沙伊国、貧乏名家の沈家ご令嬢ーー明玉に王宮『碧月城』より詔紙『 召 妃 』封書が届いた。
明玉と兄の端梁は目を輝かせる。
「お腹一杯食べられるのね!」
「そりゃあ、後宮の妃ならな!」
「すきま風もない屋敷よね!」
「そりゃあ、後宮の妃な
らな! 屋敷でなく、宮だ」
「夢に見た湯殿にも入れるのかしら?」
「そりゃあ、後宮の妃ならな! 毎日浸かれるはずだ」
「豪華な衣装に身を包めるの?」
「そりゃあ、後宮の妃ならな! 継ぎ接ぎしなくていいはずだ」
明玉と端梁は浮かれている。
だが、明玉は忘れていた。封書の中を確認することを。『 召 妃 』の中身を。
『沈家、明玉。身代わり宮への入宮を命じる』
后や正妃の身代わりをする代妃として召されたのだ。なんの身代わりかーー懲罰の、である。
沈家裏山育ち、破天荒なすっとこどっこい明玉代妃の破茶滅茶後宮生活、ご覧あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 08:47:52
178893文字
会話率:38%
かかえこむようにだきしめてやれたらと、うらみがましく思うしかないのだろうな。
最終更新:2024-10-06 07:00:00
382文字
会話率:0%
ちくわにはまんなかにおっきな穴がある。
最終更新:2023-10-20 07:00:00
460文字
会話率:0%
すきま風は招かれざる客だが、そいつをありがたがるか、うとましく思うかはひとそれぞれ。
最終更新:2023-07-02 07:00:00
339文字
会話率:0%
ねえ、知ってる? あの空き家出るんだって!
···何がって、出るって言ったら幽霊に決まってるでしょ! 一階の左の部屋がヤバいんだって。
···家の中じゃなくて外から! 家の中に入ったら不法侵入だよ! 写真撮ると撮れちゃうんだって!
ほら、SNSにも上がってる!
···加工? カーテンがすきま風で揺れてる? そんなに言うんだったら───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 21:16:51
9554文字
会話率:19%
初めての出会ってからは6年
最初に出会ったその時は
お互いがまだ学生出
お互いはまだ若かった
それから一緒になるまで2年
私を見守ってくれてたあなたと
やっと一緒になることができた
それから4年
お互い家族に顔も合わせて
いつかは一緒にそう
思ってる
今はまだ、仕事が大事な時期だから
一緒にいられるこの時間だけは
大切にしたい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 07:00:00
502文字
会話率:0%
マッチ売りの少女をつい最近知った生き先真っ暗な人の話
最終更新:2021-03-18 21:58:41
617文字
会話率:0%
ごく普通の女子高生の北原ふゆは、ある日突然両親を失くしてしまう。
住んでいた家は冬場すきま風の吹く暮らしにくい古い日本家屋だが、建っていた土地が一等地だったせいで親戚はふゆを誰が引き取るかで大揉めする。
大人たちの醜い争いにキレた叔母の明菜
が一喝して、女二人暮らしをすることに。
広い家に父と母の気配がしないことに言いようのない寂しさを感じた夜、父の書斎だった星座が彫刻された洋室のドアが開き、銀色の髪のローブ姿の青年が現れる。
青年はエルランディアと名乗り、賢者として世界を救う勇者を探す旅の途中だと語った。
黄昏の世界と日本を繋ぐ扉を挟み、美味しいものを食べながら、ふゆとエルランディアの交流が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 10:00:00
22550文字
会話率:44%
気がつくと見たことのない部屋にいた。 天井には蜘蛛の巣が張り、壁はボロボロだ。すきま風が吹いていて肌寒い。ここはどこだろう?
「・・・・くっさ!」
何このにおい!? うまく動かない身体を動かしながら辺りの様子を観察する。においの元
が自分だと気づいたと同時に赤ん坊になってることにも気づいた。
話が違うじゃん!!
とあるミスで異世界に転生することになったのに、更にミスってスラム街に赤ん坊として転生してしまった。
前世で散々な人生を送った主人公は異世界に行っても苦労する。平凡で幸せな生活を送るため魔法を使って成り上がれ!
貧乏中の貧乏、スラム街に転生してしまった主人公が日本人らしい生活をしようと奮闘し、なんとかしていくお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 02:00:00
108332文字
会話率:35%
ギルド創設者グランドマスターの意思により選ばれた精鋭達ー
世界に異常をもたらす「バグ(魔物)」を殲滅するために設立された最強ギルド「ラグナロク」
5人しかいないこのギルドが会議する大広間には6つの席がある
かつてギルドから離れていった「レ
ッドアイ」という異名を持つ赤い目の女剣士。
ギルドの中で最も優れた能力を持っていた。
5人は待ち続けている。
座り主を待つこの一脚の椅子にふたたび彼女が着くことを信じてー
ふたたび6人になることを信じて
しかし彼女がふたたび現れたのは敵としてだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-14 17:39:57
1160文字
会話率:32%
学歴社会。それが今のこの世の中の常識だ。より勉強が出来る者、より頭が良い者が、より良い学校へ行き、そしてより良い企業に入社して高い収入を得ることが出来る。逆に勉強の出来ない者、頭が悪い者は、安い収入で必死に働かなくてはいけない。それがこの
世界の常識だ。
ここ、紅葉学園はそんな学歴社会の縮図のような学校である。テストの結果によって6つのクラスに振り分けられ、そのクラス毎の寮に住むことになる。その寮の設備がクラスによって違うのだ。トップクラスであるA組は最高級のリゾートホテルのような寮。屋上にはプールがあり、部屋は個人にスイートルームが与えられる。一方、最低クラスのF組は、すきま風の入ってくるボロボロの小屋!?
豊かな生活が送りたければ、戦って手に入れろ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-17 16:12:04
301文字
会話率:0%
これは、ある三人の恋愛事情を淡々と描いていく物語。主人公である小金井時馬が、田舎暮らしをやめたことにより始まる三角関係の平凡的な日常。
最終更新:2014-10-30 11:55:08
5613文字
会話率:49%
好きだった彼に告白されたのだけれど…。
最終更新:2012-11-01 09:26:01
200文字
会話率:0%
――もう、コイツのことなんて絶対に許さない……!
運命のその日、美鈴はとうとうブチ切れた。
三年間の同棲生活、最初は楽しいばかりだったふたりの心にもいつの間にかすきま風。その上、勝巳(まさる)の浮気が発覚!
修復不可能となったと思われたふ
たりの前に現れたのは棚から落ちた水晶の置物が実体化した「天使」だった――
◇サイト「夏色図鑑」掲載作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-23 07:53:16
26173文字
会話率:38%
寒い冬も、子猫のチャコとこたつがあれば私は幸せ。そんな甘い生活が突然……。一分間の猫ラブストーリー。猫が好きな方にぜひ。※半分ノンフィクションです。現役猫飼いさんは、猫をギュッと抱きしめてあげてください。フシャーと嫌がられてもノープロブレム
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-23 13:25:30
1772文字
会話率:25%