『文具ひろば』という文具店を営む兄弟、影野瞬(かげのしゅん)と影野静(かげのせい)のもとに、近所に住む陣田与一(じんだよいち)通称陣さんからある相談が持ち掛けられるのです。『月日新聞』の勧誘がしつこく、住民達は困り果てているといいます。相談
を引き受けた彼らは本来の姿でつくもがみと組み、封印の力を使って勧誘の二人組を凝らしめるのでした。
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最終更新:2024-09-14 00:35:00
2597文字
会話率:0%
この物語の主人公、九十九卯魅花(つくもうみか)は、怪異専門の探偵である。
年は三十歳。
身長が高く、背中まで髪を伸ばしている。
彼女は、怪異が関係していると思われる事件を、彼女自身の特異能力によって解決していた。
九十九
卯魅花は鼻が効く。
怪異の原因となる人外を臭いで感じ取れるのだ。
だから、ある程度の距離なら大体の居場所もわかる。
九十九卯魅花は物に魂を宿すことが出来る。
どんな物体でも、付喪神(つくもがみ)にして、自分の頼れる仲間に出来るのだ。
そして、九十九卯魅花は、過去に神隠しにあっている。
翌日発見されたが、恐怖で彼女の髪は白く染まっていた。
その時から、ずっと彼女の髪は白髪である。
東京都杉並区高円寺。
とある小説で有名になった賑やかな商店街のいっかくにある九十九探偵事務所が、彼女の仕事場である。
ここで彼女は助手の鷹野サキとともに、怪異の事件に巻き込まれた依頼人を待ち受けているのだ。
サキは童顔で身体が小さい。
ショートボブの髪型も相まって、よく中学生と間違えられているが、年は二十七歳、アラサーである。
絵:越乃かん様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 15:00:00
104018文字
会話率:62%
帰り道に現れるという、妖怪べとべとさん。彼女は西側の大国『ヤメロッパ統合王国』略称YATOにやって来た。伯爵令嬢ジーリエスとは使い魔の契約を結び、平穏な日常を過ごしていたが、ある日、伯爵邸に侵入者が現れる。べとべとさんは侵略者を許さない。
恐ろしい敵との激戦が幕を開ける。
【登場人物】
あなた:小さな貝の髪飾り。負の力を宿した九十九神(つくもがみ)。二人称、あなた。
べとべとさん:東の島国『にぽぽ東方連合国』略称NTRからやって来た妖怪。見た目は陰気な美少女で民族主義者。一人称、うち。鬼火は十四。
ジーリエス:ヨーシャク伯爵家の令嬢。べとべとさんの主人だが、いつも困らされている。一人称、私。
?????:謎の妖怪。一人称、ボク。鬼火は三。
※変態的な描写があります。また、本作は反戦小説です。わざとギャグにした点も多くあります。
※ロシアによるウクライナ侵攻を参考にした架空の国々が複数登場し、人によっては支持出来ない描写などがあるため、そのようなものが嫌いな人は読まないで下さい。
※ロシアと侵略者ロシアが別であることに考慮したため、前書きや後書きで侵略者ロシアと書いている部分が非常に多いです。また、前書きと後書きは、ウクライナ情勢を長々と書いている箇所が多くなっています。関心のない人は読まないでいいので、これだけはご理解下さい。侵略者ロシアが撤退して終結する未来を期待しているからこそ、あれだけ長くなったのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 23:23:16
22338文字
会話率:54%
水乃町のパン屋『ルーブル』。
そこがあたし、水城桜乃(みずき さくの)のお家。
あたしの……大事な場所。
お父さんお母さんが、頑張ってパンを作って。たくさんのお客さん達に売っている場所。
あたしが七歳になって、お母さんが男の子を産ん
だの。大事な赤ちゃんだけど……お母さんがあたしに構ってくれないのが、だんだんと悲しくなって。
ある日、大っきなケンカをしちゃって。謝るのも嫌で……蔵に行ったら、出会ったの。
あたしが、保育園の時に遊んでいた……ままごとキッチン。
それが光って出会えたのが、『つくもがみ』の美濃さん。
関西弁って話し方をする女の人の見た目だけど、人間じゃないんだって。
