大戦後、脳以外の肉体を機械に代替することで更なる進化を求めた新人類によって、肉体の機械化を拒んだ旧人類が隔離領土『人檻(ケージ)』に隔離された社会。
第十三管理区で、人檻(ケージ)に廃棄された新人類の自律人型兵器『落伍者(ストラグラー)
』を破壊することを生業とする〈壊し屋〉のエラは、暴走落伍者に襲われる一人の少年ルガァーを助ける。そして彼が管理区長のジオーレに追われていると知り、ボディガードを買って出た。
ルガァーは、エラとともに過ごす中で、今まで知らなかった様々な価値観を知り、やがてルエラに尊敬と信頼を抱くようになる。
しかし尊敬するエラでさえ、新人類に支配された今の世界を受け入れてしまっていると知ったルガァーは絶望し、喧嘩の末に事務所を飛び出してしまう。そして秘かにルガァーを追っていたもう一つの勢力、解放軍によって攫われてしまう。
エラは解放軍のアジトを突き止め、仲間のウォルターとともにルガァーの奪還に向かう。昔の同僚で、解放軍のリーダーでもあるガナッシュから一度はルガァーを取り返すが、ジオーレが有する治安課部隊の介入よって、再度ルガァーを奪われてしまう。
ガナッシュから、ルガァーの正体が落伍者を意図的に暴走させる装置『接合部干渉暴走誘発装置(コネクターエラートリガーシステム)』であると聞かされてなお、彼を救うというエラの決意が揺らぐことなく、ジオーレがいる管理区役所に乗り込み、ルガァーを助け出す。
しかしルガァーの存在を疎んだ新人類によって対旧人類用鎮圧プログラムが作動し、暴走状態となった無数の落伍者に襲われる。エラのピンチを前に、ルガァーは自身に埋め込まれている装置の力を覚醒させ、落伍者を停止させ、エラを救った。
ルガァーの開発者の男と会合したエラは、男から新人類の現実、ルガァーの真実、男の目的、そしてルガァーを救い出す方法を教えられる。エラはルガァーと共に彼が救われる道を求め、旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 22:20:19
112962文字
会話率:44%
給料の良い会社の採用面接合格通知が届いた日。長く付き合ってる彼女、実乃とそっくりな女が他の男と寝ている動画が、実乃本人から送られてきた。
「よし自殺しよう!」
そうして2階のベランダから飛び降りるも死ねず、挙句に自殺未遂の一因である実乃
がやってきて・・・・・・・・・・という全然暗くない物語です笑
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 01:44:52
2326文字
会話率:50%
からっぽの自転車の籠みたいだった、この胸に。
きみへの愛情が、いまは宿っている。
最終更新:2023-01-13 07:00:00
400文字
会話率:0%
回廊世界、リゾート。無数に存在する並行世界同士をつなぐ接合部でありながら、あらゆる世界の存在にありとあらゆる娯楽を提供する、その名の通りのリゾート地。神さえもが享楽を求めるその世界はまさに娯楽と快楽の坩堝だが、当然のごとくその裏側ではこれ
またありとあらゆる非合法なビジネスが盛んに行われてもいる。
新進のカジノホテル『ヘヴンズ・ドア』。表向きはそこのカジノフロア長である椿とその相棒であるアリスベルは、そんな非合法な仕事を任されてもいた。
今回の依頼は魔術を使用したドラッグの運び屋だったのだが、手違いによりドラッグを入手し損ねてしまう。しかし、裏のビジネスにおいてはどんな理由であろうと失敗は許されない。
依頼主であり、その流通を牛耳ろうと企むマフィア、オーバーライトの指示によりドラッグの入手を余儀なくされた椿は、知人の魔法使いにドラッグの作成を依頼しようと思い付くが、その魔法使いも何者かによって殺害されてしまう。
万策尽きたかに思えた椿だったが、偶然にも件のドラッグを応用してゾンビ化させられた一団に襲撃を受け、その流通ルートに裏社会の最大組織である満貫商会が絡んでいることが判明する。と同時に、ドラッグの作成が実は遠大な魔法実験の副産物でしかないことも知る。
