熱が出て近くの医院に行く元高校球児の及川
繋(22)。医者の田中秀雄(75)に病名を『ペソポポタン』と言われるがさっぱり分からない繋は田中の「あと三日」や「突然死」という言葉に変な想像をしてしまう。
バイト先のバーに向かう繋は高校の野球
部員だった黒木和也(22)、本宮義人(22)、里崎太(22)、オーナーの笹野明(35)にネタにされると思い、病名を打ち開けない繋。
バイトが終わりラーメンを食べていると、テレビで高校選抜のダイジェストがやっており、3年の夏に行った甲子園を懐かしく思う4人。
一人、グラウンドに向かい、マウンドに立つ繋。その後山野由実(22)が現れキャッチボールをし、繋が「もし自分が三日後死ぬなら何をしたい?」と問うと「人に覚えてもらうために行動したい」と由実は答える。
次の日、医院に行くが田中に会う事が出来ず、看護士の大川成美(27)が病名の内容を話し、三日で死ぬ、そして人の記憶からも消える病気だと聞かされる。
土手で黄昏れていると黒木が現れ。独立球団を辞め、夢を諦めると言う事を聞かされる。
次の日、医院に向かうと、テレビで高校野球がやっている。大量得点差の付いた試合の為テレビを切ろうとしたが、成美に「見るべき」と止められる。「高校野球は一度も負けれない、けど、人生は何度負けても立ち上がればいい」と励まされ。輝きを取り戻す繋。
夜、黒木と里崎をグラウンドに呼び、黒木に三アウト勝負を挑む繋。
黒木が大きなフライを上げて繋が取りに行くように心を動かすとネットに飛び込む里崎。
本宮も来てツーアウトを取るが、熱の影響でストライクが入らなくなり、それでも力を振り絞り投げたボールはホームランになる。
その後倒れた繋は田中医院に運ばれ、コスプレ姿の田中に会い、ペソポポタンはアニメでの病気と聞かされ実際は熱風邪と聞き激怒する繋。
この件で前に進む力が生まれた繋。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 14:59:23
14461文字
会話率:53%
貧乏人は死ぬまで搾取される、という時代はまだ良かった。
現代では、死んだ後まで使い潰される者が後を絶たない。
死者蘇生技術によって、フランケン化された人間は使い勝手の良い万能道具に成り下がる。
掃除、洗濯、事務、戦争――大変な仕事はみんなフ
ランケン任せだ。
生者にとっては大助かりでも、死者にとっては堪ったものではない。
誰だって、死んだ後はゆっくり棺桶で眠りたいものだ。
〈彼女〉はそう言っていた。
死んだ〈彼女〉は、死後の安寧だけを願っていた。
なのに、人間はそれさえも奪ってしまった。
こんなことなら、鬼になれば良かったのに。
おれと一緒に、永遠の自由を謳歌すれば良かったのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 22:59:09
3601文字
会話率:50%
ある少年は路地裏で飢えて死にかけていた。
親も気づいた時には居なくて、スラムで育ち生きていくために盗みをして生活をしていた。
だがある日、飢えて死ぬならばと盗みをしようとしたが見つかってしまう。だがそこの店主は元孤児だったこともあり食事と
数枚の銀貨を渡した。
そこから少年は人生を変えるため、生きるためダンジョン都市と呼ばれる場所に行き成り上がるために生き足掻くことになる。
広大な中立国家であるダンジョン都市ではこれまでの街などとは違い、ハイテクでありそこだけのシステムなどさまざまであった。ダンジョンでポイントを貯め、配信、商売、ダンジョン経営、クラン活動などで稼ぎダンジョンランキングを駆け上がっていく!
色々な人や新しいことに触れ成長していく少年の物語。
※R15や残酷な描写ありになっていますが、戦いの中で血が出たり、部位欠損をしたりしますが鬱になるような描写は控えていますので大丈夫です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 18:00:00
14221文字
会話率:40%
「笑って死ぬなんて、馬鹿なのかな──?」
生に意味などなく、死に価値などなく、生者は無慈悲に切り捨てられ、死者は無残に打ち捨てられる。当然彼らに墓など存在せず、ただ転がるだけの骸に、墓を造る『墓守』がいた。とある大穴の底の、死体が無残に打
ち捨てられる『ゴミ捨て場』で墓を造り、それを守る墓守は、満足げに笑って『死ぬ』死者に遭遇し、ひどく困惑する。
無念ではないのか。悔しくはないのか。
多くが生に縋りついて死ぬことを拒むのに、どうして笑って『死ねた』のか――?
