「やりたいこと、できることだけやって生きてみよう」
そんな標語を胸に宇宙に飛び出してみたルオー・ニックル。苦労の反動が思わせた信条だったが、意外にも「やれること」「できること」というのは多くて困る。のほほんと程よく暮らすつもりが周囲の期待
もあって案外忙しい。
できることの一つを活かして立ち上げた民間軍事会社『ライジングサン』。食いっぱぐれない程度にと思っていたのに、安価に手に入れた戦闘艇に付いてきた操船AIは彼を仕事にと急き立てる。
しかも、それほど仲が良いと思っていなかった同窓の男パトリック・ゼーガンまでもが『ライジングサン』の協同経営者を名乗る始末。さらに、型破りで掴みどころのない猫耳娘クーファ・ロンロンまで押し掛けてきてライジングサンは賑やかになる一方。
ルオーの目指す呑気な未来はどこにあるのか?
リアルロボットSFストーリー、混迷の第十二弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 07:00:00
478152文字
会話率:59%
妖しい鏡にあふれる世界ガライヤ。その中に存在する小国、ジラルド公国に転生を果たした彼女、日本人の柳玲は、マジックミラー商会を率いる子爵ベル・ミラージュの娘、レイ・ミラージュとして第二の人生を歩むことになった。
世間からは「ヤマアラシ令嬢」
と揶揄されることもある個性的な髪と、貴族らしからぬ奔放な性格を持つ。そんな彼女が何よりも望むのは恋心でもない、野望でもない、「私が私であるためのあふれる〝冒険〟」だ。
しかし、十六歳を迎えたレイに父から命じられたのは、ジラルド公主催の宮中夜会への出席だった。滅多に公の場に姿を現さない彼女だが、不本意ながらも、尊敬する父の熱意は止められずレイは渋々、夜会の扉をくぐることになった。
煌びやかな第二宮殿内の夜会会場では、彼女はチキンを片手にむしゃむしゃと食欲旺盛に頬張るなどの気品と真逆の奇行に励み、事実上の婚活イベントは失敗に終わったかに見えた。
しかし、彼女の〝冒険〟を望む秘めた心と、どこか掴めそうで掴みどころのない魅力は、国の重要人物であるおかしな宮廷魔術師の男や、誠実で面倒なミラーナイツの端くれの興味を引き寄せていく。
それでも、過去彼女の苦い恋の経験から「好きになられちゃいけない」「好きになってもいけない」と恋心を閉ざす子爵令嬢レイ・ミラージュは、はたして真の冒険なるものを見つけられるのか?
奇妙な出会いが、公国と鏡の世界の外にまで新たな波乱を巻き起こす!
道ゆく先に映り立ち塞がるいかなる困難や破鏡をも打ち砕くために、マジックミラー商会の子爵令嬢レイ・ミラージュは父から貰ったミラーウェポンをその手に、強く、果てまで、未知の冒険の旅へと挑むのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 08:32:59
106854文字
会話率:39%
春、桜が舞う4月。高校二年生の臼木崚雅(うすき・りょうが)は、平凡すぎる自分を自認する「普通」の少年。親友のアニメオタク・辛康太(かのと・こうた)とともに、いつも通りの教室でだらけた日々を送っていた。
そんなある日、担任の山田先生が連れてき
たのは、まるでアニメのヒロインのような転校生・納戸瑠璃(なんど・るり)。キラキラと輝く青髪とサファイアのような瞳を持つ彼女は、教室の空気を一変させ、崚雅の隣の席に座ることになる。
康太は「青髪ヒロインは負けフラグ」と独自の「データベース」で盛り上がるが、崚雅はそんな話を適当に流しつつ、瑠璃のミステリアスな雰囲気に少しずつ引き込まれる。昼休み、瑠璃がふいに話しかけてきたことで、彼女の落ち着いた微笑みとどこか掴みどころのない存在感に、崚雅の「普通」の日常が揺らぎ始める。放課後、桜の花びらに囲まれた瑠璃の姿を見た崚雅は、彼女に何か秘密があるのではないかと感じる。
翌日、瑠璃から話しかけられたことで、崚雅の平凡な高校生活は予想外の展開へ。転校生・瑠璃を中心に、友情、恋、そして彼女が隠す「何か」が絡み合い、崚雅の「普通」は少しずつ色づいていく。これは、日常と非日常が交錯する、青春と謎の物語の始まりである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 00:03:41
