魔力の代わりにナノマシンが大気を満たし、魔法の代わりに科学が高度に発達した世界。だがその科学は魔法を再現するには至らなかった。
ナノマシンの名は『エーテル』。有機物で作られ、人間と共生するそれに高い適正を持った主人公、ハル。エーテルが繋ぎ制
御する社会において高い能力を持つ彼も、また科学で適わぬ魔法に夢見る一人だった。
そんな中、クラスメイトのルナの紹介でハルはあるゲームと出会う。内容はよくあるファンタジー。魔法に憧れるハルは、そのゲームに興味を覚えプレイを開始する。その世界に満ちる魔力の名前、それもまた『エーテル』だった。
せめて電脳空間の中だけでも魔法使いを楽しもうとするハル。だがゲーム開始直後に出会った王女アイリが切っ掛けで、そのプレイスタイルは徐々に変化していく事になる。
二つの『エーテル』が満たす世界の物語にハルは足を踏み入れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 18:01:51
6635637文字
会話率:51%
ツンツン頭のガキンチョ高校生のもとに1通のラブレターが舞い降りる。
期待を胸に待ち合わせ場所に赴くのだが…
最終更新:2024-10-05 21:36:45
7052文字
会話率:85%
宇宙の音に耳を澄ますがよい。
最終更新:2024-09-23 12:00:00
320文字
会話率:0%
悠然とそびえる『フロウ山』のその麓で生まれる、『燻狼』と呼ばれる登山家たち。彼らは共通の使命と個有の役割を持ち、番と共に二人で生まれる。使命とは、フロウ山の頂にある『扉』を開くこと。燻狼たちは自らの役割をこなし、番や他の仲間と協力しながら、
フロウ山の攻略を試みていた。
そんな中、番を持たない生まれたての燻狼がひとり、フロウ山の麓に流れつく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 01:08:53
122642文字
会話率:38%
記憶を失った男『クロト』が目を覚ましたのは『ディード』という魔物がはびこる異世界だった。
言葉こそ違えどそこには国家や文明があり、ディードを駆除する『狩人』達が街や村を、そして人々をディードの魔の手から守っていた。
クロトはとある事情
から『狂槍』と呼ばれる狩人に奴隷として買われ、自身もディードと戦う狩人として生きていくことになる。
……記憶の手がかりは自身が付けていた黒のブレスレット、そして遥か遠くに見える、空へ果てしなく伸びる長い塔。『カラビナ』と呼ばれている軌道エレベーター。
クロトは自分の記憶を取り戻すため、そして日本に帰る手立てを探るべくカラビナを目指して旅に出ることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 22:23:30
916647文字
会話率:34%
夜にだけひっそりと開くカウンター席のみの星喫茶(純喫茶風のお店)を営む店主の少女。
そしてそこに集う人びとの交流を描く日常の物語。
店外に出ている看板にある「星喫茶」という名にふさわしく、店内には古びた天球儀などの天体観測道具、骨董品や鉱
石などが並べられています。
店主(正式には代理)の上のの名はキピアといいます。
昼間はショーウインドウから外を眺めているビスクドール(西洋風のアンティーク人形)のが本来の姿。
しかし夜になると店主として「つかれた」お客さまをお迎えしているのです。
この物語の今夜の主人公は、あなたかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 21:32:20
7987文字
会話率:38%
「帰るんだ。いつか、わたしたちの世界へ」――
「英雄になり損なった男」宗谷俊平。日本から飛ばされてきた異世界・エリアム王国で日々を暮らす彼は、とある事情で結婚詐欺で傾いた貴族の家の再興を任されることになる。とにかくまずは人手を集めるために奴
隷商人の下に赴いた宗谷が出会ったのは、やはり同じ日本出身の風変わりな女、中林宿李。
かつての宗谷の冒険の結果、手元には異世界産の品質のおぼつかない望遠鏡が一本だけ。しかし中林は空を睨み、この異世界を解き明かして日本に帰ると宣言する。帰還の願いを持った中林と、冒険はもう嫌だという宗谷。二人は目的は違えど目の前の事態に緩やかに協力し、商売を成功させ、神殿との対立を回避し、トラブルを解決していく。そうして山を乗り越えた先に待っていたのは、たった一本の望遠鏡での観測を元に推論した、中林によるこの「異世界」の真の姿の暴露だった。
――突如として飛ばされた異世界で、選ばれた勇者でもなんでもなく、特殊な追加スキルや異能もない、そんな宗谷と中林。武器となるのは宗谷の機転と中林の科学知識のみ。エリアムの風習や文化に振り回され、手持ちの技術や資源の不足に苦しみ、貴族と神殿の対立に巻き込まれ、挙げ句にエリアムを支配する暴君マリイに目をつけられてしまった二人は、果たして生きて地球に帰れるのだろうか!? 異世界や魔法を科学でメッタ斬りにしていく冒険の旅が、いま始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 08:00:00
179920文字
会話率:63%
「帰るんだ。いつか、わたしたちの世界へ」――
「英雄になり損なった男」宗谷俊平。日本から飛ばされてきた異世界・エリアム王国で日々を暮らす彼は、とある事情で結婚詐欺で傾いた貴族の家の再興を任されることになる。とにかくまずは人手を集めないと、と
奴隷商人の下に赴いた宗谷が出会ったのは、やはり同じ日本出身の風変わりな女、中林宿李だった。
――突如として飛ばされた異世界で、選ばれた勇者でもなんでもなく、特殊な追加スキルや異能もない、そんな宗谷と中林。武器となるのは宗谷の機転と中林の科学知識のみ。エリアムの風習や文化に振り回され、暴君マリイに目をつけられ、挙げ句に内乱にまで巻き込まれてしまった宗谷たちは生きて地球へ帰ることができるのだろうか!?
