「次に会った時は、騙しやがった報いを受けてもらうからな――這い上がってやるから覚悟しておけよ?」
B級冒険者に過ぎなかったが剣聖に選ばれたカイムは、魔王討伐を命じられ、魔王の住む迷宮へと挑む。しかし、共に戦っていた勇者に裏切られてしまった。
一か八かに賭けて崩落した大穴に身を投げたカイムは地の底で目を覚ますと、裏切った勇者への復讐と「ざまぁ」を誓う。
迷宮からの脱出のために地の底を彷徨っていたカイムは、ある時、魔力封じのされた扉を見つける。その先には謎の少女が封印されており、カイムを目にした少女は一つだけ願いを口にした。
「私を殺してください」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 18:04:36
39451文字
会話率:29%
大地の奥底に封じられている神様は思いました。
『なに? いま異世界冒険って流行ってるの?』
彼は地上にいくつもの目を持ち、この世界が正しく成長しているか監視しています。
とは言え、さすがに異なる世界を見通す目など持っていません。
しかし
、自分が見通せない世界だからこそ興味があります。
『ならオレの眷属送り込んじゃえばよくね?』
自分と繋がりのある眷属の目を通せば、異世界の様子は自分にもわかるでしょう。
そして彼は自分の命令を聞きそうな、運の悪い眷属にその指令を与えたのです。
「あ、あなたはもしかして私たちの造物主様!?
い、いきなりですね、そ、それで私にその人選を行えと?」
『あー、いやいや、一人でやんなくていいよ、
向こうに送るのも一人にする必要ないし、
こっちの世界に影響なさそうな人物、適当に見繕ってさ?』
「わ、我らが主はアバウトなんですね・・・わかりました。
じゃあ、知り合いの子と相談してちょっとやってみます。」
他力本願、責任転嫁、いきあたりばったりの精神で行われたその計画は、
まず最初に、一体のお人形さんに対して行われました。
そのお人形さんは、見たこともないお屋敷の中で、
お尻をあげたポーズで這いつくばっていました。
気が付いたらいきなり、そんなところに飛ばされて、
自分がどんな態勢でいるかも、今は後回しにするしかありません。
現状認識も何もできていないまま、
薔薇の刺繍の黒いドレスの裾が膝下から床に拡がっています。
それでも、やがて彼女はゆっくり立ち上がりました。
ここがどこだかわからないけども・・・
そして思考回路も正常に作動するようになると、彼女は自分の仕事を思い出したのです。
この場所がどこであろうと自分のすべきことはただ一つ・・・
それは、
かつて大地の底に封じ込められし冥府の王が与えた崇高なる使命。
「私は鎌を振るう、汚れた命を絶つために・・・。」
そう、最初に送られたのは、都市伝説の主、「私メリーさん」!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 14:00:00
2400018文字
会話率:18%
ギルドに所属しているグロリアはコミュニケーション能力が欠如している事を悩んでいた。というのも、最近話したのも決められた数名だけ、しかも返事の度に冷え冷えとした声を発してしまい会話が成立したのも奇跡というレベル。このままではいけないと出来る
だけ温和に話そうとしたり、フレンドリーに振る舞ってみようとするが全然上手く行かず――
何でも出来るしどこのポジションにも入れる万能家だけど、コミュ能力が地の底。どうにか真っ当なコミュニケーションが取れるように四苦八苦しつつ、周囲にも勘違いされながらギルドライフを送る話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 13:44:40
348881文字
会話率:40%
妖怪と人間と天神が暮らす架空の世界。
最強の雷妖怪・雷来(レイライ)と、天界の戦女神・朱娘(ヂュニャン)を両親に持つ小雷(シャオレイ)は、親に似ず小さな臆病者だったが、父親の威光を笠に着て、いつも妖怪の子分たちと山中を遊び回っていた。
ところがある日、地の底から蘇ったいにしえの妖怪・闇吞(アントゥン)に父を喰い殺されてしまう。命からがら逃げる途上で、小雷は謎の人間・攸(ヨウ)に助けられ、父の復讐を説かれる。
天地を滅ぼす災いが復活した地上で、父の仇を討つべく泣き虫妖怪が頑張る話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 21:37:44
70475文字
会話率:40%
かつて人類が住む天場に十一の穴が開かれた。大地の底より十一の獣が天場へ侵略をしてきた。
三百年前、三人の英雄によってかの災害は食い止められたが、地下世界へ通じる穴は今もまだ残っている。
双子の兄妹、兄のアディルと妹のリヴはその地下世界【エリ
ア】を冒険することを目指している。
そんな兄妹が出逢ったのは歌姫の素質を持つ記憶喪失の少女だった。
アディルとリヴ、そして記憶喪失の少女は己の目的を持ち、錬金術を駆使して理不尽がひしめく地下世界【エリア】へと冒険へと挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 11:06:21
699599文字
会話率:50%
石作りの回廊に広がる湿気のある空気を感じながら、遠くに響く金属の揺れや足音に敏感になった。
どこぞの誰かが、近く歩を進めている。