29368文字
会話率:51%
都から少し離れた港町・臨水には、いつも片目を隠し、煙草の香をまとって歩く若き絵師がいる。
名を黎傑《リー・ジエ》。
腕前はまずまず、口は悪いがどこか憎めない。借金はないが懐はいつも寒く、長屋暮らしで隣の娘に飯を恵まれている。
ある時は町でも名の知れた商家の令嬢が、またある時はワケありの男が、彼の元を訪ねてくる。
絵を描いて欲しいのかといえば、そういうワケでもない。
話をしているうちに出てくる謎。
依頼ではない、ただの相談だと言う。だがその“相談”の中に、男は何かを嗅ぎ取った。
煙のように掴みどころのない話の中から、彼は少しずつ糸を手繰っていく。
少しずつ、少しずつ。
絵筆を握る手で、誰にも気づかれぬよう、静かに。
誰かが忘れた何かを、ただ見つけるために。
やがて町の片隅に積もった霞の中から、真実の輪郭がゆっくりと浮かび上がる。
二流絵師の裏に隠れたもう一つの顔、"探し屋"。
——人も物も、忘れた心さえも、煙のように現れては消えてゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 18:40:00
6797文字
会話率:35%
中学時代に父を、高校入学前に母を相次いで失った水上瑞希は、生きる希望を失い、孤独な日々を送っていた。七月のある日、屋上から身を投げようとした瑞希は、転校してきたばかりのクラスメイト、高坂佳奈に止められる。
佳奈は明るく、どこか掴みどころの
ない少女だった。彼女は瑞希に「やりたいことリスト」の達成に付き合ってほしいと頼み、二人は「仮の恋人」としての日々をスタートさせる。一緒に弁当を食べ、二人乗り自転車で海を見に行き、花火大会では瑞希が怪我をした佳奈をおぶって帰るなど、様々な思い出を重ねていく中で、瑞希の閉ざされた心は少しずつ開かれていく。
しかし、クリスマスが近づく頃、瑞希は佳奈が少しずつ痩せ細っていることに気づき始める。そして三月、佳奈は瑞希の前で体調を急変させ、倒れてしまう。病院に運ばれた佳奈は、自身が心臓の病を患っており、余命が一年半だと宣告されていたことを瑞希に告白する。さらに、瑞希の亡き母と同じ病院に入院しており、瑞希が以前、無意識のうちに倒れた佳奈を助けていたという衝撃の過去も明らかになる。
ある日、瑞希はクラスメイトの佐藤が佳奈に告白している場面を目撃し、嫉妬と絶望から佳奈に怒りをぶつけてしまう。しかし、佳奈は佐藤の告白を断っており、瑞希への本当の想いを涙ながらに告げる。二人はようやく本当の恋人として結ばれるが、佳奈の病状は悪化の一途をたどる。
佳奈が再び倒れ、予断を許さない状況の中、瑞希は毎日病院に通い、彼女のそばで過ごす。佳奈は瑞希との思い出を語り、感謝の言葉を伝えた後、静かに息を引き取る。深い悲しみに打ちひしがれる瑞希だったが、彼女の言葉と笑顔を胸に、生きることを諦めないと誓う。
数年後、社会人になった瑞希のもとに、佳奈から生前に用意されていたメールと手紙が届く。そこには、瑞希への感謝の言葉と共に、実はもっと早くに亡くなるはずだったが、「もう一度生きたい」と願ったことで時間が与えられ、瑞希と出会えたという秘密が綴られていた。佳奈の想いを受け取った瑞希は、彼女との思い出を胸に、未来へと歩み出すことを改めて決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:40:39
31662文字
会話率:30%
世界の均衡が崩れたのは、異界と人間界をつなぐ「門」が開かれた日だった。
突如として現れた「悪魔」たちは混乱と破壊をもたらし、人類は対抗手段として
“デビルハンター”を組織するに至る。
デビルハンターの**炎(エン)**は、異界
の力を操る狂信的な組織――
**黒燈会(こくとうかい)**を追う最前線にいる。
彼の任務は、彼らが追い求める「力の源」と呼ばれる謎の力を阻止することだった。
そんな彼の前に現れたのは、**異界の血を引く謎の女・カルマ**。
彼女は享楽的で掴みどころがなく、悪魔狩りにも、人類の未来にも興味を示さない。
「……この『力の源』ってやつ、本当に世界を変えられるのかしら?」
黒燈会が執着するその力は、ただの儀式の産物なのか?