幸せな少女がいた。誰よりも幸福を享受していた。
この『ゴミ捨て場』には、様々な者が落ちてくる。既に虫の息の生者、怪我の少ない無事な死体、ひどく損壊した死体、そして、死んでるはずなのに『生きている』死者。そんな彼らを屠り、看取り、埋めてやるのが墓守の役目だ。無人の『ゴミ捨て場』で、誰もそこに棄てられる死体の存在など知らず、ましてや、墓があることや墓守がいることを知っている者は誰一人いない。そんな中で、墓守は誰に課せられるでもなく、墓を造り続けていた。
少女は何を奪われても幸せを想い続けた。
「わたしの名前は、サクラっていうの!よろしくねっ!」
そんなある日、死体の代わりにサクラという一人の少女が落ちてきた。弱っていた彼女を介抱し、ともに暮らす中で墓守の中の何かが変わっていく。
生活を共にし、時に彼女の睡眠を見守り、時に大人げなく一緒に遊び、そして時に──。
だから少女は、笑っていられた。
彼女たちの出会いは偶然だったのか、必然だったのか。腐敗に塗れたその場所で至る結末は、果たして無念で終わるのか、それとも満たされて終わるのか。
答えなんて最初から決まっている。最後がどうなろうと、笑って終わりを迎えるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 18:00:00
116405文字
会話率:26%
マリー・ホワイト伯爵令嬢は乙女ゲームの登場人物である。
ヒロインの攻略対象の一人の婚約者である。
だが、彼女はヒロインに意地悪などしない。途中で死亡して退場し、二人の心に暗い影を落とすのが役割だ。マリーの死という精神的葛藤を乗り越えて結ばれ
る。それがこのシナリオの醍醐味である。
なるほど、そういうシナリオもありだろう。プレイヤーとして私はそう思っていた。けれど、自分がマリーに転生してしまったらそうもいっていられない。
何も悪いことしていないのに、二人の恋の為に死ぬなんてあんまりだ。
なんとしても、死亡回避をしなくては!
これは私のマリー救済物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 13:15:34
44197文字
会話率:27%
五年後に世界が終わります。
そんな宣告から四年が経った。
世界が終わるまでにあと一年となった今、世界はわりと平穏に回っていた。
「どうせ死ぬなら心残りとかナシにしたいな」
と決意する少年がいたり、これまで通りの生活を続けようとする人がいたり
する。
あと一年のタイムリミットを生きる人たちの話。
※なんでも許せる人向けです。視点はころころ変わります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 20:08:55
244001文字
会話率:32%
トラックに引かれた女子高生「霧乃 雫」
気が付いたらそこは恋愛シミュレーションゲーム「魔法 de ABC」の世界だった。
喜んだのもつかの間、自分は悪役令嬢カミーラ・マルコリーニだった。
しかも、死亡エンドまであと24分間しかない!
せっ
かく生き返ったのにたった24分でまた死ぬなんて!
命を懸けた、雫とカミーラの闘いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 23:00:00
19062文字
会話率:38%
目が覚めたら私は定番の異世界に転生してた。
そこは乙女ゲーム、『恋人は魔法のようなもの』の世界だった、そこまでは全然いいんだけどなんで転生したらヒロインとかじゃなくて悪役ライバルキャラのエマ・ウェールズなの?
