V−tuberという言葉を初めて聞いた時、「Uの次だからVなのか」と勝手に納得していた。
最終更新:2024-03-30 21:40:29
979文字
会話率:0%
星空案内人とは、星空案内人(星のソムリエ®)資格認定制度によって宇宙・天文分野、特に星空についての知識やそれらの解説技能を有することを認定する、民間の資格です。
※(星のソムリエ®)は、星空案内人資格認定制度運営機構が管理・運用する商標です
。
ローファンタジー世界ですが、天文に関しては2022年に沿っています。いろいろ調べたつもりですが、筆者の理解不足・調査不足がありましたら申し訳ありませんがご連絡ください。新型コロナは流行っていない世界線の話です。
星を好きな少年――天辻大輔が、誕生日を境に家族の秘密を知ってしまう。なんと実の家族が獣人だった。だけど、既に星に魅せられた少年にとってそれは特別大きな事ではなかった。ただ、同じく獣人だったクラスメイトの少女――月見山雪月と交流を持つようになり、それはちょっとした特別になった。
世界には特別な事がある。でもそれは、きっと普通のことだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 09:56:21
92651文字
会話率:40%
薬局で売っているアとかリとかで始まる商標の大きなビニール包みの物を使っちゃう人に言えない趣味のアラサーOLが、元の世界と似ているけどそっちの社会常識が微妙に異なる転生(?)した先の世界を楽しんじゃいます。そういう主人公なので必死に我慢した挙
句に漏らしちゃうようなエロっちい描写とかは無いけどおしっこ成分多いです。
というわけで男性向け、R15としています。おもらしとか、そういう性癖に嫌悪感を持たれる方は回避推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 23:00:00
28502文字
会話率:9%
商標とは、登録して保護することでブランド価値を高めるものではなく、ブランド価値を高めた先に登録することで、その名称を不動の権利とするものである。
以下は筆者に商標を教えてくれた師にあたる人物のよく用いた言葉だ。
――まるで登録されれば全て
が保護されるだとか思っているならば大きな間違い――
――商標というのはそんなにも権利者に優しい法律ではない――
――著作権法とは異なる――
しかしながらここ最近「地域ブランドを保護する」という名目で「種苗法」の代替として「商標法」を推す事例が相次いでいる。
それはSNSであったりとか、専門系ではない雑誌であったりとか、様々な媒体を通してだ。
そんな夢物語は一切無いということを説明した上で、全10回ほどに分けて本稿は「地域団体商標出願」を含めて商標におかれた状況を説明する。
特に特殊な専門性が要求される「地域団体商標」については、かねてより苦戦する代理人が続出。
もはや出願人の不利益にすらなっているように見受けられる事例すら散見される。
筆者は「地域団体商標」を専門とはしないものの、業態の関係上「最も効率な出願方法」というのは独自に調査・研究する立場であるが、そういった「専門職」の方々にも本稿を捧げたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 23:00:00
38626文字
会話率:2%
「ゆっくり〇〇」の商標化。
いつかこういう事もあるなとは思っていたが、なんだかんだ動画投稿サイトが出来上がってから10年以上も経過していたことに驚きを隠せない。
案外秩序というものは保たれていたものだ。
こういった冒認出願については、
本当はいつかネタにしてエッセイを書いてみたいとは思ったが、本件については大した話でもないので要点と注意点だけをまとめてあれこれ書く事にする。
なお、本エッセイについては法的な観点から該当商標名をそのまま題名等に書こうかどうか迷ったが、商標法について語るものであるので、自身の立場や今後を考えてあえてボカした表現としている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 01:55:57
6446文字
会話率:0%
自然権論。
我々が生きていく上でありとあらゆる部分で手助けとなる思想だ。
その歴史は非常に古く、考え方自体はメソポタミア文明などの頃から存在した。
ただしやはり一番この考え方が浸透したのは古代ローマであろう。
