『Monster Breeding』、略して《モンブリ》というモンスター育成のゲームがあった。
主人公は高校1年の中間テストを乗り切り、念願叶ってゲームを買ってもらう。
早速、ゲームを始めようとした矢先、五徹の影響か意識が朦朧となる。
次の
瞬間、気づけば見知らぬ場所にいた。
やがてその場所が《モンブリ》の世界だと気づいたが、知識ゼロの手探り状態。
この世界で出会った仲間たちと協力し、モンスターを育成してエンジョイする。
そして、いつか最強と呼ばれる日が来るかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:00:00
147834文字
会話率:39%
主人公の百崎郁人(ももさ きいくと)は陰キャな16歳の高校2年生。中間テストが終わったその日の放課後に、同じ制服を着たリア充陽キャカップルを目撃する。当然のように羨ましい気持ちを抱くのだが、女子生徒の顔をみて言葉を失った。
女子生徒は郁
人のよく知っている女の子ーーー親の再婚により妹となった百崎恋(ももさき れん)だったのだ。つまり義妹である。
兄として隣の男子生徒のことが気になった郁人は、さっそく相手のことを調べてみるのだが‥‥‥その生徒の周りには不穏な噂が‥‥‥。
義妹のことを心配する郁人は、それとなく彼氏のことを聞いてみる。しかし、そんなシスコン兄の態度に義妹は激怒しーーー不安を抱えた郁人は、陰キャ仲間に相談するのだが。なぜか「寝取ってしまえ」と助言され‥‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 14:15:38
176865文字
会話率:38%
中間テストが終わり野球留学生たちは赤点を逃れた。
そんな折マネージャーのモリに寮の管理人急病の連絡が入る。
モリは管理人の代わりに夕食を作りに野球部寮に向かう。
最終更新:2025-05-15 18:39:04
2633文字
会話率:57%
富山第一義塾高等学校に入学した主人公金田かんた。
彼は入学してすぐに友達の流星と可愛い子いないかなと探して二年生の教室の前を通る。
そこで二年生の美少女の東雲さくらさんに一目惚れをしてしまった。
しかし会う機会などなく気づけば一ヶ月以上経っ
ていた。
初めて行われた中間テストはゲーム配信ばかりして全教科赤点を取ってしまう。
この学校は赤点を取ると補習会に参加しないといけなくて彼は肩を落として参加する。
そしてそこで二年生の東雲さくらさんと出会うのだが、、
純愛ラブラブ物語始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 16:12:05
91749文字
会話率:32%
これは、ある時、僕たちの住む地球と違う分岐をしてしまった並列世界線(パラレルワールド)の地球の話。
とある中高一貫校に、問題児とも呼ばれるおかしな少年少女たちがいる。
高校一年生のある中間テストが終わった日、彼らの所属するボードゲーム同好
会ではボードゲームをする予定があった
ボードゲームを楽しんでいた彼らは…気づけば森の中にいた
そこからなんの導きのない世界に動揺しつつ、最初の教えを受け、どこまでも彼らは成長し、やりたいことをやってゆく
そんな狂人たちは今日もやりたい放題やっている
こちらはカオスなアホどもというYouTubeチャンネルのメンバーを元とした小説です
僕は、せつなとして動画を編集しております
毎週投稿してるんでよければこちらもお願いします
リンク:https://youtube.com/@user-mq2do4df9t?si=hxHvq_HRdgEjjJVR折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 15:00:00
154367文字
会話率:72%
湘南の地方都市、蝶ヶ崎市の海辺に建つ神奈川県立猫柳高校。その生徒会には”ものいみごとがかり”という一風変わった係がありました。
大伴千比呂と木下里緒は、”ものいみごとがかり”に所属する1年生です。
中間テスト開けの5月の土曜日、ふたりは横浜
へ映画を観に出かけますが、乗り合わせた電車でトラブルに遭遇します。
原因不明のその出来事は、やがてふたりに大きく関わって来ることになります。
子供のような黒い影、左手の無いお兄ちゃんと呼ばれる存在。
暗く怪しい影が漂う中、ゆるくてふわりとしたちょっと普通じゃない女子高生たちが見つけた答えとは...
