中世。
世の中が未だ十分には発達していなかった時代。人がまだ自力で文字を書き記すことが出来なかった世界。
国は大きく5つの大国に属していた。
倭国。弐国。泰国。師国。倵国。
その一角で巻き起こる事件とその周辺の人々の模様を描く。
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Side:とある賊を追いかける少女の話
最も歴史が長いとされる大国。倭国。
此の国には、最近巷を騒がせる一人の盗賊がいた。
名を烏賊(うぞく)。
毎度、新月の夜に烏のように真っ黒な装束で街を飛び回るその姿を模してその名がついたという。
そして、とある町に烏賊を追いかける一人の少女がいた。
これは、烏賊と少女、その周囲の人々が織りなすちょっと数奇な捕り物帖。
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Side:事件に巻き込まれたとある男の話
男は小さな町の方隅で探偵事務所を営んでいた。
何事もない穏やかな日々を過ごす男の前に、初恋の女が数年ぶりに突如姿を現す。
女は男に秘密の依頼ごとがあるというのだが…。
とある男ととある女の出会いから、事件は始まる。
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ダブル主人公で並行してそれぞれ物語を展開していく予定です。
この作品はノベルアップ+にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 15:06:02
666文字
会話率:6%
東京の小さな町に住んでいた少年・八辻ヒロは、学校でのイジメを苦にビルの屋上から飛び降りた。飛び降りる途中で意識を失くし、金輪際目覚めることはないと思っていた矢先、突然視界が開けた。
なんとそこは異世界、それも日本の平安時代にそっくりの世界で
、ヒロは「平安貴族・六辻寛嗣」として転生してしまっていたのだ。
ただ、「陰陽術」という魔法のようなものが実際に使えることは現実世界と大きく異なるところであった。
貴族としての生活にもがき苦しみながらも慣れてきた頃、ヒロは想像よりはるかに劣悪な庶民の生活を目にする。彼は貴族という地位にかまけて前世での苦しみから解放されたかのように堕落した生活をしていたことを心底悔やみ、この時、彼は今の腐敗した日本政治を正すことを決意したのだ。
一方その頃、ヒロの町に住んでいた少年少女たちもこの世界に転生していた。
ごく一部の人間にしか使えない「禁忌陰陽術」に目覚めたヒロは、自分と同じ町から転生した少女や、志を共にする偉人たちと共に、現代知識と陰陽術を駆使して摂関家や強大な敵たちに立ち向かう。
現実世界と異世界の交錯の果てに、何があるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 18:00:00
1107文字
会話率:19%
山あいの小さな町、白鳥市に転居してきた新米住人・来生優衣は恋愛することに怯えながら派遣社員として暮らす独身OL。これから新天地で新たなスタートを切ろうと意気込んでの初出勤の日、これからお世話になる会社に入る直前に言われた持ち場は経験のない営
業職。慣れない仕事に悪戦苦闘しながらようやく覚えてきた頃に、忘れかけていた元カレに似た年下の上司が現れて・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 17:24:20
247991文字
会話率:30%
大帝国の国王、女王は残酷無慈悲で有名だった。その息子が生まれ国民は、不安に苛まれていた。
その、帝国の小さな町にシャイニーという5歳の少女が義父母の理不尽な要求に応えながら、静かに暮らしていた。シャイニーは町の入口に捨てられていたところを町
長に拾われ、町長は、年が年なので、町の誰が引き取るか揉めた結果義父母に引き取られた。
そんなある日、夜、一人の少年に出会った。仲良くなって行き、互いになんてことない話をした。それから一か月のその朝…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 21:00:00
1462文字
会話率:43%
人口300人ほどの小さな町である珍事が起こった。ピタリと雨がやんでからというもの、多くの住人が口をそろえて「カエル人間を見た」と言うのである。商人そっくりの姿から、人々はカエル商人と呼ぶようになる。
町で暮らす2人の兄妹はそんなカエル商
人に興味津々で、新聞記者でカエル商人を追っかける父が留守の間、兄は「僕らも見つけよう!」とカエル商人探しを計画する。2人は町に繰り出し、町で不思議な落とし物があったという話を聞く。家に帰ると鍵をかけたはずのドアが開いていて、ポスト口をのぞいてみると……ギョロッと大きな目が二つのぞいていた。カエル商人と出会った兄妹は、彼を元の世界に戻してあげるために奮闘する――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 11:44:30
7846文字
会話率:61%
小さな町に、不思議な喫茶店がある。
なんでも、客が望んだ夢を見せてくれるという───。
───「バク」。
この店名には、どれ程の想いが込められているのだろう……。
今日も店のベルは鳴る。未だ叶えられない夢を見るために───。
はじめまして、小梅(こうめ)と申します。この作品をもって、初投稿となります。今後応援していただけるととてもうれしいです。
小さな町にポツリとある喫茶店って、なんかロマンがあるなぁ、という思いと、バクという架空の動物にすごく興味が湧いて、この作品を書きました。
もし、この作品をいいなと思っていただけたら、お気に入り登録、評価よろしくお願いいたします。
※誤字脱字等がございましたら、報告お願いします。
※この作品は、「pixiv」サイトとの、重複投稿になっております。
参考文献:受験脳の作り方 脳科学で考える効率的学習法/池谷 祐二 (新潮社)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 14:42:32
1583文字
会話率:40%
山の中にある小さな町に住む男の子と近所でお店を営むお婆さんとの心温まるストーリー。
お婆ちゃんが大切にした事は一体なんだったのか…?