その自然権と知的財産権の関
係性についてちょっと語ってみる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-13 08:00:00
4954文字
会話率:3%
とある三柱の神さまのボヤキ
最終更新:2023-05-04 09:53:31
2995文字
会話率:35%
クローブ・オブライアン。
彼は世界的企業オブライアン社の日本CEOだった。
幼いころよりレディキラーと呼ばれ、束の間の恋に溺れていた彼は、ある日、日本で自分の倍以上生きてきた女性に出会い、本気の恋をする――。
18歳の規格外男とと、家族に
見捨てられた生活保護受給女性の恋の行方は――
※なぜファンタジージャンルに出しているかと言いますと、最後の落ちで分かっていただけると思います。
※あこや真珠ガチャは、Seashore宇和島あこや真珠さまの登録商標です。本作では、Seashore宇和島あこや真珠さまのご許可を得て使用しております。
参考文献(順不同)
英米人名語源小辞典 2021年初版 エリック・パートリッジ著 春風社
アイルランドを知るための70章【第3版】 2020年10月発行 海老島均、山下理恵子編著 株式会社明石書店
突然ですがアイルランドに移住しました 日本のサラリーマンがアイルランドにお引越し!! けんじ著
アイルランドを知れば日本がわかる 2015年3月発行 林景一著 KADOKAWA出版
妖精の棲む島アイルランド:自然・歴史・物語と旅する 2020年4月出版 渡辺洋子著 三弥井書店
ヨーロッパ人名語源辞典 2000年7月初版 梅田修著 大修館書店
図解雑学キリスト教 2005年4月初版 挽地茂雄著 ナツメ社
面白いほどよくわかるキリスト教 平成20年7月発行 宇都宮輝夫、阿部包著 日本文芸社折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 07:26:50
59331文字
会話率:43%
2030年代から発生した大恐慌により、ウルトラナショナリズムが台頭した2040年代の日本。
15歳からの7年一貫教育で官僚を育成する「日本高等大学校」では学生会が絶対的権力を持ち、それらに反発する人間は学生連を結成した。
都市再開発利権をめ
ぐり対立が最高潮になる中、
学生会監査部長 濱原 康嗣は現在の官僚機構の在り様に疑問を生じながらも、組織の人間として苦悩していく。
革命家にも官僚にもなれなかった彼の物語。
※本小説に出てくる商標・著作物は各権利者に属し、また本小説は現実のそれらに関して論評・批評・誹謗中傷等をしたものではありません。
また、作品はフィクションです。実在の人物や団体・国家などとは関係ありません。
無保証。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 22:36:21
8516文字
会話率:56%
【この作品は、東方Projectの二次創作作品です】
※寿命ネタ有
幻想郷にある、一つの館。紅魔館。
そこには吸血鬼が住んでいた。
吸血鬼には、とある人間の従者が仕えていた。
――これは、いつか訪れる結末の一つ……かもしれない。
===
==
10年近く前に執筆した短編をお蔵出ししました。
独自解釈を多分に含みますが、楽しんで頂ければ幸いです。
=====
※東方Projectは上海アリス幻樂団の商標作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 15:43:28
6338文字
会話率:46%
ミニ四駆を仮想空間で走行させるシステム「バーチャル・サーキット・ストリーマー《バーサス》」が開発され、ネットワークを介して世界中のミニ四チューナーが超音速のバトルを繰り広げる世界。
涼川あゆみを中心とした「すーぱーあゆみんミニ四チーム」は
、
「ミニ四駆選手権 カナガワ地区大会」を制し、全国決勝大会へのキップを手に入れた。
そこで待ち受けていたのは、さらにスケールアップしたライバルたちとのアツい戦い、
そして封印された7年前のレーシング・アクシデント。
前年度王者「チーム・ガディスピード」のリーダー、瀬名アイリーンとの因縁。
迷いを振り切るため、超音速のマシンが駆け抜ける!
「バーチャル・サーキット・ストリーマー、《バーサス》起動!!」
ハイスピードで駆け抜ける、少女たちのレーシング・ロマン、さらなる高みへ!!