(作品ルール1:異世界召喚ものだが、主人公は『選ばれた』者ではないし、異能も持たない。
作品ルール2:主人公たちに都合のいい事物は、異世界の人々も使える。特に、知能的に異世界の人々が劣っているようなことはない。
作品ルール3:現実離れした発明品等は絶対に出してはいけない。
作品ルール4:以上のルールの下に、主人公が異世界で英雄となる話を書く。
この作品は、上記作品ルールに従って作られております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-17 07:00:00
625769文字
会話率:59%
魔法師団に所属するサリヤは、魔獣退治の最中に意識を失い異世界に飛ばされる。目を覚ましたのは、イケメンだらけの宇宙艦の中。
宇宙艦の中は、サリヤを調べたがる天使の青年や、人懐こいパイロット、冷ややかな副艦長に貴公子艦長のイケメンばかり。
「必ず俺の元に戻ってこい」そう言った団長との約束を果たすため、魔法のない世界でのきゅんらぶたまにバトル逆ハーレム記。
*「カクヨム」でも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 11:05:34
267457文字
会話率:39%
《あらすじ》
パラレル世界を見られる天球儀。それに憑いている妖精アーミはそれに惑わされる人間達を見てきた。
《作者コメント》
ノベルアップ+の魔法のお守りコンテストに応募している作品です。
お題「アーミラリ天球儀」 暦の計算にも用い
られた天球儀。星たちの動きを見ることで今生きている世界線とは別のパラレル世界を調べられる魔法具折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 15:52:01
2496文字
会話率:37%
短期集中連載、3話構成でいってみようと思います!
シロクマ帝国物語 異聞録
これはシロクマ帝国から見た異世界の物語。
(本作は他のシロクマ帝国物語とどこかで繋がっています)
南雲モモは新宿では有名だった。
『拝み屋 南雲』を営む巫女服女
子高生にして、国家認定三級退魔師。
冴えないアラフォー男のオジーを相棒に、今日も夜の街を行く。
そんなモモは、仕事の報酬としてひとつの「天球儀」と出会う。
ノベルアッププラスの短編コンテスト作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 23:20:38
9896文字
会話率:44%
閑静な住宅街を抜けて、街の外れにある寂れた博物館。
そこには世にも不思議な道具たちが展示されているという…
最終更新:2023-04-15 02:00:00
3748文字
会話率:11%
ムーンライト投稿の【永遠の天球儀】番外編小話。ほんのり自我が芽生えた新のひとり語り。
最終更新:2023-01-25 22:00:00
2863文字
会話率:29%
作品は一度世に産み落とされたなら、何があろうとも、仮にプロットという形でも、絶対に完結させなければならない。
このように私は考えています。
そして、このシリーズを私の力では完結させられそうもないので、プロットという形で完結した姿をお見せした
いと思います。
「人間はなぜ獣人になるのか?」
を示そうとしたTFシリーズ、人類総獣人化シリーズ『維号天球』の痕跡を、ここに遺します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 23:23:55
2230文字
会話率:0%
ケモノTFシリーズ『維号天球』第一作。
副題:維号新球
イヌ獣人とネコ獣人の奏でる、ゆかいなゆかいな恋物語。
最終更新:2021-09-29 18:51:59
28917文字
会話率:38%
週一回、30分。あなたと過ごすこの時間が、いつの間にかかけがえのないものになっていました。
最終更新:2022-10-24 22:42:24
1889文字
会話率:57%
世界を包んだ戦争が、無人兵器の増殖と暴走で有耶無耶のまま終わり、『日本』が戦争の責任を押し付けられて『企業連合』に解体された世界。
未だ跳梁する無人兵器、他社の妨害工作、野盗の大量発生などなど、いつしか『空』は人類にとって安全な場所ではな
くなってしまった。
そのため、いつしか『自由傭兵』制度が敷かれ、鉄火と銃弾を生きる糧とする者たちを雇い、安全を買うのが普通の社会となっていた。
これは、そんな自由傭兵の一つ『凪の天球社』の戦ったり壊されたり死にかけたり食べたり呑んだり笑ったり怒ったり悲しんだりボケたり突っ込んだり暴走したり沈静化したり絶望したり泣いたりそれでも足掻いたり恋したりする、日常の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 16:38:04