それとも、世界の命運を左右する何かが眠っているのか?
そして、カルマがこの世界に現れた本当の理由とは――
絡み合う陰謀、交錯する運命。
悪魔を狩る者たちの戦いが、今始まる――。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 20:00:00
453501文字
会話率:23%
魔法が日常に存在するハイファンタジーの異世界です。
この世界に住む一家の日常を一日一日描いていきます
仲がよく,笑いが耐えない一家です
毎日,何かしら笑えるちょっとしたトラブルが発生します
〈家族構成〉
父:アストル・フレイメル(45歳)
職業:魔具職人。修理屋も兼任していて、壊れた箒や魔法ランプ、妖精を呼び出すための呼び鈴などを直している。
性格:マイペースで優しく、気がつくと工房で寝落ちしている。家族想いで、子どもたちの良き理解者。
特徴:昔は冒険者だったため、宝物庫に謎のアイテムや怪しいお札がゴロゴロある。
母:ルミナ・フレイメル(42歳)
職業:回復術士。近所の人たちのちょっとした怪我や風邪を魔法で癒やす。
性格:明るく行動的。笑い上戸で、よく家族を笑わせる。
特徴:裏庭に自前の薬草ガーデンを作り、近所の人々に分け与える慈善活動をしている。
娘:フィオナ・フレイメル(17歳)
職業:魔法学院の学生(高等部)。炎魔法が得意。
性格:負けず嫌いでしっかり者。ただし緊張に弱く、大事な試験前にドジを踏みがち。
特徴:実験好きでいつも怪しげな魔法ポーションを調合している。
息子:レオン・フレイメル(10歳)
職業:初等魔法学校に通う小学生。イタズラ好き。
性格:とにかく元気で好奇心旺盛。よく余計な一言を言って場をかき乱すが、家族からは愛されている。
特徴:剣術の素質があると言われるが、なぜか日常の小さな呪文は苦手。
次女:クリス(5歳)
職業:魔法保育園の園児。
性格:天真爛漫で感受性が強い。ペットの「スノー」と話すのが得意。
特徴:幻影魔法の才能があり、しょっちゅう家の中でイタズラ幻影を出しては怒られる。
祖父:グレゴール・フレイメル(72歳)
職業:元・王国魔術研究員。今は悠々自適な隠居生活。
性格:飄々として掴みどころがない。魔法理論に精通しており、家族が困ったときは必ず的確な助言をくれる。
特徴:研究のクセが抜けず、家の地下室に秘密研究室を作っている。時々謎の爆発音がする。
ペット:しゃべる鷹「スノー」
種族:白い鷹。どういうわけか人語を理解し、片言ながら話せる。
性格:ツンデレ。気まぐれで、突然家族の肩にとまっては偉そうに意見する。
特徴:小さな魔力を扱うことができ、かぎ爪からちょっとした風魔法を放つ。家族と一緒に旅をしたこともあるらしい。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-31 12:00:00
88784文字
会話率:46%
システムエンジニアとして社会人生活をスタートさせた藤咲奏。
明るく前向きな彼女だったが、初日から無愛想でクールな教育係・橘隼人の指導に困惑する。
指示は的確だが、掴みどころのない先輩に振り回される日々。
しかし、厳しい職場の中で、橘の的確な
アドバイスや、絶妙にフォローしてくれる優しさに触れ藤咲は少しずつ成長していく。
仕事に悩み、時に笑いながら、新人プログラマー・藤咲奏の成長と、個性的な職場の日常を描くオフィスコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 12:29:48
89993文字
会話率:40%
人間関係や自身の現状・将来への不安心といった悩みを抱える人間が、この現代社会に老若男女問わずいる。その中には、友人や家族にもその悩みを打ち明けることができず、一人で苦しむ者も少なくない。
萌白悠稀(もしろゆうき)は、そういった悩みを抱える
人々に寄り添う相談屋である。
彼のやり方は、決して効率的とはいえず、相談者の悩みを根本から取り除く解決を望まない。彼のやり方は、相談者の悩みを共有し、心の重荷を少しでも軽くすること。その方法で、これまで多くの人々を助けてきた。
そんな萌白だが、彼は次の『相談』で相談屋を辞めようと思っていた。
そんなとき、最後の相談者として訪れたのは、儚げな印象でありながら、どこか掴みどころがなく、常に微笑んでいる女性・神田夢廻(かんだゆめ)だった。
そんな彼女の相談とは、あまりに荒唐無稽なものだった。余命が数年と宣告された彼女の唯一の心残りは、結婚したパートナーと一生を添い遂げるという事。残された時間を未練なく過ごし、幸せな最後を迎えたいというのが、彼女の『相談』だった。
