クラスでいつも1人だけ浮いている陰キャの主人公ーー代永弘和(よながひろかず)。
元々、人付き合いがあまり得意ではなかった代永は、クラスメートと一言も会話をしないという日常が彼にとって平和で何よりの時間だった。
この平和な時間が少し
でも長く続いてくれたら良いのにと、そんなことを彼が願いつづけていた……そんなある日、彼に取っての事件が起こる。
そんな彼の儚い願いとは裏腹に、代永はある日を境にクラスで1番可愛いと評判の女の子ーー佐山可憐(さやまかれん)の味見役を半強制的に任されるのだった…。
そして、その日を境に。彼にとっての平和な時間はあっという間に崩れさっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 08:39:05
673文字
会話率:0%
絶対プロのバンドとしてデビューしてやる!
そのためにバンドフェスティバルで優秀する!
そして、親父仲間へも音楽を届けてみせる!
そう意気込んで野崎恭弥(のざききょうや)が入学した羽宮高校にはそもそも軽音楽部がなかった。
しかし、多くのプ
ロが通ってきたバンドフェスティバルの出場条件は「部活動であること」。
まずは軽音楽部を作るために、メンバー、場所、顧問など、部活設立のために与えられた条件を満たさなければならない。
音楽一筋で過ごしてきた恭弥には、人付き合いが苦手であり、気の合う仲間に出会えないまま……。
それでも、夢を叶えるために、恭弥は自分の音楽を貫く。
想いを込めた1つの曲が、人を変え、想いを伝える。
それを信じて、前に進む青春×バンド物語!
※カクヨム、iらんど、ノベプラでも公開中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 21:15:54
244570文字
会話率:37%
自信を持てない女の子と、歪な心を持った男の、恋の話です。
男主人公の視点と、女性主人公の視点を、交互に書いています。
とことん地味な女子職員である、私は、経理部で働いている。
人付き合いが壊滅的な、俺は、同じ会社で営業をしている。
私はクズに酷い目にあわされて、脅迫されてしまった。
おまけに、俺である男主人公と結婚しろと、強制されてしまった。
仕方なく、デートをするのだが、追い詰められた私は、俺に助けを求めるようになる。
歪な心を持った男でも、いないよりいた方が、マシだからだろう。
私のぎこちない恋の駆け引きの結果は、どうなるのか。
※女性が男に乱暴される場面がありますので、不快に思われる方はご注意してください。
ハッピーエンドとなります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:33:30
117444文字
会話率:20%
次元属性?の魔王、リュツィフェールは人間の都合で勝手に別世界の転移させられた。梅昆布茶を嗜んでいる途中に。。
これは次元魔法しか使えないっていう奴が大会とかに出たらどうなるんかねって言う作者の勝手な妄想無双作品です。。
本作は、シ
リーズ「 魔界書紀 」の本紀の
「 魔王の平和維持苦難紀 〜魔王だけど、この星の他の圧倒的強者たちとのお付き合いが辛い〜 」
と繋がっている話です。
そのため、
「魔王の平和維持苦難紀 〜魔王だけど、この星の他の圧倒的強者たちとのお付き合いが辛い〜」
を真面目に読んでいる方がいらっしゃったら、重大なネタバレを含む可能性があります。そんな人誰もいないでしょうけど。。
もし興味を持ってくださった方がいらっしゃったら、ぜひこちらも読んでくだされば、嬉しい限りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 21:05:53
2650文字
会話率:40%
魔王の仕事は辛い。小説とかで見かける、魔王たちが羨ましい限りだ。なぜかって?圧倒的な力だけで土地を治められるからだ。。
最終更新:2024-11-05 09:38:02
6744文字
会話率:49%
小高海斗は、高校卒業からずっと自分の部屋に引きこもっているニートだった。人間関係を築くのが苦手で、学生時代からなるべく人との交流を避けていた海斗だったが、そんな彼にも唯一幼稚園から付き合いがある同じ年の女子がいた。海斗にとっていわゆる幼馴染