「ミニ四駆」は株式会社タミヤの登録商標です。
※この作品は企画公式サイト 1chance.jp からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 16:23:56
124948文字
会話率:59%
第3世代ミニ四ガールズ、爆誕!
ミニ四駆を仮想空間で走行させるシステム「バーチャル・サーキット・ストリーマー《バーサス》」が開発され、ネットワークを介して世界中のミニ四チューナーが超音速のバトルを繰り広げる世界。
ジュニアクラス日本一を
決める大会「ミニ四駆選手権」への出場を目指し、
トゥインクル学園中等部2年生の「涼川あゆみ」はミニ四駆部設立を決意した。
しかし生徒会長「恩田奏」は設立に一つの条件を課す。
エリア最強チューナー「赤井秀美」とのレースに勝利すること。
「バーチャル・サーキット・ストリーマー、《バーサス》起動!!」
ハイスピードで駆け抜ける、少女たちのレーシング・ロマン、ここに開幕!!
ミニ四駆は株式会社タミヤの登録商標です。
※この作品は企画公式サイト 1chance.jp からの転載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 20:08:55
88987文字
会話率:52%
異世界から家出してきた少女に対してカップ麺を振る舞うというファンタジーです
冒険は始まりません
※カクヨムの有るコンテンストに応募(落選したけど)したものです。
商標等を削除するなど改稿してあります
最終更新:2022-03-05 09:00:00
3249文字
会話率:46%
ここではないどこか、今ではないいつか。
魔法文明が進歩した近代社会。
飛行機はないけれど、自動車と鉄道はある。
発電所はないけれど、マナ精錬所はある。
原理は違うけれど、インターネットと似たものはある。
生物の進化は収斂する。もしかしたら文
化や文明も。
そこに住む人々が見た現実も、私達と似ているかもしれない。
アウレア復興暦0405年、体感型情報共有端末「マインドリンク」発売。
またの名を登録商標「ドリームシェア」。文字どおり他者を夢と共有する娯楽機械だ。
現実の自分とは違う肉体「インカネイト」を手に入れ、
もうひとつの現実を生きられるというのが売り文句である。
「ドリームシェア」の看板タイトル「グラキエル」は、二つの側面を持っていた。
ひとつは、典型的な仮想現実多人数参加型ロールプレイングゲーム。
戦うもよし、何かを作るもよし、ひたすら飲み食いに興じるもよし。
ひとつは、それらのプレイヤーを目当てにした仮想経済のフロンティア。
実在の企業や個人事業主が軒を連ね、試供品を展開したり直接カネを稼いだり。
社会は変容した。もはや後戻りなどできないほどに。
かくして復興暦0414年。現実と夢の狭間に住まう者が総人口の5割を超える頃。
「グラキエルver.2.7」は、発売10周年とver.3.0へのアップデートを目前に控えていた。
静かなお祭り騒ぎである。とはいえ、グラキエルでやることは皆いつもと変わらない。
三大アライアンス「協会」と「同盟」、その境界を接する中世エリアの紛争地帯。
土地の利権を賭けた血みどろの争いが、今まさに始まろうとしていた。
【この作品は投稿者の個人サイト「物語の社」にも掲載しています】
⇒ http://chronicles.xsrv.jp折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 00:00:00
574911文字
会話率:35%
目と目が
結びあったしゅんかんが
たしかにあって
そして
裏切られたのだと
とつぜんきづくしゅんかんも
キーワード:
最終更新:2021-08-19 19:51:53
332文字
会話率:0%
皆さんこんにちは、問題です、あなたは太郎と言う人名を聞いて誰を思い浮かべますか?お答え下さい。嘘です答えは既に書いてあります。
