ディオニソス大陸西方、アルカディア王国の中央部に位置する王都アルカディアス。
領地を持たない貴族、ソリス男爵家の三男として生まれたエリオス・ソリスは、10歳の誕生日に前世の記憶を思い出す。
エリオスの前世は、魔法に傾倒しすぎるあま
り全てを捨てた老人、ドグラスであった。ドグラスは決して悪性の人物ではなかったのだが、魔法以外の一切に興味を抱くことができず、人生の大半を森の奥で過ごした世捨て人であった。
しかし、ドグラスの魔法士としての実力は、実は世界トップクラスだった。ドグラス本人は他者にさえまるで興味を持たなかったため、自身の実力がどれほどのものであったかを知らなかったが……もし外の世界にて力を振るっていたならば、彼は確実に賢者と呼ばれていたであろう。
そんなドグラスは輪廻転生の秘術により、死病に侵された肉体を捨てて転生を果たす。その転生先がエリオスであり、10歳の誕生日にて遂に覚醒を果たしたのだ。
そして、ソリス男爵家は騎士の家系である。エリオスの父はアルカディア王国聖騎士団の副団長を務めており、かつて戦場でも活躍した歴戦の勇者であった。その素質をエリオスも色濃く受け継いでおり、将来を嘱望されていたのだ。
……それには、アルカディア王国を取り巻く厳しい状況もあった。エリオスが生まれたちょうどその年、王位継承権争いでゴタゴタしていた隙を他国に突かれ、アルカディア王国は領土の約2割を侵攻により失っていたのだ。その際に多くの将軍や兵士が名誉の戦死を遂げており、アルカディア王国は今も深刻な戦力不足に悩まされていたのだ。
「……これ、頑張ったらすごい出世できるんじゃないか?」
エリオス元来の武才や社交的な性格に、前世ドグラスから引き継いだ知識と魔力が組み合わさった結果……ここに、とてつもない怪物が誕生した。
これは、今世と前世の才能を受け継いだ男爵三男坊が、未来の超大国を築き上げる原動力となって立身出世していく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 08:00:00
41989文字
会話率:41%
舞台は異世界。その中のひとつの国であるウォルファス王国。
シャーリー・フォンタナ公爵令嬢とミリアム・ガーデナー伯爵令嬢は何度も『死に戻り』と『ループ』をくり返してた。
死に戻ったほうだけ前回の記憶を持っていたため、お互いに近づき復讐し、復讐
し返されるということを何度も何度もくり返していた。
神の使いであるフィーフィーはあまりに凄惨な復讐がくり返されることに嫌気がさしていた。
ミリアムには姿を見られ、シャーリーとエドワード第2王子には接触してしまうというミスを犯してしまう……。
それにより、操作されていた彼女達の今までの記憶が混ざり暴走、彼女達は自分が悪役令嬢とヒロインを交互にさせられて殺し合いをさせられていたことに気が付く。
なら、ふたりとも第1王子の婚約者にならなかったら、このループから抜け出せるんじゃないか!?
生きたいし、幸せになりたい!
