現代。
移動の合間の話。
最終更新:2025-01-08 17:06:21
809文字
会話率:0%
二枚の引き戸によって構成され、真ん中と片側に鍵のある玄関扉。その二つある鍵を二人でタイミングを合わせ同時に施錠する。我が家の変な習慣だ。そして、今日もその習慣を行っていた。
最終更新:2024-04-15 20:00:00
995文字
会話率:24%
学生街で町中華を営む夫婦の前に現れた、顔の無いサンタクロース。
果たして彼の正体と目的は?
(本作品は、しいな ここみ様御主催の「冬のホラー企画2」の参加作品で御座います。)
最終更新:2024-01-23 06:41:44
1939文字
会話率:22%
ひっそりとした場所に突如現れた♨️が描かれている暖簾に木とガラスでできている謎の引き戸。
その引き戸を開けば、この世界では見たことがない造りをした宿が現れる。その宿にある温泉は傷を癒やして魔力を回復するだけでなく、高い美肌効果まである。
見たこともない料理やキンキンに冷えたうまい酒、お金を入れれば自動で身体をほぐしてくれる謎の魔道具まで存在する不思議な温泉宿『日ノ本』。
神様からもらった能力で温泉宿を作っていき、訳アリ従業員を仲間に加え、異世界に転生してきた元温泉宿の長男が目指すはスローライフ!
※カクヨム、アルファポリスでも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 18:00:00
125175文字
会話率:60%
美麗白狐の死霊軍団 妖幼女と共に大陸を襲うっ!
ヒノモトから転生し、祟り神と化した、美しき白狐の娘“楽市”は、異世界へその邪悪な瘴気をまき散らし、ありとあらゆる物を死に至らしめた。
それだけでは飽き足らず、巨大なスケルトンやゴーストを、
大陸へ大量に放ち異世界を蹂躙する――――
ように見える、狐娘のお話です。
藤見の森を行く。
夏の蒸し暑い夜である。月は見えない。
その中を、二匹の兄妹狐がすたすたと行く。これがただの狐ではない。
人の姿を模した白狐と呼ばれる、妖しの類であった。
「兄さま、早く!」
「わかった わかった」
「兄さま。早くしないと酒が逃げてしまいます!」
「楽市(らくいち)よ、酒が逃げるわけなかろうに」
二人は迷うことなく、馴染みの赤ちょうちんへ入った。
引き戸に触れることなく、するするとすり抜ける。兄妹はそう言う類の者だ。
店内には焼き鳥から滴る脂が炭に落ち、得も言われぬ匂いが立ち込めていた。
しばし飲む。するとほど良く酔った妹が兄に絡んだ。
「むふう、あたしはねえ。藤見のみんながいて、お酒があって、兄さまが居れば、後はなんにもいらないんだよー。ふふふ」
頬と首筋が桜色に染まり、艶っぽく兄を見つめている。
そんな仲睦まじく酒を飲む兄妹に、凶事が襲う。
何者かが二人の憑代である、狐の石像を破壊しようとしているのだ。
破壊されれば、兄妹の存在は消えてしまうだろう。
客も疎らになりちびちびやっていたら、いつの間にか妹が消える。
「楽市?」
そう言って訝しむ兄も、石像を破壊されその存在が消えていく。
破壊の痛みに倒れ伏し、もがき苦しむ兄。
しかし眼だけは虚空を睨み、その瞳に漆黒の憎悪を宿らせる。
「おのれ……誰だ、許さぬぞ……」
兄は石像の頭を砕かれるその瞬間まで、虚空を睨み続けた。
そして、異世界へ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:21:50
1444652文字
会話率:20%
「えへへー。ゆーとさんと同じ歩幅にしてみましたー」
天然美少女とひねくれ男子が繰り広げる微ズレ会話のほっこり日常系ラブコメ。急に始まる同居生活はお茶の間ラブに⁉
高校一年夏休み最後の日、呼び鈴のまま引き戸を開けると美少女が……。
とびき
り可愛い山本さんに流され巻込まれ、こじんまりした日本家屋で始まる二人暮らし。
思春期全開ひねくれ男子とイギリス帰りの天然美少女が繰り広げる幸せいっぱいの物語。
堅実人生を営みたい僕に襲いかかった美少女同居生活は、ドキドキしてハラハラして、イチャイチャ……なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 22:00:00
72456文字
会話率:31%
白いイタチが引き戸を開けて 私の足元に近づいて来る
最終更新:2022-05-02 07:30:56
334文字
会話率:0%
冷房を効かせるために窓も障子も閉めた部屋は、電気を消すと真っ暗。
手探りで引き戸を探すけど、今日は一向に引き戸に辿り着かない。
最終更新:2021-08-22 22:57:41
1137文字
会話率:11%
ある日、アラサー店主が裏なんばで営む料理屋の引き戸を開き、異世界の少女が飛び込んできた。
これは、店主(シュウ)と異世界の少女(クリス)が再び異世界への扉を繋いだあとのお話です。
二人は異世界に繋がった店で日本食を出す朝めし屋を営業を始め
ると、最初にやってきた商人が客をつなぎ、門兵や領主であるクリスの父親までもが顔を出す店になっていきます。
