人間と魔族で大きな戦争があった世界。
勇者と呼ばれる英雄のおかげで人間側が勝利した世界であるが、激しい戦争の傷跡は何十年にも渡って人間達を苦しめ続けていた。
戦争では人間側の持つ総力を持って挑んだ為に資源不足が深刻であり、人々は新たな資源を
求めると共に、戦争で使われた兵器を解体する事によって資源を得ているのであった。
特に戦争で使われた航空船はその代表であり、人間達は戦争が終わっても未だに飛び続ける航空船を回収すべく空へと旅立つ。人々はそんな人達を解体屋と呼び、危険を顧みずに大金を得たい人々が集まるのであった。
しかし問題があった。
なんと空を飛ぶ船の内部はダンジョン化していたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 22:20:47
24545文字
会話率:42%
国々を再起不能手前まで破壊した、地球に飛来した隕石群、通称アースクラッシュから一年。壊滅的な打撃を受けた国々も復興の目途が立ち、人々は平和を享受していた。
だがその平和は仮初のものであり、人間は飛来した隕石群の正体に気が付いていない。
隕石
は侵略者である。人の身体を奪い、精神を剥奪し、人へとすげ変わる。人間はアースクラッシュの日から侵略されている。
一人。裁縫が得意で、平和を愛する男子は、それらに牙を向く。
一体。人間を愛おしいと思う侵略者が、それらに反旗を翻す。
これは一人と一体の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 22:00:00
104060文字
会話率:49%
ある年から世界各地に発生したダンジョンを攻略し、開発・開拓の足掛かりとする職業『探宮者』。そんな『探宮者』を育成する学園に所属するローラッド・フィクセン・グッドナイトはその能力を『未解明』と分類され、他の者とは距離を置いた学園生活を送ってい
た。
「何が『未解明』だ!迷惑極まりないエロスキルばっかり寄こしやがって!」
……そう、ローラッドのスキルはその全てが『淫魔』の能力由来。他の連中は炎だ氷だ光だ闇だとカッコいい正統派のスキルばかりなのに。
だが、配られた手札に文句を言っても仕方がない。
ぐいぐいくる貴族令嬢、口の悪い使い魔、そして全ての元凶たる母親(クソビッチ)。
愉快な隣人に囲まれながらもアレなスキルのまともな使い道を探る少年の青春ファンタジーが開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 21:00:00
211967文字
会話率:52%
ギルドのDランク雑用冒険者ロシュート・キニアスには異世界から来た妹がいる。その名もユイナ・K・キニアス。ユイナは元Aランクの冒険者だが一年前から宿屋に借りた部屋から全然でてこない引きこもりと化しており、兄と兄の幼馴染で妹分のサーシャの支援で
ぐーたら生活をしていた。だがある日「働け」と言われ続けたユイナは突然逆ギレ的に「じゃあ働く」と言い出した!文句を言いつつ妹が心配すぎる兄の願いは叶うのか、ドラゴンをワンパンする魔法の圧倒的才能を棒に振ってまで働きたくない妹は何がしたいのか、現地の妹ポジションなサーシャの想いはどうなるのか、そして暗躍する謎の異世界転生者ウマコトの目的とは……妹を定職に就かせるための戦いが今、始まるーーー【3日ごとに更新/全3章予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 22:25:19
694964文字
会話率:53%
魔法が生産され、入手できれば誰でも使用できる世界。そんな中で古典的な暴力手段である銃が売れるはずもなく、師匠から投げ渡されたままにユキの経営するガンショップ『ストレンジャーズ・バレット』にはいつも閑古鳥が鳴いていた。
ある日とうとう食べるも
のも尽き、進退きわまる状況になったとき、唯一の店員であるアッシュは提案する。
「看板のかけ替えをしましょう」
この提案によってユキの運命は大きく変わっていく。
魔法と超能力の世界で戦う店長(とその他)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 20:00:00
443333文字
会話率:58%
悪役令嬢は追放される、それはある種のお約束だ。しかし、それは悪役令嬢とレッテルを張られた女の子だけが悪いのだろうか?