ふたりの物語の第二章の幕が上がります...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 22:06:51
52407文字
会話率:29%
利川智果(さとか)は北摂のそれなりの進学校に通う冴えない高校一年生。五月下旬のある日、一学期中間テストの成績が悪かったことで彼女を凌ぐ学力を誇る小五の妹、智実(さとみ)から成績アップしてくれるようにと表紙が小学生から高校生くらいに見える美少
女のイラストで彩られたお手製の家庭学習用美少女教材計五冊をプレゼントしてくれた。そのあと智果が自室でそれを捲ってみると……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 17:25:44
106551文字
会話率:54%
百合&BL、アニメ好きな女子高生、利川杏実(あみ)は五月下旬のある日、一学期中間テストで悪い成績を取ってしまいます。
そんな理由から沈んだ気分で帰り道を歩き進んでいると、瓶底眼鏡をかけた小太りでお姫様のコスプレをした怪しいおじさんに出逢いま
す。杏実はそのおじさんからお嬢ちゃんにぴったりだという学習教材をプレゼントされました。
杏実は帰宅後、中間テストの結果のことでお母さんに説教され、期末テストも悪いままならスパルタ式進学塾、烈學館に行ってもらうと命じられ、マンガ類も全部捨てると告げられてしまいます。杏実は自室へ向かうとさっそく例の教材を開けてみます。すると……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 18:41:29
7823文字
会話率:43%
利川智史は北摂のそれなりの進学校に通う高校一年生。五月下旬のある日、一学期中間テストの成績が悪かったことで彼を凌ぐ学力だが変態アニヲタJSの小5な妹、智実からプロレス技を掛けられたのちヌードモデルを強制されてしまう。そのあと智実は智史が成績
アップしてくれるようにと表紙が小学生から高校生くらいに見える美少女のイラストで彩られたお手製の家庭学習用萌え教材計五冊をプレゼントしてくれた。
そのあと智史が自室でそれを捲ってみると、なんと……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-30 22:12:41
106459文字
会話率:54%
人の犯した罪は、巡り巡って人へと還る。人はそれを罰と呼び、仇と呼び、妖と呼び、そして戒律と呼んだ。
この世界には罪がある。その罪によって生まれた仇なす存在を祓い、人々を救う者。それこそ妖狩である。
舞台は2024年の東京。高校生の牧志
時光はその日、いつものように退屈な授業をやり過ごし、来る中間テストの成績優秀者として名前を刻むべく、一人放課後の教室で勉強していた。
そんな彼に近づく一つの影。物語は、そこから始まる。
※カクヨムにて同タイトルで一話早く連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 13:00:00
113594文字
会話率:55%
公立の中高一貫校に入学した私は中間テストは学年1位だったのに期末テストは3位……
期末テストの学年1位で、私が勝手にライバル視している向井くんは女子から絶大な人気のある美少年だったのだが……
最終更新:2024-07-09 15:21:06
1371文字
会話率:6%
高校一年生の瀬戸みつきさんは同学年のマサヒロくんの箸使いに一目ぼれ!!
カレのハートと胃袋を鷲掴みにしようと、ちょっとしたイベントを持ち掛けます……
キーワード:
最終更新:2024-05-16 15:07:15
2395文字
会話率:13%
中間テストが終わって、これから3人で遊びに行くよ!!(^O^)/
最終更新:2023-05-17 13:46:13
486文字
会話率:0%
ここは現代の日本を舞台にした並行世界。
この世界を生きる少女、斉藤魔法(さいとうまほ)はなぜか術が使えた。
本来この世界には存在しないはずの術が使える魔法は特異な存在だと言える。
そんな魔法はまだ中学生。
でも魔法の成績はD判定まであるうち
魔法はオールD!?