そんなある日、盗賊らしき者たちに襲撃された村から逃げてきた少女(シャルロット)をクリスが保護することがきっかけで、思わぬ方向に話はゆっくりと展開していきます。
基本的に全体のストーリーの舞台は「朝めし屋」で、そこで誰かが食事をしにくることで話が進みます。
※シュウとクリスの出会いから、クリスが異世界に戻るまでの話は、「朝めし屋-二人の出会いの物語-」というタイトルで連載中です。
>> https://ncode.syosetu.com/n3347fy/
※日本で営業している時の出来事は「朝めし屋―日本橋本店―」としてシリーズ化しています。
※実際に作った写真を加工して掲載することもありますので、深夜はご注意ください。
※異世界での会話中に『 』で括られている単語は、その日本語名に似たものとして受け取ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 12:00:00
647738文字
会話率:36%
盛り場、バンドマン、すごい美人の怪しいお客。
そんな漆黒の夜の輝きに吸い付くものと、親に手を引かれ親戚の玄関の引き戸を開けるとすぐに漏れて聞こえる昼間っから酒盛りしている賑やかな声。
そんな、種類の違う昭和の詰め物のはいった風呂敷ふた
つ、開けてみました。
ハードボイルドの「やせがまん」が少しでも感じていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 04:33:00
4613文字
会話率:4%
明日、親父がむかし連れてきた裏日本のこの街にいって、「田沼さん」としか知らぬそのひとに逢い、何としても力になってもらわないことにはどうにもならないところまで、ケツに火がついてしまった。
あきれ顔とあきらめ顔の混ざった妻は、それ以上なにも
言わない。本当は、そんな|篤志家《とくしか》なんているわけない、おかしな詐欺に引っかかってるだけじゃないかと返したいのだ。
駅の長い地下通路を抜けて、地上に出た。「大川方面」の案内に沿っていったのだが、曲がりくねり、距離を測りかねるほど長く感じた。
フェーン現象というやつだろうか。東京を出たときとは較べものにならない暑さだ。日は大きく西に傾いて目指す大川の向こうにあるが、この陽射しを正面から浴びながら大通りを歩くことを考えると足がすくむ。タクシーやバスはおろか、連れを伴ったひとたちさえ見つからない。
小路というよりも、家並みの隙間が寄り集まって出来た路地が見えた。小さな鉢植えばかり並ぶ濃い緑の影が風に揺れ、そこだけが、アスファルト舗装の陽炎から遊離している。
「休業中」と書かれた銭湯の隣に、飲み客も相手にする食堂をみつけた。灯かりはなく引き戸はきっちり閉じられているが、仕込みの声とは違う客同士の高揚した声が漏れている。
- ガラリ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 08:55:54
10621文字
会話率:16%
精神を病んだ妻は、毎朝引き戸に向かって自分の名を呼ぶ。
中にいるはずのもう一人の自分に交代してもらうために。
ショートショートホラー。
最終更新:2019-09-03 13:14:35
1569文字
会話率:44%
居酒屋で吞んでいると奇妙なメールが届いた。タイトルは無題で内容は「異世界に移民してみませんか?」その簡潔な文章の下には、はい、いいえの文字。なんかの詐欺? そう思って閉じようとした時に手が滑って、はいの文字をタップしてしまった。しまったと
思いながらも、まあ何か来ても無視してればいいかと思い、飲み続ける。しかし帰り際、会計も済ませて居酒屋の引き戸を開けると、そこは真っ白な世界だった。
食べる事が好きなおっさんが異世界に行ってまったりする話の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-09 17:22:05
161868文字
会話率:44%
街外れの小料理屋、旬菜 かわはぎ。
古風なカラカラとなる引き戸。
カウンター7席だけの小さなお店。
まだ若い店主の健介が様々な人と出会い体験する不思議や友情や恋やノスタルジー。
健介の人柄が織りなす大人の絵本。
優しくも哀しい世界にようこそ
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-25 19:04:05
9596文字
会話率:27%
街外れの小料理屋、旬菜 かわはぎ。
古風なカラカラとなる引き戸。
カウンター7席だけの小さなお店。
まだ若い店主の健介が様々な人と出会い体験する不思議や友情や恋やノスタルジー。
健介の人柄が織りなす大人の絵本。
優し哀しい世界にようこそ。
最終更新:2017-06-25 08:36:48
12036文字
会話率:38%
街外れの小料理屋、旬菜 かわはぎ。
古風なカラカラとなる引き戸。
カウンター7席だけの小さなお店。
まだ若い店主の健介が様々な人と出会い体験する不思議や友情や恋やノスタルジー。
健介の人柄が織りなす大人の絵本。
優し哀しい世界にようこそ。
最終更新:2016-11-22 19:40:20
5134文字
会話率:28%
ある日、家の引き戸を開けると異世界だった!?
