「ここに抹茶大会の開催を宣言する!」
早朝、僕の部屋に現れたのは、タオルケットを身体に巻きつけた兄の姿だった。
「なにしてんだよ和貴」
「私は君たちの兄、和貴ではない! 私の名前は……タオルケット仮面!」
◆◆◆
抹茶アイス早食い対決を
するきょうだいの話です。
パロディ多めのコメディ作品です。短編。
2002年とか2003年の作品だと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 10:50:25
5845文字
会話率:53%
東大教養学部(理科一類)2年生の葵田 和貴(あおいだ かずき)は、高校時代に書いた小説で新人賞を受賞し、大学1年時にその作品が書籍化されるという幸運を手にした。しかし、肝心の恋愛経験は皆無。執筆活動は順調なものの、「恋愛を描くリアリティが足
りないのでは」と編集担当の津田から繰り返し指摘を受け、煮え切らない気持ちを抱えている。
同じ駒場キャンパスで理科二類の小椋 瑠璃(おぐら るり)は、恋愛経験がそれなりにありながらも研究に夢中な“理系女子”。葵田の不器用さを面白がりながらも応援している。一方、同じく理科一類2年で学年トップクラスの才女、水島 葵(みずしま あおい)はクールな外見に反して面倒見がよく、小説や文章表現にも造詣が深い。さらに、編集者の津田からは「執筆に深みを持たせるには、恋愛を“実体験”で知ることが必要だ」と発破をかけられ――。
駒場キャンパスを舞台に進む2年生の春。進振り(3年からの本郷進学)を控え、実験や単位取得で忙しい日々を送りながら、葵田は恋愛と創作のあいだで悩み、模索し、そして少しずつ一歩を踏み出そうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 11:05:39
12931文字
会話率:49%
32歳の葉月硯が元いた世界に帰るまでの話。
葉月が暮らしていた世界では、夫である八多谷和貴から23歳の年に失踪しているという認識にされており、八多谷に捜索されている。
葉月が見ている世界は、どのような成り立ちの世界だろうか。
※『寒
空の下で天使な彼女が笑う』の葉月硯と八多谷和貴が高校を卒業した後の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 15:00:00
1626文字
会話率:8%
俺は竹下和貴(たけしたかずたか)。平凡な社会人4年生で年齢は26歳。そろそろ「アラサー」と言わなければいけない、そんな年齢。最近は新卒社員への指導なんかも任されるようになってきた。
そんな俺は今、かなり緊張していた。今日は、幼馴染にし
て最近入籍したかよちゃんこと松下佳代子(まつしたかよこ)……いや、苗字が変わったので竹下佳代子(たけしたかよこ)、か。その佳代子との結婚お披露目パーティーなのだ。
まだまだ世の中は新型コロナ禍の真っ只中。5類移行といえど大々的な式や披露宴をできる雰囲気じゃなかったので、結婚披露宴じゃなくてお披露目パーティー。
「かよちゃん、俺さ。すっごくやらかしそうな気がしてきたんだけどさ」
「うう……私も。かずちゃん、スピーチのカンペの準備はちゃんとしてきた?」
「一応。かよちゃんは?」
「あ。忘れてた」
朝から夫婦揃ってこんな有様だ。新郎新婦、合わせて呼んだ友人は40人程度のこじんまりとしたパーティーだけど、なんだかんだで準備に半年以上、
あいつとかこいつとか、なんか隙を見つけては弄り倒してきそうな友人たちの顔が思い浮かぶ。
でも、まあ、なんとかなるか。
これはとっても疲れる、でも一生に一度だけの、二人の大切な一日の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 16:32:56
8843文字
会話率:47%
〝ヒュドラによる収束世界〟に勇者として召喚された主人公阿久和省吾(あくわしょうご)に与えられた力は、窮極の魔法金属アダマンティンで作られた、黄金に光輝く、ガイコツ顔の魔導サイボーグに改造される事だった。
仲間と共に世界を破滅させんとする魔
王を後一歩の所まで追い詰めたが、魔王は穿世界門を使い、省吾の元居た世界へと逃亡する。
魔王を追い、省吾と仲間達は地球世界へと転移した。
それから十年後、魔王を封印したものの、すべてを失った省吾は派遣社員として、倉庫で働いていた。
省吾はかつての仲間の墓参りの帰路、横浜駅で〝賢者モンスター〟と名乗る化け物の襲撃を受ける。
そして、そこに偶然居合わせた〝魔法少女勇者〟と名乗る咏ヶ良斬里華(ながらきりか)と協力してこれを撃退する。
斬里華の紹介で勇者協同組合に参加した省吾は自分以外にも大勢の勇者がこの世界に居ることを知る。
