満月に照らされた雲海はまるで、、あの龍の形みたいでした。
満月の光に透けて白く浮き上がって、、
坊や良い子だ、ねんねしな、、とどこまでも、、
キーワード:
最終更新:2025-03-15 08:44:10
461文字
会話率:0%
昨晩は十三夜、、今朝は雨雲に覆われていますが
昨晩の月は綺麗にみえました。
キーワード:
最終更新:2024-10-16 08:09:42
218文字
会話率:0%
昨晩の話の続き
桜並木を歩いて思ったこと
キーワード:
最終更新:2024-03-07 20:49:54
690文字
会話率:17%
愛妻のシェラルが事故に遭ったと聞き、急いで家に戻った騎士団長のディクスは、目覚めた彼女の酷く冷たい眼差しを浴びた。
「何故ここにいるの? 貴方とはもう離婚してるのに。貴方の浮気の所為で。“運命の人”が現れたんでしょう? ――貴方の」
シェラルの言葉に呆然とするディクス。妻を愛する彼にとって、彼女の言葉は寝耳に水だった。
ディクスは懸命に否定するが、シェラルは信じない。
だって彼女は昨晩、夢ではなく実際に彼に言われたのだ。
「僕と離婚して下さい。僕に“運命の人”が現れたんです。僕は彼女と一緒になりたい」
机の上に、一通の『離婚届』を出されながら――
※他小説サイト様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 08:20:00
53755文字
会話率:43%
僕は朝起きたら、すっごい汗をかいていた。
僕は昨晩、悪夢を見ていたらしい。
それにしても!今日はクリスマスイヴ❗️
クリスマスに愛しの妹にプレゼントを贈るため、僕はショッピングモールにプレゼントを買いに行かなければならない!
そうして、僕
は私はあたしとかいう、不思議な名前の女の子に出会う。君の言葉の意味ってなんだろ?
今の僕にはまだ、、分からない。
しょうがない。知らないんだもの。でも、クリスマスが終わる頃には、分かるといいなぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 21:00:00
21349文字
会話率:51%
婚約破棄され、失恋した貴族令嬢の前に現れるのは——自転車での移動式屋台のカフェだった。
シーバート公爵家令嬢テオドラは、化粧の崩れた顔で川縁の鉄柵にもたれてため息を吐いていた。昨晩の出来事を思い出すたびため息が漏れる彼女の後ろに現れたのは—
—。
※この作品は他小説投稿サイトにも投稿しています。
※前に投稿した「婚約破棄された令嬢の前に現れたのは、移動式屋台カフェ。」のシリーズものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 19:15:21
9594文字
会話率:41%
昨晩、A氏は結婚相手とそろそろ子どもが欲しいといった話をした。とはいえ、現代の出産や育児がどうなっているか分からない。調べてみると、そんな人向けに相談を受けられる場所があるらしい。
A氏は丁度、午後から休みだったので話を聞いてみる事にし
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 20:57:59
1212文字
会話率:75%
[0]夢?
夢を見た。『なにか』に追いかけられる夢だ。
『なにか』は■の■■■を求めている。
逃げなくちゃ。逃げなくちゃ。逃げなくちゃ。
『捕まった。』
ここで目が覚める。『なにか』が■から■■■を奪おうとしたその時。
|い《・
》|つ《・》|も《・》目が覚める。
「だれか、居た?それに、|長《・》|く《・》|な《・》|っ《・》|て《・》|る《・》?」
『なにか』から逃げているとはいえやみくもに逃げているわけではない。
今朝|(もしくは昨晩)見た夢の場合、■はショッピングモールを逃げていた。
だが、ショッピングモールでは無い時もある。
今までに3回見た夢では|誰《・》|か《・》|の《・》家、大きな水族館|(魚はいない)
そして中学校の校舎だった。
それから、『なにか』に捕まった、その瞬間。『なにか』の背後に誰か居た気がした。
そして、時間が長くなっている。場所がどこであれいたるところに置いてある時計。
その時計は夢というにはあまりに現実的な時を刻んている。
そしてなぜか目が覚める直前に、
ピントが合ったようにいくら遠くにあったとしても時計が見える。
1回目は5分、2回目は6分、3回目は7分、今回は8分だった。
不思議なことにこの時計は時計というよりストップウォッチに近いもののようで、
■が『『なにか』から逃げる夢』を見始めた時から目が覚める時までの時間を刻んでいるらしい。
そして、捕まった時には必ず大時計の鳴る「ボーン、ボーン」という音が響くのだ。
「もしこれが運が良く毎回逃げきれていただけなら。」これ以上時間が延びればいつか、
『なにか』に■の■■■を取られてしまう日も近いかもしれない。
今までに今回を入れて4回、夢を見た中で分かったことは、
・逃げる場所は毎回変わる。
・『なにか』は■の■■■を奪おうとしている。
・少しずつ夢を見る時間が長くなっていっている。
・|誰《・》|か《・》がいるかもしれない。
・『なにか』が何を奪おうとしているのかはわからない。
ということ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 19:14:15
582文字
会話率:0%
N氏は一人暮らしの研究者である。K大学の研究室に長年いたが、数年前に退職して自宅の地下室で好きな研究に没頭するようになっていた。
昨晩、とある実験をした後、そのまま深い眠りに落ちてしまった。
翌朝、起きてみると、机の上には不気味な青
いカプセルが6つ。記憶が全くないN氏は、研究ノートに手がかりを求めるも、昨晩の実験だけがスッポリ空白なのだ。
そこに訪れた謎の男。男と薬との関係とは?