あたしに……お父さん達ががんばって作っている『パン』がどれくらい大変なのかを……ままごとキッチンを使って教えてくれることになったの!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 13:00:23
130991文字
会話率:46%
「消滅転生!!」「封印!!」お札を使ってあやかしと対峙。
霊感魔法少女「有瀬レイカ」。
生まれつき霊感があり、見えない者が見える少女。魔法については、1分時間を止める力と、元に戻すことができる力を持つ。
同級生で片思いのあやかし使いの神社
の息子で伝説の札を持つ「妖牙タイジ」に誘われ、あやかしカウンセラーをはじめることに。
かわいいモフモフ二匹、あやかし使いの中学教師や美少女のトイレの華絵さん、人体模型つくもがみのジンもメンバーに加わり、「あやかし相談所」を発足する。
縁結びのムスビさんの少し甘い初恋の話。
現代妖怪にはたくさんの種類がいて、オレオレサギサギ、カロー(過労)、ストレッサー、ホーキ(放棄)に出会い、赤と青の札を持って立ち向かう。
闇に包まれた謎の美形若手男性教師、夜神怪(やがみかい)は敵か味方か。
怪しい影を潜ませ何か目的を達成しようと近づいてくる。光と影が交差する場所を探しているようだ。その場所には特別な道ができるらしい。
中学生のレイカとタイジ、先生二人の正体と恋にも注目!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 23:43:06
97626文字
会話率:53%
ちょっぴり泣き虫なてぶくろは、たった1つの『かたわれ』 を探しにでかけます。
外の世界は、小さなてぶくろが初めて見るものでいっぱいでした。冒険の結末は、さて、どうなるのでしょう。
冬の童話祭2021 『さがしもの』 参加作品です。
最終更新:2021-01-03 21:13:37
6022文字
会話率:35%
大学一年生になったばかりの中紅よつはは、自他ともにみとめる愛想のない女。
そんなよつはだが、アルバイトをしたい。けれど募集要項にあるのは「笑顔がすてきな」「人と接するのが好き」などの文言ばかり。自身にそぐわない募集要項にため息をついていたよ
つはだったが、一枚の求人チラシに気が付いた。
「おとなしく物静かなひと」を募集するその店に行ってみると、そこはなんともふしぎなアルバイト先で、ある日ひょっこり、つくもがみが姿をあらわして……。
ノベルアップ+にも投稿しています。
本作の無断転載、無断複製および無断翻訳を禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 19:35:04
111813文字
会話率:38%
戦士ユーリ・ストロガノフは、勇者パーティーから追放された。おまけに最愛の伯爵令嬢から婚約破棄されすべてを失ってしまう。なぜ必死で頑張ってきたオレがここまで嫌われるのか。なんとユーリは生きているだけで殺したいほど嫌われる伝説のパッシブスキル「
ゴキブリ」の持ち主だった。
呆然とするユーリに腰に帯びていた鋼の剣が話しかけてきた。
「ユーリ、私がいるよ」
鋼の剣は素敵な女の子に擬人化し、ユーリに抱きついてきた。ユーリは擬人化した聖剣たちを探し求める旅に出た。強くなり、奪われたモノを取り戻すために。
■タイトル変更しました。旧タイトル:九十九神(つくもがみ)と聖剣娘達(けんむす)。婚約破棄され、勇者パーティーから追放された人間嫌われの戦士は、亜人や人外娘たちとスローライフをはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-29 09:11:24
336538文字
会話率:34%
作者は、お風呂であるのでございます。
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最終更新:2019-03-22 19:08:31
355文字
会話率:0%
『器物百年を経て、化して精霊を得てより、人の心を誑かす、これを付喪神(つくもがみ)と号すと云へり』(付喪神絵巻)