賢者モンスター襲撃現場で、事故で死んだはずの弟、阿久和貴資(あくわたかし)を見かけた省吾は今は無き生家跡で彼と再会する。貴資は〝世界の悪〟という組織によって蘇らせられ、暗黒勇者という、省吾の同型機のガイコツ顔の黒いサイボーグへと改造されていた。
カクヨム pixiv ノベルアッププラスでも掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 21:32:25
76552文字
会話率:36%
雨の中コインランドリーに来た和貴。洗濯物を乾かす間にあてもなく電車に乗る。
最終更新:2022-07-24 04:56:53
3095文字
会話率:23%
山下和貴には辛い過去があった。
幼馴染みから受けた酷い仕打ち。
一時は自殺すら考える程に。
そんな彼を支えたのは斉藤由美花。
彼女の献身的な支えもあり和貴は立ち直る。
そして2人は恋人同士となり幸せな高校生活を送っていた。
しかし、そ
んなある日和貴の携帯に一本のメールが。
「やれやれ」
タメ息の2人。
彼等は予想していたのだ。
奴等が再び和貴を陥れ様としていた事を。
そして和貴は向かう、女の待つ部屋へ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 19:20:17
2307文字
会話率:47%
ある日、この作品の主人公である神崎 和貴(かんざき かずき)はとても上機嫌だった。
何故ならば、最近社会現象と言われるほど流行っているオンラインゲーム、異世界転生記一通称“異世転”一を手に入れたからだ。
しかし、和貴には予想外の出来事
が!?
昨日投稿した『生死を分けるは一文字より』第九話~another side~が短くなってしまったお詫びの短編小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-30 10:00:00
4035文字
会話率:40%
イギリスのゲームメーカーが発売した[Motor Racing World]というタイトルがレースゲームに革命をもたらした。
ソロプレイが常識のレースゲームが、チームを組んで参戦するゲーマーが増えた。
佐伯和貴もそのゲームを楽しむプレイヤーで
ある。
そして同じようにゲームに惹かれた双子姉妹と共に、優勝を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-06 21:03:03
272022文字
会話率:50%
小此木悠太は、幼馴染みである輝美、清音、和貴の三人とネットに投稿している小説のアイディアをファミレスで話し合っていた。その帰り道にユウたちはレイナという異世界からやってきたエルフと出会う。レイナから、二十年前に現実世界とつながった異世界フ
ィーラルに来てほしいと懇願される。
レイナに連れられてユウたちは現実世界の人々に娯楽の場として提供されている異世界にやってくるが……そこはいろいろなことが残念な異世界だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-25 08:11:11
208879文字
会話率:49%
縊鬼の呪い
あらすじ
僕が籍を置いている4年4組の教室は呪われている。ここのクラスは毎年必ず誰かが精神を病み、鬱状態になる人もいれば発狂する人もいる。そして最後は首を吊る。僕らはこれを呪いだと思い、校長に直談判を挑んだ。
校長も本心ではオカ
ルトだと思っていることであろう。ある骨董品屋の主が憑き物落としを生業としているという、風の噂を耳にした。その為僕は遠野まで遠路遥々鵺鴉という骨董品屋の主を訪ねるべく今僕は千年坂を登っている。
「此処が鵺鴉か…」
鵺鴉、憑物落としの主が副職で営んでいる曰く付きの骨董品屋だ。
「今晩は」
誰も居ない。札には骨休めとは書いていないのだが…すると奥の部屋から会話の声が聞こえたので恐る恐る覗いて見るとモノを落としてしまったその時物を動かした音で二人は振り向き訪ねた。僕は不幸だらけだ。
今起こっている状況を一から十まで噺(はな)すと東方直哉と藤田和貴が追っている事件と全く似ていた。そして藍染は其の学校に縊鬼が存在するのでは無いかと説く。
憑き物を落とすべく彼等は学校に行くが四年四組に云っても蒐念(しゅうねん)は感じられなかった。其処でカルト本の編集記者をやっている橋本弥生を使って情報を通じるすると現学校の四年四組は昔あった旧校舎を移転したことモノだと解った。もう一度神麒が現場にいくと旧校舎の四年四組の下に出てきたのは何等かの人が意図的に棺桶の中に首を縊った旧四年四組の人達が出てきた。彼等は何故何のために首を縊ったのだろうか全ての「憑き物(事件の謎)」を落とす為「縊鬼(犯人)」を暴くため「拝み屋」神麒=藍染が発つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-02 22:33:45