第1王子ダグラスと第2王子エドワードも巻き込んで彼女達の生きるための戦いが始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:26:23
287214文字
会話率:27%
ある一族の生き残りであるデュークスは、幼馴染のエミリッタ(通称えっちゃん)とその祖母と暮らしていた。
エミリッタは声を出す事が出来ず、デュークスは彼女の作ったアクセサリーを売って治療費を稼いでいた。
しかしエミリッタの祖母によれば、ケノアの
花さえあればエミリッタは再び声を出せるようになるという。唯一分かっている花の在処は、グラスというドラゴンの背中の上。大切な幼馴染の声を取り戻したいと思ったデュークスは、花探しの旅に出る事を決めた。
一方、デュークスはエミリッタの祖母からもう一つの頼まれごとをされる。
それは一族存続のため、エミリッタとつがいになれという事だったーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 23:18:57
60721文字
会話率:44%
叔父大好きヒロイン(二〇歳無職)とヴードゥーの精霊バロン・サムディ、男子高校生(金髪)とちびっこデュラハン、大食い男子大学生(眼鏡)と喋るカラスが、中高生ばかりを狙う殺人ピエロの化け物に立ち向かう物語。
K県磨陣(まじん)市では、健
康状態に何ら問題のない中高生が、睡眠中に突然悲鳴を上げたり苦しみ出し、そのまま死に至るという不可解な出来事が多発していた。
「その身に危険が迫ったら、サムディを呼び出すんだ」
最愛の叔父・綾鷹(あやたか)がそう言い残して自分の元を去ってから、道脇茶織(みちわきさおり)は不貞腐れていた。
手元に残されたのは、綾鷹が所持していた、何かの骨で作られた十字架。嘘か真か、ヴードゥーの精霊バロン・サムディを召喚出来るのだという。
ある日茶織は、カフェで不気味なピエロを目撃する。幻覚かと思いきや、ピエロは帰宅した茶織の前にも現れ、襲い掛かってきた。
茶織の声に応えるように現れたのは、夜の闇のように黒いボロボロの山高帽と燕尾服を纏い、皺が刻まれた真っ白な顔にサングラスを掛け、杖を手にした男──バロン・サムディだった……。
※暴力・残酷描写あり。
※他投稿サイトでも公開しております。
※矛盾点や誤字脱字、その他変更すべきだと判断した部分は、気付き次第予告・報告なく修正しますのでご了承ください。
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参考文献(敬称略)
佐藤文則『ダンシング・ヴードゥー ハイチを彩る精霊たち』(凱風社)
檀原照和『ヴードゥー大全 アフロ民俗の世界』(夏目書房)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:24:55
128708文字
会話率:52%
宇宙空間では月世界国家ゼグラスの完全独立統治を目指す反政府勢力の暗躍が目立つようになっていた。
そんな折、ゼグラスの「次期国家元首」を貨物便で地球から月に送り届けることになり……。
新作SF長編作品。
うまく行けば何処かの公募に出せればと
。
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最終更新:2025-06-30 19:00:00
29281文字
会話率:39%
異世界レベェナという世界にクラス転移してから早一か月、主人公【仲居律】は自身に与えられた役職について苦悩していた。
その役職は【魔法陣術士】。魔法陣を専門に扱う役職であった。
しかし、問題がある。
それは―――魔法陣は誰にでも扱えるとい
うものであった。
個人の役職や性質に直結する「魔法」とは違い、「魔法陣」は老若男女問わず誰しもが魔力を使って魔法を起こせるようにしたものが魔法陣であったからだ。
故に、リツは自分自身が役に立てないことを不甲斐なく思いながら、せめて誰かの手伝いをして役に立とうと奮闘する日々を過ごしていた。
そんなある夜、いつもの通り手伝いを終えるととある空き部屋で三人の男の声を立ち聞きしてしまう。
その人物達は自分と同じグラスメイトであり、なにやらこの国からの脱出を企てている模様であった。
曲がりなりにも「勇者」という肩書を背負ってこの世界に召喚された主人公はその理由を聞こうと直接三人に声をかけてみるものの、逆に説得されて仕舞には脱出の勧誘まで受けてしまう。
その脱出が自分にとっても魅力的な提案であることは間違いなく、されど責任を放り投げていいものかと苦悩していると召喚した国の聖女【エウリア】に鉢合わせた。
エウリアの独特な雰囲気につい悩み事を相談するとなぜか肯定的な意見を受け―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 22:16:52
738575文字
会話率:32%
時は昭和。それも、もうすぐ平成の世となる頃のお話です。
まだまだ地方では、コンビニエンスストアも余り無いそんな時代です。
主人公山本翔太は田舎のとある小さな購買部で女性を助け、保護します。
まあ、保護して助けるのだけなら良いですが。な
んとその女性は宇宙人、ではなくて、異世界からきた勇者様なので御座います。
まあ、その事を知らない翔太は、勇者を助け自身のアパートへと連れて帰り彼は渾身的に介護するのですが。
当の勇者は目が覚めれば、己の身体は甲冑を着衣した状態では無く。裸体の上に。勇者自身の記憶が魔王城での魔王との出逢い。戦いの最中? 終わり? まあ、そのぐらい迄の記憶しか彼女にはなく。
裸体の己の容姿を女性が見れば、直ぐに脳裏に浮かぶことは裸体イコール強引な凌辱行為を受けたと勘違いの上に。主人公である翔太のことを魔王と勘違いするといった良くあるお話の上に、人身を凌辱したオスを殺すこともできない女性の性と言うか? これも良くある話しの魔王と勘違いをしている翔太に責任を取れ! と、の押しかけ女房のお話で御座いますが。
もしかすると? 突然勇者嫁に時空を開く能力が授かるかも知れないお話? もしも授かれば? 昭和の時代の終わり。そう、ワンレン・ボディコン仕様か? 特攻服かボンタンジャージの容姿をしたヤンキーエルフの勇者様が、異色の恰好。仕様で。己の産まれ故郷へと、婿殿を連れて帰還…。
その後は、良くある話しの通りで、異世界と日本を行ったり来たりの商い日和のお話になるかも?