隠れるつもりがないことに安心するが、いつしか感情や善悪の性質まで感じ取れるようになった自分の変化を成長
と捉えるべきなのだろうか。
月の光も届かない、しかしはっきりと認識できる地の底の黄金城。
何かを封印するための、入ったものを奥へと誘う迷いの宮殿。
そんな神秘が蔓延る場所を中心とした、ありふれた旅団の一幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 03:22:37
18620文字
会話率:28%
現代社会に暮らす我々人類は、競争の中で生きている。
時に、他人と比べたり競い合ったりすることに疲れ、是非が問われることもあるが、この地球上で競争が存在しなかった時代が果たしてあっただろうか。生物は皆、日々生存競争にさらされ、人間も例外で
はないのだ。競争は敗者となった種を地の底に埋め、進化を促してきた。
『仲良く手をつないでゴールしましょう』という理想を否定するつもりはないが、生きている限り、競争から逃れることはできない。そして、進化の波に我々が逆らうこともまた難しいのかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-06 11:00:00
1896文字
会話率:25%
大災害の後の崩壊した世界。遥か地の底より現れた異形のものたち「禍獣」。その荒廃した世界の中で銃鬼と裂姫は類まれな戦闘能力で禍獣を滅していく。二人は禍獣を倒しながら、この大災害の真の意味に迫る。
暴走する「禍獣対策委員会」の面々。暗躍する
「ゲーデ教団」の影。深淵の果てに待つものは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 00:07:52
81676文字
会話率:51%
片田舎の青年アレス・ゴッドバルト。彼は1年前、田舎から都会に出てSランク冒険者となった男だった。田舎の頃はうだつの上がらない取るに足らない冴えない男だったが、ひょんなことからSランク冒険者となり魔獣討伐でその名を世界に轟かせるようになった
。
Sランク冒険者となったことで、かねてからの夢であった一攫千金を実現させ、極上の女の子ともお金の力で関われるようになったのだ。
おかげで人生はウハウハ。このままSランク冒険者を続ければもっと充実した日々が送れるのでは!? ……っと思っていたそんな矢先のことだった。
とある魔獣討伐依頼を遂行していた時、偶然討伐した魔獣からひょっこり女神様と名乗る者が現れたのだ。その女神様からはお礼として『勇敢なあなた達に女神の加護を授けるの!』とのことを言われ、アレス達もその場の流れで女神の加護を授かることとなった。
……しかしこれがアレスにとって大きな間違いだった。女神の加護を受けてからというものの、彼のSランクのステータスはなぜか全てボーダーフリーとなり、物理攻撃も魔力もそこいらの一般人と同等もしくはそれ以下となってしまったのだ。それからのアレスの日々は悲惨であり、冒険者パーティーを脱退させられ挙げ句の果てに仲間の策略によって、今まで稼ぎ出したその財産を全てを毟り取られてしまったのだ。
そんな感じで栄光から転落してしまった彼だったが、ある赤髪の獣耳少女との出会いをきっかけにもう一度例の女神様を探し出し、元のステータスを取り戻すまでの旅に出るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 13:31:36
188176文字
会話率:35%
"崩壊の砂時計"──それが出現したことにより、世界は一変した。遥かなる天空より来たる"天使"、地の底より来たる"魔族"、そして嘗て人間だった者たちの成れの果て……"堕罪者
"。
終末までの残り時間が可視化された世界を、相棒の黒狼マルコシアスと共に旅する黒衣の少女──その名はセラフィナ。
彼女の歩む旅路の果てに、待ち受けているものとは──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 23:37:14
217498文字
会話率:47%
貴婦人の肖像画を描く画家。
恋人同士の2人は禁断の果実を貪る。
それが冥府へ繋がるものだとしても。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093074152342124
最終更新:2024-03-23 18:49:51
1320文字
会話率:60%
役立たずの農家の四男坊主、家で奴隷として結婚もできずに兄に使役されるか、小銭で奉公に出されて弟子工として働かされるか、冒険者の荷物持ちとして生きて行くかを選ばされて、最底辺のポーターとして探索に。
普通の扱いとして、パーティが危機に陥
った時に囮として使われ、刺されて蟻の巣のダンジョンの中で放置。
大蟻を育てる抱卵器として連れて行かれ、手足を斬り飛ばされて過ごす致命傷。
地獄の底で復讐を誓っても無効で、頭は幼虫が分泌する薬物でラリってしまい、内臓を食われても苦痛を感じない体にされた。
巣の頭脳体であるリッチが来て、頭が良いか適性でもあったのか「蟻の使用人」として雇われた。
家畜や人体を定期的に供出して、蟻の抱卵器として提出する役目を仰せつかって現世に帰還。
まずは最初は首の後ろに虫を入れられて奴隷から開始、肉体部分は虫の手足と外骨格に交換されて、例えチンピラ多数に囲まれても無傷で撃退。