最終更新:2021-03-30 23:37:16
10505文字
会話率:33%
祭りの夜、その小さな町は一人の少女によって滅ぼされた。
生き残った町の少年イングは、街の人たちの仇を討つことを誓い、家を出る。
しかし彼は、自分の思いとは外れた状況に巻き込まれていく。一人の少女を巡った、20年前からの因縁に。
これは、後
に「魔女」と呼ばれることになる少女の誕生の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 09:45:35
28368文字
会話率:57%
小さな町で起こった、恐ろしいお話。
最終更新:2021-03-13 07:32:16
2282文字
会話率:33%
小さな町、オダワ町でのできごと。
【稀能者】ノワールは、その(針を操る)能力を隠しながら、
医師として、つつましく生活している。
だが、根っからの『お節介』な性格もあり、だれから頼まれたわけではないが、
病気を治し、けが人を癒し、そして盗賊
団を撃退し・・・。
今日も、困っている町の人々のために、暗躍する。
【重複投稿】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 16:09:46
15040文字
会話率:27%
災いを被った者である被災者。それは、なにも大きな災害に遭って苦難を強いられる人々だけを指すのではなく、実は人は生まれた時から死ぬ瞬間まで、被災者なのではないか。我々は、日々何かしらの禍を被っている。心の中をもし窓ガラスのように覗けるとした
ら、チクチク刺されたトゲだらけでびっくりするかもしれない。自分自身の力でそのトゲを抜く勇気と力と経済力を持っている人など世の中にどれだけいるだろう。平和な毎日とは何もない状態、それがふつうで当たり前。でも実はサーカスの綱渡りみたくふつう(・・・)という細い綱の上を危なっかしく歩いているだけで、いつそこから転落してしまうか誰も分からない。大きな網の目のセーフティーネットからもこぼれ落ちてしまったら、人はどうして生きていったらいいのか。ある災害が起こって、そこに集まったボランティアたち、愛知県の小さな町で代々続く酒蔵を営んではいるが、親から譲り受けた家業を判で押したようにこなしているだけで、ボランティアをして人助けをすることだけが生き甲斐のような蔵元杜氏、各地で災害があると、まるで一時保護施設のように避難所に潜り込んで、一宿一飯の恩義でボランティアをしつつ、老母の年金で食い繫いでいる無職の中年男、日本の社会の中で苦悩する外国人留学生の悲哀、被災者であるろう者の生き難さ、認知症の家族を抱えた葛藤、そして彼らを支えサポートする社会福祉協議会の男性の様々なストレスなど、ふつうに生きたくても、そのふつうが出来なくて、もがきながらもそれでも生きている人々の有り様が各章に分けて描かれています。人が人として人を助け、その温情に人として『ありがとう』と感謝の念を持つ。最後に残るのは、お金でも権威でも損得でもなく、人の心であると信じたい。
毎日は皆忙しくて、時間と時間の狭間でどうにか生きているようなもので、時間があればスマートフォンだって覗きたいし、名のある作家ならともかく、無名の者が書いたものなど眼を通す奇特な方などいないかもしれませんが、もしよろしければチラリとでも見てもらえるとほんとに嬉しいです。コンクリートのように硬くて重い物語ではなくて、笑える要素もあるので日常の息抜きにでも読んでもらえれば幸いです。保育園の頃、お寺のお堂で正座をして両手の親指と人差し指をくっ付けて三角を拵えてお辞儀をすることを覚えました。どうかよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 00:00:00
57179文字
会話率:7%
都会から程遠いその小さな町には、夕焼けが消えた町、という怪談があった。
その怪談によれば、夕焼けで真っ赤な空が黒に染まった時、町に災いが訪れるという。
取材のためにその町を訪れた男は、その怪談にまつわる真相を知ることになる。
最終更新:2021-03-01 03:18:02
11611文字
会話率:16%
記憶を失った少女レノアと隻腕の保護者ロイド。
