高校の音楽部でバンド活動に精を出す天音は、中学時代のある一つのつっかえが未だ取れない。文化祭前、毎朝出会うあの子を見つめられないもどかしさを抱えていたら、つっかえる一因を作った女の子が転校してきた。いつしか心が離れていた彼女と再び友情を築き
はじめたら、無性にあの子のとなりが恋しくなりはじめた。 ーー目を合わせなくなって随分経つあの子。心地の好い輪の中にいつしかあの子が溶け込んで、わたしは恋しいあの子に会いたくなった。あの子が静かに笑ったら、それがわたしたちの音楽が完成したということ。
あの子の笑顔はとなりにあるのに、あの子の微笑む感触はまだ手に取れない。歌を愛する少女が贈る友情と恋を描いた一つの叙情詩。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 10:42:00
45724文字
会話率:17%
『まことに勝手ながらVRMMO【ログドラシル・オンライン】はサービスを終了しました』……だとぉ!?
神=運営がいなくなったゲームの世界はバグで溢れてさあ大変! 初心者PCに基礎を教えてた『チュートリアルおじさん』こと、NPCのタクト・オ
ーガン(アラフォー・独身)も持ち場を離れて勝手に動き出す。チュートリアル役のおっさん師匠が冒険に出たら最強に決まってるよなぁ!?
おっさんは剣の師範役を務めていただけあって超☆強い! 道中で手に入れたバグった聖剣もすごく強い! 強い×強い=最強ってわけだな。おまけにゲーム内知識もあって敵の悪事もまるっとお見通し! そのおかげもあって強敵モンスターも一刀両断! 悪役貴族もコラー!とこらしめちゃうのだ。う~ん、痛快! バグったゲームの世界で、消えてしまったPCの代わりに無双するのだ。
そんなおっさんの周りに集まる仲間もくせ者揃いだ。
未実装のまま放置された魔王の娘や、ゲームの世界に取り残された最後のPC。伝説の魔法使いなんかもちょっかいをかけてくる。
迫るモンスターもレジェンド級に、攻撃を無効化するバグモンスター!? この先、どうなっちゃうのだ~?
ん? この紹介文を書いてるワシさまは誰かって? よくぞ聞いた! ワシさまの名前はリリム・メッチャボウクン・シュトロノーム18世。VRMMO『ログドラシル・オンライン』の宣伝隊長をしておるバーチャルアイドルだ。
ワシさまは後ろでお菓子でも食べて応援してるから。がんばれ、おっさん。がははは! え? ワシさまもゲームの世界に逝ってこい? そんな~!
※この物語は、ファンタジーVRMMOを舞台にした冒険活劇(アクション)です。
※ストーリーは、クエスト&ダンジョン攻略。勧善懲悪&勇者の冒険ものです。
※リアルとゲーム、PCとNPC、チートやバグなどメタ要素が多分に含まれています。
※主人公は、アラフォーのおっさん剣士です。ヒロインは可愛いです(やったね)
※冒険者パーティーものです。ソロではありません。
※男性向けでハーレムな雰囲気がありますが、性的なシーンはありません。親子、師弟愛もの。
※暴力描写があります。予めご注意ください。
※同タイトルでカクヨムにも投稿しております。(カクヨムコン9一次通過作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 08:00:00
104935文字
会話率:49%
心の解放を謳う詩
人間は求めるばかりで苦しむ生き物だとするならば・・・。
心の解放を人間を相手に求めても苦しむばかり。
時には、神仏に。時には、自然神に。
時には人の世を離れて、目には見えない世界に、心の世界に目を向けてみれば・・・
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 15:31:09
221文字
会話率:0%
侯爵令嬢であるアリシアは家族に冷遇されて舞踏会でひとり壁の花となっていた。そんな夜に呪われた仮面公爵として有名なギルバートと知り合う。彼の呪いを軽減させる力がある可能性があることを知ったアリシアは、ギルバートと婚約を結ぶことになる。生家から
離れてのびのびと暮らしつつアリシアは自分の役目を果たすため、今日もギルバートの寝室のドアをノックするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 23:43:22
11327文字
会話率:47%
田舎から王都へ出た来た冒険者セシリア。銀色の髪に幼く可愛らしい顔立ちの彼はちょっぴり非力だけど優しい男の子。
立派な冒険者になろうと受けたクエストはいきなりの失敗! でもこれは始まり、なぜか戦乙女だとか聖女とか呼ばれ始めて、老若男女問わずモ
テ始め気が付けば世界の厄災の元凶を倒すため人々を導いていくことになっていくのです。
初めは思い描く冒険者像とかけ離れていく現状に困惑するけど、周りがどんどん担ぎ上げるものだから身を任せて戦いに身を投じるしかないわけで、気が付けばみんながセシリアの為に頑張ってくれる!
