貴族が出てくるお話に当然のように登場する「お茶会」の習慣ですが、実は西洋での歴史は案外と短く、中世にはその習慣はありませんでした。そんな西洋(主にイギリスですが)での茶の普及の話を簡単にまとめてみました。
最終更新:2024-02-07 19:34:56
1763文字
会話率:0%
お茶会の準備中、第一王子から放たれた言葉。「我が婚約者の侍女から除籍する!」というもの。聞いたことのない宣言に、彼の婚約者の侍女であるマレット・マガヨは、時が止まったように感じた。婚約破棄が今の貴族界隈の流行りだと聞いたが、この二人に限って
婚約解消などあり得ない。原因はマレットの予想もしないことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 21:59:33
7153文字
会話率:45%
「お前のような不細工な婚約者がいるなんて恥ずかしいんだよ。今頃婚約破棄の書状がお前の家に届いているだろうさ」
年頃の男女が集められた王家主催のお茶会でそう言ったのは、幼い頃からの婚約者セザール様。
確かに私は見た目がよくない、血色は悪く、
肌も髪もかさついている上、目も落ちくぼんでみっともない。
だけどこれはあの日呪われたセザール様を助けたい一心で、身代わりになる魔導具を使った結果なのに。
当時は私に申し訳なさそうにしながらも感謝していたのに、時と共に忘れてしまわれたのですね。
結局婚約破棄されてしまった私は、抱き続けていた恋心と共に身代わりの魔導具も捨てます。
当然呪いは本来の標的に向かいますからね?
日に日に本来の美しさを取り戻す私とは対照的に、セザール様は……。
恩を忘れた愚かな婚約者には同情しません!
◇ ◇ ◇
本作はカクヨム様、アルファポリス様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 15:00:00
5293文字
会話率:45%
社交界デビューした日から、幼馴染は変わってしまった。
とても優しくて、令嬢から人気の幼馴染。
だけど、私に対しては相変わらず意地悪で、少しくらい優しくてもイイと思う。
そんな彼と王妃様主催のお茶会に出かけることになって。
アルファポリス、エ
ブリスタ、魔法のiらんどにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 09:40:47
5313文字
会話率:48%
王太子ウルリコは政略によって結ばれた婚約が気に食わなかった。それを隠そうともせずに臨んだ婚約者エウフェミアとの茶会で彼は自分ばかりが貧乏くじを引いたと彼女を責める。しかし、見事に返り討ちに遭うのだった。
『小説家になろう』様・『アルファポ
リス』様の重複投稿、自サイトにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 21:12:20
4623文字
会話率:32%
いつもの茶会の席で、セラフィマは婚約者であるイシドル第一王子から婚約解消の申し出を受ける。
好きな子ほど虐めたい少年や恋人の気持ちを試す殿方の不器用な恋は、物語の中だからこそ受け入れられるのだ。それを現実でなせば、それは一瞬で信頼関係
を崩すことになる。
※『小説家になろう』様・『アルファポリス』様に重複投稿、自サイトにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 14:25:47
5655文字
会話率:24%
ある王国に生まれた金髪碧眼な王子はわがままで癇癪持ちでプライドだけ高く嫌われている。婚約者選定のお茶会にあろうことか高位貴族の令嬢は貧乏伯爵令嬢アンジェリーナ以外欠席してしまう。アンジェリーナはそのまま妃教育として王城に軟禁される。その時前
世で読んだ、どSヤンデレ王子に凌辱されたあげく王家の罪を背負わせられ火あぶりにされる救われない小説の王妃に転生したことを知る。死にたくないし、なんなら王子、夫(笑)なんて大嫌いですが、という気持ちで初夜の晩を迎えた。そんなアンジェリーが初夜と王家をぶっ潰すお話です。中世西洋のイメージですが、場所文化などは架空の場所です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 19:00:00
4833文字
会話率:17%
少女は誰も近寄らない墓地の隅にある小さな小屋に暮らしている。普段は年頃の少女と同じように学校で学び、友達とお茶会をし、たまに見かけたお菓子に頬を緩ませる。いつも手に持つ鳥かごと一緒に。
最終更新:2024-01-07 10:25:16
2347文字
会話率:66%
国を治める大魔女の、母親は少々困った性分。
決して悪い人ではないが、時折暴走してしまう。
自分都合の独断と過剰なまでの母性愛。13人居る娘達の恋を散々邪魔した「前科」がある。
そんな母親も昔は大魔女。
強大な魔力で国を護り導く、気高く立派な
女王だった。
しかし。
何故か、彼女には 伴侶 がいない。
大魔女の名を娘に譲った今でも、人騒がせな彼女の傍に夫 と呼ばれる人はいない。
いったい何があったのか?