中間テストが差し迫り成績優秀な友達からも鬼の形相で詰め寄られテスト勉強をしろと言われたにも関わらず家に帰ればお菓子一直線!?
やはり魔法は本当のバカなのかアホなのか…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 02:44:17
950文字
会話率:53%
高校一年生の秋。中間テスト一週間となり、放課後にテスト勉強が出来る場所を探し求め校舎を彷徨っていると、クラスメイトの白井さんに「話したいことがある」と連れ出された。
彼女は緊張した面持ちで1枚の紙片を差し出し、「これに見覚えはない?」と僕
に問いかける。教科書に挟み入れられていたと言うその紙片には差出人の記載は無く、『明日の放課後17時に1人でこの教室にきてください』とだけ記載されていた。
指定された時刻には用事があり、呼び出しには応じる事の出来ない旨を差出人へ直接伝えたいと願う彼女の頼みを受け、僕は紙片の差出人探しを始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 07:10:00
20868文字
会話率:52%
真理中3の二学期になり、友は受験に、あるいは中学の締めくくりの部活動に大わらわ。真理も台本作りを後輩2人に任せる事にするが、お題は赤毛のアン。予算の都合上馬の場面はなし。途方に暮れる二人の為、最初の所を書くが他の所も手を加える事に。中間テス
トで学年6位の成績を収めた敦の親は、演劇は辞めて高校では普通の大学を目指すように言う。悩む敦の為に真理は秘策を考え、先生や友人達に協力を頼む。劇を見に来るのを嫌がる敦の父親には真理の父が誘いの電話。劇は一発芸の一年に乗っ取られそうになりながらも大成功に終わる。敦の母親の方の心は帰られたようだが、父親の方は決まらない。そこで真理の父親が、敦の父親に電話を入れるのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 15:09:08
48222文字
会話率:60%
中学3年になった真理は台本書きの後継者の候補に新1年生を二人スカウトする。今度の劇は珍日本昔話だ。二人の弟子と台本作りにいそしむ真理。この中の歌の作曲を山岡先生から音楽の大桐先生に頼むように言うが渋る山岡先生。そのことを武志に話すとその二人
は怪しいと言われ、真理は美香や睦美に聞きまわる。が、作曲を大桐先生快く引き受け、自分の音楽部の生徒に作曲させ、二人の間は不明のまま、真理は捜索を取りやめることにする。中間テストも終わり、劇も順調に進んでいたのだが、女の鬼の数が一人足りない、その時真理は、ばっちゃんが自分の劇にちょい役で良いから出たいと昔言ってた事を思い出し、山岡先生に相談する。渋っていた先生だったが、彼女の今までの恩義から仕方なく承知する。真理はそのお礼を噛めて期末テストの勉強をやる。傍らでそれを見ていた敦君も勉強して良い成績を収める。いよいよ劇は始まるが、ばっちゃんや一発芸の新人は無事大人しく演劇を終わらせてくれるのだろうか?