しかも、兄妹二人、家の土地まで転移だと…!!
異世界で生活するなら金を稼がねば…あ、そうだ野菜売ろう!
ゆとり世代で今時な妹小桜風香と何処か頼りない農家の兄ぃ小桜信がおおくりする異世界ヤサイ布教
ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-21 07:11:46
3958文字
会話率:63%
自身の美しさによって翻弄される日月洋子は人生に疲れていた。そんな彼女は、願いを叶えてくれるという噂にすがり、その怪しい店を見つけ出す。古い平屋の引き戸には、珍妙な張り紙がされていた。 ――妖怪売り〼。
最終更新:2016-08-21 20:00:00
7191文字
会話率:49%
橘高建太、19歳。ある日交通事故に巻き込まれ、気が付くと意識不明で倒れている自分を見ていた。
健太は幽体離脱していた。意識が飛んだ次の瞬間、健太は幼い頃の記憶に有る家の前に立っていた。
懐かしさが込み上げる。祖父が引き戸を開けて出て来た
。
おかしい、祖父は死んでいる。健太は直感した。これは良く聞く臨死体験だと。
戻らねば死ぬと思った健太は戻る所を間違った。
紛れ込んだのは異空間、異世界。その世界は邪悪な霊魂が人間の魂を引き摺り込んで食らう為に作った世界。
健太は自分の体に戻れるのだろうか。
エブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-14 18:13:31
65313文字
会話率:1%
ペキペキ、ペキカン、カンペキ。同じ言葉を何度も繰り返しているうちに、おかしくなって笑ってしまう。
左、上、右、下、斜め左上、斜め右上、斜め右下、斜め左下、と順に繰り返す。繰り返す場所は、ものはなんだっていい。トイレのドアにつけられた明り取り
の四角いガラス窓だったり、引き戸の上に飾られた額縁入り時計付きの夕日沈む海でのヨットの写真だったり、金魚の入った水槽だったり、西洋人形の入ったプラスチックのケースだったり、あるいは、コンクリートの玄関床だったり、下水の上を覆う敷居の鉄板だったり、なんでもいい。それを見て、左上下右と繰り返しているうちに、おかしくなってくる。ぼーっとして、あったかい土曜の昼過ぎに、一人でいるとき、そんな風にしてあお向けに寝転がっていた子供のころの思い出。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-03-27 23:51:07
625文字
会話率:0%
お風呂に入ろうと引き戸を開けたら、そこは3Dダンジョンだった。主人公は裸なのも気にせず、ダンジョンを進む………あまり進まない。雑貨屋のお兄さんと仲良くなる。パーティーを組む。そんな話。
最終更新:2015-07-29 23:09:41
2352文字
会話率:34%
「南無三」
今も思うけど、この展開は無いと思う。
僕は血生臭いのはそんなに好きじゃないんだ、勘弁してくれ。
引き戸の体育館と学園集会。
いつもの日常に、やって来たのは『非日常』だった。
火を噴く銃と飛び散る血飛沫。
謎の男達。
...頭
おかしいけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-11 14:48:58
2901文字
会話率:17%
気温が三十を超える真夏の日、汗を垂らしながら宛もなく道を歩く一人の青年。腹が減り、飯時だと気づいた彼は、駅近くにある牛丼屋で腹を満たそうとする。そして方向を変えるために足を止めた時、偶然看板が目に入り、それが指す物を見ようと視線を移す。そ
の先には茶色の引き戸と、品名が書かれた札があった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-10 17:54:24
7478文字
会話率:53%