まあ、作者にも先が解らない。昭和の時代も異世界ゲートは開かれたお話で御座います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 09:00:00
215456文字
会話率:13%
【スター・ウォーリアー】。
それは、いっせいを風靡した大人気学園ファンタジーRPGである。
舞台の基盤は貴族が大半を占めるオリアナ剣魔学園。
主人公オリオンは入学試験で起きたある出来事をキッカケに"星の勇者"として覚
醒し、ヒロインなどの最高の仲間達と出会い攻略しながら恐ろしい邪神とその軍勢の脅威を討ち倒す王道のゲームシナリオとなっている。
そんな大人気ゲームには唯一多くのプレイヤーから嫌われているキャラクターが居る。
ヒロイン達やメイドに酷いセクハラや体罰を加え、入学試験では平民である主人公を酷く罵り、家の権力を振り翳す最低最悪の屑野郎。
そして最期は、チュートリアルの邪神軍襲撃編にて戦禍に巻き込まれて呆気なく死んでしまう。
その名はニグラス・シュブーリナ。
ひょんなことからある日、奏多はそのニグラス・シュブーリナに転生している事に気付く。
「断じて認めん」
俺は知っているーー最強への近道を!
俺だけが持っている原作知識を駆使し、最強のチートキャラ達を侍らせ!
「そう!ハーレムライ、あっ!いや、ちょーーくぁwせdrftgyふじこ!!?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 23:47:30
94816文字
会話率:23%
東京で夢破れたイラストレーター・八乙女葵は、仙台の実家が始めた「骨董✕ビアカフェ」に舞い戻る。ところがその店〈ツクモノビール〉、スタッフ全員が付喪神!?
ビールと古道具、料理とやさしい怪異。
グラス一杯の泡が、あなたの悪夢をそっと溶かしま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 22:05:03
6516文字
会話率:42%
シュトラウス大公国聖騎士団の団長兼国軍総司令官を務めるリンクシュタット侯爵家
その侯爵家の次女のシャルロッテは急遽聖女様の元に護衛として赴任する事になった。しかし、赴任先の聖女様は別名”熊殺しの聖女様”の異名を持っていた。
ところが、話を
聞いた所によると、近づくと熊どころかドラゴンすら倒されると言う。いったいどう言う事なのだろうか?
心無い者は、疫病神とも称する聖女様。いったいどんな真実が待ち受けているのかでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 19:30:42
1118114文字
会話率:48%
「道に迷っただけなのに!?」俺が迷い込んだのは、仮面をつけた男が暮らす館だった。
――地図には載ってない、人生最大の寄り道。
=======
道に迷った主人公が辿り着いた、謎の館「マスカレードハウス」。
そこには仮面をつけた紳士が住んで
いた。
ちょっと疲れた人、大切なものを探している人、寄り道したい人、お茶を楽しみに来る人。
ミステリー要素もちょと含んだほのぼの物語です。
=======折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 19:27:47
10243文字
会話率:43%
※基本的に火曜日と金曜日に更新しています。
超能力を操る者――サイキッカー。
その一人である主人公、風峰蒼夜は、サイキックを駆使して仲間たちと共に、日本の闇に潜む敵と戦い、ついにはその敵の本拠地へと攻め込むに至る。
だが、その本拠地での戦
いで、蒼夜は敵から致命的な一撃を受けてしまう。
死んだかと思った蒼夜だったが、次に気がついた時には、完治した状態で謎の空間にいた。
そこでディアーナと名乗る存在から、死ぬ直前に救出した事と、そこがグラスティアと呼ばれる地球とは異なる世界――異世界だという事を聞かされる。
そして、グラスティアで起きているとある異変の原因を突き止めれば、地球に戻る手段を確保出来るかもしれないと言われた蒼夜は、異世界に来た事で強化されたサイキックを駆使し、その原因の調査を手伝うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 12:00:00
2374565文字
会話率:40%
今度の小学生は、家事が出来て、勉強が出来て、仕事が出来る!?しかも多数の資格持ちで、女装もお手の物!!??