満貫の施設に乗り込んだ椿達だが、そこでは死んだはずの魔法使いによって世界改変魔法が発動させられていた。その魔法が世界を書き換えてしまえば現在の世界の法則に依存しているドラッグが効果を発揮しなくなるばかりか、まともな命の営みが失われてしまうという。しかもそのことを察知した世界の管理者たちによって、椿達のいる場所ごと魔法そのものを消し去ってしまうための兵器、超神格兵器の発動が決定したと知らされる。
辛うじて魔法の阻止に成功した椿達は、ドラッグの流通ルート確保にも成功し、取引を終えたのだが、それはまた次の無理難題の始まりでしかなかった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 18:48:48
134815文字
会話率:44%
肉体と精神の分離・接合の手段を発見したことで、定期的に身体を別のものに乗り換えることが可能になった時代。
家族や友達と一緒にいることのできなくなった少女・詩織は、廃園となった幼稚園跡地にいる少女・しおりと遊ぶのが心の慰めだった。
最終更新:2021-02-07 13:12:47
9404文字
会話率:65%
はじめ作のものと接合
キーワード:
最終更新:2020-08-08 05:51:20
890文字
会話率:12%
地球から遠く離れた植民惑星。
人々は雷機と呼ばれる巨大ロボットを使役し、衛星軌道に建設したリング、天環の支援の元で惑星の開拓を行っていた。
半人半馬の人馬機をあやつる雷機乗りのクラウスは、亡き友の娘であり、天環との接合能力を持つ星巫女のマキ
ナと共に、現住敵対生物B種の群れと戦うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 16:52:19
8362文字
会話率:47%
少しだけ熱をもった加奈の午後
最終更新:2019-01-26 20:04:23
537文字
会話率:0%
人の主観の数だけ、世界は存在するという。
隣人が魔法を偽りなく信じるのならば、彼の世界には魔法が実在する。
絵本に夢中な幼子の瞳に映るのは、恐怖を撒き散らす化け物と、それを斬り伏せる英雄の姿。
距離と時代を超えて、様々な主観の欠片を無理やり
継ぎ接ぎしたのが、僕に与えられた舞台らしい。
民衆に敬愛される勇者、自分以外の全てを畏怖させる独裁者、好きな役を演じられる自由がそこにはある。
しかし異物が強引に接合された故に、魔術が戦車を破壊し、ロボットが騎士団を殲滅する混沌とした戦場も産み落とされた。
そして、僕に課せられた一つのルール。
脅迫に近い、クオリティ・オブ・ライフの向上義務。
舞台を楽しみ続けなければ、その歪な世界は崩壊するという。
だから僕は、今日も新たな出会いと知識を求めて、世界を謳歌する。
これはそんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-22 22:00:00
92623文字
会話率:19%
幼少時、敵役の圧倒的な強さに憧れを抱き、目標にした。回復魔法を使いたいという目的は、徐々に手段と入れ替わる。鍛え上げた肉体、処理速度を増した頭脳。敵のキャラクターを真似するように鍛えれば鍛えるほど最初の目的は姿を消した。高校ではオカルトに手
を出し、精神を分裂する術を覚えた。
悪魔と契約する方法を見つけ、分けた4分の1の精神を異世界の住人に憑依させ、4分の1を現代社会にある肉体に残し、そして半分を悪魔の対価として捧げた。
異世界の出だしから命がけだった。生きるのに必死で僕は大事なことを見失う。果して過酷な世界で生き延びることは出来るのか? そして元の自分と接合(融合)することはできるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-11 00:41:57
50875文字
会話率:5%
東洋医学は疾患前。西洋医学は疾患後。
海を挟んだ2つの医学の違いは、その治し方にある。
例えば何かの拍子に、接合部が緩んで腕が取れてしまったおもちゃがあるとする。
西洋医学は、腕が元通りになれば治ったと判断される。
対して『何
故腕が取れてしまったのか』を考えるのが、東洋医学である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-18 18:47:03
3948文字
会話率:60%
主人公は下半身のない欠陥人形。墓屋敷と呼ばれる欠陥人形が捨てられる場所に生まれる。創造者ドールクリエが入魂した人形にはそのまま魂が宿る。それは完成品に限らず、練習がてらに作られたパーツにも当てはまる。
