グレース大陸に存在するコースト王国。その王都にある王立学園で、本日めでたく、この学園を卒業する生徒達の新たな旅立ちを祝って、豪華な卒業パーティーが行われていた。国王陛下、王妃殿下、そしてこの国の重鎮を招いて、集まった学園生達を祝福するべく、
和やかな雰囲気の中で催しが執り行われていた。そんな中、卒業生の一人であるライス・ナパリ・コースト王太子の声が、会場内で上がった。エリス・マーガリン・サーズデイ公爵令嬢との婚約を破棄するという。ライス殿下の突然の発言に場内は騒然とした。殿下の傍らには、この国の聖女であるエミリーの姿があった。悲しげに瞳を潤ませる聖女エミリー。ライス殿下は語る。エリス・マーガリン・サーズデイは聖女エミリーを侮辱し、耐えがたい苦痛を与え、とんでもない事をしてしまったのだとか。それはとんでもない事だと、集まった卒業生達は口々に囁いた。ライス殿下の婚約者であるという事は、未来の王妃となる存在。大変名誉な事である。その様な立場にあるサーズデイ公爵家のご令嬢の醜聞。パーティー会場は異様な雰囲気に移り変わった。国王陛下、王妃殿下、並みいる重鎮達、そして卒業生達、その場にいる者達の関心の視線が注がれている。沈黙を貫くエリス・マーガリン・サーズデイ公爵令嬢、彼女の瞳が悲しげに揺れ惑う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 21:44:45
18287文字
会話率:46%
世界樹ユグドラシルを中心に、時計のように12の国が存在する地上。
その中心地である世界樹ユグドラシルの麓にある家に、日本のサラリーマンだった俺は召喚された。
トラックに跳ねられ死んだわけでもないし、寿命で死んだわけでもない。
寝て
起きたら異世界だったんだ。
ラノベを愛読していた俺は、異世界召喚かと喜んだものの、俺は女の子になっていた。
そして俺の隣には、若かりし頃の俺が眠っていたんだ――
貴族制はあるけれど、基本互いが互いを助け合おうとする国であり、隣国を陥れるといった事のない平和な地上。それはひとえに、国王の上が存在するから。
それぞれの国を守る国王達は、その者を尊敬し、崇拝していた。
その者こそ、俺を召喚した存在、マーガリン。
国を守る騎士の中でも、最高峰の称号であるインペリアルナイトとロイヤルガード。
その称号を与えられた者達からの手助けを受けながら、無事に地上を救い自由の身となった私達は、この異世界"ラース"での生活を謳歌する事にした。
目的など何もなく、元の人生では歩めなかった人生を楽しみたい。
新たな家族となった者達と、一緒に生きていく事を決めた。
この物語は、元は一人の人間が性別の別れた二人になり、種族を超えた様々な者達と出会い、また騒動に巻き込まれつつも乗り越えていく、日常が多めのゆるふわなお話なのですが、バトルも多々ありますのでご注意ください。
笑いあり、涙ありの王道ファンタジーなお話です。
主な視点は女の子になった蓮華になりますが、他者の視点になる事も多々あります。
心があったかくなるようなお話にしていきたいと思っております。
楽しんで頂けたら、嬉しいです。是非読んでいってくださいね。
※プロローグの内容は物語の途中で全て出てきますので、飛ばしても問題ありません。
〇追記
サブタイトルに☆マークがついてるお話は、FAをご紹介させて頂いております。
素敵なFAを頂けて大変嬉しいです、ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 15:30:14
2120264文字
会話率:46%
呼又沢の近くに住む加賀見という家に一人の女が居て、子供と二人暮らしであった。・・・
最終更新:2022-12-29 00:25:57
227文字
会話率:0%
刹那主義と笑われるかもしれないが。
先を見据えるやりかたもあれば、今をなんとかつなぐやりかたもあるんだろう。
どっちがふさわしいか、とかはどうでもいい。
最終更新:2022-10-04 07:00:00
309文字
会話率:0%
のじゃロリが人類を支配するはなし
最終更新:2021-08-02 09:00:00
19376文字
会話率:35%
エタ小説を完結させるサービス始めました
最終更新:2021-05-08 07:00:00
5064文字
会話率:0%
ハトにスナック菓子を投げている人間を見て、「俺はあんなハトの体に悪そうなものは与えない」と思ってきた。
ハトぽっぽタイムを楽しむなら絶対に食パンだろう。人間の朝食に使えるほど栄養豊富、それでいてマーガリンやジャムを塗らないと食せないほど無
味。小麦から作られ、何千年もの歴史を持つ食べ物なのだから、より原始的でハトにとって良いものに違いないと思っていた。
ところが、実はパンには鳥にとって必要な栄養素が十分含まれておらず、さらに体に悪く、そのう炎を引き起こすとの情報が多数あったのだ。
なんということだ。
思い込みやイメージで物事を考えてはいけない。
この物語(?)は、まだ俺が何も知らなかった頃の話から始まる……。
※この作品は野鳥への餌やりを推奨するものではありません。町中などでまわりに配慮せず餌やりをすると、糞害等発生する場合があります。また、この作品に出てくる情報は私があまり調べずに書いたものですので、参考にはしないでください。
※この作品は、小説家になろう・カクヨム・アルファポリス・ノベリズムで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 19:27:47
9095文字
会話率:16%
出られなくなった男の話です
最終更新:2021-01-28 21:19:51
3571文字
会話率:0%
二人の女性が走っています
最終更新:2021-01-14 10:42:30
390文字
会話率:0%
目が覚めたら世界がネガティブになっていた。ニュース番組をつけると開口一番で「みなさん、月曜日が始まりました。仕事に行かなければなりません。どうにかこうにか耐え抜いてください」と言っていて僕は唖然としてトーストを取り落とした。マーフィーの法則