とある事情で長い間学校を休み続けた小さな少年、早乙女優。
休学中、ずっと会社で勤務しながらも、なんでも出来て優が大好きな女性、菊
池美奈。酒と酒のつまみが大好きな男性、工藤直紀。目つきが鋭すぎて、室内でもサングラスをかけて目元を隠している男性社員、橘寛人。優が学校に通学し始めたその年に入社してきた新人社員、桐谷杏奈。この職場の人達を初めとした様々な大人達に囲まれ、優は勉強、技術等、様々な力を付けていった。そして、人とのつながりも増えていく。それは、普通に学校生活を送ったのでは得られないほどに。そして優は、自分をここまで育ててくれた恩を返すため、自ら働くことを志願する。当然、菊池や工藤を初めとする大人達は反対したが、優の固い決意と、社長の一言により、休学期間のほとんどを会社貢献のために費やす。優は必死に会社の業務を覚え、たった数か月で1人前の働きを見せ、数年も経過すれば、会社になくてはならない貴重な戦力となっていた。その仕事ぶりは単なる平社員で収まるほどのものではなかった。そんな成長ぶりを見せられた大人達は、自然と優に頼るようになり、優もまた、大人達の期待の応えようと奮闘した。取引先の人にも気に入られ、まさに会社では当たり前の存在となっていく。だが、優はさらに、生活面でも恩を返そうと、料理、掃除、洗濯と、家事においても必死に勉強するようになり、いつの間にかプロと遜色ないクオリティまで引き上げられていた。それでも優は留まらず。より恩を返せるようになるため、今後のことを考え、資格をとるようになる。そして、様々な資格を取得する。そんなことを小学生で成し遂げることができたのは、本人の覚悟と菊池の献身的な教育の賜物であった。
そんな休学期間を過ごすこと数年。優の生活にも多少のゆとりが出てきたため、優は学校に通うように告げられる。だが、学校に通い始めてすぐに同級生から目をつけられ、カンニングの疑いをかけられてしまう。そしてそれ以外の場でも、見た目から判断され、冷遇されてしまうことが多くなっていた。それでも優は培ってきた知恵と技術で、それらを乗り越えようと奮闘する。
時には助け、そして助けられる。
そんな新たな生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
1463578文字
会話率:54%
深夜のバー「クロノスタシス」。
そこでは、あるカクテルを注文することで、命の三分の一と引き換えに──
「過去に一度だけ出会うはずだった誰か」と、もう一度だけ巡り会えるという。
バーテンダー・時任遼のもとに現れたのは、「あなたを一度殺したこ
とがある」と語る女・朝霧澪。
失われた夜、選ばれなかった記憶、そして、命を削る静かな契約。
グラスの底に残るのは、赦し、あるいは、やり直すための選択か──。
カクテルと再会が交差する幻想恋譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 21:00:00
9724文字
会話率:28%
SNSで“真実を暴く女”として知られる匿名相談主・GlassMoon。
その正体は、マルガリータを三杯飲むと“本音しか語れなくなる”バーのバーテンダーだった。
ある夜、彼女の前に現れたのは、かつて自らが裏切った男――羽山 陸。
一杯、また一
杯と重ねるグラスの先に、ふたりが最後に口にする“真実”とは。
静かに語られる罪と赦し、そして沈黙に宿る愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 20:44:04
9707文字
会話率:18%
他国の実話から成った物語の影響により、若者の間で流行りはじめた【真実の愛】という名の大義名分を掲げた【婚約破棄】騒動。
フェリシア・グラスバートも例に漏れず、その騒動の真っ只中にいた。
結婚式を1ヶ月後に控えた学院卒業パーティーの直前、フ
ェリシアは全裸で睦み合う自分の婚約者ラッセルと友人のロザリーに遭遇してしまい、婚約者に婚約破棄を突きつけられる。
幸いラッセルの有責で婚約を解消したフェリシアだったが、パーティー会場では彼女は【寝取ら令嬢】やら【真実の愛の間に立ち塞がる悪役令嬢】やらと、流行りに踊らされた人々によって面白おかしく囃し立てられていた。
居場所を無くしたフェリシアは、会場から出ていく際に【首輪の落とし物】を拾い、通りすがった【美しき氷の騎士団長】として有名なロイ・ラゼルディア騎士団長に手渡す。
その瞬間、彼の首には首輪、そしてフェリシアの腕にはベルトが装着され、2人は魔法の鎖で繋がってしまった。
首輪には【待て】や【おすわり】などしつけ機能までついている始末……!!