自分を陥れたパーティーを告発しても無効、受付で門前払い。銀等級金等級冒険者が優先され、ゴミクズ以下のポーターの言い分を聞く馬鹿はいない。
受付嬢にも鼻で笑われて塩対応。大蟻の巣の底に追いやられた少年の復讐が始まる。
自分を陥れたパーティー全員を、大蟻の巣の底にご招待。女メンバーはゴブリンの孕み袋にするか、地の底のゾンビみたいな手足が無い抱卵器連中の性奴隷に。
リーダーの金等級冒険者でも盾役の戦士でも、大蟻の集団には手も足も出ずに誘拐されて、居住者のホモゴブリンの孕み袋にされて、ケツがガッバガバになると二回り大きいゲイオークに使われて快楽堕ち。
抱卵器の提出数が増えると次第に大きな権限が与えられて、1メートル級の働き蟻を複数使役できるようになり、続いて3メートル級の戦闘蟻でも複数使役できるように改造。
街を全て崩壊させて、無事冒険者ギルド全員を、受付嬢ギルドマスターを含めた一人残らず地獄に叩き落すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 09:11:39
54403文字
会話率:30%
これは、遥か昔のお話。世界には嘗て魔物と呼ばれる存在がいた。魔物は何時しか怪獣と呼ばれる存在に進化し、人類は生態系のトップから陥落していた。世界は怪獣に破壊され、世界の終焉も時間の問題となった。その時、それを嘆いた一柱の神は、自身の力を5つ
に分け怪獣に抗う手段として人へと託す。しかし、託された神の力を人類は使う事は出来ず、人類は滅びゆく世界で途方に暮れた。力を託した神も想定外の事態に頭を悩ませる、そんな時だった。人類を助けるべく力を分けた一柱の神に力を貸すべく、更に5柱の神が人類へと力を貸した。5柱の神は5つの力に合わせ5機の機神を創り上げ、自身達に使える十人の天使達を地上へと遣わせた。神から託された5機の機神は人類に希望の光を齎す。人は機神の力で怪獣たちを退け、機神を元に新たなる機人を作り上げた。そして時は流れ、一人の青年は遥か深く地の底で一人の女性と出会った。これは、5機の機神を駆る青年と、その青年を取り巻く世界の物語……なんかでは無く、更に先のお話し。(此処から本当のあらすじ)時は流れて。救世主と呼ばれるようになったシンは、人類の希望となっていた。しかし、世界の国々は強大なその力を欲し、最強の守護者は直ぐに、世界最悪の犯罪者へと落とさてしまう。やがて、シンは魔王と呼ばれるようになる。たが、当の本人は特に気にする事なくいつも通り過ごしていると、シンは世界連合を名乗る総勢数万を超える軍隊の『魔導機人』に周囲を船ごと囲まれてしまっていた。持てる力のすべてを使い世界連合を撃退したシンは、その戦いの中、これまで救ってきた各国の思想を知り、この世界に自身の居場所は無いことを悟る。自分の周りにすら世界連合の魔の手が及び、シンは自分の持つものが自分事無くなれば争いが起こらないと考え、世界を越え逃げる決意をする。着々と準備をすすめる中、そうはさせまいと世界連合からの攻撃が世界移動準備中の船を襲う。間一髪の所で世界移動を成功させ船から外を見ると、カラフルなロボットが自分達へ県を向けている。初めて見るそのロボットに興味を持ち、話し合いをしようとするが、どうやらタイミングが悪かったようでいらぬ誤解をされてしまい戦いになってしまう。
これは、世界を超えた英雄と、絶賛世界を守ってる最中の戦隊達の複雑怪奇な物語である。
更新は金曜日の午前中0:00折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 00:00:00
113039文字
会話率:45%
大国、エルゼガル王国にて騎士団長を務めた男、ローグ。彼は国からの指令で、地の底から現れた魔王を倒すべく、三人の勇者を育て上げた。彼の育てた勇者たちはあまりにも強く、わずか二年で魔王を打ち取ることに成功する。そんな中、役目を終えたローグが愛す
る妻の元へ帰ると、妻は旅の男と駆け落ちしてしまっていた。家にあったすべての財産を奪って――――。
それから数年。ヤケ酒に溺れていたローグの元に、かつての教え子が訪ねてくる。
「久しぶりだね、ローグ師匠」
「もしかして……エヴァか?」
英雄となった少女は、ずっと慕い続けていたローグを自身の通う冒険者学園の教師になるよう誘う。
すべてを失ったローグは、自分を必要としてくれる教え子に報いるべく、彼女の手を取るのであった。そうして彼は、冒険者学園で数多の生徒に慕われるようになっていく――――。
これは一見しがないおっさんが、鍛え上げた〝最強〟を用いて、教え子たちのために体を張り続ける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 18:00:00
106986文字
会話率:39%
恋人の浮気現場を目の前で見ていたドゥーカ。
彼は空間魔術師として国からSランクの冒険者と認められていた。
国の最重要政策である西のダンジョンの攻略。その最中に知った恋人の裏切り。
その事実を悲観した彼は恋人の元から逃げ出すことにした。
空
間魔術の最大魔法を使って。
カクヨムで数話先行して投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 12:09:08
104999文字
会話率:48%
ギリシャ神話×百合×冒険ファンタジー!