両腕のない人形パシー。ドールアイの
ギャメダス。両手両足を失った長老。頭だけのうどん屋石頭。などなどの仲間と共に主人公カミジリは自身の欠けた下半身を探すのだった。
最初の頃、カミジリは欠陥人形であることにコンプレックスを持っていた。早く人形としての価値を取り戻そうと無理をする。禁止されている夜の探索に一人で出かけたカミジリはモンスタードールに出会ってしまう。モンスタードールとは人形の魂を奪ってしまう人形。一人で立ち向かうも全く歯が立たなかったが、皆と力を合わせてこれを撃破。皆との絆を感じるカミジリであった。
これを期にモンスタードールをもう一体発見する。屋敷内ではなく、学園と呼ばれる人形たちが人間社会常識を学ぶ場所だ。事態を重く見た人形たちは原因を調べるとパシーが関係していることがわかる。パシーはこの地域ドールクリエが集まる町で作られた人形ではなかった。ここに来た経緯を辿っていくうちにパシーの過去と失った両腕を見つけていく。曖昧な記憶の中に残されるモンスタードールだったパシー。それに苦悩し川に身投げした際、何らかの形で両腕を失ってしまう。そしてパシー自身モンスタードールではなくなった。
調査の末、侵入経路である拷問用の水部屋に失った両腕が残されていると推測された。この部屋は過去の遺産で長年封鎖されている場所。この両腕は未だにモンスタードールのままで触れた人形に引っ付き、魂を奪う接触接合種。水部屋の中でたくさんの人形と接合しており黒き海のように増殖していた。手ごわい相手だったが、パシーの過去から解決策を見つけ出す。ちょうど水部屋の中にいたのでそのまま接触接合の原因を洗浄することで無事に両腕を取り戻すことに成功した。
魂の危険を顧みずに健闘してくれたカミジリにパシーは愛の告白をしてハッピーエンド。カミジリと共にまた下半身を探す日常に戻るのであった。
※この作品は投稿日:2015年6月30日「http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5490720」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 15:55:20
66177文字
会話率:60%
唐突に接合通路が開いた事により、地球は異世界と接触する事になる。大半の現地種族は地球との交流を歓迎したが、矜持が高く他種族を見下すエルフはそれを拒否し、ついには軍事衝突に至る。
そして、彼等の兵士、特に女性は捕らえられると「くっ、殺せ!
」という決まり文句を喚くのだ。勿論、地球人を対等の存在と認めないエルフに対する扱いは、害獣に対するそれである。狩猟の獲物は当然に……
※「カクヨム」にも併載しています。
※なろうの「異世界転移」の定義上、往来が可能な設定の場合は「異世界転移」タグが不要との事ですので付けていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-04 21:42:37
2333文字
会話率:9%
異星人によって改造された小惑星1566イカルスの内部には、巨人の迷宮が広がっていた。
人類の探査遠征の試みは既に二度にわたって失敗していたが、新技術による新たな挑戦が試みられる。神経接合による身体没入は自らの身体のように身長10メートル
のロボットを操ることを可能にする。主人公はある仮説を胸に、巨大ロボットを操り巨人の迷宮の最奥を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 11:00:00
38674文字
会話率:12%
※このあらすじは一作目のネタバレを含みます※
高校生、倉嶋篤志は異星人の魔法使いの少女を助けたことに端を発する事件で、大切な人と己の右腕を失った。失った右腕の代わりには『彼女』の右腕が魔法で接合された。その事件の調査協力の為、エリカたちの
本星である異星に向かうことになった篤志は、再び魔法を使うことを決意し、もう一度魔法使いアッシュとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-08 13:52:42
122992文字
会話率:53%