本作は「カクヨム」でも宙色紅葉の名前で投稿しています。
ただ漫然と孤独で寂しい男性、関原涼の下に突如現れた女性ムニエル。
彼女は「孤独対策課」の天使を名乗る不思議な女性で、
「関原の孤独を緩和し、社会の中に彼の居場所を作ることができるよう
、お手伝いをするために天界からやってきた」
のだと話す。
関原に健全な社会人生活を送らせるための一環として、彼の家に住み着き、勝手に家事手伝い等を始めるムニエル。
初めは自分のことを幼児のように扱い、アレコレと世話を焼いてくるムニエルのことを煙たがっていた関原だが、彼は次第に彼女へ心を開き始め、ムニエルの側が彼の居場所となっていく。
一方、これまで小学生以下の子供ばかりを対象に「孤独対策課」としての仕事を行ってきたムニエルは、初の成人男性を相手に手を焼きつつも奮闘し、彼との絆を実感し始める。
そして、ムニエルはやがて、関原に対して、これまで対象者に抱いてきたような天使としての庇護欲や救済欲求ではない「何か」と、天使であるはずの自分が到底持ち得ない「欲」、「感情」を抱いていることに気がつき始める。
それが過酷な「人間化」をもたらす甘い感情だと知ることも無いまま、ムニエルは関原との日々に幸せを感じ、彼の世話を焼き続ける。
天使と人間の純愛、現代ファンタジーです。
大体1000字前後で毎日投稿する予定(たまに忙しくて休むかも……)なので、よければ読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 18:00:00
96057文字
会話率:32%
魔法少女。10年前、魔獣という人類最大の天敵の出現と同時期現れ、見事世界を救った彼女達は世代を交代しながら、今なお戦いの中に身を置いていた。
10代から20代の女の子達が大きく衰退した人類を守る為に戦い続ける中、一人の青年がその現状に否を
唱える。
何故、年端もいかない少女達が命を落とすような危険な真似をしなければならない。何故、大人達は当たり前の顔をして彼女達が命を賭けて作っている平和を享受している。どうして自分にはその力も無ければ、他の大人と同じように何も出来ずにいるのか。
自分には何も出来ないのか。
かつて理想を胸に世界中で看護師としての腕を振るい、そして何も救えなかったと夢破れたその青年はただただ無力感に打ちひしがれる。そうして一年経った頃、彼の前に、一匹の胡散臭い妖精が現れる。
妖精が言うには、青年は何故か魔法少女になるだけの魔力を持ち合わせているらしい。なぜかは分からない。ただ力が手に入る。何かを変えられるかも知れない強い力が。
青年は飛び付いた。例えそれが嘘混じりの物だとしても、多くを救えるだけの力が手に入るからと。
妖精は懺悔した。生きるために一人の青年の運命を変えてしまったと。だから、せめて青年の理想を叶えるために共にあろうと。
一人の青年と一匹の妖精が手を組んだ。目標は『魔法少女が戦わなくても良い世界にする』。
果ての無い目標。がむしゃらに歩みだした道のりの中で、二人は多くの困難に直面する。
強力な魔獣との戦い。正体を隠しながらの他の魔法少女達との交流。
【ノーブル】という魔力と魔法を悪用しようと企む謎のテロ組織の暗躍。それに与する、『災厄の魔女』と称される妖精との確執。
そして、青年自身も知らなかった自らの出生の謎と特別な力。それに伴う変化。
全てが複雑に絡み合い。多くの繋がりを生み出しながら、青年と妖精は道なき道を切り開いて行く。全ては『魔法少女を守る魔法少女』になるために。
その結果、青年を変貌させてしまうのだとしても、彼らは迷いながら進み続ける。
これは『魔法少女が魔法少女を守る話』であり、『世界を変える話』。
「行くよパッシオ!!」
「OK、真白!!」
『チェンジ!!フルール・フローレ!!』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 18:00:00
2764286文字
会話率:38%
魔界(スィスィア・サアーダ)。悪魔や人ならざる者たちの住む世界。
「人間」のいないこの世界では「人間」は労働力として、愛玩用として、時には伴侶として人界から召喚される。
そして今日もまた一人……。
魔界での日々、人間と人ならざる者たちの、
オムニバス形式の交流譚。
こちらはカクヨムさんにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 22:45:21
25864文字
会話率:29%
宇積 颯斗、田舎の小さな村に住んでる17歳高校2年の男の子だ。
僕はとにかく暗い人間で、俗に言う陰キャだった。
そんな自分であったが僕は小さい時の記憶が全く思い出せずにいた。
お母さん達はいずれ思い出せるから大丈夫っていつもそればかりだった
。
何となくで平和な日々を過ごして居たのだったのだが、気が付くと知らない場所だった。
僕はこれからどうなってしまうのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 23:52:31
63687文字
会話率:57%
太陽の光を嫌い、月の光の下で生きる人食いのバケモノ、月の眷属。
その中でも吸血種と呼ばれるもの中に、一際強大な魔力を持つ者が存在した。
これは、人の心を知った人食いのバケモノと、彼女の幸せを願った一人の男の出会いと別れの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 01:59:38
