とある武士が、腹を切った。
力及ばず、愛する姫も、忠誠を誓った殿も、尊敬する師も、誰ひとり守れずに火中にて果てた。
しかし、その生は終わらず。
武士は、異世の地にて河童へと転生を果たしていた。
だが、転生した所で何がどうなる。もう何もあり
はしない。
途方にくれる河童武士。そんな彼の前に現れたのは、獣の耳を生やした珍妙な少女。
少女は語る、とある伝承を。
この地のどこかに「あらゆる奇跡を望むまま引き起こす超兵器」が隠されていると。
その超兵器を見つける事を口実に冒険したい。楽しそうだから。
なので豪力の妖怪と名高い河童である河童武士に、冒険のお供をして欲しいと打診してきたのだ。
――もし、河童としての脅威的な膂力を保持したまま、あの日に……全て失ってしまったあの恨めしい運命の日に戻れたならば――
河童武士は願望を抱き、それを叶えるため獣耳少女と共に歩み始める。
その世にて、河童武士は終わったはずの運命に挑む。
例えそれが、夢幻の泡沫を掴む様な話だとしても、その歩みを止める事は無い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-05 20:02:58
169743文字
会話率:40%
だれにも同じ世界をみたいと思うほど、愛してる人や尊敬する人がいると思います。
同じ世界にたつために、同じ運命をたどる。
人間関係の話です。
最終更新:2018-02-03 21:12:30
421文字
会話率:5%
過去のトラウマから人間不信になってしまった望月くん。
ライトノベル作家である彼は、過去の失態を生かして高校生活では絶対に本性を知られないように生活してきた。
こんどこそ、そう期待していた彼は不運にも周りの人間に正体を知られてしまう。
もう周りには敵しかいない。完全な四面楚歌状態だと思い、彼の挙動不審は勢いを増す。
が、周りの人間は彼のことを毛嫌いなどしていなかった。
勘違いする彼と彼のことを尊敬する周りの人との間に生まれる溝が今日も彼らを振り回す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-04 02:22:22
11201文字
会話率:22%
主人公・秋山の尊敬する上司の木佐貫が社内でパワハラを受けて自殺する。
秋山はパワハラの加害者、大久保を殺害することを決意する。
殺害は成功するのか?また、大久保の殺害に伴い、秋山は新たな決意を抱く
最終更新:2017-11-14 20:00:00
5870文字
会話率:14%
大道歩(オオドウアユム)はいじめられていた。
友達はできない。誰も自分を助けてはくれない。
でもいつかむくわれると信じて尊敬する祖父の言葉に従い続けた。
そんなある日歩は轢かれそうな人を助け死んでしまう。
彼の人生は終わりを告げた。が、同時
に始まりを告げた
「……やっと始まる」
ひたすら前向きな歩に、どんな出会いが待つか
(文才/Zero&不定期確定&趣味上げ。気楽に……)
ヒロインは作者の趣味全開なのん(出るまでかかりそうな)
更新。一部設定変化あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-17 00:36:37
28776文字
会話率:29%
主人公の夢は画家で成功する事。アルバイトをしながら寄宿所付の絵画教室で腕を磨く日々を過ごしてきた。彼の絵を評価する人が増え上手くいってきた矢先、トラブルが起こる。尊敬する先生が彼の作品を盗作していたのだ。憎しみ悲しみもどかしさ…色々な気持ち
を消化するため彼は先生と自分の絵のいくつかを裏庭に持ち出し焼いてしまう。そしてそのまま寄宿所を出て行った。その後別の地で絵を再開した頃、自分の火の不始末で先生が亡くなっていた事を知る。火事で処理されていたので捕まる事はない。罪に囚われ葛藤する日々。自殺も考えたが心を休めるため大好きだった地元のあの場所へ向かう事に。だか、そこは盗作された絵の元となった場所でもあった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-15 18:40:25
1634文字
会話率:67%
君に恋した十一歳の秋。問題は山積みだけど、とりあえず前だけ見てく――
少年が恋をした相手は、最高に訳ありのお姫様で、彼女が好きなのは、彼の尊敬する義兄さん(文句なく、超絶カッコいい人)で、最初から勝負はついてるのかも知れない。でも、それで