束の間の王国と帝国の休戦、平穏は嵐の前の静けさのように、少女と保護者は小さな町でひっそりと暮らす。保護者がとある依頼の為に町を出ている時に、少女の運命は夢に導かれ動き出す。大切な人を守るために、
創造の神へ手を伸ばす少女レノアと大切な人を守るために、破壊の神へ手を伸ばすロイド。血の宿命は二人を引き離す。互いの神に隠された過去は知れず、創造神と破壊神の争いは世界を巻き込む。
お互いに守りたいものの為にその強大な力をぶつけ合い、混沌とした時代の幕が開けた。創造神の力で世界には魔力が満ち、破壊神の力で世界に魔物が放たれる
魔力という武器を手にした人間は己の欲の為に動きだし、世界を切裂く大戦争へ。世界に魔法が生まれた時、混沌の時代の行く末は光か闇か·····それとも?
創生の魔法使いと破壊の魔法使いは己の望む未来へ向けて走り出した
長編ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 19:11:42
200135文字
会話率:56%
とある小さな町で起きたこと──
最終更新:2021-02-20 00:42:23
3170文字
会話率:51%
とある国の片隅の、小さな町工場の物語。
最終更新:2020-01-20 00:24:14
2517文字
会話率:42%
小さな町で生まれた少年は、父と母にも嫌われた。
産まれたその日から少年は生きる意味を失った。忌み子として牢に入れられ、暴力を受け、食事も碌に摂らせて貰えず、生きているのかすら分からぬ状態だった。
そしていつしか、少年は生きる事を諦
めようとした。同じ忌み子の少女と出会うまで…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 08:00:00
366941文字
会話率:56%
小さな町から外れた丘に、ポツンと建った一軒家。
そこに住んでいる俺、年齢は公表を避けるが、まあいい歳したオッサンだ。
そんな俺ののんびりとした休日の昼間、『それ』は突然やってきた……
「あなたは、勇者の候補として選ばれたです!」
はあ? なんで俺がこんな目に……
ひょんなこと(?)から、勇者の候補に選ばれてしまったオッサン。はたして彼は、体の老いと戦いながら世界を救うことが出来るのか――!
腰痛めるから! 体にガタが来てる! 待って! 俺の体はそんな方向に曲がらないから!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 01:43:26
2423文字
会話率:47%
小さな町に暮らす小学生の小葉と太一
普段雪が降らない所に雪が降ると願いを叶えてくれる
という雪の国が出現すると小葉から聞いた太一はバカにしながらも
小葉が本当の意味で笑いたいと聞き
とっておきの場所に連れていく
そこには、さがしていた笑顔が
あった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 00:02:59
1183文字
会話率:66%
街道沿いの小さな田舎町にある冒険者ギルドで鑑定員として働くアデリーは、平和な田舎町に不似合いな凄腕鑑定員である。役立たずだとパーティや大都市を追い出された通りすがりの冒険者や人材を見逃さず、彼らを町の発展に利用していく。
けれども彼女は見え
すぎる鑑定スキルを持つが故に実生活では恋愛も結婚もできない干物女と化していた。
そんな彼女と周囲の人間が織りなす、小さな町の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 12:00:00
56560文字
会話率:34%
小さな町に住む、不思議な雰囲気を持った少年はただただ気だるげに過ごしていた。
「つまらねぇ」と少年はつぶやく。その言葉は夜の空気に吸い込まれた。
キーワード:
最終更新:2021-01-02 04:00:00
110441文字
会話率:54%
にぎやかな街で 女の子が生まれました。
そのあかちゃんが ちぃちゃんです。
ちぃちゃんは にぎやかな街のようちえんに一年通ったころ 小さな町に ひっこしました。
最終更新:2020-12-18 00:00:00
1506文字
会話率:6%