最初、萌白は断ろうとした。だが、神田のそんな姿に自分の過去を重なり、彼女の『相談』を受けることに決める。二人は限られた時間を共有することで、次第にその心情に変化を感じていく。
限られた時間を彼女と二人で共有する中、萌白の内に芽生えたものとは。
これは、近い未来必ず終わり、いつまでも続いて欲しい幸せに、二人と周囲の人々がどう向き合うのかを描く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 00:40:49
881文字
会話率:5%
吉川あずや、猫のような不思議な瞳と霊能力を持つ高校生。
その異常な目と、幼い頃に他の人には見えない幽霊と話していたせいで、周りから『化け物』と呼ばれ、いじめや排除に苦しめられてきた。すると、彼は自分の心を閉ざし、他人を避けるようになった。
そして、自分が『普通の人間』ではないと知ったその日から――その目と霊能力の秘密を隠し続けている。
だが、ある日突然、クラスに一人の美少女が編入してきた。
彼女の性格や行動は時に掴みどころがなく、認識にも少しずれがあるようだった。しかも編入学初日、彼女は迷うことなく吉川あずやの隣の席を選び、目立たない彼に積極的に近づいてくる。そして、明らかに強い興味を抱いている様子だった。
奇妙なのは、それだけじゃない。
吉川あずやには彼女に見覚えがなかった――はずなのに、なぜか自分の性格をよく知っていて、さらには、ずっと隠してきた『秘密』さえ知っているようだったのだ。
こんな変人が隣の席になり、近づいたその瞬間、吉川あずやの静かな学園生活は、音を立てて崩れ始めた。そして、その先に待ち受けているのは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 23:30:14
71216文字
会話率:42%
ローレ→レシエ以外の事はすべて無関心
掴みどころのない性格
やや垂れ目でボブカットの金髪
レシエ→イーバ取締隊のエース
美人で髪は黒髪のロングヘア
額には傷がありいつも口が少しあいている
委員長→メガネ姿の中性的な容姿
最終更新:2024-11-21 12:54:51
28760文字
会話率:38%
量子力学は掴みどこがありません、、。
最終更新:2024-11-17 08:30:00
236文字
会話率:0%
性欲は健常である。
情欲も、まあ。
ただし愛欲は毒である。
皇女ローデシアはバルコニーを飛び降りた。戦勝会で出会った傭兵の息子リベラティオの手を借りて、行方知れずの公爵アースナルを探しに出たが……。
自由を知らない少女と掴みどころのな
い少年のロマンスファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 13:54:20
5299文字
会話率:41%
志願倍率は毎年三十倍を優に越す、熾烈を極めた受験戦争を勝ち抜いて国立鸞翔高等学校へ入学した主人公・飛鳥。
家族の面影を追って母親の出身校へ進学した彼女は、柔和な幼馴染の桜兎、新しい友人兼ルームメイトの夜猫、教師によって生徒から選抜された
組織「寮鳥会」の会長である戌月、飄々として掴みどころのないOBの狐塚と出会う。
アンダーグラウンドでまことしやかに囁かれる「国立鸞翔高等学校の校舎のどこかには、第二次世界大戦から隠され続けている秘密がある」という噂を確かめる過程で、飛鳥は自身の母親と酷似している少女の写真を発見した。
学校の「秘密」と、身元不明な少女の写真。
少女は、二つの謎を解明すべく奔走する。
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※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 20:00:00
92074文字
会話率:57%
掴みどころのない彼女「亜美佳」。僕は、ただひたすらにこの関係を続けることを願っている。都会の喧騒の中で紡がれる2人の日常、亜美佳とのひとときは紛れもない幸せ。奇妙な2人の関係が感動と驚きを紡ぎ出していく。
最終更新:2023-12-26 12:00:00
19335文字
会話率:35%
大学に入学し、上京してきた雛川日向(ひながわひなた)は隣人の騒音に頭を悩ませていた。ある日、帰宅した日向の目の前に飛び込んできたのは隣の部屋の前でぶっ倒れている美少女だった。「お腹……空いた……」騒音の原因はギターの超絶技巧を持つ引きこもり
ぼっち、生活力皆無の美少女で──!?