長い時間を生きてきた物には、魂がやどって付喪神と成るモノがあります。あなたが今所持している物も、百年後、千年後、あるいは何万
年も経てば、命をもって喋りだすかもしれないのです。
海中ドーム都市、テイケオ。人類のほとんどが地球を捨てた、残り物と残り者達が、穏やかに終末を待っているセカイ。
悠(はるか)も、とある理由でアースに残ったひとりでした。最後の修理屋として、多種多様な付喪神と関わり、心に触れていくのです。
これは今となっては、もう昔の話。
――少女と人々と付喪神のおりなす、どこか寂しげな、昔むかしの物語り。
(毎週土曜日を目安に更新していきます)
(カクヨム様にも掲載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-16 21:23:56
18938文字
会話率:37%
ある日、主人公の元に、可愛い女の子にしか見えない三人の付喪神(つくもがみ)がやって来た。
そして、唐突に前世での業の深さとふぇちを教えられ、情けなさと欲望に揺れる中、やって来た目的を聞かされた。
それは、新たなふぇちに目覚め繰り返される前
世に従い、伝道師を始める前に死神が殺しに来るらしく、絶対に守ってくれると。
だが、それはついでで、真の目的は己の夢と想いを叶える為であった。
時に特殊な性癖を晒して大喧嘩したり、だけど力を合わせて死神を撃退したと思ったら、お金がピンチになって次の災難が訪れての大忙し。
死神さん達も負けじと可愛く強かったり、主食が食パンという貧しい身の上な方が殆んどで、嫉妬とガチバトルにトラブルを連れてくる厄介さん揃い。
ハーレム故の幸せと苦労に、命の危険と隣り合わせな異能力バトルと特異なフェチズムが絡み合う、少しアレな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-11 20:02:05
370929文字
会話率:24%
狛井神社に住まう《狛犬たち》
彼らは、いつもののんびりとした生活を送っていた。
しかし突然現れた付喪神(つくもがみ)によってその日常は崩れていくことになる。
伝説を再び蘇らせないため、狛井神社を守るためにも彼らは戦う!
そして、その先にある
付喪神の幸せとは……⁉︎
八雲ゆづきが送る、和風系ファンタジーが今幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-08 23:44:52
2068文字
会話率:24%
寿司職人と自称食通との対峙。
名人・江戸・帽子の三題話です。
最終更新:2015-01-30 23:58:54
3544文字
会話率:54%
幼い頃から妖怪が見える少年、夜行。
彼は陰陽師の末裔だったが、その力がさっぱり使えない。
高校に入学してから妖怪が彼を襲うようになった。
封印されていた悪鬼が解き放たれたからだ。
少年は手に取る、父親の手袋を、自らの制服を、幼馴染からの贈り
物を。
それらの道具は、彼にとっての武器であり、九十九神(つくもがみ)が宿っていた……。
そして闘いのさなかに、彼の生い立ちが段々と露わになっていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-16 20:51:25
7683文字
会話率:20%
「人を襲う黒い獣の妖が、城下に出没するらしい」―――苑枝の国、城主樟井家の三男・景雪に仕える、朝桐八雲は、主の頼みを受けて、噂の真偽を確かめることに。調査に乗り出した矢先、何者かに雇われたと見える野盗たちが、八雲を襲う。怪我を負った彼を助
けたのは、森の中の隠れ村に住む、不思議な娘・篝と、「付喪神」と呼ばれる妖たちだった。
妖と神に育てられた娘と、黒い獣をめぐって、彼の周囲は動き始める。
(※「付喪神(つくもがみ)」とは、「器物に霊魂が宿って化ける妖怪」を指します。この物語では、人型を採用しています。
※作中の舞台は、日本風ですが、架空の国となっています。登場する神、妖については、作者の個人的解釈、創作が含まれており、実在、伝承されるものとは異なります。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-28 21:22:39
52066文字
会話率:44%