「大きな犯罪の裏には、必ず金持ちの白人がいる」。前世紀のアメリカ映画で使用された台詞だ。
まったくその通りだ。彼
女たちを追い込むもっと悪い奴が他にいて、それは往々にして男なのだ。
現実をそのように比喩的に捉えるオタク気質の女の子が、ある乙女ゲームの世界に転生した。しかし、そこは彼女が1番のクソゲーと評した世界でもあった。現実と同様に男が構造的優位に立ち、愛を得るためには男女共に多くを偽らなければならない。そして、最後には女が悪いことにされる。「誠実」や「真実の愛」が失われた世界。彼女は攻略対象の男たちの欺瞞を論破することで、その世界の仕組みに反旗を翻していく……
※先月投稿した短編版と一部設定が変更されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 19:03:18
166849文字
会話率:37%
ちょっとエッチで甘々なTSラブストーリー。
主人公は色欲の魔神シトリーを討伐した際に、いまわの際の魔神に強烈な呪いをかけられてしまう。
その呪いとは女体化および、その女となった体で男性を虜にする色欲の呪い。
女性となった主人公は女性名ローニ
ャと名乗り、各地を転々として最高クラスの司祭でも祓うことができない呪いを解く術を探す旅を続けるのだった。
だが、ローニャにかけられた呪いは太陽の加護が失われた時により強力になる女性化の呪い。日没後に心身ともに完全な女性になってしまった時。ローニャは常に呪いに自我を支配され、往く先々で様々な色男たちと恋愛スキャンダルを巻き起こす。
そんなローニャを人々はいつの間にか「あばずれローニャ」「恋多き女・ローニャ」と呼ぶようになった。
果たしてローニャは呪いを無事に呪いを解き、魔神シトリーを討伐した英雄として帰郷し故郷に錦の旗を飾ることができるのだろうか?
それとも女性としての生き方を受け入れて色欲の呪いのままに男性を誑し込んで生き続けるのだろうか?
TS・恋愛・ファンタジー・魔法・アクション何でもありのラブコメです。
今回は、複雑な設定はなく一般的でありふれたい世界観でとっつきやすい物語になっています。
1話1200文字程度ですので、どうぞお気軽にお読みください。(毎日19時更新)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 19:00:00
103339文字
会話率:20%
依頼人は呉服問屋・山城屋のおかみのおふじ。彼女はある人物に強請られていた。強請の種はおふじの火遊び(不倫)である。
強請っているのは坊主で、しかも高僧と名高い静謫(じょうたく)上人という人物に強請られているという。
こんな奴が名高い高
僧の訳がない、絶対に贋物だから強請り坊主を懲らしめるためにこっちも贋物の静謫上人を、と依頼してきた。
雪之丞たち贋物屋はこの依頼を受けることにするが、さてそこで問題が起こる。誰が贋坊主に化けるのかという問題が。
舞台上の坊主役となればカツラで済まされもしようが、実際に成りすますとなれば別である。つまり、誰かが実際に頭を丸めなければならないということなのだ。醜い押し付け合いが始まるところであったが、ひょんなことからその贋坊主役として近所に住む放蕩坊主が名乗りを上げた。
この放蕩坊主、名を静寛と言い、喧嘩はする酒は飲むというとんでもない坊主だったが、試しに贋坊主の衣装を着せてみれば中々に堂に入っている。それもそのはずで彼こそが本物の静謫上人その人であった。
