この国の人たちは、春が好きで、夏が好きで、秋が好きで、でも冬だけは嫌いです。
冬は寒いので、家から出たくありません。
冬は雪が降るので、歩きにくいです。
冬は色がないので、つまらないです。
みんな冬が大嫌いで、あたたかくて色鮮やかな春を
待ちわびています。
それなのに、今年は春が全然やってきません。
どうすれば嫌いな冬が終わってくれるのでしょうか?
※ 小説家になろうの企画「冬童話2017」用に書いた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 12:09:07
7320文字
会話率:31%
あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
しかしある時、冬の女王様がいつまでたっても塔か
ら出てきてくれなくなってしまったのです。
このままではいつまでたっても冬が明けません。そうなれば、植物は育たず、それを食べる動物たちもやせ細り、じきに食料もそこを尽きてしまいます。
そこで事態を重く見た王様はお触れを出しました。
『冬の女王様を塔の外に連れ出すことができたものには褒美を与える』
お触れを見た国の人たちは、こぞって冬の女王様を塔の外に連れ出そうとしました。何人も何人も、連日のように多くの人が塔まで向かいました。しかしどれだけお願いしても、冬の女王様は塔から出てくれません。
人々はたいそう困りました。このままでは飢え死にしてしまう。人々は思いました。早く冬の女王様に塔から出て行ってほしいと。
これは、いつもよりちょっとだけ長い冬のとあるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 08:39:00
9093文字
会話率:67%
この国には四季と共に季節の王女様が、歌声に乗ってやってきます。しかし、ある時春の王女様が一向に来ないまま、国が冬に包まれてしまいます。
もう、この国には春が訪れないのでしょうか。
さあ、みなさんも春を呼ぶお手伝いをお願いします。
最終更新:2016-12-16 06:48:57
3046文字
会話率:28%
あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。
女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。
そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
ところがある時、いつまで経っても冬が終
わらなくなりました。
冬の女王様が塔に入ったままなのです。
辺り一面雪に覆われ、このままではいずれ食べる物も尽きてしまいます。
困った王様はお触れを出しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
冬の女王を春の女王と交替させた者には好きな褒美を取らせよう。
ただし、冬の女王が次に廻って来られなくなる方法は認めない。
季節を廻らせることを妨げてはならない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この物語は、とある従者の少年ハルと冬の女王の出会いの物語。
冬の女王様を説得し、塔から連れ出そうとするエピソードとなります。
果たして女王様はハルの説得に従ってくれるのか、それとも、何か別の方法で女王様を連れ出すのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 06:15:28
10673文字
会話率:46%
■◇■季節廻る国の童話■◇■
妹が好きな童話は中途半端。
兄のヘイミッシュは図鑑の方が大好きです。
でも、図鑑にのっていることをいろんな土地にでかけていって調べるうちに、童話の続きに出会います。
童話の続きを知ったとき、この国の真実が明
らかになるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 03:00:00
23603文字
会話率:61%
あるところに、春・夏・秋・冬それぞれの季節を司る女王様がおりました。
女王様たちは決められた期間、交替で天の塔に住むことになっています。
そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
ですがある時、いつまで経っても冬が終
わりません。このままでは春が訪れず季節も廻らなくなり、この国は寒さに包まれ作物も植物も育たなくなってしまいます。
そこである一人の放浪者と相棒の妖精は事件解決のために立ち上がります。
そしてこれは調査のうちで出会っていく女王様達と奮闘していく物語。
冬の童話祭2017提出予定作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 02:47:40
16451文字
会話率:58%
石畳の地面の上、大きな噴水の横に座る赤い帽子のオジサンを囲んで
14人の子供たちが座っていた。
「じゃあ、そろそろ本を読みましょうか。」
そう言ってオジサンは、分厚い本を開いた。
オジサンが、読み聞かせてくれるのは、この王国の女王様達の話
。
流血座他は多分ありません。平和な王国の多分平和な話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 01:43:41
