貴方が産まれる前に流行ったんだよ。終末論。
母は淡々とそう言いながら、私に話をしてくれた。
予言によると大地震が起きて、津波が都市を襲い、世界が終わってしまうそうだった。
怖くて仕方なかったな。自分の死ぬときの事考えてた。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
あと五日かぁ。
生き残ったらやりたい事、まぁボチボチと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:20:46
976文字
会話率:25%
趙子安は国の側室の子、楊無閑の愛馬の世話係だった。
しかし、子安はずっと無閑の瞳が怖かった。
ある日、無閑の愛馬が暴れて落馬してしまう。
罪に問われた子安は牢に閉じ込められるが、そこで無閑に自分のものになるなら罪は問わないと言われてしまう。
戸惑う子安に正室の子であり無閑の兄である慕容澤が近付いてくる。
最初は哀れみと無閑の執着する相手という興味から声をかけた容澤だったが、次第に子安に恋情を抱く。
子安を巡る三角関係の行方とはー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 22:34:24
4698文字
会話率:26%
高校二年の春。
風間透真は、イラストを描くのが得意なクラスメイト・朱音から、ある日、Vチューバー用のアバターを受け取った。
「かっこいい男アバターって頼んだよな……?」
送られてきたのは、透き通るような銀髪の美少女アバター。
しかも――
「透真、顔も声もほとんど女の子だし、これでやりなよ」
押しに弱い彼は流されるまま活動を始め、演じる少女《夜乃ひかり》は瞬く間にネットで話題を呼ぶ。
わずか半年で登録者は10万人を超え、ついには国内大手V運営会社「NeonLive」からスカウトされる。
まさか、自分が“人気美少女Vチューバー”になるなんて。
誰にも知られてはいけない。朱音以外には――
……そう思っていた。
けれど、幼馴染だけは例外だった。
「ねえ、透真。……これ、君だよね」
保育園からずっと一緒に育ってきた同級生・成瀬紬は、
たった数秒の配信で“ひかり”の正体を見抜いていた。
「あんたの声、ずっとそばで聞いてきたから」
彼女にだけは、嘘がつけない。
けれど、この関係が壊れるのが怖かった。
秘密を抱えたまま、少しずつ歪んでいく距離感。
そして、透真の“演じる声”に、紬が抱きはじめた想いとは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 09:46:05
16472文字
会話率:38%
ガタイが良くて喧嘩っ早くておっかない。
ついたあだ名は、喧嘩王。加えて顔が怖かったので、それも合わせて鬼面の喧嘩王。
地元じゃ喧嘩無敗の彼は――母親思いで地元愛の強い彼は――喧嘩に刃物を持ち出した不良によってその生涯を閉じることとな
る。
そうして次に目覚めると、そこはどうやらファンタジーな世界。
あれ? 貧乏だけど貴族っぽいぞ? 今世のオヤジとお袋はかなり美系だな! 兄貴もいるのか!
ところで、オレはどういう立場だ? え? お嬢様? 今、お嬢様って呼ばれた? ……もしかして、女ッ!?
あ、でも刺繍とかお茶会とか嫌いじゃねーかも。
前世の記憶を持ったまま異世界の貴族令嬢となった元喧嘩王。
彼は前世での心残りを今世にて果たそうと、気合いを入れる。
今度こそテメェらしく生きてみるぜ! 親孝行、家族孝行、ダチ孝行なんてのもキッチリしながらよッ! テメェが大切にしてぇモンは全部守るつもりだから、夜露死苦なッ!!
そんな彼女の振るまいが、近しい人の運命を変え、領地の運命を変え、やがては王国の運命すらも変えてしまう――かも?