に従いマーガリンがべちゃりと机にへばりつけた。コーヒーを飲みながら続くニュースを聞いていると厚生労働大臣が「年金問題はもうどうにもなりません。改善策もありません。国民年金は途絶えるかもしれません。はあ。どうしよおう。鬱です。どうして私の代にこんな問題が……」とぶっちゃけていた。キャスターの方も「どん詰まりですね。日本の未来は暗いようです」とか俯いていていかにも深刻そうな顔をしている。いつもの切れ味鋭く政治家の失言をぶった切る姿はどこにもなかった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-08-19 00:08:45
2220文字
会話率:13%
パラレルワールド。それは、<もしも>の数だけ存在する世界。
例えば、今日の朝、ある人がパンを焼いて苺のジャムをつけて食べた世界があるとしよう。
もしも、そのジャムが苺ではなくブルーベリーのものだったら。
もしも、ジャム
ではなくマーガリンを塗っていたら。
もしも、パンではなく、ご飯を食べてたら。
もしも、朝は何も食べなかったら。
と、些細なことでも、数多くの<もしも>の世界を考えることができる。
では、すべてを棄てることと引き換えに自分の望む世界に行けるとしたら、あなたはどうしますか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 23:00:00
1237文字
会話率:22%
この物語は「学校においての立場」「存在理由」をテーマにしたものです
作者:マーガリン
初投稿です
頻度は未定です
よろしくお願いします
キーワード:
最終更新:2019-10-14 18:26:56
352文字
会話率:0%
卵黄暦224年。パン大陸を三分する国家あり『乳』『油』『食』、後の世に言う三国時代である。少数民族マーガリンの村は山賊に略奪され、母親が目の前で焼き殺された幼馴染のアリス。その仇を討つべくマヨネーズのカケルは立ち上がる。乱世は少年を待ち侘び
る。血を欲するか、はたまた変革を望むか。時代は夜明けの瞬間を迎えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-05 06:10:07
4599文字
会話率:19%
マーガリンがうめえ。
キーワード:
最終更新:2018-08-28 15:59:44
301文字
会話率:0%
人間の役に立つべく日々、下界で修行を行っているカギエルはギャルゲなどにのめり込んでおり、ある時、自分の父親であるゼウスに呼び出され、説教を食らうことになった。ギャルゲをやめなければ仕送りを打ち切りにしてやると脅すカギエルだったが、カギエル
はこれを拒否した。脅し通り、仕送りを打ち切られてしまったカギエルであり、自暴自棄になっていたところに、一人の女性悪魔を目撃する。
彼女の名前はリリス。かつて『週刊少年マーガリン』という大手雑誌に連載していた。カギエルはリリスと出会ったことで大きく彼の運命が大きく揺れ動くことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 21:05:15
34324文字
会話率:47%
マーガリンとの戦いを暇な時間に振り返っていた。
最終更新:2018-03-31 12:15:19
402文字
会話率:0%
ゲームには必ず"ラスボス"が存在する。彼の名は、アク・マーガリン。ラスボスのあまり知られていない、誰も聞かないだけで正直そんなに興味ないが…彼の普段の日常を描く物語。
最終更新:2016-11-20 15:00:00
1785文字
会話率:23%
赤字続きの喫茶店。アルバイトである苦瀬(くせ)がそのピンチを打開すべく、スカウトもとい拾ってきたのは古紙の日にごみ捨て場に落ちていた幼女型のヒューマノイドだった。
ヒューマノイドはマーガリンと名付けられ、喫茶店で働くことになる。しかし社会
に蔓延る矛盾はあまりにも多く、彼女のCPUの苦悩は延々と続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-27 04:41:08
55965文字
会話率:64%
ついつい薬缶をコンロに掛けっぱなしにしていたところ、台所が湯気だらけになっていた。これはたまらないと窓を開けようとすると「待ってください」と声がする。ふと、顔を上げてみると、虚空には蒸気で構成された人間が漂っていて、自分は街の弁護士、トマ
ス・マーガリンであると訴えるのだ。
真昼の昼下がりに巻き起こった、日常系ホラー!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-08-22 01:00:00
2126文字
会話率:35%
タイトルはとくに関係はない
キーワード:
最終更新:2015-08-21 20:16:25
1582文字
会話率:55%
主人公、八柱健一の日常を書き綴った短編集。基本はコテコテのコメディー。暇つぶし程度にお読み下さい。
最終更新:2012-08-26 18:23:20
14302文字
会話率:40%
バーテンダーのお話。
最終更新:2012-08-15 12:36:12
1220文字
会話率:28%
社長室に時限爆弾が届きます。
最終更新:2012-04-15 10:00:00
2075文字
会話率:61%
誕生日に犬が欲しかった少女、唯。だが、大嫌いなオヤジが飼ってきたものは、とんでもなく気持ち悪い生き物『おっちゃん』だった。おっちゃんはヨダレもゲロも吐きまくるし、新品同然のマーガリンだって気にせずベロベロなめまくる。そんなおっちゃんに嫌気が
差した唯の行動とは――? 命の大切さと気持ち悪さを描いた人情派ストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-16 16:23:48
6200文字
会話率:30%