ひぐらし、タブレットと無線キーボードにむかひて、ただずだダダダんとキーを打つになりにけり。
最終更新:2024-05-10 22:57:30
81446文字
会話率:9%
恋に免疫がなかった頃のあなたを思い出して欲しい。
私も負けじと、その頃を思い出すから。
扉をあけて、蝶が舞いおりてきた。
美しいものを蝶に例えるなんて、陳腐だと思ったけど本当にそうだったから仕方がない。
噂話は信じない。お化けは信じない
。占いは信じない。
実際に自分の目で見たもの、見えるものしか信じない。
例えばスローモーションに見える、あれもそうだ。有名な野球選手がボールが止まって見えるといった。それなら打率10割だ。
死に瀕するとゆっくり時が流れると誰かがいった。不幸を演じるのは結構だが脚色はいらない。
時間はみな平等で公平だ。それは今までの体感から、自分自身が自分自身に認定している。
この時までは。
彼女が扉をあけて入ってくるとき、スローモーションに見えた。滑らかに蝶がひらひらと舞っているように見えた。
カラオケルームの暗がりに色白の肌がぼんやりと、うきあがる。ミラーボールの光が肌の白さに挑むように近づいては離れていく。無数の光は鱗粉に見え、纏う姿が妙にしっくりきて妖艶さを演出していた。
そう、まさに私にとって蝶だった。
真冬という時期も相まってとても現実とは思えなかった。
彼女の視線が私を捉えたのは一瞬だったは救いだった。さながら夢うつつで、ずっと見惚れていたからだ。
隣の席にとまった「蝶」が再び私に視線を向ける。
意思が強そうな大きくて生命力を感じる目には、何メートル先からでも分かるような二重が上に寄り添っている。
時を閉じ込めた写真のように動けなかった。彼女の視線はさながら画鋲のように、空間のコルクボードに私を突き刺した。
この時はあんな風になるなんて思わなかったんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 00:29:52
437文字
会話率:0%
桜ひらひら流れゆく。
最終更新:2024-04-11 17:54:11
455文字
会話率:0%
くるくる、ひらひら、舞って、踊って、リズムに乗って。
最終更新:2024-01-09 01:22:55
1120文字
会話率:0%
今日はたぶん、エ○い気分なんでしょうね……
お下みを感じるものばかり書いてらm(_ _)m
最終更新:2024-02-04 23:39:52
396文字
会話率:0%
「お前とは婚約破棄だ、パウリーネ」
見上げるほどに背の高い、やたらと頭を左右に振り回して前髪をひらひらたなびかせ、ご尊顔だけはレベルの高い第一王子をきょとんと見上げた。
パウリーネは神殿に身を置く聖女見習いだ。
ある日、唐突に訪れた婚約者
から婚約破棄を告げられる。
婚約破棄、意地悪な姉、聖女、といったあるあるキーワードを詰め込んだら、何か違う方向に進んだお話。作者的にはハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 20:36:29
6981文字
会話率:15%
*のんびり更新の百合短編集。連作も、単発も。
*各エピソードはカクヨムにも掲載しています。
キラキラ女子と地味子の話【Episode1-3】
※3日間、1日1話、12時更新予定。以降不定期。
クラスのキラキラ女子〈藤田 詩音里〉
派手な
彼女に見惚れる〈紙崎 成実〉
実はキラキラ女子のほうが地味子に執着してましたという百合の話。「ピンクベージュの爪と百合漫画」−高校生編
キラキラOLツイ廃×コスプレイヤー同人女
同棲している女ふたりが、週末夜のお散歩デートで〇〇を見つける話。「白いひらひらとお散歩デート」−社会人編
高校時代から付き合ってきたカノジョの成実と、一年後に結婚式をあげる予定のOL・詩音里。
そんな彼女が、疎遠になっていたお兄ちゃんに電話をする話。「ピンクダイヤの指輪と白百合のドレス」
……等、様々な百合のお話を投稿(予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 07:00:00
13924文字
会話率:47%
エイは、海の中をひらひら泳ぐ。
最終更新:2023-09-11 07:00:00
263文字
会話率:0%
ひらひら華麗に飛び回る蝶のように、綺麗なステップを踏みましょう。
例え中身が醜悪なる悪魔だったとしても、きっと貴方は虜になるでしょう。
さぁ、私の手を取りなさい。“愛”を教えてあげます。
狂った“愛”を、ね?