6267文字
会話率:36%
あらすじ
___ねえ! 聞いてよ! 今日は朝からサイアクなことがあったの!!
冬の姫様は今日も元気だ
最終更新:2016-12-16 01:12:03
4101文字
会話率:25%
あるところに、冬がずっと続いている国があった。
原因は近くにある塔から、女王が出てこなくなったこと。
その女王を外に出した者に王様から褒美が出る、と聞いた少年と少女は塔へと向かう。
最終更新:2016-12-16 01:08:40
6902文字
会話率:36%
長い冬を終わらせるべく、王がおふれを出した。
それを知った国の外れに住む青年は冬を終わらせるべく冬の女王の元へと向かう。
そこで青年が出会ったのは、暗い目を持った狂気の女王だった――
冬の童話祭2017参加参加作です。お題使用してます
最終更新:2016-12-16 00:04:27
7905文字
会話率:31%
冬の女王が塔から出てこなくなり、春の女王が現れない。
王様がお触れを出したものの、季節は巡るのか。
冬の童話祭2017出品作です。
最終更新:2016-12-16 00:00:00
3452文字
会話率:34%
四季豊かな国がありました。それは1つ1つの季節を統べる女王様が塔で祈りを捧げてるからです。
しかし、突然、冬が終わらなくなってしまいました。困り果てた王様は国民たちにお触れを出し、季節を廻らすようにと命じました。
一方で、この国では“命運の
噂話”という噂話が密かに囁かれていました。季節の女王様たちについての噂話です。
女王様たちは本当は存在しない、とされる噂話。
お触れを見た1人の青年は、“命運の噂話”を確かめるため、1人、塔へと向かうのでした。
好奇心は、やがて宿命へ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 22:00:00
4008文字
会話率:0%
少年探偵団を結成している三人の少年。ある日登山中に夏の雪に襲われて……異世界へ転移。そこは冬が終わらない世界であった。
最終更新:2016-12-15 18:24:00
2999文字
会話率:32%
冬の女王のお話です。
最終更新:2016-12-15 17:36:51
8662文字
会話率:13%
冬童話2017参加用作品です。
精霊と契約をした人の子は人の子の王となり四季の塔の守り人になった。それから時が過ぎ……
王の住む王都から遠く離れた北の村に一人の少年、彼の友達は白いほわほわの雪玉だけ。そんな彼にある日... ...
最終更新:2016-12-15 17:04:17
17224文字
会話率:50%
ある国では冬の女王様が長い間、塔から出ないために冬が長くつづくじょうたいになっていました。とある少女がそれを聞きつけて王様に会いにいきます。じじょとして王宮にお勤めしながら、やっとのことで王様と冬の女王様に会います。
魔女の呪いのせいで病気
になり塔を出られない冬の女王様のかわりに魔女のすむウェイント山に少女は向かうことに。仲間たちとともにウェイント山にたどりついた少女でしたが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 12:14:10
9795文字
会話率:43%
瀬戸内海に浮かぶ四つ門島に聳える四重塔「四つ首塔」には古来より続く習わしがある。嘗てこの地で惨殺された四人の落ち武者の霊を鎮めるため季節ごとに若い娘が塔に籠もってきた。が、近年の過疎化でなり手がいない。
父親が四ツ門島出身という理由で次
の生け贄に指名された女子大生足立ねねは、家をゴミで囲ってまでして役目を避けてきたが、ラーチャー&スミスバーニー探偵社が撤去したせいで、塔に籠もるよう迫られる。彼女にギャンブルで負けた女性アシスタント探偵は、身替わりとして塔に籠もる羽目に。シリーズ第七弾。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 12:13:18
36318文字
会話率:40%
「冬の童話祭2017」と「夏のホラー2016」が奇跡のコラボ。ラーチャー&スミスバーニー探偵社に保育園からお遊戯会のお手伝いの依頼が来る。本番中、春の女王役の子供が裏野ハイツに行くと言い残し控え室から消え失せた。そのため冬の女王は塔から出ら
れない。このままではお遊戯会は台無しになる。探偵は忌まわしい記憶のある裏野ハイツに向かうが……。地の文を話す迷探偵シリーズ第六弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-08 19:15:27
36208文字
会話率:46%
季節巡りの国は、4人の王女が交代に塔を訪れることで四季が巡っていました。しかし、ある年、いつまでたっても冬が終わることなく、春が始まることがありませんでした。
どうすれば春が訪れるのか、王様たちが考えていると一人の黒い人間が訪れたのです。私
が王女を連れ出して見せようと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 12:00:00
4102文字
会話率:57%
冬が、終わらなくなった。
娘は、旅立つ。
隣の四季巡る国へ。
……出稼ぎでもあるけれど。
失敗しても、それならそれで豊かな四季巡る国で稼げば良かった、幸いにして娘には手と足がある。猫みたいにのんびり屋さんにはなれない私は、ただただ願う。
幸せであれ、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 11:40:23
13243文字
会話率:30%
ある王国に、季節を司る女王様がおりました。ソル・エ・ユニク女王様です。
春、夏、秋、冬、それぞれの姿の女王様が塔で暮らす間は、その季節が続くのです。
ところがある年、いつまで経っても冬が終わらなくなりました。
『冬の女王を春の女王と交替させ
た者には好きな褒美を取らせよう』
王様がお触れをだしましたが、一向に春はやってきません。困った王様は、女王様の塔へ向かいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 11:00:00
4119文字
会話率:40%