と呼ばれる存在のその女子、戸石かなは、そんなニート状態の海斗の部屋に定期的に上がり込んでは、学生時代から変わらないお節介を焼きに来ていた。かなは大学を卒業して2年目の警察官で、学生時代から周りに好かれやすい性格も相まって、忙しいながらも順風満帆な生活を送っている。そんなかなに対して海斗は劣等感を感じながらも、ニートを謳歌していた。
だが、そんな引きこもりの海斗には、かなにも言えない裏のビジネスで儲けており、このビジネスが後々二人を巻き込む大きな事件に繋がっていく―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 20:48:20
93750文字
会話率:35%
「僕はヴァンパイアなんだ。基本は人間だよ」
朝霧令一は、私立アヤザワ高校の生物教師。
人付き合いが悪い朝霧が少し気を許すのは、同い年の国語教師、小宮山桐生。
穏やかで誰にでも優しく、教師の鑑のような桐生にコンプレックスを抱きながらも、数
少ない友人として接していたある日。
宿直の夜、朝霧は、桐生の秘密を目撃してしまう。
桐生(ヴァンパイア体質)×朝霧(人間)です。
ヘタレ攻に見せかけて、ここぞという時や怒りで(受ではなく怒った相手に)豹変する獣攻。
無愛想の俺様受に見せかけて、恋愛経験ゼロで初心で必死の努力家で勢い任せの猪突猛進受です。
攻身長189cm、受身長171cmです。
穏やか笑顔攻×無愛想受です。
リアル教師っぽい年齢設定にしたので、年齢高すぎ!と思った方は、脳内で25歳くらいに修正お願いいたします…。
できるだけ男同士の恋愛は男っぽく書きたい、と思っています。
頑張ります…!
いちゃいちゃより、ストーリー重視という変わったタイプですが、いちゃいちゃする時は全力出しきるつもりです。
時にコミカルに、時に切なく、時にシリアスな二人の物語を、あなたへ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 12:00:00
132527文字
会話率:22%
略称プロバリ・日本でも、外国でも、異世界でも、プラカード持ち受付ます。
女主人公・創陣 翔射嘩(そうじん かいか)・35歳・独活派。
ゆったりアクティブさん。
イメージ画像は、近況ノートにあります。
〇関西出身・横浜のどこかの賃貸アパー
ト家賃4万円で一人暮らし。
〇「あれが嫌。人付き合いが嫌」そうして、逃げに逃げて、相性の良い。プラカード持ちの仕事に巡り合う。今ではお気に入りのお仕事だとか。
○大体、月14万~16万の給料は、なんとか確保し、お小遣いを最低1万円を捻り出すんだとか。
〇腰に紺色のウェストポーチを装着し、ひざ裏までの長さの黒のレインウェアに足首まで覆える長さのグレーのレインブーツがお決まりの仕事着&外出着。
○アニメや漫画、駄菓子、散策、眺望するのが好き。
〇バリアの能力が20歳ごろに自然と目覚めて、ひそかに極めて、応用技を開発し、今もなお、能力が成長上昇中。
言うかもしれない。言わないかもしれないセリフ。
「プラカード持ちクエスト達成しました。報酬下さい☆」
「あの・・・営業妨害&私のストレスフリータイム妨害なんだけど?」
「どうせ私はバカだし、あっけらかんで突き抜ける」
「無事クエスト終了!!感謝感謝☆」
よろしく、お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 06:49:08
8550文字
会話率:15%
運動能力抜群だが、人付き合いが苦手な剣道男子の安田武志。彼の級友で人との交流を拒絶している美少女の小泉華。この二人が、剣道の理合を実践を通じて学ぶことにより、人間的に成長する話である。
最終更新:2024-10-21 03:29:00
48490文字
会話率:26%
安っぽい人生を送っている、と変な自信を持つ安田ヤスオは四十歳手前の独身男性である。
おっさんとされる年齢に達しながら、交際経験はなく、友人も結婚をすれば付き合いがない。職場では空気のような存在である。
誰と付き合いがあるわけでもなく祖父母が
残してくれた年季の入った家で一人寂しく暮らしていた。