元喧嘩王だった貴族令嬢が無自覚に織り成す、運命と偶然が重なりあう物語。
これは――『その生き様がやがて未来を照らす幻想譚』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 20:09:16
744636文字
会話率:36%
「俺の命は好きにしろ。ただ、仲間だけは見逃してくれ━━━」
【勇者】である俺━━━マイス=ウォントは自らを犠牲に仲間を救った。
その代償として与えられたのは、終わることのない地獄。
━━━痛かった。
━━━怖かった。
━━━死なせ
て欲しかった。
それから一年。
俺は『ゆうしゃ』と名乗る者に救われ、仲間と再会することになった。
喜びも束の間、俺は自分が壊れてしまったことを知った。
何より、仲間たちの俺を見る眼が変わってしまっていた。
俺を見るたびに曇る瞳。
なぁ……
なんで……
なんで、そんな眼で見るんだよ……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 18:00:23
114752文字
会話率:33%
旅人もカーンルイアもないよ。
最終更新:2025-06-12 22:45:00
16327文字
会話率:36%
「血をくれ」
無愛想で、何を考えているのかわからないその人に、私は血液を提供することになった。
最初は怖かった。けれど、ほんの少しの優しさに、私は……恋をした。
吸血鬼のような彼と、不器用でじれったい、でも確かな恋の物語。
最終更新:2025-06-07 18:06:54
22130文字
会話率:48%
僕の頭の中には、三人の友達がいる。
明るくて元気な陽介、冷静沈着な蓮、静かに寄り添う椿。
彼らは“イマジナリーフレンド”――僕だけの、想像の友達だった。
現実の人間関係に踏み出すのが怖かった僕は、彼らに支えられながら孤独を生きていた。
で
もある日、ひとりの少女が現れる。落とした財布を拾ってくれたそのきっかけが、僕の小さな世界をそっと揺らし始める――。
想像と現実の狭間で揺れながら、自分の本当の居場所を探す、心の再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 00:33:37
7542文字
会話率:28%
剣道から逃げた高校生・閑古鳥長政。
彼の前に現れたのは、かつて大事にしていた“剣道防具”──だったはずの“何か”。
「閑古鳥くん!! スキ!!」
叫びながら竹刀を振り下ろすその声は、なぜか懐かしくて、──そして、怖かった。
恋と呪いと防
具が交錯する、
真っ直ぐな、再会と決闘のラブコメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 18:21:23
13571文字
会話率:30%
これは、私が最も怖かった言葉についての物語。
最終更新:2025-05-13 21:04:42
462文字
会話率:15%
おまえ、今日の三時四十五分、要る?」
赤いマントの少女は、そんな不思議なことを言った。
肩に止まった青銅の鳥が、カチカチと時間を鳴らす音は、どこか懐かしく、そして少しだけ怖かった。
ユウトが迷い込んだのは、名前を忘れた物語が眠る〈鏡の森
〉。
そこでは、時はほどけ、記憶は歪み、語られなかった言葉たちが静かに終わりを待っている。
けれど、終わらせたくない誰かがいた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-30 14:01:08
3285文字
会話率:40%
――わたしのなかには、もうひとりの“わたし”がいた。
誰かみたいになりたくて、ずっと笑ってきた。
でも本当は、怒りも、悲しみも、寂しさも――ずっと抑えつけてきた。
変わりたかった。でも、変わったら“わたし”がいなくなってしまいそうで、怖
かった。
大学の夏休み、東雲荘という小さなアパートで暮らす雨は、
ある日、もうひとりの“自分”――ハルと出会う。
やさしさが重くて、好きが苦しくて、
誰かの言葉で生きている気がしていた日々。
過去の友人、理想の他人、そして、自分自身。
そのすべてと向き合う、ひと夏の物語。
「わたし」で在ることを、もう一度選ぶために――
感情を失った少女が、“ほんとうの自分”を取り戻す再生のストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 22:58:47
21764文字
会話率:8%
「ねぇおねーさん? そんなに寂しいなら俺の飼い主にならない? 俺を家族にしてよ」
ツイてないわたしが満月の夜に出逢ったのは、野良ネコみたいな男の子だった。
自由気ままに訪れる彼との時間を重ねるうちに、彼が特別な存在になっていく……。
だからわたしは……彼に告げた。「もう来ないで」と。
年下の男の子に寄りかかってしまいそうな自分が怖かったから……。
そうしたら、意外な場所で再会して……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 18:00:00
10442文字
会話率:28%
ネクストワールドキャンペーンと称して当たった宝石は、謎の力が使える物だった。
松本智が手にいれたのは『破壊の力』物を瞬間移動させ、その空間を破壊する能力。
鳴門明日香が手に入れたのは『解放の力』周りに防御線を張り、物的襲撃から解放
される能力だった。
電王という謎の人物の話では、『かつてこの世界は魔法が使えた。だが、機械を操る組織により、その能力は封印された。今現在、世界を陰で仕切る世界政府によってだ』だった。
こうして電王の導きで、明日香は能力を引き出し、世に蔓延る悪と闘いだす。
だが智の方は、それを使えずにいた。怖かったからだ。
一方世の中では、能力者による様々な出来事が繰り広げられていた。
過去の世界から織田信長が復活したり、動物が反乱するようになったり、法で裁けぬ悪党が突然死したり、空や海に謎の物体が出現したりだ。