5450文字
会話率:24%
離れ小島で育った輝。実は江戸幕府の時代から続くお庭番の家系で、先々代がお仕えしていた二神家へ再びお仕えするようにと二神高校へ送られたが、本人はまるで自覚無し。興味があった硬式テニス部へ入部しようとするが、そこには面倒臭そうな同級生が……※「
アルファポリス」にも公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-30 08:00:00
69118文字
会話率:50%
隣に住む同級生の秋庭慶は、あたしの幼馴染。ずっと一緒にいたからか、お互いに『異性』を意識した事が無かった。だけど、慶を意識している女の子達の出現で、あたしは慶と少し距離を置いてしまうようになった。そんなある日、慶のお母さんが入院してしまい、
あたしは放って置けなくなって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-27 00:18:55
243489文字
会話率:44%
見習い神職である俺は、この歳にしては高度な『言霊』が操れると言われているのに、完全な『除霊』がまだ出来ない。それどころか、霊に舐められ懐かれる事多々あり。ある日、友人の水晶(みあき)が霊視してしまった小さな女の子の霊の話を聞いて、まだ小さな
霊ならばこの俺でも祓い清めてやれるかも知れないと思った。だがしかし、その女の子の霊は…… ※お題『白いワンピース』『女の子』『妖かし』全2000文字規定から成る現代和風ファンタジー(……のつもり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-16 00:00:00
1897文字
会話率:30%
橿原 大和は17歳の高校生。魔法実技系の学科に身を置く魔法使いの卵である。ただ一つの欠点は、大和はユニークと呼ばれる、魔法使いなら誰にでもある固有の得意魔法が見つからないこと。そんな自らの才能に見切りをつけて、堕落した生活を送る大和は、ある
日一つの事件に巻き込まれて悪魔に襲われてしまう。たくさんの友人が殺され、幼なじみさえも失いそうになり絶望の淵に立たされる大和。そんなとき、ついに大和に宿る一つの力が目覚め始める!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-26 21:26:21
2359文字
会話率:39%
主人公は17歳男子、浜崎和貴。
彼のある悩みを部分的に描いた読みきり小説で「with」のプチ続編です。
一話完結してるので「with」を読んでない方もごらんいただければと思います。
最終更新:2011-05-28 21:00:00
1934文字
会話率:15%
真面目でいわゆる地味な女子高校生植田深雪は、ある日突然県内一の不良と恐れられる浜崎和貴に告白をされ、危機を救ってもらった手前と恐怖からなしくずしに二人のお付き合いが始まる。
未知なる恋人生活は初日からハプニングが発生。
不良グループに目
をつけられていた浜崎は深雪と二人でいるところを襲われ袋叩きに。しかし自分を捨ててまで守ってくれようとした和貴に、深雪は徐々に好意を抱き始め、交際は順調に進むかのように見えた。が、またしても浜崎の腕力を利用しようという目的で彼女はさらわれてしまい・・。
ベタな展開ながら、正反対の二人の距離が徐々に縮まってゆく昔懐かしい恋愛小説です。じれったい感じの第二部「修学旅行編」完結いたしました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-20 21:00:00
47745文字
会話率:33%
如月市にある黒崎探偵事務所。そこに所属する比島幸祐を中心に、“欲望覚醒者”・“魔法使い”といった非現実的な者達が織り成す物語。幸祐の過去。そしてそれを知ってしまった黄神夜。略奪嗜好に染まってしまった茜城和貴。全てはこの三人の、一年前の出来事
からはじまった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-13 21:38:19
23911文字
会話率:24%
普通の世界で生きることを諦めた遠野和久。彼は殺し屋として人生を始める。一度も外に出たことのない一条悠は、普通の生き方に恋焦がれる。そんな二人の出会いが歯車を狂わせていく。自身の境涯を恨む二人が奏でる物語は何処に辿り着くのか。
最終更新:2007-08-05 20:43:57
10110文字
会話率:37%