※この作品は「アルフ
ァポリス」「Novelee」「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 19:38:18
1726文字
会話率:35%
マイペースで、何をするにもめんどくさがりな主人公ユキと、自分とは真反対な性格の数少ない友達カオリ。3年生で同じクラスになれたものの、教室は地下にあり生徒は8人しかいない。そこには、校長を名乗る人物が『友情』を確かめるためのゲームをするという
。そんな非現実的な状況の中でユキたちを待ち受ける結末とは…
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 20:19:14
6861文字
会話率:60%
しがない出版社のルポライターのこの俺、海藤と同僚の山野は
編集長の命令で豪華客船の旅に出ることになった。
が、ケチな編集長は一等室のチケットは一枚しかないと言う。
奴は編集長室でひらひらとそのチケットを俺たちに見せながらニヤニヤしていた
。
本当は銀座かどこかの自分の愛人と行く腹積もりだったくせに
一枚しか手に入れられなかった上にフラれたことは俺も山野も知っている。
だが山野はそれを知らないふりをして編集長に媚びへつらった。
俺は山野のその顔も編集長の顔も反吐が出るほど嫌いだったので顔を背けていたが
どうもやる気なしと思われたのか、取材自体を外されそうになったので
結局、俺もおべんちゃらを言う羽目になった。
三流雑誌の食えないルポライターの弱いところだ。
それでも言葉遣い、引き出しの多さ、人の懐に入り込む処世術には自信があった。
俺は山野に圧勝したつもりだったが
しかし、一等室を手に入れたのは山野であった。
多分、俺の顔が良いから編集長が嫉妬したんだろう。チクショウ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 10:00:00
11384文字
会話率:15%
あめがあがって 今日はいい天気
さっちゃんは ばあばとおさんぽ
ひろばにいくと 白いちょうちょが
ひらひら ひらひら
2歳さん向けのお話です。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2023-06-03 13:06:10
271文字
会話率:100%
2021/3/3(水)ひなまつり 公開
最終更新:2023-04-19 23:50:58
1397文字
会話率:46%
主人公の誠はどこにでもいる普通の社会人。
彼の趣味は読書。大学を出て以来、彼女はいない。
そんな彼が四月の肌寒い公園で一人いると、ある声に導かれて小さな神社へと向かう。
お参りを済ませ帰宅しようとした誠が烏の鳴き声に驚いていると、見知らぬ少
女に話しかけられるがーー?
現代を舞台にした和風ローファンタジーな恋物語です。
こちらは武 頼庵(藤谷 K介)さま主催『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 12:00:00
4793文字
会話率:44%
説明も、しないけど。
『カッケーんすよ、じんたんは』
ってゆーほどの、カッケー詩が描きたくて。
無論、じんたん、のカッケーさには、遠く及びませんけど。
キーワード:
最終更新:2023-02-13 14:48:57
401文字
会話率:8%
霧積なんて、仏蘭西にくらべたらすぐに行けるのに、行かないのは私のせいです。
キーワード:
最終更新:2022-05-28 05:21:15
226文字
会話率:0%
やっぱり、好き、が、消えてくれない
キーワード:
最終更新:2022-03-19 00:34:30
369文字
会話率:0%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和壬寅(ミズノエノトラ)参玖 長月
弐陸捌弐 肆 弐零弐弐
ひらひらひらひらてのひらがえし 詩一編
三つ目心象素描研究ラボ
最終更新:2022-09-11 01:14:56
240文字
会話率:0%
たまたまやって来た異世界は、滅びる直前!? 助かる為には神の断片集めをしなきゃいけないって!?
不思議現象が大好きな困った幼馴染の啓介と一緒に、修太は仕方なく旅立つが、この世界は目の色で全てが決まる。そのせいで最初っから命を狙われてしま
い!?
〈黒〉が悪魔の使いで、〈白〉が尊敬されるってどういうところだよ!
しかも出会う奴は、夜になると猫になる女騎士、ひらひら大好きな七変化ドラゴン、殺し屋みたいな冒険者、美人なのに守銭奴アイテムクリエイターなどなど。変なのしかいなくないか? おい、啓介。笑ってないでどうにかしろ!
旅と仲間と、絆の物語。
(※ときどき気まぐれに亀更新でいくつもりですし、遊び心八割でノリで進行予定です。/ 2011.7.13.追記:残酷描写が多いので、念の為、R15に設定させて頂きました。)
★一行あけ作業途中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 23:36:05
1381928文字
会話率:46%
ココロに舞い降りる、キミに気づいたこと、たくさんある
最終更新:2022-05-03 16:47:24
317文字
会話率:0%
桜、ひらひら、ひらりと舞い落ちる中、登校中の私は転びかけて彼に帯を持たれて助かった。
彼は一言「危なかった」と告げた後に私を立たせてくれて何も言わずにサラッと去っていった。
ありがとうございますとなんとか告げたら、振り返った彼はとても優しい
笑顔。
光ったような桜の花びらが彼の顔の前を横切ったのであの日から私は桜好き。
身分格差で叶わない恋。そうではなかったかもしれないけれどもう遅い。私は病気だそうだ。
私の人生は幸せだったけど何も為せず残せなかった——……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 19:41:36
13748文字
会話率:28%
これは私の経験を発展させて描いたものです。
夜中の散歩で見えた、「ひらひら」と漂う何か。
正体はなんだったのか、今でも不気味で仕方ありません。
最終更新:2022-01-19 22:19:44
4474文字
会話率:2%
ひらひらと雪が舞う
時々風が煽って、より派手に鮮やかに
白い背景を作り出す。
空は、グレーになっていて、そこから白い雪が降る。
見える限りの地面は、白く塗りつぶされて
寒さの中に、美しさを演出している。
「まだかな..
.」
赤くなった手に、息を吹きかけて温めてから
ポケットのスマホを取り出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 22:00:00
1770文字
会話率:19%