夏休み、沢口君はレギュラーになり睦美はテニス部を優勝に千鶴は日本代表に選ばれる。武志君と真理は大学受験勉強の相棒として頑張ろうと誓い合った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 16:12:20
47226文字
会話率:44%
夏休みの自由研究に、日焼けや虫刺されを厭わず春山公園で調べ描き上げた薬草大図鑑は好評だったにも関わらず、ライバルの天気予報図に負けて銀賞に甘んじた真理は、思いもかけず自分の中にある負けず魂に気づく。その最中今度の劇はオーヘンリーの最後の一葉
に絡むものにしようと山岡女史に古い本を渡された。古臭い文字に悩まされつつ、これはと言うものをピックアップして台本は描きあがる。今年は運動会も学校対抗の競技大会も開かれるが、真理がリベンジに燃えていた詩の方のコンクールは取り止めになる。一方武志は沢口が推薦入学する高校に行くかどうか悩んでいたが、行かないことに決める。中間テストで男子に又負けてしまった真理はライバル(?)と共に今度の試験では男子等を蹴散らして、二人でトップを取ろうと約束する。2学期になって背も伸びて演技も増々上手くなった敦は卒業する武志の代わりに塾の送り迎えを遣っても良いかと申し出る。沢口は真理の声援を受け高校に行ってもレギュラーになってもっと頑張ると誓う。千鶴は家族の同意を得て、オリンピック強化選手に名乗りを上げる。健太も高校は推薦らしい。そんな中真理は男子に勝つべく初めて夜遅くまで勉強し始め、劇は劇でラストシーンで悩んでいたが、細工するよりも自然のままが一番と気づく。沢口と話した後会ったライバルは金鉱が有ったらその上で寝て暮らすと言うが、真理は彼女を叱咤激励する。試験が終わり真理はついにダントツの一位になったが、ライバルは3位のまま。みんなが騒ぐ中沢口は真理が1番になるのは分かっていたと言い、武志も気にしていない。劇は幕を開ける。松山君の歌の素晴らしさと、元気のいい3年の女子、それに見ほれるばかりの敦の演技。真理はその劇の一番大事なラストの所で思わず涙し声まで出してしまうが、ブラボーと言う声に助けられたと思った。聖夜の歌声で劇は終わる。
みんなで今年も神社に出かける事になり、今後の事に花を咲かせるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 15:29:39
46800文字
会話率:45%
坂本雅人は勉強だけが取り柄のボッチ、しかも幼稚園年少組の頃から男の子の友達すらいない孤高のボッチである。
だが高校生になって最初の中間テストで学年総合順位一位を取ってからというもの、茶髪で派手なギャル、陰のあだ名は至高のビッチという西澤彩香
が勉強を教えてほしいという口実のもとに話しかけてくるようになった。
孤高のボッチと至高のビッチ。まるで対極に位置する二人だったが、いつしか毎日のように関わり合う仲になり、二人は磁石のように惹かれあっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 21:58:51
36035文字
会話率:40%
中間テスト中、小宮山と清美のちょっとした諍いが始まる。
最終更新:2022-12-13 06:00:00
970文字
会話率:60%
主人公 朝霧凛(あさぎりりん)は、二学期中間テストを前に憂鬱な気分で外を眺めていた。その原因は最近よく見るやけにリアルな夢…… その内容にいいようのない不安を感じている。
そんな時クラスメイトの桜子(さくらこ)が言った言葉に、その不安は膨ら
んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 07:34:59
5172文字
会話率:50%
一年一学期の中間テスト、時間ギリギリにやって来た王子ガンは十八歳になっていた。しかも、公爵令嬢に冤罪を突き付け婚約破棄と国外追放を言い渡す。一体何があったのか?