そんなヤスオの唯一とする愉しみが、オープンワールドのオンラインRPGだった。自分を含め三人で組んだチームで冒険することが生きがいであり、仮想空間上とはいえ他者と交流を持つ機会でもあった。
ところがチームの1人が生活上の問題で参加が難しくなりそうな事実を知り、ならばと当面における住まいの提供を申し出た。独りで住むには持て余す広さの一軒家。しかも気兼ねはいらない木造のボロ家。ヤスオにしては思い切った行動に出た。ゲームのためならやれる男だった。
慣れない決断は思いもかけない結果をもたらす。
やってきた相手は、まさか女性というだけでなく、2人揃ってときた。
貧相極まりないおっさんとして変わり映えしない日々に、突如舞い込んできた同居人。しかも一緒に過ごすうちに、なにやら事情を抱えているみたいで……。
自己肯定感は非常に低いが、変な思い込みはしっかり持っている、いい歳した男が初めてを経験する物語である。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 09:27:31
217084文字
会話率:31%
人付き合いが苦手で孤立していた「私」と、夏でも長袖を脱がない「先輩」が2人で部の存続のため本を作るお話。
カクヨム・ハーメルンにも同名で投稿しています。
最終更新:2024-10-16 18:10:00
20938文字
会話率:50%
十数年ぶりに、昔の職場の同僚から仕事のお誘いがきました。
毎年、お付き合いがあったなら良かったけど‥‥
最終更新:2024-10-16 00:05:25
200文字
会話率:0%
【ドラゴンの涙】
それは全ての望みを叶える涙。
永遠の宝石。
時の流れを支配する奇跡の輝き。
大切なものを失った欠片。
だが、それは『虚化』という恐るべき現象を癒す力をもっていた。
いつかは報われると信じて、世界を、次元を超えてきた冒険者達
のストーリー。
徐々に悪のりが目立ちます(爆)
ヒロイングループ
神岡高校
弓千華雛子(ゆみちかひなこ)
二年生、身長170近く、ベリーショートカットの活発な体育会系女子高生。通称ヒナ。
異世界『ファンタジスタ』の『偉大なる魔術師・バレンシア・レーサ』により
度々、現代から召喚されては依頼を承ける。
高校では弓道部部長を務めているせいか
異世界では弓を扱い魔物(モンスター)を狩り、宝石『竜の涙』を探すチーム【最後の希望】のリーダー。
剣山亮(つるぎやまとおる)
二年生、身長180近く、ポニーテールの剣道部、次期主将。通称トール。
実家が剣道道場を営んでいる。
弓千華とは幼馴染み。
戟卯田香菜己(ほこうだかなみ)
一年生、剣山の妹分、身長160近く、ツインテール。通称カナミ。
帰宅部だが、そつなく全般的にこなし高い適応力を持つ。
IQ200という噂があるが定かではない。
ニート予備軍?知識は豊富。
ちなみに、3人とも、幼少の頃より付き合いがある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 02:00:00
274155文字
会話率:21%
人付き合いが苦手で人生からやや逃げている青年が
ある事をきっかけに命が救われ目標を叶えるお話です。
※暇つぶしくらいのネタで御座います(*´ω`*)
最終更新:2024-10-14 08:43:29
2031文字
会話率:6%
夫は私の全てだった。人付き合いが苦手で友達も居ない私にとって
夫は配偶者であると同時に仕事上では尊敬すべき上司であり、
私生活では親友でもあった。そんな夫が私のせいで・・・
<登場人物>
市川玲奈(レナ)
謙虚で控えめな性格。その美しすぎ
る容貌から嫉妬され
軽い虐めを受けることが度々あった。そのため、
引っ込み思案で人付き合いが得意ではない。
夫が唯一の友人であり恋人でもある。夫だけを一途に思う真面目ちゃん。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-13 03:48:58
266文字
会話率:0%
(空色杯500文字以上の部応募作品ー5000字以内)
(第十五回お題:白露×スカイグレー)
―――9月中旬、台風が迫る街で、一つの恋が始まり、そして終わろうとしていた。
―――今晩は台風が来るかもしれないって、桜井君は帰らないの
?
