「私だけが気づいてるって、気づかれないようにしないと……」
クラスの中心的女子な今井さんに異様に嫌われている自称「モブ子」こと賀茂フイ子は、今井さんの異変に一人だけ気づいてしまった。
そう、今井さんがときどき未来の自分と入れ替わって
いることに。
しかも今井さん自身に自覚はないようだ。
「どうしてみら井さんは、私相手にだけ顔を真っ赤にして挙動不審なるんだろうか……?」
──ちょこちょこ現れる未来の今井さん(みら井さん)と、それに気づいてる女子の少しふしぎな変質的観察系百合コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 23:40:00
30964文字
会話率:23%
【母は自らの小説を蟲毒のように作っていると言った。実際似たようなものなのだろう。しかし、もしも本当にそれが真実なのだとしたら、母は壊れた文章だらけの空間に閉じ込められ、一生そこで息を深く吸うことも赦されないままに小説家として足掻き続け、作家
として殺し合い続ける。母は壺の中の一つの文字と何が違うというのだろうか。】
小説家の母の独特の執筆方法を眺める娘の話です。
この作品はnote、カクヨム、エブリスタにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:02:20
3551文字
会話率:14%
二〇二〇年四月 新型コロナの感染拡大防止のための休校が始まって一ヶ月が過ぎた。来年春に中学受験を控えた真鍋詩織(まなべしおり)は毎日課題に追われ自室とトイレを往復するだけの日々を送っていた。
ある日窓の外に詩織と不仲のクラスメイト 羽柴真美
(はしばまみ)の姿を見つける。休校中にも関わらず真美の奇妙な嫌がらせが始まり苛立ちを募らせていたが、真美は突然詩織やクラスメイトの前から姿を消した。
以前投稿したお話をYouTube朗読するために手直ししたものです。基本的な内容は同じですが、表現や言い回しを変えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 07:34:50
19761文字
会話率:40%
12月の初旬。怪我が原因で陸上部をやめた高校二年生の俺は、放課後になると必ず行く場所ができた。
―――それは「図書室」だ。図書室に行けば自分のことをしつこく詮索してくるような人はいない。精々、別のクラスのやたら上から目線な女子高生が一人い
るくらいだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 07:00:00
8464文字
会話率:35%
必要ですか?
使いますか?
いつまで使いますか?
最終更新:2020-01-08 12:00:00
1435文字
会話率:0%
矢印の先のどれを選ぶのか。
2011年2月11日発行|東部市場
最終更新:2019-09-09 18:49:26
3004文字
会話率:0%
群衆の中で一点を指し示してみたら。
2011年2月11日発行|東部市場
最終更新:2019-09-09 18:47:05
2746文字
会話率:0%
突然そこに矢印があるとしたら。
2011年2月11日発行|東部市場
最終更新:2019-09-09 18:44:20
2920文字
会話率:0%
大学入試も終え、残すところは卒業式だけとなった知陽達5人の幼馴染は高校最後の思い出作りとして卒業旅行に行く。が、旅行当日に知陽は高熱を出してしまい参加できなくなる。
仕方なく家で待機する知陽の目に飛び込んできたのは、
幼馴染達が行ったスキー
場での雪崩事故。
願いも虚しく、帰らぬ人となってしまった幼馴染達を前に絶望する知陽の前に現れたのは、小さい頃から知陽達とよく遊んでくれた近所のお姉さんの天音だった。
そして天音は知陽にこう訊ねる。
「ヨミガエリ地蔵ってしってる?」
知陽の住む地域に古くから伝わる都市伝説のヨミガエリ地蔵。それは願えば死者を蘇らせる事ができるという。
ただし、それにはある条件が──────。
選択と犠牲。友情と恋愛。
複雑に絡み合う感情と交錯する思惑。
知陽が出した答えとは。
少し不思議な青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-27 21:55:54
1462文字
会話率:30%
星新一さんを尊敬しています。
発明家M氏のショートショートです。
最終更新:2018-09-04 22:13:23
1120文字
会話率:40%
悪になりきれない兄弟の身に起こった不思議な現象。
『あてないでください』
あなたは、あてますか? あてませんか?
最終更新:2017-06-03 20:41:57
6977文字
会話率:61%
俺は死んだらしい。
ダラダラと生きていたから実感がない。
死後の世界で言われたのは、異世界で自由に暮らしてくださいだった。
だが、優雅な生活を過ごす予定が、転生してもなんにも覚えていなかった。
ある日、記憶喪失で倒れたところを、1人の少女と
家族に助けられのんびり暮らしていたら、街に魔族が襲ってきた!
そんなこんなで、死後の世界から不思議な力受けて、異世界で正義のヒーローが爆誕した!
その手で、魔王から世界を護るんだ!
戦え!マケンアイダーレオニス!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-05 12:00:00
34165文字
会話率:38%
祖母が亡くなって寂しかった私は、祖母に教えて貰った事を思い出し、祖母に会いに行くことにした。
最終更新:2014-10-26 19:48:06
3063文字
会話率:10%
ぼく(マイク)は、ゲームのデバッグを生業としている。
最終更新:2014-07-27 00:00:00
7744文字
会話率:37%