も、好きなものは好きなんだから、諦める理由なんかいらない。
男の子が、背伸びしたり、突っ張ったり、自分の未熟さにがっかりしたりしながら、それでも真っすぐに頑張るお話です。
七星覇王伝のスピンオフ。本編第8話のエピソードを星海と梗琳主従の目線で書いた別バージョンです。本編読んでいなくても、大丈夫なように書いてありますので、気軽にお楽しみ頂けたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-05 10:37:39
126152文字
会話率:45%
尊敬する傑人たちは皆その街から出てしまったが、かえってその事実が美しくさせているだろうことも識ってゐる。
最終更新:2017-09-16 21:30:12
291文字
会話率:0%
子気味のいいテンポ感が見所
最終更新:2017-09-16 20:46:44
210文字
会話率:0%
ウルヴァリン、すなわちローガンを尊敬する高校生、渡辺 悠斗はある日、餅を喉に詰まらせてしまう。意識が遠のいてゆく中、悠斗は死ぬ覚悟をしながらも強くいきる決心をする。――「もう弱いのは嫌なんだ」。その思いを胸に抱き死を迎える。
そして目が覚め
ると悠斗はソーヤー家の3男として生を授かる。悠斗の産まれた世界は<ステータス>や<スキル>などのある世界で稀少な<ユニークスキル>として【ウルヴァリン】を授かる。強大な力を得た悠斗こと、マイケル・クルガ・ソーヤーはあのような事を繰り返さないために、また、強く生きる為に異世界を楽しく謳歌する。
ノープロットで創作しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-14 18:10:46
2716文字
会話率:37%
俺には魔力が無かった。
搾りかすレベルの魔力すらなく、そんな俺を愛想を尽かしたのか、幼馴染もクラスで1番強い奴の何処に行ってしまった。誰かを守れる力が欲しくて一人で修行をしている時、師匠に出会った。
その人は脳筋で良く俺とお風呂に入りたがっ
たり、犯罪者みたいな目で俺を見てきたりする変わった人だけれど、俺の尊敬する師匠です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 23:29:30
2051文字
会話率:21%
紋章が少年に刻まれる時、物語は動き出す。
主人公であるグレン少年は瘴気が薄い穏やかな土地で暮らしていた。
しかしそのせいで危機意識もなく、子供達と競争するため近くの森へと入ることになり命の危険に晒される。
怪我を負ってしまった少年は尊敬する
兄が残した魔法書を片手に、いつか魔法を覚えて兄と同じく王都にある学校へ通うために努力していくことになる。しかし待っていたのは厳しい現実だった。
失意のグレンは祖父と父の稼業を手伝い始めることになるのだが、それがグレンの運命を動かすことになる。
※聖者無双、レベルリセッター、レインスター物語を久しく書いていなかったので、これはリハビリ小説となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-28 18:00:00
27080文字
会話率:27%
数学にまつわる、ちょっと不思議な話。
ある日、火竜のサーヤは尊敬する竜王様からご褒美をもらうことになりました。
ところが、竜王様は「三つの箱の中に一つだけアタリの金貨が入っている。けれども、あとの二つはハズレとして【自主規制】が入っている
。はたして君は正解を当てられるかな?」とゲームをはじめてしまいます。さらにさらに、このゲームに続々と加わる謎のルールに、火竜サーヤは翻弄され……?
とある有名な数学問題をモチーフにした短編です。
知らない人は、この小説を読んで友達に自慢しましょう。
知ってる人は心の中でサーヤちゃん可愛いと100回唱えながら読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-17 22:23:39
14577文字
会話率:67%
尊敬する兄が文官への登竜門といわれる超難関試験に合格!!家族総出で祝っていたら、え、兄が倒れた…?入学延期はできない…?兄の努力を無駄にしたくない…こうなったら、私が兄の身代わりになります!!!!!!