27293文字
会話率:42%
地球人の僕は、天球人の姫様に助けられる。
これは恩を返すため、戦場の空を翔ける僕の記録。
最終更新:2021-11-10 06:00:00
36753文字
会話率:24%
「ふうっ、ちょっと暇だね」
月が昇る。
まだ、空が青い。
魔法使いは、その白い月を、横に置いて、気抜けしたように、そう言った。
「ねえ、ちょっと、聞いて良いかな」
「何、」
「魔法て、どうやったら、使えるの」
私は、私の命が狙われてる
のも、忘れて、聞いていた。
不思議な事、解らない事、すてきな事。
魔法は、それを、全部持っていた。
「そんな事、」
魔法使いは、私を、馬鹿
にするように、少し笑った。
「じゃぁ、聞くけど、どうやったら、魔法が、使えると思う」
私は、少し、上目遣いで、答えた。
「そんなの、解らないよ」
「答えは、そんな所だよ。解らなければ、魔法は、使えない。それが、答えだから」
「そんなの、ずるいよ」
「ズルくなんて無いよ。あなたには、解ってないだけ。私は、答えを、言ったのに、あなたには、解らない。それが答えなのに、解らない。それが、答えて事だよ」
「ごまかしてない?」
「そう、思っても良いよ。でもね、この言葉だって、魔法が、使えるように成ったら、解るようになるんだよ。そんな事が、出来るようになったらね」
「本当に、?」
「期待しないで、そんな事、滅多にないんだから」
「やっぱ、ずるい」
「そんな事言ってるから、解らないんだよ。なんてね」
白い月が、彼女の、横にいる。
「簡単な、魔法もあるよ」
「どんな魔法」
「運命て奴よ」
「運命」
「時々ね、そう言う事が、有るんだよ」
「やっぱり時々なの」
「うん、自由にも、操れないけどね」
やっぱり不公平だ。
月が昇る。
空の支配者、
天球の、在るもの。
月が、光り出す。
白い月が、黄色い、明るい月に、輝き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 04:45:03
21277文字
会話率:31%
我々で言うところの「二次元」のような感覚で、三次元を創作物として扱う十二次元世界。主人公の藍葉(あいば)は、とある、西暦2016年に破綻してしまう三次元世界についての調査を請け負っていた。この世界では、NPBの横浜球団と楽天球団に新戦力が
加えられており、横浜へは、それぞれ異常な成績を叩き出す紫桃(しとう、女)と丹菊(たんぎく、女)の二人、楽天へは、登板すると絶対に勝ち試合にしてしまう投手黒瀬(くろせ)一人が参戦していた。本来敗北不可能な黒瀬から、日本シリーズで紫桃がサヨナラホームランを打ってしまう為に、矛盾が発生して世界が破綻、崩壊するのだった。
この世界へ実際に「没入」することで、相棒と共に検証作業を繰り返していた藍葉であったが、埒があかないために新たな作戦へ打って出る。横浜へプロの選手として入団し、紫桃や丹菊とともにペナンとを戦いつつ、何故破綻するような矛盾がこの世界に仕組まれてしまったのか、抜本的に調べようとするのであった。
(その内カクヨムで併載予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 23:52:07
283059文字
会話率:46%
宇宙には様々な惑星が存在する。中には地球のように人類が存在する惑星も当然ある。物語は、天球と呼ばれる魔法が発達した惑星を舞台に進む。
天球の生態系を壊し、天球の人々に大きな被害をもたらした流星群。時は、その大災害の3年前から始まる。一人
の青年と相棒の少女、彼らは国家魔導士になるという自身の夢を叶えるために名門高校に入学する。
敗北と挫折、仲間と勝利を通して日々成長する二人をメインに、魔法世界の日々を描くアクション小説である。
毎週平日18時に投稿、土日は不定期で投稿するかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 18:00:00
21501文字
会話率:54%
砂のお城が波に消えても夢は終わりません。お城の設計図があるからです。設計図がなくなると夢が終わります。
何らかの創作物の場合は、論理削除を経て物理削除したとき、夢が終わります。
神が夢を終わらせてしまわないことを祈るばかりです。
君
と出会った奇跡が、ペアノ曲線の軌跡を描いて天球に充ちています。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-11-24 23:00:00
1141文字
会話率:16%