最終更新:2022-07-17 15:13:22
1747文字
会話率:52%
僕、こと戸田が在籍する高校の選抜クラスは全教科満点を取ることを至上としている。それを条件として卒業後、好待遇の就職が約束されていた。しかし戸田は三年生になった今も一度も全教科満点を取れたことがない。いつも国語だけが取れない。二学期の中間テス
ト終了後、同じく満点を取れない女子、上広が一緒に勉強しようと声をかけてくる。二人で期末テストに向けて勉強した結果、上広は無事全教科満点を取る。戸田はとうとうクラスで一人だけ満点が取れない落ちこぼれとなり、みんなと一緒に卒業後の進路へ進みたいとがむしゃらに年明けの学年末テストに向けて勉強をするが、途中で倒れてしまう。そこへ生活指導の教員、若松が無理をするなと、そうしてまで行くようなところじゃないと新しい道を戸田に示す。母親に楽をさせてやりたいとこのクラスに入った戸田は、みんなと進む道を諦め、新しい道を目指すことに決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 00:00:00
14588文字
会話率:50%
家庭が貧しいブレイクダンサーは妹と母を支えるため週末にダンスバトルイベントで優勝しては賞金を荒稼ぎする。私にもダンス教えて下さいッ!とある日にクラスのマドンナとも慕われている高嶺の花に弟子入りをお願いされる。
それを受けて俺──西亀颯流
(にしがめせしる)は戸惑いながらも彼女──木下優希(きのしたゆうき)に週に2日のみダンスを教えることを承諾。
そんな内緒の師弟関係から始める、元気で自由奔放なマドンナとの関わり合い。
彼女の姉──美結(みゆ)にダンス部へ強引に連れて来られたり、遠足に行ってピンチから助けようとしたり、中間テストに向けて俺の家で勉強会を開いたり、ダンスバトル大会にエントリーしたり。
最初は面倒臭がっていた省エネ主義だったのに、いつしか自由気ままな彼女に対して心を開くようになった俺だったが、後程に大きな秘密が明らかになり──これは、そんな俺と彼女の歩み寄りを中心としたお話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 08:55:02
127303文字
会話率:46%
雛子(ひなこ)はごく普通の高校1年生。
ところが、記念受験で全国一のスーパーエリート高校「八木沢高校」にうっかり合格してしまったものだから、さあ大変!
入学早々中間テストで全教科0点を取り、追試で80点以上を取らなければ退学になってしまう。
おまけにこの学校、「生徒会」・「文芸部」・「風紀委員会」が三つ巴の勢力争いを繰り広げていて…!?
くせ者揃いのこの学校で、雛子は生き残れるのか。
空前絶後のサバイバル・スクールラブコメディ★
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2021/2/17 1000PV突破!!お読みいただいた皆さま、本当にありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 07:51:31
129825文字
会話率:38%
【林 勉】はクラスメイトにガリ勉と言われるほど、毎日勉強に明け暮れる高校一年生。
テストはいつも学年一位だが、その代わりに運動は全く出来ず、会話やコミュニケーションが苦手。挙句には顔も中の下くらいで身長も小さいと、かなり散々。
そんな彼
にも、唯一知り合いとも呼べる少女がいた。
少女の名は【如月 紗香】——内気で引っ込み思案な性格だが、とても素直で純粋な彼女に、勉は密かに想いを寄せ続けている。
高校入学してすぐの頃は多少の交流があったが、中間テストが終わった頃に、紗香に初めて勉以外の友達が出来た。それ以降、勉との交流が無くなり、疎遠になってしまった。
完全にぼっちになってしまった勉。もちろん寂しくて辛かった。
だが、友達との時間を邪魔したくないという想いと、少しでも紗香に相応しい男になろうと、勉は勉強に励んだ。
そんな勉は、紗香と疎遠になって約半年ほど経った十二月のある日の放課後、紗香に突然呼び出された。
こんな人気のない所に呼び出して、一体どうしたのだろう? と思っていると、紗香は言いにくそうにモジモジしながら口を開いた。
「勉くん、あなたの事が好きです。あたしと付き合ってください」
まさかの告白に、勉は思わず呆気に取られてしまった。
勉は自分も紗香が好きだと答えようとしたが、そんな勉をバカにするかのように、紗香はすぐに高らかに笑い始める。
「……なーんてあたしが言う訳ないじゃん! なになに、勉くんってば期待しちゃった? バッカみたい! あははは!!」
――勉はずっと想いを寄せていた紗香に、嘘告白をされてしまったのだ。
その後も勉を罵倒する紗香だったが、どうにも様子がおかしい。それに、優しい紗香がそんな事を言うとは勉には思えなかった。
そう思った勉は、紗香の手を無理やり引っ張って、自分の家に連れて行き――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 22:10:00
12118文字
会話率:54%