コロナ禍が顕在化してきた令和二年四月…。勤めていたバイト先に余裕が無くなり待機状態になる僕、『竹下元太(たけしたげんた)』。
大学もしばらくは登校できる状況にはないし、これから先の生活費も心配。だから、人があまりいなさそうな深夜に二十四時
間スーパーで半額値引きされたパンやお惣菜などをたくさん買い込み、なるべく質素に家で一人大人しく過ごそうと考えていた。
しかし、帰宅した部屋の一部が見慣れない屋外の風景とつながっているのを発見。他にやる事もないので行ってみると、中世のような町に辿り着く。
元太はその町で家を火事で失った老婆と出会う。互いに助け合いながら冒険者ギルドで半額で買ったパンを売り始める。
これは異世界と日本、二つの世界の産物を通して心優しい青年が紡ぐ地味だけど、人を大切にする日常の物語。
異世界のあらゆる者が挑み、解明出来なかった真理。ほんの一握りの者しか享受出来なかったものさえ、青年は惜しむ事なく人に与えた。
町の人は口々に言う…、彼こそ『大賢者』と。
作者より
この作品は私の敬愛し大好きな作品『ドラえもん』のような
展開ができたら良いなと思っています。
主に日常を描き、日本(イメージは神奈川県川崎市)と異世界を行き来をするゲンタの目を通じて『産物(品物)』にスポットを当ててストーリーを進めていきます。
そして時々、毎年春の映画であるいわゆる『大長編ドラえもん』のような英雄譚や冒険譚を時折挟んで展開していきたく思います。
皆さん、よろしくお願いします。
《各章の主な内容》
第一章 主人公竹下元太、異世界にたどり着き様々な苦難に遭うも、冒険者ギルドでパンを売り出すまでの話。
第二章 パンを売り始めたゲンタ。様々な出会いはゲンタに、そして人々に新たな日常をもたらす。
第三章 新たにやってきたドワーフの一行。マオンの家を建て直す為に逗留する彼らと過ごす日々。
第四章 人々の困り事につけ込む奴がいる、解決しようとする者(ゲンタ)もいる。ゲンタの商人として矜持を今ここに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 15:32:42
2016165文字
会話率:52%
子爵令嬢メルラは商魂たくましい令嬢であった。
夜会で服がほつれた令息を見かけたら修復して代金を請求し、ジュース屋にアドバイスを行い、時には自ら果物の叩き売りを行い……。
そんな彼女の楽しみは幼馴染である伯爵令息アリウスとのティータイムであっ
た。
一方、王国で“婚約破棄ブーム”が生まれてしまう。
立場の強い貴族令息が、令嬢に婚約破棄を言い渡す事案が多発する。
これに「婚約破棄で悲しんでいる令嬢にはハンカチが売れるはず!」とメルラは意気込む――が、悲しんでいる令嬢につけ込むことはできず、このビジネスは諦めてしまう。
そして、アリウスとともに婚約破棄ブームを終わらせる決意をするのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 16:35:12
10108文字
会話率:47%
「裁きの天使」
小さい時から人間の負の部分を憎み、破壊することを使命とする主人公を
描いた作品です。
「化け狐の魅惑」
田舎町を舞台に、美しい歌声に誘われた主人公が、化け狐に魅了され、
悲劇へと導かれていく物語を描いています。または人間の欲
望や弱さに
つけ込む化け狐の恐ろしさを描いた作品。子供と大人のものの見方の違いを表現した作品としても読み取ることができます。
「終わらない人生」
現代社会に生きる学生の主人公が、一匹の黒猫と出会ったことから
始まる、物語。人間関係の煩わしさ、人生の不条理、そしてループ構造による衝撃的な結末… 。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 22:03:26
2551文字
会話率:4%
「お前、あいつに嘘告しろよ」
勝負に負けた罰ゲームとして嘘の告白をする事になった俺──花巻龍星。
相手は学年1の陰キャとして名高い女子だった。
「上手くいくわけないよな……」
そう思いつつアタックしてみると、なんと一度も話したことがな
いのに一発でOKされ、そのままデートに行く事に。
普段の装いからあまり期待を抱かずに待ち合わせ場所に行ったが、そこで俺が見たのは──
「え? 誰?」
アイドル顔負けの美少女だった。
口数こそ少ないものの裏でデレまくる令美にどんどんと惹かれていく俺。
周囲は次第に彼女の可愛さに気づいていくが、もう遅い! 他人がつけ込む余地なんてないんだから。
**
ストレスフリーのラブコメです。毎日更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 15:17:50
49110文字
会話率:33%
ずっと片思いしていた幼馴染が婚約破棄された。
これは傷心につけ込むチャンスです。
最終更新:2020-10-19 18:10:37
3536文字
会話率:48%
世間を賑わせる連続猟奇殺人事件と、大学の友人の失踪事件。全く関係ないと思われた二つの事件を巡って、宇宙的な恐怖と出会うことになる2人の大学生。一人は幼少期のトラウマと戦いながら、もう一人は自分自身の出生の呪いと戦いながら。どこまで逃げても決
して消えない烙印のように癒えない心の傷。それにつけ込むように狂気は浸食し、やがて精神を崩壊させる。正義も人道も、倫理すらも崩壊した世界で、彼らは地球を人類を、そして自分たち自身を救うことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-24 21:01:00
1564文字
会話率:14%
私の弱ったところにつけ込むこの男!?
彼と結婚前提で付き合っていたのにフラれて、、、。
私の心が弱っている時に寄ってきたこの男!
その後、どうなってしまうのか、、、?
最終更新:2018-07-03 03:00:00
1817文字
会話率:38%
バブル経済真っ盛りの時代、平凡なサラリーマンたちの心は病んでいた。
そこにつけ込む悪質商法。『自己啓発』という大義のもとに、多くの若者が大金をだまし取られた。
妄想オヤジ・森嶋高志が、その当時の悪質商法を回想する。
最終更新:2017-01-29 15:53:27
5986文字
会話率:33%
魔法や魔術はあれども、伝承や神話に伝わる怪物達は当の昔に何処かに消え去り、今ではその子孫と目される動物や魔物がいるだけの世界。しかし、人間が地上を支配するようになっても、人の心の中に潜む魔物、そして闇は消えず。
そんな人間の心の闇につけ込む
は、『化面の一党』を名乗る、謎の結社。人間性を代償に、被った人間に力を与える『化面』の存在は、人間の心に更なる闇を生み、その闇に導かれるように、暗黒の時代の到来が刻一刻と迫る。
そして今ここに、暗黒の時代の到来を防ぐ使命を帯び、巨神の力を得た一人の青年が旅立つ。
※本作はアルファポリスでも投稿しています。また、本作と世界観などを共有する転生編も投稿していますので、そちらもよろしければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-08 13:41:04
14099文字
会話率:44%
pink motor poolシリーズ二作目です。
木田悠は基本攻めだけどクソ天然寂しがりアンチクショウなのでつけ込む隙は十分あるよーというお話。
最終更新:2014-09-16 07:38:37
12410文字
会話率:49%