自分のニセモノが現れてハバを利かせていると知っても特に何をするわけでもなく冷笑を持って傍観していたのだが、それが脅迫まがいのことまでしているとあっては放置しておけないというわけだ。
とにもかくにも、その贋物ぶりに気を強くした山城屋のおふじはさっそくこちらこそが本物と連れ歩いた。
強請り坊主の方は大慌てとなったが、相手もまた自分と同じく贋物であると気づく。強請り坊主は寺社方の役人に手を回し、静謫上人の本物比べを画策。
さて、本物比べの当日。後見役の雪之丞と助三(変装済み)が付き添った。だが、その日は埒が明かず結論は次回に持ち越された。
帰り道、静寛が曲者に襲われるもこれを撃退する。静寛は、用心棒についていた助三と雪之丞の出番がないほどの腕の冴えで、助三と雪之丞が訝しむ。ここで初めて静寛が本物の静謫上人であることを二人が知る。それならばそれでやりようがある、と雪之丞たちは悪だくみを始める。
そして、再び開かれた本物比べの席上に座頭の惣右衛門が立派な武士の姿にて乱入。静謫上人は元々が武家の出で、その生家である旗本の用人が首実検しに来たという仕掛けである。正体がバレて観念した強請り坊主は這う這うの体で江戸を逃げていったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 16:02:03
10282文字
会話率:34%
精霊や獣人など様々な種族が存在する魔法の世界
そんな世界で生きる平凡な少年プラエ・フェクトゥス
そんな彼の幼馴染みが国家に反旗を翻した
反旗を翻した幼馴染みはその後、国に処刑された
彼はたった一度しか使えない異能【時戻り】を使って過去へと戻
った
過去に戻ってやること、それはただ1つ
幼馴染みの闇落ちを防ぐこと、もう繰り返させぬように
彼は知らない、それが自身の師によってすり替えられたーーーーーである事を
時戻りと共に観測された彼は深淵の姫に
幾つもの思惑が交差する
少年プラエは幼馴染み達が幸せになれるように、そんな世界で奮闘する
その先に何が待ち受けていたとしても折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 12:37:32
128038文字
会話率:54%
身分に応じて肉体改造が施される世界。
・武士は筋力・反応速度強化、伝心能力付与
・肉体労働する百性は筋力強化
・御庭番は役目に応じた特殊改造
お江戸日本橋で百人以上をいっぺんに殺す辻斬りが出た。白昼の凶行にも関わらず、その姿を見た者がな
い。下手人は反応速度強化体の中でも最上級の速さを誇る超疾風と考えられ、これを捉える動体視力を備えた者が居合わせなかったのだ。
将軍お膝元での不祥事、ましてや下手人が超疾風であることから旗本である可能性が高い。幕府の威信をかけて将軍直属の特務機関・御庭番に下手人討伐の命が下った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 12:00:00
33712文字
会話率:56%
主人公上田仲頴は、大変な苛められっこではあるのだが。
彼は、あの悪名高い董卓仲頴の転生者でり。
この県下に多々ある高校の武力闘争、【三國志スクールウォーズ】に自分の高校の君主として担がれ。
双子の姫様の御旗の許に巻き込まれる。
ちょっとエッ
チな魔法と肉弾戦の物語。
特に劉家の太后と双子の姫殿下二人がばら撒く、漢の高祖劉邦と項羽、始皇帝の埋蔵金。中華の闇マネーを。
各校が、自分の学園の援助金のために争う。
昭和の時代のような学校同士の抗争話しを現代ファンタジー、ラブコメ風に書いたヤンキー話。
そして彼の姫さま達が納得済みの?