99651文字
会話率:33%
この作品は、ピクシブの他、カクヨムやエブリスタなどにも投稿しています。(以下、転載元pixiv版のURL)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20047828
最終更新:2024-01-06 00:00:00
414文字
会話率:13%
九条光彦はとあるブラック企業で働いていた会社員。
理不尽な理由でリストラに遭い、一日で引き継ぎをして会社から出たら夜中。
夜中は吸血鬼の時間、質の悪い吸血鬼達に襲われそうになるが、品の良さそうな男吸血鬼に助けられ、意識を失う。
意識を取り戻
した光彦が見たのは、豪奢なベッドで寝ている自分と自分の隣で全裸で寝ている男吸血鬼だった──‼
※アルファポリス、ノベプラに掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 18:24:18
8815文字
会話率:52%
少年は、彼の竜が飛び去っていくのを、ただ見送るしかできなかった――。その日から、少年の竜を求め続ける日々が始まる。少年はやがて青年となり、思いの果てようやく彼の竜を取り戻すが、平穏な日々は長くは続かない。青年は彼の竜とその居場所を守るため、
世界の危機にさえ立ち向かうことになる。これは、己の竜のために生き、無名の英雄となった一人の青年の物語。
***第5部まで完結済、第6部準備中です***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 19:05:13
723218文字
会話率:36%
舞台は近代ドイツのとある地方。大戦の気配が近づく時代。
美しく、心優しく、誠実だと謳われた神父コンラートは、教会への襲撃によって辱められ「殺された」。
彼を慕っていた盗賊ヴィルに救出されたものの、コンラートは自らの遺伝的な特性により吸血鬼
へと変貌。信仰を抱いたまま、「怪物」として追われる身になってしまう。
吸血衝動に苛まれ、信仰と現実の軋轢により荒んでいくコンラートに、たった一人、ヴィルだけが手を差し伸べる。
憎悪を抱え、追い詰められていくコンラートを、ヴィルは「護る」と誓った。
盗賊は自分を救った神父に惜しみない愛を捧げ、吸血鬼と化した神父は悪夢から逃れるよう盗賊に縋る。
刺客から身を隠し、時に共闘するうち、二人の絆は誤魔化しが効かないほどに固く、強く結ばれていく。
奪わなければ生きられなかった彼らの行く先に、果たして救いは訪れるのか……?
これは、人殺しの盗賊×吸血鬼化した神父の血濡られた恋。
口付けるたび、血の味が滲む……そんな、歪んだ恋愛譚。
※本作はノベルアッププラスおよびカクヨムにも掲載しています。
※倫理的にまずい表現もそれなりにありますが、作品の雰囲気を鑑みてのことです。ご了承ください。
※R15程度の描写ではありますが、性行為を匂わせる表現はございますのでお気を付けください。なお、R18版(ヴィル視点)はアルファポリス、pixiv、ムーンライトノベルスに掲載しております。
※この作品には殺人などの暴力表現、吐血などの流血描写、モブによる陵辱の匂わせ、首ポロや欠損などの要素が含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 20:58:39
163110文字
会話率:38%
あらすじ 大学生雲宮詔は、とある山に登った。最初は順調だったものの山の中腹に差し掛 かったあたりで雪が降ってきた。雪が降ってきた為下山をしようとしたが吹雪になり遭難 した。吹雪の中、感覚を頼りに歩いていると、小さな小屋を見つけた。このまま何
時間もか かる山を降りていくのは得策じゃないと思い、その小屋に入り過ごす。小屋に着き、携帯電 話の電波を確認すると、案の定圏外、小屋で夜を過ごすことにした。空も暗くなりそろそろ 寝ようかと就寝準備をしていると、小屋の扉をとんとんと叩く音が聞こえ、扉を開けるとそ こには白い着物を着た少女が立っていた。 少女はフユキと名乗った。詔は薄着で吹雪の中にいたフユキの為にカイロを渡すと、そのカ イロが一瞬にして凍った。その時、詔は気づいた。彼女が雪女であると、するとフユキが詔 に冷たい冷気をかけた。その瞬間、詔は気を失ってしまい、目を覚ますと、一つの手紙があ った。そこには「冷気をコントロールできるようになったら、また会いにいきます」と、書 いてあった。少しの時間ではあったがそこには確かに何かがあった。人間×人外のラブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 13:59:45
3841文字
会話率:71%
人間×人外ギスギス学園ライフ
異星の民と共存する地球人は、時を経て彼らの存在を通説の域にまで忘却してしまった。今や地球には人に擬態する宇宙人を見分ける方法も、侵略を受けている自覚すらない。
春の千生高校、とある新入生の名は「キズミ」。彼女
こそが宇宙人―――ではなく、「竜」を名乗る人物であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 23:00:00
146605文字
会話率:45%
ちょっと抜けた所のある新卒社会人「モモ」は、入社予定だった結婚相談所が倒産してしまい、ひょんなことから優しいスライム「小井野」が経営するIRKエージェントに入社する事に。しかしそこは「異類婚」専門の一風変わった結婚相談所だった!?