転生した女神ハルピュイア(ハーピィ)が前世のコネと魅了の魔声におしゃべりスキルで自由気ままに神話世界の美少女らを口説いてまわるふしだら冒険ラブコメディです。
『あらすじ』
わたくし、吟遊詩人にして名
誉蛮族の有翼少女カラット・アガテールにございます。
ぴよぴよひよこ【第三級】アドベンチャラーがいきなり挑むは地獄の番犬ケルベロス!
魔性の呪歌によって見事に番犬を眠らせるも、哀れ、冒険者仲間に裏切られてお亡くなりに。
はたと気づけばそこは地の底、冥府の川!
そこでわたくしは美しき冥府の女神の一人、冥府の渡し守カロン様を魅了し――♪
わたくしは冥府の七つの財宝を盗み出したる大罪人として死の国の女王ペルセフォネ様の面前へ。
そこで告げられるのは何と! わたくし、転生して記憶を失った疾風の女神なのだとか!
しかも冥王ハーデスのいとこでペルセフォネ様の愛人ですと!?
財宝の回収を命じられたわたくしは冥府の使者として地上に舞い戻ることに!
旅のオトモはわたくしを焼き鶏にしてくれたあのケルベロス?
これなるはふしだらな不死の鳥獣少女が物語る、異世界ファンタジー冒険譚にございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 18:01:03
271492文字
会話率:31%
「『愛する者は1番を述べる』!!!!!!!!!!これは心理学者たちが提唱する愛の確認方法の1つです。今1番愛しているものは何か。今1番愛している部分は何か。これらを即答できなければ、愛には遠く及ばないという考え方です。愛にはあるのに、熱狂に
はないもの。そう、理解こそが愛に欠かせない要素なのです。愛してからの理解は熱が冷めただけ。あるいは愛する人に駆け引きで負けたに過ぎません。……とは言ったものの。厳密過ぎると、愛に嫌気がさすかもしれませんね。心理学者の言葉を信じて、『1番を即答できれば愛している』の認識でも、まあ、いいと思います。令嬢。あなたが今1番愛しているものは?」……ある一族の令嬢は、愛の確認を行っていた。令嬢が愛していたのは王宮の王子である。婚約のために王宮に向かう令嬢。しかし王宮前に祈祷師が現れて、令嬢の行く手を阻んだ!祈祷師は不思議な力で令嬢を地中へ送り込んでしまう。地中に落ちていく令嬢は、途中で宝石を手に入れた。そして地中で着水する。令嬢の前には絶壁がそびえ立っており、王宮は遥か上にあるのであった。……手を尽くして王宮を発見する令嬢。王宮内でようやく王子を見つけるが、なんと王子は高熱で倒れていた!王子の高熱を治すために、令嬢自らが高熱の手当てを試すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 22:32:45
2234文字
会話率:21%
どこにでもある、ごくありふれた死によって、
異世界への転生を余儀なくされた少年は、
超古代文明のオーバーテクノロジーによって生み出された、
[心を持った人型魔導機械]として、この世界に生を受けます。
ですが、残念なことに。
神様はずぼらで
、うっかり屋で、それでいて悪意にあふれていたのです。
完成時には、とうに大戦は終結。
その上、地殻変動により研究所ごと地の底へと埋め立てられてしまうのです。
手に入れたボディを、一ミリたりとも動かすことが許されず、
5000年もの眠りを強いられた彼は、はたして。
夢と野望と闘争に溢れた、楽しい愉しい樂しィィ冒険を、
始めることが出来るのでしょうか――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 17:00:00
445663文字
会話率:24%
転んでしまったら、地の底で空を見上げよう。
最終更新:2023-08-11 19:29:40
205文字
会話率:0%
ここは地の底、牢の中。
独房なのかわからないが、周りに物音は聞こえない。
電気は常についているが、日の光は届かないようだ。
今が朝だか、夕だか、それとも夜中なのかもわからない。
そして自分の名前もわからない。
どうしてここにいる
のかさえ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 23:21:25
1550文字
会話率:2%