解除するには口付けをするしかなく、宮廷魔術師テトが他の解除法を探す間、2人はロイの家である公爵家で一緒の部屋で暮らすことに……。
着替えにお風呂に同衾に──2人に次々と試練が立ち塞がる……!!
優しく紳士なロイと個性豊かな使用人たちに見守られながら、フェリシアは前を向き始め、やがてロイとフェリシア、二人の距離は少しずつ近づいて──。
果たして2人は無事呪いの首輪と鎖から解放されることができるのか!?
妙なところで男らしさを発揮する伯爵令嬢と、そんな彼女を溺愛してくてたまらない堅物で誠実な氷の騎士団長。
初々しい二人の両片思いほっこり恋愛ファンタジー!!
短編『【寝取ら令嬢】は【氷の騎士団長】を飼い始める〜婚約破棄直後に拾った呪いの首輪で、初恋の美形騎士団長と繋がってしまいました!! そんな美声で【ご主人様】だなんて言わないでぇぇ!!〜』の長編版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:11:32
200658文字
会話率:38%
六年制のディアスキア王立魔法学園に通うグラスとその幼馴染のプラナ。二人は三年生にして”魔法学園の双姫”と呼ばれるほどの魔法の実力を持っている。プラナは本物の天才だが、グラスは彼女の背を追い続けて努力を続けてきただけの秀才である。
どこまで
努力をしても、天才であるプラナには敵わない。幼い頃からプラナを見続けてきたグラスには、その才能に対する嫉妬と羨望が混ざった感情があった。
グラスにとって幼馴染であり、親友であり、憧れの人であるプラナ。嫉妬も羨望も抱えたまま、二人の学園生活は続いていく――
カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 07:00:00
45795文字
会話率:50%
世界の命運は審判のコインに選ばれた36人の行動によって決まる。
……封印されていた審判のコインを解き放った人物は誰なのだろうか。
※カクヨム様でも投稿しています。
最終更新:2025-06-24 00:57:19
807663文字
会話率:44%
かつて封印された悪意ある創造物。
これらを解放するブラックアンリッシュ。そして、解き放たれた創造物をグラスプと呼ばれる者たちが掴み取り、コレクトして行く。
キーワード:
最終更新:2025-06-23 20:03:40
35974文字
会話率:42%
たった二週間で始まった恋は、
十二年かけて何度も終わりかけて、
そのたびに夜の街で再会した。
グラスの氷が溶けるように、
名前のない関係が、少しずつ消えていく。
君が踊らなくなったとき、
僕たちの物語は、静かに終わった。
キーワード:
最終更新:2025-06-22 10:04:01
45407文字
会話率:19%
街の小さな洋食屋の店主、堤和彦、25歳。
緑色の月が夜空に輝いたある日、彼がいつも通りに閉店後のデミグラスソースの「お世話」をしていると、ゴブリンが訪ねて来る。
最初こそ驚いた和彦だが、話を聞けばそのゴブリン、和彦の腕を見込んで
異世界の国王に彼をヘッドハンティングしに来たとのこと。
異世界の未知の食材に惹かれて、誘われるままに観光気分で時空を行き来するようになった和彦であったが、様々な人物との交流を通して次第に異世界事情に巻き込まれていく。
異世界では何故か「神の王」である彼が持つゴッドスキル「ラブアンドピース」を持て余しながら、彼は皆んなの期待に応えられるのか?
やたらと食に対する欲求が強い者たちの住む異世界で繰り広げられるハイファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 11:46:08
5619文字
会話率:35%