青年と特異な目の話。
最終更新:2022-04-11 21:35:59
7258文字
会話率:17%
世界的に広がった新種のウイルスにより、動く死者が支配するようになった日本列島。これはその中で取り残された自衛官達が批難を受けつつも、残された国民を守るため、必死で奮闘する物語である。(ゾンビ小説の自衛官ってあんまし主役として扱われないので出
してみました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 00:00:00
133157文字
会話率:64%
海上自衛隊において幻となった「はたかぜ」型ミサイル護衛艦の3番艦をモデルにした異世界ファンタジー小説です。
実体験を元にした話も多数掲載しておりますが、「嘘!?」と言ってしまう所も多々あるかもしれません。
1話5000文字程度、週二日
更新の面白い作品にしていくつもりなのでよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 00:00:00
396790文字
会話率:58%
昨今世間を騒がせている某学者さん達に対する私なりの考えです。有権者として任免がどうこうよりも彼らの主張に焦点を向けました。
最終更新:2020-10-25 11:38:46
3188文字
会話率:0%
青樹裕太(大学生である)の大学でのレポート発表、ミシェル・フーコーに関しての発表はうまくいくか?
最終更新:2020-01-04 22:35:58
210文字
会話率:25%
龍口研新は東京で設計事務所を構える建築家。ある日、聞いたこともない“湯芽町”という町の高校に通うと話す、森実可という少女が突然、彼の家のベッドに現れる。夢と現実が交錯する中で、実可に翻弄されながらも現実世界で諦めかけていた情熱を龍口が取り戻
していくファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 01:00:00
43999文字
会話率:61%
桜井哲夫著 フーコー 知と権力の意訳
権力と武力行使と死に付随した
暴力と集団に関するまとめ
キーワード:
最終更新:2018-08-30 18:16:09
1664文字
会話率:5%
拳銃使い、魔女、将軍、博士。
役割に支配された生き方しかできない連中が、ゆっくりと世界に染みこんでいく。そんな役割を与えられた生を『我々』は世界レンズを経由して観測する。
王国は革命で倒れ、共和国は大衆に焼かれる。
拳銃使いと、無愛
想な魔女はそんな世の中のカスの一片として拳銃をぶっ放し、魔法を使い、人を殺し、たまに助けて、飯を食う。音楽に耳を傾け、書物に心躍らせ、それでもやはり人を殺す。
将軍と感情的な魔女は、『塔』からあふれ出す怪物どもの相手をしながら、淡々と政治に明け暮れる。戦いにおいて優秀、政策において鋭敏な二人は、徐々に人の枠を離れ、自らが規格外の怪物に近似していく。
頭のおかしい博士は、世界のあり方を問い直すことを諦めて、ただ全てを肯定し続けて、なにもかもを楽しむ。それは方法論的虚無主義ではあるものの、それでいてロマンチズム。
冒険者ギルド、暗殺者ギルド、騎士団は各個に組織としての意思を持ち始め、それを構成する人々を歯車たる器官へと置き換えてゆく。
共和国、王国、都市国家連合、諸部族会議は『塔』に目を向けながら、互いに剣と銃を突きつけあう。
新人類と旧人類は相互に断絶し、播種船は飛んでくるわ、第一異星人と接触するわで話は混迷を極め、ますます分けがわからなくなる。
ドゥルーズだのフーコーだのがそれぞれに役にも立たない持論をまくし立てはじめ、科学は方法論となり強い人間原理が機能し始める。それでいて役割を与えられただけの『キャラクター』たちは、うやむやな物語に対して反旗を翻す。
わけもわからず能力バトルが始まり、挙句の果てにはSFもどきになり、重力の虹を論じ、百年の孤独に打ちひしがれ、緑の家にたどり着こうとする。ジョージ・オーウェルがそんなサマをあざ笑いながら嘘つきだけが現実を見ることができることを強弁する。
―そして、世界システムという怪物が、誕生する。
その世界システムに対して、並行世界のエヴェレット多世界解釈上の存在である女子高生が世界征服というカウンターアタックを決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-23 11:08:41
7460文字
会話率:31%
今回は微妙に残酷描写っぽいものありなのでR-15という事で。
何だか、これSF?って感じの心境小説かと思ったら違うパターンです、はい。
恋愛?っぽいのもあるよー。
フーコー読んでちょっと書きたくなったので書いた、それだけ。
最終更新:2011-04-25 08:32:50
16969文字
会話率:20%
悪魔の美酒、
副題、カロー風幻想曲の作者によって出版されたカプチン会修道士メダルドウスの手記より。
ウンベルト・エーコの「フーコーの振り子」『薔薇の名前」を愛読したあなた、
シオン修道会やテンプル騎士団について興味のある、あなた、
そ
してダン・ブラウンの「ダヴィンチ・コード」が好きなあなたは、
この、「悪魔の美酒」(『悪魔の霊液』『悪魔の霊酒」とも、訳される)はさぞ気に入ることと思います。
現実の卑近さ、先祖の因果応報、魔女、不倫、姦通、ドッペルゲンガー、殺人、巡礼、棄教、殉死、純愛
おそらく何でもあるというこの潤沢さ、
イギリスゴシックホラーの「マンク」の筋を借用しているとの批判もあるが
内容はこっちのほうがずっと深く、パッショネイトで陰残だ。
この小説は当時としては、破天荒な異常心理小説・犯罪小説であった。
精神分析的な要素あり、性欲の問題あり、異常心理あり、アガペーへの希求と、肉欲の葛藤あり、
近親相姦テーマあり、殺人の心理の深い分析あり、犯罪と贖罪の相克テーマあり、まあ、今でこそこんなテーマの小説はあるにしても、この小説は未だにその、価値を失わないだろう。
メダルドゥスが巌の上からヴィクトリンを突き落として、落下してぐちゃぐちゃにつぶれて死んだときの、あの、殺人者の心理は、そして逃げるメダルドゥスの犯罪者の心理描写はやはり鬼気迫るものがある。
そして誘惑者オイフィーミエの妖しい魅力の描写も魔女的な怖さが描写されている。
メダルドゥスはとっさに毒入りワインを交換して、それをのんだオイフィーミエは悶絶して死んでいく
。
まあ、これは今で言う立派な犯罪小説であろう。罪の意識に怯えるメダルドゥスの苦悩、うなされる悪夢。
その罪をあおるかのような不気味なドッペルゲンガーの出現。そしてローマへの逃亡生活が続くのである。これは、旅行記・遍歴小説でもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-22 11:04:09
4030文字
会話率:6%