この作品はフィクションです実在する個人名、企業名、商標名、等を誹謗中傷する気は作者にはありません、その旨をご理
解頂ける様にお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 13:11:50
3326文字
会話率:0%
違う次元の斉天大聖孫悟空をご紹介かいです。
タイトル?昔のアレが元ですね。
この作品はフィクションです、実在する団体名、個人名、商標、名称、その他、などを誹謗中傷する気は作者には御座いません、その事をご理解の程宜しくお願い致します。
最終更新:2021-06-25 15:00:00
5765文字
会話率:83%
メタルマックス〜4までのただの思い出話しです、面白味ががありません。 オススメしませんお帰り下さい m(_ _)m 。
この作品はフィクションです、実在する団体名、個人名、商標、その他、などを誹謗中傷する気は作者には御座いません、そ
の事をご理解の程宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-02 14:12:12
1314文字
会話率:0%
■あらすじ
晴海の鮮魚市場で仲卸として勤める辰巳功二が子どもが学校でいじめられていることを知る。翌日、勤務を終えて同僚の千川要とファミレスに酒を飲みに行くと近所のタワーマンションの住人らしき若い奥様方おり、辰巳立ちに向けて心ないことを話し
ていた。
翌日、市場に小学生の一団が学校の社会科見学でやってきていた。小学生たちは「魚臭い」「きたねぇ!」「早く帰りたい」などと騒いでいた。
この日、勤務を終えて辰巳は千川と牛丼チェーン店に入った。瓶ビールを飲みながらカウンター席で飲んでいたが、若い店員の何気ない一言にブチ切れた千川が、この店員をぶん殴ってしまう。
後日息子の授業参観に来ていた辰巳は、他の父兄と口論になり、教師に出て行くよう促されてしまう。
翌日、仕事から帰宅した辰巳は、辞表を書いて上司に提出しようとする。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:23枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろうの各小説サイトにも掲載中です。
※【未成年の飲酒は法律で禁止されています】飲酒は20歳になってから。
■ターレーとは
「ターレットトラック」の略称。法令上は「ターレット式構内運搬自動車」と呼ばれる、後部に荷台を有し荷物を運搬できる小型特殊自動車のこと。市場や倉庫、工場等の構内運搬用として広く使われている。
「ターレット」「ターレ」とも呼ばれることがあり、特に市場関係者からは「ぱたぱた」もしくは「ばたばた」と呼ばれることもある。
なお「ターレットトラック」の名称は、かつて存在した株式会社朝霞製作所の登録商標(現在は商標取り消し)。
※参考:Wikipedia「ターレットトラック」2020年10月21日閲覧
■所感
今回は8000字の小津安二郎を目指してみました。主人公の心情を地の文に直接書くことを徹底的に排除してシーンのみで物語を展開。
読んでいて取っつきにくいところもあるかと思いますが、読者の皆さんの脳内を映画館のスクリーンにできれば嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 00:00:00
7631文字
会話率:22%
タイトルを守りたきゃ商標登録しなきゃ無理だよって話し。
最終更新:2020-06-25 21:10:17
4186文字
会話率:3%
なろうの関連サイトである「ノクターンノベルズ」「ムーンライトノベルズ」「ミッドナイトノベルズ」を分析し、その実態を明らかにします!
この作品では、なろうディベロッパーが一般公開している『なろう18禁小説API』を用いて、小説家になろうにな
ろうの関連サイトを”数字の面”から分析してゆきます!
数字を見れば一目瞭然! 知られざる♡の実態をぜひご覧ください!