真実を知る者がいないまま、時は流れ過ぎていった・・・。
大魔女ミシュリーが住む王城に、双子の元魔女が訪ねてきた。
姉妹仲良く優雅にお茶会♡ しかし末妹・ティナの一言で状況は一変してしまう。
「 お父様って、どんな人? 」
勇者、魔道士、遊び人。なぜか姉妹の記憶はバラバラ、父親の姿がわからない。
しかも、人騒がせな母親に至っては、存在すらも 覚えてない !?
これは問題、一大事! 大魔女は調査に乗り出した。
しかし、真実の父を探る姉妹に不可解な事が起き始め・・・。
強く凜々しく時々過激。根は純情でお節介焼きの大魔女様のご活躍♪
お楽しみ頂ければ、幸いです!!!
(番外編が3話くっついてます。大魔女様の結婚初日のお話になります。・・・自分が書きたかっただけです。スミマセン。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 22:00:00
89794文字
会話率:25%
「このままだとソフィーが婚約破棄されて処刑されるぅぅぅ!」そう言いながら飛び込んできた王太子・カインに優雅なティータイムの時間をぶち壊された公爵令嬢・ソフィーリア。そしてソフィーリアは彼からの情報を頼りに転生ヒロインのざまあに成功した。そし
て数日後、二人は再び集まった。「それにしてもカイン様が泣きついてきたときはとうとう頭が壊れたのかと思いましたよ」「それはひどくない!?結局ソフィーだって転生者だったじゃないか!」そう、二人は同じ日本からの転生者だった。こうして、転生令嬢(有能)×転生王子(ポンコツ)の小さなお茶会が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 18:10:04
15789文字
会話率:43%
「博物大名」ってご存じですか?
2023年12月6日放送のNHKBS『英雄たちの選択』が大変興味深い内容で、また拙作『女帝のお茶会』とも多少関わりがありましたので、エッセイにまとめてみました。
最終更新:2023-12-20 09:02:48
3686文字
会話率:0%
公式企画「秋の歴史2023」参加作品です。
1791年。嵐のためアリューシャン列島に漂着し、ロシアでの暮らしを余儀なくされていた日本人の大黒屋光太夫は、帰国の許可を願い出るため、首都サンクトペテルブルクへと赴いた。
そこ(正確には、
南郊の別荘地ツァールスコエ・セロー)で、光太夫は女帝エカチェリーナ二世に謁見し、お茶会に招かれる。
女帝主催のわちゃわちゃお茶会をお楽しみください。
『女王様はロマンの塊』のスピンオフ(?)第四弾です。
※日本紅茶協会様の㏋には、「(大黒屋光太夫は)1791年の11月には女帝エカテリーナ2世にも接見の栄に浴し、茶会にも招かれたと考えられている」と書かれていますが、実際あり得ない話ではないものの、記録が残っているわけではなく、本作は完全に作者の想像です。
光太夫のロシアでの見聞を聞き書きした『北槎聞略』には娼館に招かれた話まで書いてあるのに、女帝にお茶会に招かれたのならそのことを書き残してないはずがないだろう、とかいうツッコミは無しの方向で(笑)。
時期は、6月28日に女帝に謁見して1ヶ月あまり後、8月頃との設定です。
※ロシアの人名は、名と姓の間に「父称(ふしょう)」といって父親の名を表す呼称が入り、これを敬称として用います。アダム=ラクスマンの父親はキリルなので、「キリロヴィチ」といった具合です。いささか煩雑に思われるかもしれませんが、雰囲気を出すために、「アダム」に「キリロヴィチ」のルビを振る、といった表記を用いています。ご了承ください。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 23:30:34
10576文字
会話率:30%
「私、悪役令嬢になりますわ!」侯爵家の一人娘、サヤ・ラシュールが放った一言…
時間を遡り、時はサヤと王太子レドのお茶会の日。サヤはレドに一目惚れしてしまい…?
この作品はカクヨムにも掲載されます。
最終更新:2023-12-17 10:23:32
60365文字
会話率:59%
「メ、メリッサ!ご、5年経ったら、僕と結婚して下さい!」
そう言って顔を真っ赤にしながら、王家主催の大規模なお茶会で伯爵令嬢のメリッサにプロポーズしたのは、幼馴染で5歳年下のぽっちゃり侯爵令息・インディ。
メリッサはインディのプニップニのお
顔とつぶらな瞳が大好きなため、このプロポーズにOKを出した。
しかしあれから5年後、インディはぽっちゃりではなくなり、細身で容姿が美しい細マッチョ男性になってしまったのだ!