これは、ぼっち気質の主人公、日向と、彼に憧れるひきこもり、学校をサボりまくる不良少女、掴みどころのない美人先輩が織りなす、バンドストーリー。
※ざまぁ、胸糞展開などはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 09:00:00
36198文字
会話率:53%
笑顔が可愛くて優しいけれど能天気でどこか抜けてる、須本時景気《すぽんじけいき》そんな彼女のペットで人の言葉を話せる不思議な雄の白猫、クッキ、ぼくっ娘でケイキのことが好きな一行のツッコミ担当、令都蝶子《れいとちょうこ》人見知りで上手く話せない
けど誰よりも優しい加藤紗呼羅、《かとうしょこら》マイペースで掴みどころのない秋栗美、《しゅうくりみ》これは、この4人の少女と1匹の不思議な猫が織りなす、ちょっぴり変わった、日常の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:00:00
73817文字
会話率:43%
個人経営の小さなカフェで働きながら、様変わりしない退屈な日々を過ごしていた杏奈(あんな)は、ある日深夜の公園で大学生の柚(ゆず)に出会う。
掴みどころのない、どこかミステリアスな柚に杏奈は少しずつ惹かれていき、日常が色づき始める。
そんな矢
先、二人は都内で起きたある事件に巻き込まれ、予想外の展開に直面する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 12:00:00
545文字
会話率:17%
「愛してるから、これが全てなんだ」
「これが全てだから、愛してる」
浮世離れ、生活破綻者、掴みどころなしの青年、アヤ。
ちょっと物知り、世話焼き、押しに弱い青年、タスク。
二人は一緒に暮らしていて、アヤはタスクのことが好き。タスクはアヤの
ことが好き。
普段から、散歩をしたり、一緒に昼寝したり、ゲームをしたり、なんていう穏やかなスローライフを送っている。
そんな日常がずっと続くかと思われたその時、世界が壊れた。そして、タスクはアヤに殺されてしまう。
しかし、タスクは再び目を覚ます。何故か握りしめていたタイムリープ能力をもって──
SF×ブロマンス×ヒューマンドラマで描く、愛を証明するまでの物語です。
この世界には男も女もいますが、偶然にも出てくるキャラクターはほぼ男性の予定です。
よろしくお願いします。
この作品はカクヨムでも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 21:15:37
122196文字
会話率:47%
死んだ恋人の名前である「ユリ」を源氏名に、彼女の働いていたメンズエステで「ユリ」を追体験しながら日々を摩耗する麻里。ある夜、麻里はいつも通り厭世観や自己嫌悪に苛まれながらも、理想の女の子「ユリ」になりきって仕事をこなしていた。その帰路、偶
然同じエステに勤める人気嬢・夕奈と出会う。どうやら夕奈は生前の「ユリ」を知っているらしく、死んだ「ユリ」を少しでも知りたい麻里はそのまま彼女の家へ向かい、図らずも夕奈と関係を持ってしまう。
その後も、明るく魅力的であるのに掴みどころのない、少し浮世離れした夕奈と会ううちに、麻里は不器用ながらも人を愛することを思い出し、心の大きな孔は知らず知らずのうちに塞がろうとしていた。しかし美麗な夕奈という皮の中身は幾つもの秘密・罪を抱え込んだ、麻里の嫌うただの人間らしい人間だった。
麻里は麻里を取り巻く裏切りを赦すのか、壊すのか、すべて終わらせてしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 12:00:00
10317文字
会話率:48%