異世界に今まで存在しなかった姫プレイなるものを生み出しちゃうのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 20:07:33
913397文字
会話率:47%
「ブラックデッド家」は、代々帝国の武力としての役割を担ってきた一族。将軍を世襲してきたバーサーカーの一族だ。
趣味は殺人。話し合う前に殺しておけ。邪魔者は殺せ。大丈夫、死んでも神殿で復活できるから。
家からかけられる頭のおかしい期待に耐えき
れず、ダメダメニートであった次女リリアス・ブラックデッドは家を飛び出した。
目指すは平穏な日常──王城で募集している聖女である。
しかし、家の事情はついて回り──破天荒な妹に殺人鬼な姉、そして、異世界から召喚された勇者と関わるうちに聖女からはかけ離れていく──。
日常はどこへやら、今日もリリアス・ブラックデッドの物騒な日々が幕を開ける。
ニートから始まる物騒ファンタジーコメディー!
*人が死にます。血がぶっしゃりでます。基本的にゆるゆるなコメディーなので鬱展開は(恐らく)ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 10:19:48
320116文字
会話率:43%
ついにタイムマシンの開発に成功したおれは、自宅のガレージで一人で大笑いした。そうだ、一人ぼっちだ。研究に没頭するあまり、女も友人も離れて行ったのだ。だが、この偉業が世に広まれば、金も名誉も女も飽きるほど手に入るだろう。
理論は完璧だ。マ
シンの完成を確信している。しかし、実証しなければ何の価値もない。ただの洗濯機に似たガラクタ、鉄の塊だ。
さて、それでどこへ向かうかは前々から決めていたので、悩む必要はない。おれはさっそくタイムマシンに乗り込み、座標をセットし、起動させた。
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最終更新:2024-06-22 14:00:00
2605文字
会話率:6%
「おい、おい、どうした?」
「え?」
「なにボーッとしてんだよ。頼んでたものは? ほら、早く出して」
「えっと……」
「やってねーのかよ。はぁ……マジなんなんだよ。眠くなるなら昼飯なんて食うなよな、はーぁ」
先輩はそう言うと舌打
ちをして離れていった。眠く……なっていたのか。確かにボーッとしていた。寝起きのような感じだ。おれは寝ていたのか?
『ひどいですねぇ。あの言い方はないと思いますよ』
背後から声がし、おれは驚いた。後ろを振り返ると、そこには白衣を着た男がいた。おれが「誰ですか……?」と訊ねると、男は「わかってるくせにぃ」と言うように、ニヤリと笑った。ああ、確かにそうだ。おれはこの人に見覚えがある。
「えっと……そうだ、医者。ああ、先生じゃないですか」
『ええ、まあ。医者ではなく、心理カウンセラーですがね』折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-01 11:00:00
4144文字
会話率:50%
政治的発言をsnsに載せれば、炎上要因としてネットニュースのコタツ記事に切り取られ、炎上する中堅作家の高山、ネットニュースの生贄になったが故、どんどん周りの人が離れていき、自分の意見が、通らない憤り感じてたところに、高山を尊敬するという、若
手の超売れっ子作家が高山の元に訪れる、その作家が持ちってきたものは、念じた相手に不幸を与える水晶だった、高山が心から嫌う、政権与党の黒い噂の絶えない黒幕に念をかけて、消さないかと持ちかける作家とその本当の目的とは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 21:00:00
11180文字
会話率:18%
転生したら最強種のドラゴンだった!?