その事に不満を拭えないメリッサは、容姿が変わったインディからの再度のプロポーズを思いっきり突っぱねるのだった…。
※最後はハッピーエンドになります。
※「なろうラジオ大賞5」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 10:17:54
998文字
会話率:25%
貧乏子爵令嬢のリネットは、名門侯爵家の嫡男レイクスの婚約者だ。彼女と彼と彼の弟のローリーの三人はいわゆる幼なじみで仲が良かった。
ところが、レイクスは学院に入学してからというもの、王太子の側近候補となったせいでとても忙しくなってしまった
。そのせいで月に一度のお茶会の席でも、彼は難しい専門書ばかりを読み耽り、ほとんど会話をしなくなってしまった。その上うるさいからしゃべるなと言われてしまい、それ以後のお茶会はただの読書会になってしまった。
二年後、彼女が学院へ入学してみると、婚約者がとある男爵令嬢の取り巻きの一人になっていた。
しかも彼女は周りのご令嬢達から、所詮あなたはレイクスの都合のいい女に過ぎないのだから、いい気になるなと色々な虐めに遭う。明るく元気でおしゃべりだった彼女は、やがて無口で暗い性格になってしまう。
両思いだったはずの二人が、悪意ある人々のせいで次第にすれ違ってしまい、リネットは次第にレイクスとの婚約を解消を望むようになる。
しかし王太子の婚約破棄騒動や誘拐事件などに巻き込まれていくうちに、少しずつ隠されていた真実を見つけ出す婚約者同士の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 12:00:00
34127文字
会話率:26%
高位貴族と縁続きになることを狙って引き取られ、男爵令嬢として勉学に邁進する女子生徒と、第二王子の婚約者候補として一番に名前が挙がる公爵令嬢のお茶会での一コマ。いわゆる悪役令嬢ものや乙女ゲーム云々の文脈に乗っかった短編です。
最終更新:2023-12-08 14:56:59
4000文字
会話率:64%
公爵令嬢は、婚約者である王子に告げられる。「婚約をなかったことにしてくれないか」。
それは、来るべき日の「婚約破棄」の一幕を演じるための相談に他ならなかった。
愛してはいませんが臣下としてあなたに忠誠を誓います。
悪役令嬢は忠誠のため王子
と決別します。
王子は正ヒロインと結婚します。
ざまあ、ありません(!?)
同作者による短編「悪役令嬢たちのお茶会 ~ご令嬢は皆、幸せになりました~」前日譚に相当します。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 10:00:00
10583文字
会話率:30%
婚約破棄されました悪役令嬢。 国外追放されました悪役令嬢。 転生者に振り回されました悪役令嬢。 さて、皆で楽しく、お茶をいただきましょう。 最後はもちろん「めでたし、めでたし」。
最終更新:2022-11-08 02:26:08
13162文字
会話率:51%
友情以上、百合未満。
『新しい約束をしよう。きらきら光る約束を。永遠に続く魔法ではないとしても』
たとえば、誰かのためのお菓子を作って、それを食べてくれるところを想像する。もしかしたら、そこが一番ロマンチックで楽しい部分なのかもしれない。だ
って、いざ本人を前にすると、想像してたのとはまったく違う展開になったりするから。
この短編は、本編で「お嬢様の珊瑚」と「野生児のシキ」が知り合ってから約半年後の物語です【本編を読まなくても短編だけで読めます】
【1分で読める本編のざっくりあらすじ】財閥の箱入り令嬢である珊瑚は意に添わぬ婚約を阻止するため、ツテを頼って蛇屋のシキと出会う。上流階級の女をかげながら助けてきた蛇屋の三代目シキは、珊瑚を全寮制学園へと転入させ、時間を稼ぎつつ解決策を練ることを提案する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 18:09:17
9818文字
会話率:48%
何番煎じか分からない婚約破棄モノです。
ご都合主義のゆるふわ設定。
【あらすじ】
婚約破棄を突き付けてきたのは婚約解消されていることを知っているは・ず・の、元婚約者。
わたくしは「では、お好きにどうぞ」 と告げて不快な想いをしたお茶会の会
場からさっさと帰宅しました。
まぁおかげでわたくしも好きに出来ますわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 18:00:00
9862文字
会話率:34%
婚約者との婚約解消の王命。
お慕いしていた婚約者との思い出作りにデートというものがしたかったのです。
両親は泣いて謝ってくれたけれど、本当は、遅かったのだと、思う。
婚約者様は必要最低限の交流と贈り物をするだけでした。
あのお茶会で、
彼が誰を見ていたのか、知りましたから。
ただ、最後に思い出だけが欲しかったのです。
好きな方とのデート、というものをしてみたかった。
でもーー
*エブリスタ様と同時公開。
ご都合主義。ゆるふわ設定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 00:00:00
10331文字
会話率:27%
アーサー・ドレイド・カエリスは、ナルス王国の第一王子。10歳。婚約者を決めるために茶会に出席し、やがて1人の少女を婚約者に定める。婚約者と交流しながら、王子としての役目を果たしていた。
