異世界レベェナという世界にクラス転移してから早一か月、主人公【仲居律】は自身に与えられた役職について苦悩していた。
その役職は【魔法陣術士】。魔法陣を専門に扱う役職であった。
しかし、問題がある。
それは―――魔法陣は誰にでも扱えるとい
うものであった。
個人の役職や性質に直結する「魔法」とは違い、「魔法陣」は老若男女問わず誰しもが魔力を使って魔法を起こせるようにしたものが魔法陣であったからだ。
故に、リツは自分自身が役に立てないことを不甲斐なく思いながら、せめて誰かの手伝いをして役に立とうと奮闘する日々を過ごしていた。
そんなある夜、いつもの通り手伝いを終えるととある空き部屋で三人の男の声を立ち聞きしてしまう。
その人物達は自分と同じグラスメイトであり、なにやらこの国からの脱出を企てている模様であった。
曲がりなりにも「勇者」という肩書を背負ってこの世界に召喚された主人公はその理由を聞こうと直接三人に声をかけてみるものの、逆に説得されて仕舞には脱出の勧誘まで受けてしまう。
その脱出が自分にとっても魅力的な提案であることは間違いなく、されど責任を放り投げていいものかと苦悩していると召喚した国の聖女【エウリア】に鉢合わせた。
エウリアの独特な雰囲気につい悩み事を相談するとなぜか肯定的な意見を受け―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 23:12:52
684430文字
会話率:32%
「恋多き女に私はなる……!!」
リネットは困っていた。
家出した姉の代わりに辺境の公爵家へ嫁ぐことなったが、お相手であるアルフレイドは有名な遊び人。
妻には「恋愛経験豊富な女性」を求めているらしい。リネットは姉を参考に恋多き女を演じること
に。
「経験豊富で余裕のある男に俺はなる……!!」
アルフレイドも悩んでいた。
麗しい見た目からあらぬ噂を立てられているが、実際は女性の手を握ったことすらない。
それなのに、王命で決まった結婚相手は社交界を賑わす悪女だった。
公爵家当主として情けない姿は見せられない。余裕のあるイイ男になりきろうと決意する。
不本意な政略結婚によって夫婦になった、恋愛経験ゼロ同士。
顔合わせ、晩餐、初夜、巡ってくる新婚イベントを乗り越えられるのか──!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 07:00:00
111852文字
会話率:37%
戦争が絶えない世界クライシス。
その戦争の原因を知れるなら、知りたいですか?
最終更新:2024-08-22 23:35:10
70428文字
会話率:51%
現代の世。その闇に存在するは“鬼”と呼ばれる、人に仇なす存在。
世を忍ぶ“退魔師”たちが影ながら安寧を保つ時代だった。
私ですか?
滅相もない
正義の味方でもなければ、世界の敵でもありません
強いて言うなら………悪人でしょうか
世界の
破滅に比べればちっぽけな、本当に他愛のない偽悪趣味の話………
爽やか鈍感(ドン・ファン)系、しかしモテる。
色んな意味でタチの悪い主人公が退魔師となって学園に潜入し、なぜかフラグを乱立しまくる……そんな話でもあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 18:00:00
1288703文字
会話率:39%
ノワール・トルカは悪徳貴族である。奴隷商人からの成り上がりで、そんな彼の右腕である奴隷のレオを助けてほしいとレオの家族が勇者に依頼したとか。
勇者が倒す中ボスにあたるノワールはそれを面白がっていた。
最終更新:2024-02-20 13:00:00
8969文字
会話率:52%
「お前にはリディアのかわりに他領のクロス王子に嫁いでもらう。」
そう突然言われた偽悪役令嬢のエリーナ
クロス王子は噂では冷酷王子と称されている。
そんな王子に嫁ぎたくないと言ったリディアの代わりに嫁ぐことになってしまったエリーナだが負け
ずに頑張ろうとしているエリーナを見ているうちにクロス王子は・・・
ところどころざまあが出てくると思います。