今流行りの御妃さま同意の上でのハーレム話しでございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 07:00:00
77666文字
会話率:12%
ある日世界はサメによる世界征服をもくろむ集団に襲われた
世界の3割は彼女たちの手に落ち支配はさらに広がっていった
そんな世界でちょぴり頑張る魔法少女キララの日記です
最終更新:2024-05-17 23:34:05
362740文字
会話率:2%
人類を脅かす地球外生命体、『セプテントリオン』。その四度の襲撃により地球上の生命の約2/3が駆逐され、文明は崩壊し人類は各地に点在する『租界』のドームの中でひっそりと暮らすようになっていた。
石巻租界に暮らしていた少女、碓氷藤乃(うすい・
ふじの)は旧式の“着る”戦闘機、シェルヴールを纏い租界の空を飛ぶうちに、広くて青い大空に憧れるようになっていた。セプテントリオン反攻作戦の旗艦、国連軍の航空母艦スパルヴィエロの特務航空隊員として採用された藤乃は、各地を転戦しながらセプテントリオンとの戦いに身を投じていく――――だけじゃない!
女の子なんだから美味しいものだって食べたいしおしゃれだってしたい! 恋だって……!
だって、空で戦うだけが私たちの人生の全てじゃないんだから!
これは、文明の崩壊した世界で少女たちがささやかな「日常」を守る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:58:13
221818文字
会話率:52%
コメディ全振り。
細かい設定や、本編では描けないような裏話など。
最終更新:2024-05-16 14:30:00
1522文字
会話率:49%
食べることと菜作り(農業)が大好きな大御番の番士を勤めるお人好しの殿様が多芸で茶目っ気のありすぎる小人目付に翻弄されつつ、友人と家臣を殺された仇を打とうとするお話。
三百石の旗本で大御番の番士である筧孝四郎は、ある夜何者かの襲撃を受け、一
緒にいた友と家臣を殺される。自身は弾みで川に落ちて助かったことを悔やみ、目付の下手人探索に協力し、友と家臣の仇を打つことを誓う。
……が、探索の場に現れた二人目の、小人目付でも五本の指に入る争うほど優秀だと聞かされていた小人目付は、孝四郎の予想外の嗜好の持ち主だった。
そして、次第に見えてきた孝四郎の知らない友の顔。友の死は、悪事に加担したゆえだったのか?
* 飲酒シーンが多くなりそうなこと、日本刀による殺し/斬り合いがあるので、R15にしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 22:30:00
83190文字
会話率:35%
『小説家になろう』歴史ジャンル日間1位を獲得するなど、大好評を博した歴史IF戦記『甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ』第二部が遂に連載開始!
第四次川中島合戦で戦死せずに生き延びた、武田信玄の次弟にして甲斐武田家の副将である武田典厩信繁
。
彼の生存によって、史実では謀反を起こして非業の死を遂げるはずだった武田家嫡男・武田太郎義信も危機を脱し、軋轢のあった父信玄との和解も成った。
順風満帆の武田家は、遂に隣国・美濃への侵攻を開始する。
総大将として軍の指揮を執る信繁の前途には、一体何が待ち構えているのか――?
武田信繁の生存によって、既知の史実から変わり始めた戦国の世を描く歴史IF戦記。
御旗楯無、御照覧あれ!