1000
年生きた大蛇と村娘の文通サポート、雪女とサラマンダーのリモートお見合いのセッティング、吸血鬼の婚活兼献血パーティー開催、果てはケンタウロスと人魚の痴話喧嘩の仲裁まで……「異類」同士の恋愛を何でもサポートするIRKは大忙し!
タイトルとあらすじの通り、異種族間の恋愛を主題にした作品です。
人外×人外、人外×人間、人間×人外カップル全部出てきます。(その内)
男女、男男、女女、無性別カップルが登場する予定です。(その内)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 03:25:43
57620文字
会話率:33%
魔人と呼ばれる半魔物の異形の人々が暮らす国アスクラン。人間との戦争が終わって3か月。まだ人間が誰一人としていないこの国に、ソフィは魔王の秘書になるためにやってきた。
魔王であるリズロウは人間であることからソフィを雇うことに躊躇するが、
あまりに有能すぎるため手放すに手放せなくなってしまう。
だが彼女は色んな意味でヤバい素性を持っており、その奔放ぶりから周囲を振り回し、そして多くの人たちを惹きつけていくことになる。
これは、魔人なんかよりもよっぽど化物な女秘書ソフィの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 21:04:53
299834文字
会話率:56%
A:人によります。
お話ガチ勢の強メンタル男×殺傷能力がたいへん高い人外の痴話喧嘩話。人語を喋らない、人化しない、表情(顔)もない、音声コミュニケーション以外がほぼ不可能な人外。男と人外はとっても仲の良いらぶらぶ恋人です。
※アルファポリス
にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 23:24:20
8491文字
会話率:43%
この辺で1番高い山には人魚が祀られた社があるという。
誰も見た事がないそれは、誰もが知っている噂だった。
何故山に人魚がいるのか。
最終更新:2021-08-07 23:44:11
25068文字
会話率:54%
さまざまな世界に起こり始める異変。その対処をすべくすべての種族の頂点に立つ神鬼族"族長・華"が異変の中心地、人間界の陽の国へ降り立つ。 まだ、族長になってから日の浅い華を待ち受ける試練の数々。果たして世界に蔓延る異変を食
い止め、世界の天秤を元に戻すことができるのか。平安風ファンタジーの世界、開幕です。(⚠人間×人外←神鬼族)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 00:16:20
2466文字
会話率:44%
命を賭して世界を救った英雄ジーク。彼は前世の記憶を保持したまま御影響夜として日本の一般家庭へと転生する。
死んだ事に後悔はない。だが、大切な相棒であり最愛の妻であるドラゴンのカリアの事だけが気がかりだった。
もう一度君に会いたい。もう一度共
に空を飛びたい。
叶わない願いと知りながら諦めることができず、異世界へと渡る方法を探し続けていた響夜。
そんなある日の放課後、偶然会ったクラスメイトの足下に召喚の魔法陣が浮かび、響夜は咄嗟に魔法陣へと飛び込んで召喚に入り込む。
元の世界へ、愛する存在の元へ帰る事を願って。
──これは一人の青年が、愛し求め続けたドラゴンと再会するまでの物語である。
2018/8/4 第一章「水の懇願」完結。現在第二章「闇の悲喜」を更新中。
『カクヨム』でも同一作品を公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 09:13:22
246496文字
会話率:18%
小さなこの国を、北へ南へ、東へ西へ、旅を続ける二人連れがいた。片や、優れた才を持ちながらもどこにも寄る辺を持たない人間の術者、空彦。片や、幼い子供のような気性のままの炎の妖、火華。奇縁によって出会った二人は、ただ、旅をしている。どこへ行くと
も、何をするとも決まっていない、気まぐれな旅だ。
友のように、同胞のように、家族のように。少しずつ互いの存在を己の内側に刻んでいく二人が、最後に辿り着く、その場所は。
これは、人と異形が、縁を紡ぐ、物語。
※なろう、カクヨム、アルファポリスに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-19 14:00:00
13269文字
会話率:36%
氷河期の到来により、滅びに瀕した人類は地球から外宇宙へと脱していた。
十七歳の少年、火野翔斗は移民船団には乗れずに凍えた地球に取り残される形となったが────ふと気付くと、一万年後の凍り付いた地球にて、発火能力者・焦土として目覚めていた。
そこで出会ったのは、氷の魔女・フロージアと蒸気男爵・スティーブンソンだった。行く当てもなければ戻るべき場所もない焦土は、スティーブンソンの本体である蒸気式万能武装図書館アイオロス号に乗り、旅立つのだが……。
人類は滅亡し、雪原と氷河に支配された地球を巡る、長い旅路と日常の物語。
人外だらけの氷河期スチームパンクSF。
※後書きに挿絵あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-27 22:54:47
126837文字
会話率:56%
彼は何度も彼女を壊す。
彼女は何度も彼を愛す。
何度壊れても、何度忘れても、その「いくらでも替えが効く体」と「いくらでも書き換えられる心」の全てで、彼女は彼を愛していた。
これは、アンドロイドの少女と天才博士の、不細工な愛の物
語です。
※※※ハートフルボッコな物語です※※※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-07 02:50:57
19623文字
会話率:41%