花嫁コース一直線の自分の将来にモヤモヤ
していた女の子が、男子しかいないエリート文官養成学校であたふたしながら成長したり、兄の親友や毒舌な侍従とドキドキしたりするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-28 00:25:12
266文字
会話率:0%
俺は全てを奪われた。
家族、友人、尊敬する人、恋人さえも。
俺は残りの人生全てを、奴を殺すために生き続ける。
これは、俺の復讐の物語。
最終更新:2017-06-13 19:39:16
698文字
会話率:47%
ミケーレ騎士団長は、三年ほど前からこの王城に棲み着いている道化師のことがひどく気にくわなかった。
自分のことをすぐに揶揄ってくるけれど、本心を見せてくることはない。地声だとしている柔らかいハスキーヴォイスだって、本当に素の声かどうかは分
からない。
真っ白な化粧は厚く、目元を覆っている仮面は曜日ごとに違う色とデザインで、今日は太陽の日である黄色だ。よくふくらんでどこまでが身なんだかもよく分からないダボダボの服と厚底の大きな靴で、風船のように跳ね回り、軽快にタップダンスを踊る。孔雀の尾羽のようなカツラをつけて、実際の身長も、男か女かも分からなかった。
ある日、尊敬する陛下がいきなり「少し遅れての新婚旅行と洒落込もうではないか」と、憧れの王妃と、ミケーレと、謎の少年従者を連れて城から抜け出した。
追ってくる怪しい男たちの目的は?
そして少年従者――道化師の正体は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-04 17:00:05
10902文字
会話率:48%
味覚を通じて情報を提供する全く新しいツール、”カシェット”。大学生、鷹谷秋吾をはじめ、地球上の誰もがこれを当然のように使用していた。だがある日、秋吾は尊敬する父の突然の失踪を境にカシェットに隠された真実へと近づいていく。父はなぜ失踪したのか
、そしてカシェットとは一体何なのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-24 19:03:19
6765文字
会話率:53%
2050年。日本は安定していた………………同時に、停滞していた。
歴史に名を残すような発見や発明や偉業はピタリと無くなり、人々は平均化され、方言すら消えかけている。
現代の教育プログラムは突出した生徒の特長は均し、他より凹んだ部分はそのま
まにする、長所を潰して短所を無視するという人を育てないシステムへと様変わりしていた。意図してそうなったわけではない。いつの間にかこうなっていたのだ。
学徒は教科書をめくり、あまたの革新、革命、改革を行った偉人達を遠くの人のように感じるのみだ。
彼らと同じ人間であるということにも気付かず、感慨なく頭に叩き込むのみであった。
退廃する彼らを見て何かを思う者たちがいた。天国か、地獄か、煉獄か。それともまったく未知の世界か。この世ではないどこかから彼らを眺め、その性格の善悪を問わず一様にこう思い立った。
「このままではダメだ」
その者たちはかつて国を、世界を、常識をあらゆる方法で変えた『偉人』。あるいは人々から忌み嫌われ、死せどなお民衆の記憶にその存在を刻みこんだ『悪人』。
彼らは探求の意思を失くした日本人に憑依し、その行動力と探求心と共に、自身の心の成り立ちから芽生えた『エピソード』と呼ばれる能力を授けた。
彼らに憑かれた者たちは自身に宿った存在を『コヨミ』と呼ぶ。
そして彼らは互いを『コヨミ憑き』と呼び合い、自らに力を与えた存在が共通して与える啓示……「世を変えろ」の声に素直に従う。
大きな暴力を伴って…………
………………注意な………………
なんか一ページごとに区切るタイプの小説投稿サイトでのあれの癖で全部書ききってないのに更新されることが多々起こり得ます。なんか閲覧数稼ぎが目的と思われるのは遺憾ですが、頻繁にチェックをしてくれると嬉しいのだなあ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-21 03:05:21
54358文字
会話率:56%
「正義」誰もが憧れて誰もが夢見るもの。
でも、俺は「悪」を夢見る。「悪」を尊敬する。
「悪」こそ真実。「悪」こそ絶対的な存在だ。
さぁ、「正義」よ
生まれ変わった俺が真の「悪」を見せてやる!
最終更新:2017-04-14 01:15:42
23059文字
会話率:42%
兄の死によって揺らぐ自分自身の思いを実話を元に小説化しています。
兄の死から10年間の話です。
尊敬する兄の死を受け入れられない自分と、
自分の気持ちには関係なく進んで行く時間の流れ。
大切なもの、永遠に誓えるものとはどのようなものか。
自分の思いの強さや弱さを誰かにわかってもらいたいと考え、こちらに投稿させて頂きます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-06 04:38:00
14189文字
会話率:13%