*こちらは第二部となっております。第一部は、シリーズ作品『甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ 【第一部・九死回生編】 ~死線を越えた武田信繁が、武田の未来を変えていく~』https://ncode.syosetu.com/n3772gi/をご覧下さい。
*アルファポリス・ノベルアッププラスにも、同様の内容を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 18:08:44
158623文字
会話率:47%
王旗を掲げよ 西に出彩雲
王旗を掲げよ 導きし星
二作品の続編で、王旗を掲げよの本編になります。
六種の人種と十の国で成り立つ世界。
ルクスと言う魔法のような力のある世界。
この世界の神、創聖皇に日本に隠されていた隆也は、十七歳を機にエ
リス王国に帰還した。
自らの覚醒の為に、一緒に転移してきた友人を失いながら王となった隆也は、いびつに歪んだ世界を正すために動き出す。
生きるために命を懸けて覚醒をしたアムルは、ラルク王国で印綬と同格の者として寿命のない天籍に移った。
アムルは歪んだ国を正すために、フレア女王と共に動き出す。
隆也とアムルが出会い、創聖皇の計画も動き出した。
世界は大きく揺れ始める。
様々な思いと正義を胸に、世界は生き残りを賭けて剣を手にする。
、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 17:01:06
55078文字
会話率:46%
時系列は「王軌を掲げよ 西に出る彩雲」の十年前になります。
ウラノス王国の内務大司長だった父は、謀反の冤罪を王に掛けられ殺された。十歳のアムルは政治犯としてエルドニア牢獄に入れられる。
その牢獄で、かつて父が冤罪を着せて収監したボルグたち
と出会い、アムルは世界を学ぶ。
成長著しいアムルに、生きる道は脱獄しかないとボルグたちは教え、決行した。
自由になったアムルは、自らの生きる道を探して旅をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 20:12:54
337809文字
会話率:45%
隆也は、異世界から探し物に来た少女と妖精のような二人に会った。
探し物は蔵の中にあると言い、人には影響ないから蔵ごと貰い受けると言われる。
翌日、友人二人と蔵の中にいた隆也たちは、蒼い光に呑み込まれて異世界に飛ばされた。
蔵の召還途中にラミ
エルという天外の者に襲われ、巻き込まれたのだという。
創聖皇という神の治めるその世界は、六種の人種が十国を統治する世界だった。
そして、飛ばされた国は、三十年近く王が選ばれず疲弊しきっており、近く同種族の収める隣国に併合されるらしい。
探し物は印綬と呼ばれる物で、五人にそれぞれ与えられ、その中から王が選ばれるが一つのみが現れなかった。
国の中には、隣国と密約を結び反乱を起こそうとする領主もいる中、隆也たちは最後の印綬を探す四人の印綬の継承者たちと、自分の世界に帰るための旅を始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 12:17:33
308186文字
会話率:41%
現代(令和)から戦国時代の赤子に転生したのは、薬丸自顕流を学び大河時代劇『太平記』で美少女アイドル・後藤田久美が演じた北畠顕家に目が釘付けになって以来、若くして世を去った悲劇の武将・北畠顕家に尊敬の念を抱く、“おっさん”だった。
そんな
おっさんが転生した赤子は、戦国の覇王《うつけ》織田信長の命で北畠に養子に入ったにもかかわらず家中を纏める事が出来ずに、養祖父・北畠具教が武田信玄の南進に合わせて反旗を翻そうと画策することを許し、憤慨した信長から北畠を誅殺するように命じられ唯々諾々と従ってしまった織田信雄だった。
しかも、その後に伊賀の国に単独で戦を仕掛けて有能な家臣を死なせ、信長に叱責されて天正伊賀の乱を引き起こし、本能寺の変では安土城を焼失させるなど数々の不始末を連発し、織田家は残したものの僅かな領地しか子孫に残せなかった“戦国の不覚人”と呼ばれた愚物。
敬愛する北畠顕家の家を潰し、子孫は残したものの“戦国の不覚人”という汚名を後世に残すこととなった男に転生したと知ったおっさんは、不退転の決意で“戦国の不覚人”という汚名を晴らし、北畠家を後の世に残すため邁進していく…
注:作者は、織田信雄を史実で“不覚人”(覚悟の出来ない者・不心得者)と揶揄されるほどの愚かな人物だとは考えておりません。