AIに世界を乗っ取られ、核のボタンが押されるのは、目前に迫っていた。それを阻止するために、国が押し進める"科学者量産計画"。
薬の開発の本当の目的とは?
科学者は、果たして、地球の素晴らしい未来を作り上げる立役者となれるのか?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 13:22:53
7190文字
会話率:12%
「大変申し訳ございません」サポート窓口の猫族の女が、とても気まずそうな表情で頭を下げた。
「勇者様がおっしゃっているチート保証とハーレム保証はですね、昨晩を持ちまして、期限切れとなった模様です」
俺は愕然とした。異世界転生をしてちょうど1年
が経った日の翌日の話だ。
勇者として名を上げ、魔王を秒殺し、その後、王位継承して豊かな生活を送っていた俺が、一夜にして国を追われる羽目となった。とてつもない勢いで権力が瓦解した。
俺には王妃と側室、合わせて1000人の女が居た。昨晩までは。しかし999人は去ってしまった。光の速さで。
富も権力も女も失った俺は、急いで異世界サポート窓口に駆け込んだ。そこで対応してくれた猫族のナイスバディな雌がそう言ったのだ。
なんと『チート保証』も『ハーレム保証』も一年間という期限付きだったらしい。そんなの聞いていない。俺は食い下がった。だいたい、この世界にやってきた際、案内人の女神は確かにこう言ったはずだ。
「この異世界への転送にはハーレム保証とチート保証がちゃんと付属します。ご安心下さい。これであなたもハッピーライフを送れます。この世界はなかなかの優良物界ですよ!」
俺はその言葉を信じて、契約書に血判を押した。
しかし、サポート窓口の女が続けるには、小さな文字で「ただし保証は1年間有効」と書かれていたようだ。
そんなん知るか!
俺に残されたのは、謎にハードモードな世界と、少しのカネと、そして1000人居た女の中では一番どうでもいいと思っていた、可愛げもない、性欲も沸いてこない、側室にした記憶すらもない黒髪の女ただ一人だけだった。暴力をふるうDV女子だ。ああ、死にたい。
俺はその女に頭をぶん殴られながら、西を目指すことにした。
そこに再び栄光があることを信じて。取り戻すのだ! 本当の俺を! スローライフを!
※※ご注意下さい※※
この物語は、チーレムによって人生を狂わされてしまった平凡な男が、本当の自分を取り戻してスローライフを手に入れるための、壮大な西への魔王討伐譚です。チートもハーレムもスローライフもありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 23:42:31
19041文字
会話率:61%
このときがもしやってきたら、世界の終わりだと思っていた今日が始まった。
停滞しすぎて迷走しているフリーランスライター・かなみは、昨晩彼氏の天野に別れを告げて朝を迎えた。 オフの日と決めて外出し始めた矢先に、一本の電話がかかってくる。
H
P・アメブロ「Blacktact」やカクヨムにも同時掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 00:17:43
7872文字
会話率:31%
昨晩は吹雪だったある冬の日の朝、枝に座っていたエゾリスさんの隣にシマエナガさんが止まります。エゾリスさんは真っ白な世界がもたらすほんの小さな変化を見つめながら、シマエナガさんとたくさんおしゃべりをしたようですよ。
最終更新:2024-01-16 02:44:11
3017文字
会話率:54%
昨晩いただけたお気持ちからの
勢いに任せた即興ですが、
ご笑納くだされば幸いです(*^^*)
キーワード:
最終更新:2024-01-11 04:21:47
410文字
会話率:0%
大学生の伊坂雀は、目が覚めたら全く見覚えのない幽世館というホテルにいた。昨晩の飲み会の後の記憶がなく、手荷物どころかケータイや財布すら所持していない状態だ。事情を話して直ぐに帰ろうとするのだが…ここはホテルも人も、全てが非常識の非日常だ。
最終更新:2024-01-01 20:53:12
25139文字
会話率:35%