子供達を残し死んでいった男は、女神により超絶ハイスッペクの竜に転生。
転生早々、出会いとトラブルに見舞われ救世主扱い!?
助けた子供達は皆とんでもない成長をしていくが、お父さんから離れてくれない!?
「
ええい子供達よ、巣立ちなさい!」
「「「やだ!!」」」
巣立ったと思いきや、とんでもない存在になっていき、俺の偉大さを語り回る始末!!
そうするとあらま不思議、みなから『竜王様』と崇められるようになりました。
これは、彼が『竜王』と呼ばれるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 00:00:00
90228文字
会話率:31%
ある異世界で生きるアーベル。アーベルにはある秘密があった。何故か彼は地球での記憶をそのままに転生していたのだ。
彼の地球での一生は、仕事ばかりで家族を顧みず、そのせいで彼の周りからは人が離れていき。最後は1人きりで寿命を終えるという寂しいも
ので。
そのため新たな人生は、家族のために生きようと誓い、そしてできるならばまったりと暮らしたいと思っていた。
そんなマーベルは5歳の誕生日を迎え、神からの贈り物を授かるために教会へ。しかし同じ歳の子供達が、さまざまな素晴らしい力を授かる中、何故かアーベルが授かった力はあまりにも弱く。
だがアーベルはまったく気にならなかった。何故なら授かった力は、彼にとっては素晴らしい物だったからだ。
その力を使い、家族にもふもふ魔獣達を迎え、充実した生活を送っていたアーベル。
しかし変化の時は突然訪れた。そしてその変化により、彼ともふもふ魔獣達の理想としている生活から徐々に離れ始め?
これはアーベルの成長物語、いやいや彼のもふもふ達の成長物語である。
※こちらの作品はアルファポリスにて先行して書いております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 20:16:31
167484文字
会話率:49%
親も幼馴染で子供の私たちも幼馴染だった。
小さな頃から本当に仲良く育ってきた。
学園に通う年になって学園に向かうのも一緒に向かった。
寮の部屋も一緒になってクラスも同じならいいのにと思っていた。
アレッサとクラスが離れてしまう。
2年生にな
るとアレッサとはクラスも寮の部屋も離れることに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 17:00:00
5204文字
会話率:24%
「私のこと好き?」と聞くと「好きだ」と答えてくれるけれど、思いの重さが違うようにしか聞こえなくて、目を伏せてしまう。
それがきっかけだったのか、だんだん二人の距離は離れていってしまう。
最後に「私のこと好き?」と聞いた日は、何の答えもな
く、私は逃げ出すしか無かった。
父に、縁談を進めてもいいと伝えると、話は簡単に纏まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 17:00:00
2451文字
会話率:10%
この子は俺の娘、だ、よ、な?
最終更新:2024-06-19 08:41:38
1785文字
会話率:19%
とある山奥の村に住む青年アレンは、両親と妹と弟と平穏な毎日を過ごしていた。
世間では突如として「魔王」を名乗る軍勢が現れ侵攻を進めていたが、彼らの村にはその魔の手は及んではいなかった。そんなある日、村に勇者一行が訪れる。
魔王を討つために世
界中を旅しているという彼らを村人たちは盛大にもてなした。
その夜、村が大火に見舞われる。村を離れていたアレンは難を逃れるが、村は全焼し両親は死亡。
弟は全身に火傷を負い瀕死の重体、妹は行方不明になっていた。
全てを失い途方に暮れるアレンの前に、一人の男が現れる。
勇者一行を追っていると言うその男は、アレンにこう告げる。
「この火災には勇者一行が関係している」
最後に笑うのは勇者か、村人か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 09:00:00
500311文字
会話率:51%
家族と離れて暮らす芳は家族の為に仕事にいそしんでいた。
しかし、突然得体の知れない少女に出会い、気に入られてしまう。
彼女の正体は何か?