※「ノクターンノベルズ」「ムーンライトノベルズ」「ミッドナイトノベルズ」は株式会社ナイトランタンの登録商標です。
※株式会社ナイトランタンは『小説家になろう』のR-18部門の企画・開発・運用を担当する関連会社です。
※今回の解析にセクシャルな用語などは一切含まれません。あくまでも『投稿作品数』や『評価ポイント数』などの数値のみを統計学の視点から取り上げています。
※グラフのフォントは『押出Mゴシック』を使用させていただいています。
■作品内で扱っている内容一覧
『ポイント平均値・中央値・最大値』『ブックマーク数』『ポイント評価数』『週間ユニーク数』『作者数』『レビュー数』『連載・短編の割合』『エタ率』『タイトル文字数』『あらすじ文字数』『ランキング相場』『百合市場分析』『感想件数分析』『XID分析』『書籍化分析』『一話あたりの文字数』『小説PickUp!』『異世界分析』『ツイッター分析』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 17:01:15
75764文字
会話率:4%
中学二年生、篠田友美(しのだ・ゆみ)。
父の夢を受け継ぎ、母である篠田伊織(しのだ・いおり)と共に、周りの支援を受けながら競技RCの世界に飛び込む。
※だいぶ前に執筆したものなので、色んな設定などが現代とは違いますが、敢えてそのまま投稿し
ます。後々、軽いGL要素が出てくるので、保険でガールズラブを設定してあります。なお、「ラジコン」は、増田屋コーポレーションの登録商標なので、作中ではラジコン=RCと表記しております。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 00:00:00
52069文字
会話率:56%
グレーゾーンといわれる二次創作。でも結局グレーって何?
よくわかんないけどみんながやってるからいいや、でも本当に……?
そんな貴方のための著作権講座。
読みづらい、分かりづらい部分は適宜修正していく予定です。
※本内容は更新時の法
律および筆者の理解に基づいているため、必ずしも正確ではない可能性があります。ご留意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 21:15:42
16122文字
会話率:65%
学生時代虐められていた田辺は自分を虐めていた桑原が同業者になっている事実を知る。
その夜、和井と名乗る男に出会い復讐に協力してもらう・・・
これは和井が行ったもう一つの事件の話・・・
最終更新:2020-02-17 00:34:23
4405文字
会話率:45%
中高一貫の進学校、そこの優秀な学生の一人である遠山紗樹は4月から高校生になった。周囲に合わせることが苦手な彼女はクラスに馴染めず、あまり多くの友達を持たなかったが、長い付き合いの何人かの友人と、割と楽しい日々を送っていた。
ある日、紗
樹はそのうちの一人、部活の同輩である千石悠介が知らない誰かと談笑しているのを目撃する。千石もまたクラスのはぐれ者の一人であるだけに、紗樹と悠介のコミュニティはほぼ同じと言っていい。つまり、紗樹の知らない人と悠介が親しいいうのは中々に珍しく、その相手に興味がわいた。そして、悠介を通じて少し近づいてみると、なんのことはない、彼もまたはみ出し者の一人だった。
彼の名は鳴海新、大人びていて、どこか達観したようなところがある、静かな雰囲気の生徒だ。しかし全く消極的な人物ではなかった。彼はものを深く考え、自らの意見ははっきりと示す。品行方正で論理的ではあるが、常識に囚われない話はとても面白い。同じクラスだったこともあり、紗樹はたちまちのうちに新と仲良くなった。
文系だという新は、国語表現で凄まじい文才を発揮するなど、理系である紗樹と悠介に良い刺激を与えた。逆もまた然りで、好奇心旺盛な三人は、お互いに自分の興味を共有できる、素晴らしい友達になっていった。
そんな順調な滑りだしをみせた紗樹の新学年だったが、そこには様々な悩みが付きまとい、次第にその影響を大きくしていく。
自分というものと真摯に向き合うほど、自分が何を求め、どこに行きたいのかを見失ってゆく。
そんな中で燐は絵を描き、新は小説を書くということを知り『創作』というものに出会う。それに感化された紗樹は、ある時小説を書こうとするが、新のようなに上手く書くことが出来ない。
そこで紗樹は、彼の文才に目をつけて、上手な文章の書き方を教えて欲しいと願い出る。
新はそれを快諾するが、同時に、それは新に対しての好意の裏返しなのではないかと紗樹本人が気付いてしまう。
さて、故くも新しい恋愛談を綴るとしようか。
*「VOCALOID(ボーカロイド)」および「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です。
*この作品は「LINEノベル」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 04:36:36
43284文字
会話率:16%