シリアスな場面も出てくるかもしれません。
念のためR15をつけています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 00:00:00
12591文字
会話率:23%
お人好しな高校生、白鷺鈴はある日万引きの濡れ衣を着せられて、同級生からいわれのない批難をうける。
親からも弁解の余地なく責め立てられ、教師には学校を辞めろと罵られる。
居場所をなくし、自分がまわりからどういう評価を受けていたのか知った白鷺は
、これからは誰も助けず自分のためだけに生きることを誓った。
絶望的な生活をおくる白鷺は唐突に異世界へクラス転移させられる。
魔族と戦ってほしいと神に要請されたが、白鷺は拒絶した。
一人、異世界に放り出された白鷺はうっくつした生活をおくり、じわじわと経済的にも追い詰められる。
どうするべきかギルドの受付係に相談した白鷺は奴隷を購入してはどうかとすすめられた。
気乗りしないながらも奴隷商館を訪れた白鷺は、今後の彼の人生を大きくかえる出会いを果たす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 02:14:53
240740文字
会話率:33%
機械化によって人間に必要な作業が極端に減ってしまった未来での話。
とある喫茶店の店員桐野江桜子は、ある日実の兄から一つの相談をされる。それは息子がVRに興味を持っているので彼にとって相応しいものなのかを調査して欲しいとのことだった。
そこ
で桜子は友人であるゲーマー新丁絵筆にVRを教えて欲しいと頼むのだが……
勧められたゲームはあらゆる意味で特殊だった。
NPCとプレイヤーの見分けがつかず、スキルの習得にはガチめな勉強が必須で、体力ゲージは目に見えない……。
更に桜子はそのゲーム内で、ネタにすらならないゴミクラスと評価される呪術師を選択してしまう。ゲームに散々馬鹿にされ、碌にパーティメンバーも誘えない状況で、彼女が取った選択は……仕様の研究だった。
これは後に死毒の魔女と呼ばれる主人公が、サディスティックな欲求と共にゲーム世界を生き延びる。そんな物語。
***
状態異常不遇と思われている世界で状態異常特化のキャラクターが中二病やらロリコンやらサディストやらと一緒に成人向けのファンタジーなゲームをやる話です。主人公は自覚はありませんが多少偽悪趣味な面があります。シリアスな話もあくまでゲーム内の話に留めると思います。連載開始時点では考え中です。
毎日更新頑張ります。一話は3000弱から5000文字程度。基本はVRMMOの話ですが現実世界での話もそれなりに入る予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 21:01:42
1146858文字
会話率:24%
小6の時に異世界に召喚され十年間勇者として働いてきた主人公が日本に戻ってくるとそこは戦国時代だった!
今川義元を桶狭間で救った元異世界勇者はゾンビで溢れかえった未来の地球を救うために織田信長の足を引っ張って歴史改変を試みる。
ゾンビアポカ
リプス回避のためならばどんな悪名も厭わない偽悪者と化した元異世界勇者による天下布武。
真面目なあらすじ:
信長の天下統一があと十年遅れていたら……という想定をしてみましたが、主人公がヨーロッパまで出張って戦争する、なろう唯一の戦国物かも?
※21世紀までゾンビは出ません。
※ゾンビの発生原因はウィルス、細菌、微生物、虫、黒魔術、呪いなどのありふれたものではないです。
現在主人公はお市を引き連れフランス出張。
信長いじめもいいけど大槍もね、ということで主人公が抱くこれからの戦略構想上、必要なので独仏に介入中。
アルファポリスにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 14:04:02
225337文字
会話率:33%
【文学パロディ】
これは、魔弾の下に繰り広げられる偽悪の物語。
自分の不甲斐なさ故に恋人と距離を置きたい銃士の運命や如何に?