彼女と出会ってからいつもの日常が恐怖に変えられてしまう。
最終更新:2024-06-16 19:32:56
10302文字
会話率:45%
いつか気づいても絶対に気づかないで_。
高校二年生の春崎蒼太(はるさきそうた)と神田柊(かんだしゅう)は小学生の頃からの幼馴染。鷹槻高等学校に進学し、蒼太と柊はクラスが離れてしまう。入学当初、口調が悪く人相が悪い柊は周りから怖がられてしまう
が、同じクラスの鹿島乃亜子に救われ、友人になる。蒼太は柊のクラスに足繁く通っていたため柊と仲が良い乃亜子とも仲良くなり三人で過ごすことが多くなっていた。柊は自分を助けてくれた乃亜子の事が好きになっていき…。
高校一年生が終わる冬のある日、乃亜子は蒼太に告白し恋人同士となる。柊は二人の前では「おめでとう」と言うが、まだ心に諦めはついていなかった。高校二年生にあがったある日突然、柊は蒼太から呼び出されてキスをされる。柊の気持ちは蒼太にバレていて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 14:00:33
3438文字
会話率:57%
とある王国の外れにある館に住まう魔女、リーエル・エルメスト。
彼女はスローライフを望む魔女であった。
しかしそんな折彼女は王命により魔物避けの魔道具の制作を依頼される。
魔道具を1夜で仕上げ納品した彼女だったが寝不足が祟りここで痛恨のミスを
犯し彼女が望むスローライフとはかけ離れて行ってしまう。
彼女の行く末はどうなるのか、彼女の願いは果たして叶うのか。
スローライフを送りたい魔女のドタバタ日常系ファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 23:09:53
459文字
会話率:7%
ルベリオ王国第一王女、シャンテル。
彼女は友好関係の冷めた元敵国の血を引く王女だった。
父は夜な夜な城を抜け出して愛人の元に向かい、公務は殆どシャンテル任せのダメ国王陛下。
ルベリオ王国唯一の妃、バーバラは何かにつけてシャンテルに手を上
げる。
そして、バーバラに甘やかして育てられたシャンテルの異母妹、ジョアンヌ。
シャンテルを見下す彼女が社交界に出ると、その容姿と彼女の話術によって、シャンテルから虐げられている事になっていた。
そんな酷い家族を見捨てる事ができないシャンテル。
だけど、離れて暮らすある人に、“国を見捨てて良い”と言われて、シャンテルは心が揺さぶられた。
そして極めつけは、他国の皇子の一言だった。
「だったらそんな国、一度ぶっ潰してしまえばいい」
その時、シャンテルが下す決断は────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 18:40:21
125548文字
会話率:41%
スキルのある世界で手に入れた【自己継承】のおかげで記憶や身に付けた事は忘れる事は無い男が本作の主人公。
ただし生まれ変わって直ぐに記を取り戻せる事は無く今回の世界では40歳を超える中年になってから記憶が蘇って来た。
武具店の店主だ
った私はそのまま平穏に暮らそうと思ったが欲をかいて一人の男を回復魔法で助けてしまった事から平凡な生活とかけ離れて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 08:05:00
22216文字
会話率:53%
5年振りに再開した学生時代の後輩。
「あー…、このままいれば先輩は俺のものなのになぁ…」
溢れ出した歪んだ愛に侵されていく。
最終更新:2024-06-07 18:00:00
1042文字
会話率:69%
「今日から、この子はお前の妹だ」
背中に大きな翼を持つ鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。
「人の子が、ボクの妹!?」
「この子の世話は、お前にまかせた」
父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。
「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」
それも、よりにもよって、人の子なんて!
鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。
そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。
イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?
「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」
しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。
鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。
「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」
少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。
彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。
メドリには、なにか秘密があるようで――!?
はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 16:00:00
88466文字
会話率:36%