窓ガラスの外には灰色に染まった空が広がっている。
それは桜井海人にとって”いつもの空の姿だった”
『登場人物紹介』
桜井海人《さくらいかいと》
色覚異常を持った視覚障がい者で、中でも珍しい|全色盲《ぜんしきもう》を患っている。
直射日光などの眩しい光に目が弱いためサングラスのような遮光眼鏡を着けている。これにより信号の変化などコントラストがはっきり分かりやすくなる。
美術部に所属しており、同じく美術部員の深愛と親交がある。
深愛の想いに気付かぬまま、美雪の優しさに惹かれていく。
人並み以下しか絵は描けないが、遅くまで部室に残る。そして気付いた時には部長に指名されている。
内向きな性格で才能あふれる深愛に嫉妬している。
能登深愛《のとみあ》
物静かで口数の少ないミステリアスな少女。
人付き合いが苦手で美雪に対しても心を開かない。
唯一、美術部で遅くまで残って描き続ける海人に密かな好意を抱いている。
甘いものが大好き、特にアイスクリームが好き。
プロ並みのデッサン力と表現力を持ち合せていて、デジタルでもその実力は変わらない。
前田吾郎《まえだごろう》
海人とは小中学校の頃からの友人。
だが、高校生になってから人が変わったように勉学にもスポーツにも打ち込むようになり、海人と遊ばなくなっている。
近本美雪《ちかもとみゆき》
海人や深愛と同じクラスの委員長で面倒見が良い明るい女性。
栗色のロングヘアーが特徴。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 21:40:48
4997文字
会話率:35%
(イントロダクション)
舞台は2058~2059年
もしも、この頃になっても、同じように暮らし、悩み、感じ、それでも前に向かって進んでいく人がいるのなら、今の私たちは、正解の道を歩んでいるということでしょう。
・プラチナウインド
(あらす
じ)
女子高生と創作料理店でのアルバイトをしながらバーチャルシンガーとしてメインで個人活動を続ける永弥音 唯花(えみね ゆいか)は大手芸能事務所から推薦を受け、オーディションを受ける。
同時期、大きな音楽ライブのフェスにも招待され、オーディションにも合格してしまったため、招待されたフェスが“卒業ライブ”へと成り代わってしまう。
夢と現実との境目に揺れる唯花は、“これまでの自分”との別離を決意し、最初で最後のフェスの舞台へと駆け抜けていく。
・もうひとつのプラチナウインド
(あらすじ)
互いにバーチャルシンガーとして活動してきた唯花から華蓮へ深夜、突然連絡が入る。
神妙な面持ちで今のバーチャルシンガーとしての活動を引退し、大手事務所から再デビューすると話す唯花。
今まで通りの付き合いが出来なくなると告げられた華蓮は納得できずに自分の気持ちを訴えかけるのだった。
※本作は長編シリーズ小説「魔法使いと繋がる世界」に登場する永弥音 唯花のショートストーリーになっています。
本編の前日譚となっており、本作のみでも楽しめますが、本編と合わせて読むと、より深く物語を楽しめるように構成してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 20:00:00
14612文字
会話率:25%
読書好きの青年には悩みがあった。
「人付き合いが苦手」である。
今まで読書知識によって数多くの悩みを解決したが、人付き合いだけはまだできない。
そんな主人公がチート(?)スキル「異世界行っても本・論文読めるスキル」を獲得して異世界踏破する(
?)物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 12:04:45
37310文字
会話率:40%
一人の男が人生の区切りを付けた。
余生をただ漠然と生きていた彼は、ある日、いつも通う図書館で読書感想会のチラシを貰い、一冊の本と出会うことになる。人付き合いが苦手なこの男は逡巡するが、彼を待ち受ける運命とは。
最終更新:2024-09-03 00:00:00
64322文字
会話率:20%
後の世に伝説として語り継がれる試合があった。
『立花光佑』と『大野晄弘』
親友として、ライバルとして、二人の天才はそれぞれの道を歩んだ。
この物語は人付き合いが苦手だが、夢に向かって真っすぐに進む少年。
『大野晄弘』の視点で、彼らの軌跡を
描く。
全10話 完結済み
3日に1話更新予定(12時頃投稿予定)
☆☆本作は願いシリーズと銘打っておりますが、世界観を共有しているだけですので、単独でも楽しめる作品となっております。☆☆