最終更新:2022-01-13 22:47:54
5159文字
会話率:49%
「パンがなければお菓子を食べれば良いじゃない」
と贅沢三昧のお姫様に言われ、家来は震えました。
最終更新:2021-12-17 00:57:01
1000文字
会話率:33%
人であり、人てはない主人公である桐崎諒は多くの人を殺めてきた。その先に光という彼女達を支える。自身が「悪」だと知り得ながらも、彼は護ると誓った。そんな折、彼はクラスの人達と纏めて異世界へと転生してしまう。そんな彼に着いた職業は────
こ
れは彼が「何」を思い、「何」をするかという物語。そこに「間違い」も「正解」もない。さぁ、今ここに織り成そう。「偽悪」から始まる「偽善」という狂想曲を────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 08:00:00
55316文字
会話率:54%
魔女狩りの果てに、全人類は不死を手に入れた。
それに伴って浮上した問題は人口爆発。やがて法が定められ、二十歳を超えた大人は『天国の門』に身投げする運命が待つ。これが世界の残酷なルールだった。
そんな中、“霧の森”の少女にはネコ耳が生えてい
た。それはまだ、人と魔女と獣の境界線が厳密だった時の物語。
「どうか世界が優しい地獄になりますように」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 12:00:00
191332文字
会話率:44%
強い願いがヒトを変え、ヒトならざる者、『天狗』と相成る。
憎しみに呑まれ堕ちた天狗はヒトを殺す。
ヒトを憎み、その憎しみを力に変え、全てを壊すと誓った兄。
ヒトを憎み、それでもヒトを守るため兄を止めると誓った弟。
「
私は白峯。私を止めたいのならば、お前が私を殺しにきなさい。お前が…私の陵となれ」
これは、ヒトに全てを奪われた双子の兄弟が天狗となり、互い違いの道を歩む物語。
「泣くな、泣いても何も変わらない。何かを変えたいと思うのならば、動け、足掻け、震える足に力を入れろ!
お前は弱い!その弱さを嘆く暇があるのなら!何よりも、誰よりも!全てをかけて足掻いて見せろ!!」
これは、誰よりも強さを求めた双子が、真逆の道を行く物語。
***この物語はフィクションです***
白峯公の名前を使わせてもらっていますが、白峯公の生い立ちなどは物語の主設定の中に組み込まれていません。匂わせ程度には出てくるかもしれませんが本編の流れにはあまり関係ないです。
息抜き思いつき小説のため、スローペースの進行、執筆となります。
それを踏まえた上でお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 08:00:00
7145文字
会話率:45%
人族、魔族、2つの種族が共存している世界にある学校、ヴァルハラント学校。ここで新しく就任した生徒会長、ヴァン・グランハウンドには野望があった。それはかつて恐怖で世界を支配したという魔王になる、というとんでもな野望であった!
彼はそのため
に知恵と策略と実行力で様々な作戦を行っていくが、彼の野望は一向に叶わない。何故ならヴァンが行う悪事は全てが全て善行として見られてしまうからだ。
名木を切り倒したら、腐食が進んでいたことから切り倒した偽悪的な行動と受け止められた。
女子更衣室を盗撮しようとしたら盗撮魔を偶然発見、自首させた。
このように様々な悪事を覆されてきた彼だが、そんな逆境にもくじけることなく、今日もまた新たな悪事を計画し実行に移していく……!
そんな彼をどつきながらも決して見捨てない副生徒会長、ツッコミ常識人のグレイ・グラディウス。副会長大好きすぎるその他一切合切担当、お喋り機関銃のミリア・ヴァレステイン。そんな彼らを始めとした、変人達と一部の常識人が今日もまたボケとツッコミと善行に塗れた日々を送る……!
※他のサイト様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-23 12:15:30
300448文字
会話率:45%
物語を面白くしているものとは何か?