このままいけば絶対死刑か、没落
だ
それだけは嫌だ、悪役で死ぬより、死んだあとにファンから亡くなって欲しくなかったキャラに選ばれる様な死に方をしたいーーーー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 01:08:30
7203文字
会話率:42%
アンジェラ・アスキューはぐーたらで我が儘な悪役令嬢。
この世界が『ハナのマジカルエデンライフ!』というゲームの世界で、しかもこのままいくとラスボスに体を乗っ取られ死亡することも理解していたアンジェラだけど、彼女はそれを受け入れていた。
何故
なら自分が死を回避すると愛すべき妹でありこのゲームの主人公でもあるハナが死んでしまうかもしれないからだ。
どうせ死ぬならやや嫌われてた方がみんなも幸せだろうと考え適当に過ごしていたアンジェラの元に、ハナが現れ突然こんな事を言い出す。
「聞いてくださいお姉様! お姉様は将来超破滅します!!!!」
その日からアンジェラの日々はおかしな方向へと進み始める。
これはループを繰り返し絶対に悪役令嬢を死なせたくない主人公な妹とその姉の話。
カクヨムにも投稿しています、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 19:09:52
109404文字
会話率:41%
18歳で生涯を閉じようとしてた幸に突然、うさぎの人形アポが「君の命を30日だけ頂戴」といったことから人生が変わるお話。
それは悪魔の囁きなのか天使の戯言なのか、それは誰にもわからない。
小さな幸せに気付きたい、生きてる意味を探そうよそんな人
に読んで欲しいです。
"生まれてきてくれてありがとう"折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 00:22:06
1708文字
会話率:47%
田中悟は死んだ。
ポックリ。
大切な人を残して。
言わなきゃいけないこといっぱいあったから、
ちょっとお盆に帰ってみようと思います。
最終更新:2021-01-15 18:35:25
8001文字
会話率:25%
この物語の主人公『多加賀幸一』はとにかく運の悪い男子高校生。
彼は登校中、その持ち前の運の悪さを発揮し、トラックに轢かれかける。
轢かれそうな直前に、ナイスバディな女神様に一旦救われる。
しかし、女神様の力を持ってしても、死の運命を変えるこ
とはできない。
死から救われるには、異世界にある『混沌の指環』を手に入れなければならない。
どうせ死ぬなら行くしかない! やるしかない! GO! いざ異世界へ!!!
しかし、異世界行きの際に女神様からステータスチートを授かるも、まさかの割り振り失敗! 幸運のステータスに全振りしてしまう。
かくして世界一の幸運児となった『多加賀幸一』。逆に言えば、幸運以外はただの男子高校生『多加賀幸一』。
ファンタジックな異世界を運(とほんのちょっぴりの勇気と実力)で乗り切る旅が、今始まる!
☆★☆☆★☆☆★☆『160,000』PV突破!!☆★☆☆★☆☆★☆
まさかの16万PV突破ぁぁぁぁ!!! 最近読んでくれる人が増えてとても嬉しい
ホーゥ、セィホーゥ! ア アラララァ ア アァ!
これからも精進してゆきますので、よろしくおねがいします!
※ただいま鋭意書き溜め中! 続きはちょっとまってね!
ここってときのため時間かけてプールしてんのは内緒(内職)
20201226に複数回更新します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 23:17:28
394134文字
会話率:29%
世界最強の竜に勝利した魔術師、レインは異世界へと向かった。それは自分と対等な仲間を手に入れるためだった……しかし、
【レベル】なし
【スキルポイント】なし
【スキル】なし
そこにいる生物にはレベルが無かった……レベル1だと考えてレイ
ンとのレベル差は約1000、戦うどころか杖を構えるだけで敵は即死。
「魔法使う前に死ぬなああああああ!!」
そんな世界で対等な仲間が見付かる訳も無く、途方に暮れていた時……氷狼族の子供と出会う。
ひょんなことから名付けをしたら、レベルが上がった!?
そして【人化】のスキルを使い少女の姿になるとレインを『ぱぱ』と呼ぶようになり……?
魔王城を破壊!?
魔術師なのに剣聖の称号!?
ギルドマスターがパシリ扱い!?
ゆく先々で名を残していくレイン!彼は何処を目指してるのか!それは本人にも分からない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 00:01:38
31599文字
会話率:63%
学校1の人気者である、神に二物も三物も、才能を詰め合わせパックで与えられた完璧な美少女、三峰 彩葉。
まさに『神に愛された少女』である彼女の自殺現場に、マイペースで平凡な男子高校生である俺が遭遇してしまったからには。
「なぁ。俺、学校
抜け出して海を見に行くのが夢なんだけどさ。今から一緒に行ってみようぜ」
「はぁ……?」
「だって、どうせ死ぬなら俺に付き合って徳を積んでから死んだほうが良くないか? 俺は女子と学校を抜け出して海を見に行く夢を叶えられる。お前は死ぬ前に徳が積める。WinWinだろ」
「……別に、徳なんて今まで死ぬほど積んできたからもう積み足りてるんだけど」
「本当にそう言い切れるのか? あと少し足りなくて、地獄に落ちた後で後悔しても知らないけどな!!」
「くッ……。脅すとか最低! 卑怯者!!」
今日も絶対に、君を死なせない。
完璧な人気者じゃないと生きていけないような生活に疲れて自殺しようとした美少女が、平凡ハイテンション主人公と出会って、美味しい空気が吸えるようになるまでのラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 00:02:56
21851文字
会話率:55%
城の下働きについていた少年エインは、世界の瘴気が濃くなった事で王命によって旅に出る勇者パーティの『荷物持ち』としてついていく事になった。
『システム』と呼ばれる世界の法則でステータスの見える世界で、職業:荷物持ちの少年が初めて発現したスキ
ルは——【脱力】。
勇者パーティに見放され、追放され、無職になって今更苦労してついた城の下働きにも戻れないエインは、ろくな仕事にもつけずに野垂れ死ぬならと、夜の草原で【脱力】スキルを使って……無双する?!