覇王・信長の子息だった信雄は、秀吉や家康という信長に続く天下人から見れば自分たちの地位を脅かす危険な人物と考え、目の敵にされて族滅の憂き目にあってもおかしくないにもかかわらず“愚物”と見做されることで、子孫を現代にまで残した傑出した人物なのでは?と思ってしまうのです。
ただし、意識して天下人たちにそう見做されるように身を処し振舞っていたのなら、ですが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 00:00:00
635666文字
会話率:33%
のどかな田舎の小さな集落で生まれ育ったジャン・ロイは15歳の誕生日の前日、村を襲った盗賊から逃げている最中唐突に四十半ばのおじさんだった前世の記憶が蘇った。
略奪され、焼き尽くされた村でただ一人生き残ったジャンのサバイバル生活は、なんだかん
だと仲間が増えて村が町の規模に、そして復興したことが領主にバレちゃったので叛旗を翻しズラカルト男爵領オグマリー区を勢力圏に収めて領主になりました。
現在、オグマリー区の内政モード。
毎週火曜日23時更新予定
重複投稿作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 23:00:00
801562文字
会話率:32%
混迷の世界情勢の中、世界はアガティール帝国の圧政に苦しんでいた。反乱軍バイルの指揮官だったプロトはあるとき帝国軍から迫害を受ける。そのときから反乱を誓ったプロトは独立軍センティーヌを旗揚げし帝国の支配から独立を計ろうとする。帝国は独自に開発
した新型兵器GAIASをを送り込みセンティーヌは壊滅を受ける。そんな中でも一人の天才科学者が力を貸して新たなGAIASのコピー兵器を作り出しこれをもって応戦することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 20:57:46
46610文字
会話率:24%
保元の乱から3年が経った1159年。父を殺して源氏の棟梁となった源義朝は、自分の待遇に不満を持っていた。その不満に権中納言であった藤原信頼は近寄り、自らの仲間へと引き入れようとする。
一方朝廷では、師仲を中心とした二条帝の親政を目論む
二条親政派と、後白河院の院政を望む院政派が対立していた。そこへ将門に乗っ取られてた清盛に殺されたはずの竹内宿禰が近寄り、信頼の紹介を持ちかける。
その翌日。平家屋敷にあいさつに行った義朝は、清盛に挨拶をしに行く。清盛に関東時代のことを聞かれ、義朝はその思い出を語る。
藤原信頼と組んだ師仲は、信西のバックに着いている清盛の暗殺を決めた。白い旗に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 17:31:04
216133文字
会話率:45%
人類の生活圏全体の地表は、アスファルトに似た質感の濃い銀色で覆われていた。
遥か未来の地球で、人々は植物を人体に有害と断じ、拒絶していた。むろん、それには理由がある。また遥か昔、ある日突如として植物たちが毒素を出し始めたのだ。嘔吐。高熱
。失明。脳の萎縮。あらゆる不調の原因が身の回りまた遠くの山々にある植物たちと気づくまで、多くの犠牲と怨嗟の声を生んだ。
ゆえにその原因が植物だと分かった時、当時の権力者たちは地表を覆い、閉じ込め、死滅させることを決定した。
地球温暖化が原因だったのか、人類の好き勝手な振る舞いを自然は咎めたのか。木や雑草、花などの自然界で生きる植物たちが突然、人類に反旗を翻したその理由までは解明できず、人類は罪の意識を抱いたが、蓋をすることを選ぶしかなかった。
野菜など人工的に育てられたものは人体に害を及ぼすことはなかった。よって、それ以外の地表、人類の生活圏をコンクリートで覆いつくし、他の地域は薬剤の散布、兵器による焼却、また環境変動の後押しにより地球が海と荒野の惑星になった頃には、植物の本来の役割である酸素の放出、大気汚染物質の吸収などは発展を遂げた科学技術で補えた。尤も、植物を餌とする動物や昆虫の死滅は避けられなかったが。
恒久的な平和が齎され、各家庭には毎月まとめて配給食が届けられた。あくせく働かずとも一応は暮らせる豊かな生活により人々が心に余裕を取り戻すと、これまで嫌悪されてきた植物も人工物ではあるが町に色を添えるようになった。青い芝生に青い葉の木々。それらは文字通り青色だが、かつて自然界に存在した植物たちを忘れ、埃塗れの文献から再現した人々の勘違いではなく、あくまで意図的であった。
紫の桜。虹色の花。元にない色で蘇らせるそれらは人類が植物に勝利したことの証。支配の象徴であった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-13 11:00:00
6954文字
会話率:20%