かっこいいヒーロー? かわいいヒロイン? クールなライバル? いや違う、
鬼のいない桃太郎などただの果汁にまみれたベタベタ太郎、
カメを虐めるガキのいない浦島太郎などただのカメの横を通り過ぎる釣り好
き太郎、
金太郎は……なんかこう……相撲が好きな感じの太郎だ。いや正直金太郎だけ話良くが分からんけど……
悪がなければ世界はなんとつまらない、話を回すのはいつだって悪なのだ!我々はこの糞つまんねぇ世界を彩るため悪を成す!!
これは悪役達による偽悪的ギャグファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 00:12:10
4537文字
会話率:36%
正義なんて曖昧で薄気味悪い…
そんなものなら壊してみよう…。
それが悪事だとしても壊してみよう…。
なぜって?
「僕は偽悪者だから…」
最終更新:2018-09-12 15:31:40
3376文字
会話率:27%
その顔を、覚えている……。かつて自殺した少女、「リリウム」の顔を。彼女はこう言い残し、自殺した。死にゆきながら、「私を呪ってくれ」と。
時が経ち、私、フェリシティ・ヘンダーソンは、日本のとある私立学校の教師として、今まさに手に職を付けている
。違法な幻覚剤の力を借りながら。彼女が自殺したアパートで、まさに彼女が亡骸となっていった場所で眠りながら。
五月の連休も終わりになろうかというある日、私は教頭から、「極めてデリケートな悩み」を持った少女の相談にのってもらえないか、という話を受け取る。なんでも私、ヘンダーソン先生にこそ話したいことだという。木村朱音、16歳。十中八九色恋沙汰だろう。私が妖精と呼ばれる少女だった頃は、どうだったか……。
Kindleにて販売中の、そしてこのサイトでも公開中の、「猟奇的なマリア」の後日談にあたる作品です。続編とはなっているものの、これ一本でも楽しめるよう心がけているつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-02 20:07:45
35337文字
会話率:39%
もし自分に、人並みという物が適応されたなら、どれだけ楽な人生だったでしょうか。私は、所謂『標準』からは、酷く逸脱した精神の持ち主であり、酷く逸脱した人生を送ってまいりました。
何がいけなかったのでしょうか、と神に問えば、すぐさまに『お前
の心が悪いのだ』、という答えが返ってくることは、明白でした。
なら、私は神にこう問い返したいのです。ただ一人の男を思い続けることが、何故いけなかったのか、と。
それに対する答えもまた、明白でしょう。
浜坂佳織は、自らの半生を追憶する。幼い時分に、自分に白百合を独占することを許してくれた、一人の少年を、ただただ思い続けただけの短い人生を。
Kindleにて販売中の同作品を、「なろう」でも公開することに決定しました。縦書き・ルビ付き・傍点付きの「読み応え」を求められる方は、是非
https://www.amazon.co.jp/dp/B00SHVRQZQ/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_y6W5ybY4N6RB2
こちらをご覧ください。
続編「偽悪的な彼女」を、現在連載中です。
http://ncode.syosetu.com/n4111dx/
こちらをご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-07 12:14:21
38137文字
会話率:25%
ある日、国に危機が迫った。それを解決したのは黒いローブを羽織った謎の人物。黒ローブの人物は助けた国から『黒を纏いし奇術師』として呼ばれる事になった。そして月日は流れある学園のお話。目立つ事を嫌う主人公のフィアーはある事をきっかけに目立ってし
まう。ある人は言った何故、英雄は生まれるのか。それは、人の願望から生まれた理想の人物像。人は1人では生きていけない生き物だ。だからこそ助けを求める。英雄とはその理想が生み出すだたの幻想にしか過ぎない。人は願うであろう。無償で自分の事を、自分達の事を助けてくれる人を。それが皆が望んだ理想なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-21 03:33:08
4842文字
会話率:49%
降って湧いた婚約破棄騒動!
王妃教育に疲れきっていたアンネローゼは、今後の身の振り方を考えます。
アンネローゼにとって真実の愛とは…?
最終更新:2017-10-31 22:32:21
9343文字
会話率:43%