それぞれの能力者が暗躍する世界。徐々にその世界は変貌を遂げていく。
果たして智は、能力を使うことが出来るのか。
その能力を解放したとき、世界はどんな風に姿を変えるのか。
ネクストワールド、つまり来るべき世界の意味とは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:28:09
56087文字
会話率:31%
好奇心旺盛で怖いもの知らずな後輩、東丸(とまる)と怖いものからなるべく遠ざかりたい先輩、葛西(かさい)。
【東西ホラー】
同じ大学に通う二人だが、学部もサークルも、何ひとつ共通点などなかった。
しかしオカルト体験を一緒に繰り返すうちに、
いつしか仲の良い先輩後輩になっていく。
最初は見たくないものが見える事が怖かったはずなのに、次第に見たいものが見えない事が怖くなっていく葛西。
奇妙な体験に興味を抱いて近付いたはずなのに、気が付けば葛西を怖いモノから守りたいと思う東丸。
※時系列バラバラになっていますが、意図的です。
※最後に時系列順でタイトルだけ並べます。
※大学生編・社会人編で完結です。
※Webサイトにて、時系列順にお読み頂けます。
(ネタバレはありませんが、展開が読みやすくなります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 16:00:00
95333文字
会話率:51%
高校三年生に進学した辻ヶ花まなかは、新しいクラスの初日に一人の男子に興味を持つ。
彼はスケッチブックを肌身離さず持っており、常に鉛筆を走らせているのだった。
「雇われることを前提に進学先を選ぶことはない」と口にする彼の名は静橋。大学は美大に
行くと決めている。
大学で絵の技術を磨き、在学中にイラストレーターとして生きていけるようになるのが夢とのことだ。
まなかには作家になりたいという夢があった。できれば文芸学部に進みたいとの思いも抱いている。
しかし夢を公言することは憚られた。笑われたり否定されたりすることが怖かったからだ。
それだけに、自分の夢を堂々と口に出せる静橋に興味を持ったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 20:11:22
80206文字
会話率:56%
強力な魔物や妖魔が跋扈する島 葬刃島
武家の子供である宗葉 蒼は強くなるために 自身の夢を叶えるために鍛錬に励む
しかし蒼には悩みがあった どれだけ鍛えても、どれだけ努力しても、異能を授かる事は出来ず、魔力を扱うことさえ出来ないのだ
いつし
か周りには嘲笑され、同期たちには馬鹿にされ、憐れまれた
父親には失望された そんな出来損ないが島から追い出されるのは、分かりきったことだった...
周りの目が怖かった 同期たちが憎かった 姉の優しさが 憐れみが、心を抉った そして何より強くなれない 何にもなれない自分が嫌いだった..折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 22:39:42
11685文字
会話率:21%
寺内いずみ(パート主婦)が体験したり、身内の体験談のちょっと怖かったお話。
キーワード:
最終更新:2025-03-10 23:10:14
2770文字
会話率:19%
たまに活動報告に書いていた主だった夢をこちらにまとめる事にしました。
あくまで夢なのでオチがなかったり、ありきたりかも知れませんが、とりあえずの忘備録です。
怖い話が苦手という方もいらっしゃるかもしれませんので、念のために作者が怖か
ったと思った話にはタイトルに【 * 】マークを付けておこうと思います。
ただし、作者基準ですのであしからず……。
不定期更新ですが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 23:22:10
13638文字
会話率:2%
雪の降る寒い世界で、キリアは生まれた。
母の愛を知らず、姉妹の中でただの「余りもの」として扱われた彼女は、いつしか感情を押し殺し、ただ生きるために餌を探すだけの存在になっていた。
ある日、彼女は青年と出会う。
彼は他の人間と違った。
餌を
投げ与えることもなく、馴れ馴れしく触れることもない。ただ静かに、優しく見つめるだけだった。
青年はキリアの瞳の色を見て名前を呼んだ。
けれど、キリアは応じなかった。
それは、名を持つことに慣れていなかったからかもしれないし、あるいは、彼のその呼びかけがあまりにも優しく、心に触れるのが怖かったからかもしれない。
青年は何も求めなかった。
ただ、いつもそこにいて、キリアが来るのを待っていた。
どんなに遅くても、どんなに寒くても、決して彼はキリアを置いていかなかった。
キリアはそんな青年の存在に少しずつ心を許していく。
彼は自分の食べ物すら分け与え、キリアの小さな爪の傷にも怒ることなく、ただ受け入れ続けた。
それは、キリアが今まで知らなかった「無償の愛」だった。
ほんの数日間、キリアは青年と共に過ごした。
彼の温もりに触れ、孤独ではない時間を知った。
しかし、それでも彼の差し出す手を取ることはできなかった。
キリアには、母がいた。餌を持ち帰らなければならなかった。
彼女は、愛を選ぶことができない存在だったのだ。
春が訪れ、キリアは青年の元を離れた。
けれど、心のどこかで願っていた。
「いつか、また会えるだろうか」
しかし、現実は容赦なかった。
体は弱り、心も限界を迎え、ついには歩くことすらままならなくなった。
それでも最後の力を振り絞り、キリアは青年の元へ向かった。
彼の姿を探し、ただ、一目でも会いたいと願いながら——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 10:08:42
7820文字
会話率:5%