13歳を迎えて初めて王城を出て視察と称して城下に出た
時、アーサーはある1人の少女と出会う。
彼女に会ってから、アーサーは“人を愛する事とは何か”を考え始める。
またもや思い付きの話。
アーサーという王子の恋のお話。……なんだけど、恋愛話になっているかどうかは、不明です。5話以内で終わる予定の連載作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 18:00:00
21791文字
会話率:50%
「マリィ・スカーレイト、ただ今をもって、貴様との婚約を破棄する!」
「――!」
多くの貴族が出席している庭園での茶会の最中。
【断滅の魔女】の二つ名を持つ稀代の魔術師マリィは、婚約者であるウォーレン王太子殿下に、突如婚約破棄されてしま
う。
「自分で何言ってるかわかってんのかお前? お前とアタシの婚約は、お前の親父が決めたことだぞ? それを勝手に反故にしたら、大目玉を喰らうのはお前だけどいいの?」
「ええい、うるさいうるさいッ! 僕ももう大人だ! 自分のことくらい自分で決める! きっと父上もわかってくださるさ!」
ウォーレンは未来の国王である自分に対する敬意が感じられないという理由で、マリィとの婚約を国王に無断で破棄したのだ。
そして今後は、聖女であるメルアと共に、真実の愛を築くと宣言する。
王太子の婚約者でなくなってしまったマリィは、最も殉職率の高い過酷な騎士団として有名な、西方騎士団に左遷されてしまう。
そこでマリィは、【金色の奸雄】の二つ名を持つ、一人の男と出会い……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 20:00:00
60672文字
会話率:48%
「どうアルフちゃん、アップルパイは美味しい?」
「はい母上! とっても美味しいです!」
「うふふ、そうよね、アルフちゃんは私の作ったアップルパイが、子どもの頃から大好きだったものね」
「はい! やっぱり母上のアップルパイが一番です!」
「…
…」
我がアディエルソン家の東屋で開かれている、私の婚約者であるアルフ様との茶会の席。
何故か今日もその場には、アルフ様のお母様であるヴァレニウス夫人が同席しており、そして何故かアルフ様は、私の作ったイチゴタルトではなく、ヴァレニウス夫人が持参したアップルパイをムシャムシャと食べている。
婚約者がマザコンだという事実に今日も辟易しながらも、何とか未来の妻として、アルフ様を窘めようとする私。
……だが、ヴァレニウス夫人にはそれが気に食わなかったらしい。
「イ、イーリス、た、ただ今をもって、君との婚約を破棄するッ!」
「――!!」
その翌月に開かれた、ヴァレニウス家主催の夜会の最中。
宴もたけなわとなったところで、唐突にアルフ様が私に人差し指を向けながら、震え声でそう宣言した――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 21:02:21
6796文字
会話率:49%
「でね、三位決定戦で僕は圧勝して、見事三位入賞を果たしたというわけさ!」
「へえ」
婚約者であるジェフとの、二人だけの茶会の席。
いつもながらのジェフのつまらない自慢話に、適当に相槌を打つ。
大した実力者も出場していない、内輪だけの
フェンシング大会で三位になったくらいで、どうしてそこまでドヤれるのかしら?
せめて一位になってから出直してきてほしいものだわ。
まあ、口振りからして準決勝ではボロ負けしたっぽいし、到底無理な話でしょうけど。
「ああそうだ、ところでエレン、実はちょっと大事な話があるんだけどさ」
「……!」
私は思わず身構えた。
ジェフがこういうことを言い出す時は、決まってろくなことがない。
依然カジノで散財して多額の借金を抱えてしまった際は、両家を巻き込んで大騒動になったものだ。
「……何?」
「うん、実はさ、せっかくだから僕も愛人を作りたいと思ってるんだけど、いいかな?」
「…………は?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 21:03:50
3162文字
会話率:49%
高校3年生の最後のひと時。どこにでもある喫茶店でお茶片手に、将来どうなるのか分からない自分を想像して苦難する様子はまさに、青春だろう。
笑うも、後悔するも、どれだけの気持ちで決意をしたのかによる。
ただ……将来のことが分からないのであれば、
無気力なくらいがちょうどいいのかも知れない。
そんなお茶会の一幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 00:28:22
768文字
会話率:75%
公爵令嬢のノエルは性悪な令嬢として有名だ。
自分より力の劣る令嬢を次から次へとパーティーやお茶会で恥をかかせては高笑いする。
そんな彼女の悪行に勇敢な青年達が反発し、毎回ノエルはみっともなく退散する。
かくして悲劇のヒロインと勇敢な青年らの
愛が育まれ、いつものように悪役令嬢ノエルは逃げていく。
しかし、青年達は知らない。
そんな悪役令嬢が他の令嬢達から絶大な信頼と支持を受けていることを。そして彼女は重度の甘党だということを······折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 11:11:13
8649文字
会話率:59%