その為、特に気にせずお読みいただけますと幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 12:10:00
38149文字
会話率:45%
伯爵令嬢オフィーリアには、嘘がわかるという特殊能力がある。
その能力ゆえに、人付き合いができずに引きこもって暮らしていた。しかし、見目麗しいと評判の公爵クラウディオ見たさに夜会に参加してみたものの、周りの貴族の嘘ばかりの会話に混乱し、おかし
な行動を取ってしまう。嘘が大嫌いなクラウディオにその特殊能力を買われ、彼が長官を務める刑部省へ強引に引き抜かれてしまう。
嘘を見抜ける能力を使い、刑部省で行われる犯罪者の取り調べに参加しているうちに、オフィーリアは神殿で行われる儀式にまつわる事件にかかわっていく。
個性豊かな同僚に囲まれなんとか長官室勤務を続けているうちに、オフィーリアはクラウディオの婚約者であるステッラにまで目をつけられてしまうのだった。
☆月~土 AM11:00毎日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 11:00:00
149872文字
会話率:58%
轟木高校文芸部は部員全員が3年生。部長の鑪麗華以外は幽霊部員、このままでは廃部……という危機にあって突如現れた新入部員・田畑悠大。
しかし、1年の田畑は鑪に一目惚れしただけの、創作活動には一切興味のない男だった。
部長の鑪はそんな田畑
にお題を出し、強引に文芸部活動をさせようと試みるが……
☆部長:3年 鑪 麗華(たたら れいか)
クールビューティと名高い、轟木高校きっての才女。スポーツと人付き合いが苦手。
☆部員:1年 田畑 悠大(たばた ゆうだい)
麗華に一目惚れして文芸部に入部。
文芸には一切興味がない。
※Twitterで募集したお題を消費するための小話集です。
※不定期更新。
※ネタは随時募集中。活動報告、Twitterなどで募集します。
全て採用するとは限りません。気が向いたら書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 00:06:24
9821文字
会話率:48%
中学まで友達のいなかった玄間邦康は、高校入学を機に心機一転して脱陰キャを目指すことにした。玄間の思い描く、平穏な高校生活を送るために、暗い性格の自分を変えることにした。
しかしそんな目標は早くも崩れ去った。原因は隣の席の斎無紗奈絵という少女
だった。学年のアイドルと注目されている斎無だが、幸運にも玄間は彼女の隣席になった。
可愛くて社交的な斎無を見て自分とは住む世界が違うと感じる玄間であったが、放課後に斎無に声をかけられる。
斎無は玄間に告げる。「あなたが犯人ね」と。
自称名探偵を名乗る美少女に巻き込まれる、玄間の非日常的な高校生活が始まろうとしていた。
ミステリー未満、ラブコメ未満の学園青春物語が幕を開ける。
●椅子すり替え事件
新学期初日、斎無の椅子が何者かにすり替えられたらしい。しかもその犯人が玄間だと言い切るのだ。玄間は自分には身に覚えのないことだった。
二人はお互いに証拠・アリバイ・動機を確認していく。議論は白熱し、斎無との勝負の末、玄間は自身の潔白を証明した。
●タバコの吸い殻発見事件
緊急の学年集会が開かれた。生徒指導の教師が「この中にタバコを吸ってるやつがいる」と怒り出した。
この発言に興味を持った斎無は放課後、玄間を連れてタバコの謎を追う。
●屋上開放事件
斎無に巻き込まれて、学校に起こる不思議な事件を解決していくことになった玄間は、次第に斎無に興味を抱く。
彼女もまた玄間と親しくなろうときっかけを探っていた。人付き合いが苦手な玄間にはどうすればいいのかわからない。
斎無のことを知りたいと悩んでいると事件が起きた。斎無の机に謎の鍵が放り込まれていた。二人は鍵の正体を突き詰め、学校の屋上の鍵だと知る。
屋上に侵入した二人は、そこからの景色に目を奪われる。そして互いの胸中を明かす。その結果、二人はわずかばかりの友情を確かめ合う。
●結末
ミステリー小説が好きな斎無と玄間。二人は平凡な日常に飽きていた。二人はフィクションのような非日常を心のどこかで求めていたのだ。
斎無は退屈な日々から抜け出したいために、日常の謎を大袈裟に事件のように扱い、自分を名探偵だと名乗る。
玄間が目標に掲げる平穏な高校生活など実在せず、本当は創作のような学園生活を送りたいと思っていた。
二人は性格が真逆なようで本質がよく似ていた。そんな二人の不思議な関係が続いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 09:00:00
103703文字
会話率:56%