『システム』にすら見放されたハズレスキルは大当たりの超スキル!
そんなエインがいつの間にか最強に至り、田舎でスローライフを夢見る、そんな物語の前日譚。
※これは、ハイファンが書きたくなったものの現在連載する余裕が無いので、短編でキリが良いところまで書いたものです。ご了承の上お読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 16:57:25
3605文字
会話率:24%
タイトルそのまんまです。
最終更新:2020-11-26 19:00:00
4952文字
会話率:37%
《ストーリー概要》
天使の血を継ぎ、奇跡を起こす「天上人」。
その1人として迎え入れられた主人公スラウは隊員たちと共に、人々を救う任務を遂行していく。
もう誰も死なせない、そう胸に誓って……
これは元人間として育てられた少女が天上界を救う
ものとして名を馳せるまでのハイファンタジー長編である。
《最終章ストーリー概要》
ラナンの決断によりスラウは一命を取り留めることができた。
そして、評議会はラナンにある試練を与える。
それはスラウとラナンがかつて村で体験した大火に関することだった。
そんな中、今度は天上界全体を脅かす大事件が起こって…
ーー『全天上人に告ぐ! 全員死ぬな!』
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初めまして。鬼木有葉と申します。
ウェブの投稿は初めてとなります。
毎週1つずつ掲載いたします。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 17:57:54
744689文字
会話率:41%
辺境の城塞都市 ここは魔物が蔓延る森の間際に建設された都市 ハンター達が世界中から集まってくる 森の奥には魔族と魔族を率いる魔王がいるらしい。 そんな都市には異能を持った者達が楽しく仲良く暮らしている、「英雄、勇者、貴族、王族 ふ~ん そい
つらって首跳ねても、みじん切りにしても死なないのかい?」「いや、たぶん死ぬと思うよ」「え、そんなので死ぬなんて雑魚じゃないのかい」 やばくて、最強、最恐、最低、最悪な都市住民の日常が始まるよ~~~!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-21 00:08:44
2206文字
会話率:20%
大学入学して一ヶ月が経った悠矢はいつもと同じように退屈な授業を受けていた。
誰かのためになりたい、特別な人間になりたい、天才になりたい――そんな思いを抱いていた。いつもの帰り道に突如友人の死を目の当たりにするも、翌朝、時が戻ってた。友人の死
は夢だと安堵する。しかし、悠矢は身に覚えのあるニュース、授業、会話が繰り広げられる。
「まさか、また死ぬなんて――」と嫌な予感を抱く。
その予感は的中し、再度友人が目の前で死ぬ。そんな中、一人の天才科学者・詩織と出会う。詩織と共に死の運命を回避するために奮闘するも、死という運命は何度も悠矢達に襲いかかる。
ただ友人を助けたい思いの一心だったのだが、さらなる、災いに悠矢と詩織は巻き込まれていく。
これは、友のために――大切な人のために――死を何度も目の当たりにする物語――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 15:54:36
3042文字
会話率:20%
東京のフランス料理店で働いていた新納航が一部記憶を失い目が覚めた場所は魔王城の中⁉しかも魔王にはうまい飯が作れなければ殺すと言われた...いやいや俺目覚めたばっかりなんですけど?しかも魔王を満足させられるものを作れと???やらなきゃ死ぬなら
やるしかない、そう決心し、航は魔王のために料理を作るため、厨房へと向かった...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 23:44:56
864文字
会話率:0%