助けてもらったお礼に引き受けることになった仕事は、学校の七不思議探しだった。
さっそくクラスで情報収集を始めると、女子から、図書室にまつわる不思議な現象を教えてもらえた。
ある時間になると、本がみつからなくなる。
ボクは、自称私立探偵の新谷
京と調査してみることになった。
魔王とも世界の危機とも無縁な、日常系ファンタジーの第二話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 13:05:19
13028文字
会話率:54%
ここは0.03%の人間が異能を持つ世界の現代日本(まあ、よくあるよね)で、異能を出現させた人間は国によってとある学園に集められている(これもよくあるよね)『異能者達の学園で~君は僕のマイエンジェル~』という何とも言えないタイトルの少女マンガ
の世界。
主人公は高校に上がる年に異能を現し、学園の高等科に入学させられる。そこでいろいろな異能を持った人に出会い、学園の闇を解き明かして、運命の人と恋愛模様を描いていく。そんな話。
ボクはというと、もちろんその漫画の主人公でもなければ、ヒーローでもなければ、主人公の友人キャラでも、当て馬でも、ましてや悪役でもない。
かと言って、ただのモブでもない。
ほら、少女マンガにはよく、イケメンのヒーローと並んでも遜色ないくらい美形で、時には陰ながら主人公とヒーローをフォローし、時には陰ながら主人公とヒーローの仲を引き裂こうとする女子達を諌め、時にはヒーロー、また時には主人公を励まし、2人の恋愛を助けるキャラがいるでしょ?
そう、それが現世のボクの役。
ヒーローの親友ポジのボクは、マンガの3巻の表紙に載っていたよ。
──どうでもいい?……そっか。残念。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-17 23:00:00
8165文字
会話率:8%
魔術師オーディンはルーン文字の秘密を得る為に、ユグドラシルの木で首を吊り、グングニルの槍に突き刺さし、自らの命を最高神オーディンに捧げたという。(北欧神話)
中学生のボクは、兄に貰ったゲーム機で人気の多人数参加型オンラインゲームをプレイし
ていた。それは2足歩行戦闘兵器を操作した対戦バトル物。いわゆる近未来ロボットバトルウォーズを疑似的に体感できるシューテイング・アクションゲーム。クラスメイトの勧めで徐々にプレイにのめり込んていくのだが。。。それが思わぬ事件へと発展するのだった。
それは兄の名誉を掛けたボクらの小さな戦いだった。
旧題)エンド・オブ・ライフ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-19 00:00:00
90408文字
会話率:11%
バスが発進する。
十人ほどの客が乗っていた。ボクは、おばあさんの前の席に座った。
車内が、やけにうす暗い。さらに電灯は、ゆれるたびにチカチカと点滅する。
最終更新:2017-01-12 06:30:21
2328文字
会話率:29%
病院にいるお母さんからメールが入った。おじいちゃんの容体が急変したと……。
ボクは、すぐさま病院に向かった。
ベルトバスで中央ステーションまで行き、そこから地下カプセルカーに乗りかえ、病院の近くのステーションで降り・・・・・・。
最終更新:2016-09-12 20:57:42
1358文字
会話率:25%
普通の高校生だったボクは、ある日、目が覚めたら……異世界で巨人になっていた。これは、普通の少年が、何もかもが小さく、言葉も通じない異世界で一人。黒衣を着た巨人として孤独に生きるお話……のはずでしたが、主人公の暴走とお姫様との出会いが全てを
変えてしまったようです(サイズ差のイメージはレゴブ○ック程度を想像してください)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 00:46:53
25030文字
会話率:3%
15年前、多数の次元と融合した近未来の世界。
亜人、獣人、神人、魔人が同じ惑星に暮らすようになる地球で保住・博人は、16歳の誕生日に女の子になってしまう。
博人は、多次元世界の融合する以前に魔人たちの異世界に異世界トリップした地球人と淫魔の
ハーフであり、16歳の誕生日に淫魔の本能が目覚めてしまった。
元男の子の仮免中のサキュバスが、片思い中だったエルフの女の子の力を借りつつ、淫魔の本能に抗い翻弄されつつ、自分の進むべき道を探す物語……の序章っぽいものである。
旧タイトル【混在世界の仮免淫魔(ペーパーサキュバス)】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-05 02:22:10
5069文字
会話率:49%
星を見るのが好きなボクは、丘で星を見るのが趣味だった。いつものように、丘に出かけたボクはそこで同じクラスメイトの空(ソラ)という子に出会う。偶然にも、同じ趣味を持っていた2人は意気投合し、仲良くなる。だが、そんな2人にある問題が起きてしまう
…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-13 06:31:00
1349文字
会話率:42%
ごくごく普通のボクは、いつもの様に家へ帰りいつもと違う場所に召喚?されて死んでしまいました。そして、死んだボクの魂は何と・・・。
理不尽極まりないその展開にボクの運命はクルクルと回っていくのでした。
クルクルとクルクルと。
最終更新:2016-10-19 09:40:39
6988文字
会話率:21%
ボクは地上に憧れた。
その想いが神様を怒らせた。
地上に降ろされたボクは、あの人に拾われた。
そして……あの子と出逢った。
※廻るウサギのウサギ視点とその後の話となりますので、廻るウサギを見てない方はネタバレにご注意ください。
最終更新:2016-10-13 07:00:46
13602文字
会話率:31%
ボクは平穏無事な日常を愛している。ましてや命の危険を感じるようなスリルはいらない。その筈なのに、どうやらボクは『魔女』に好かれているようで、まったくもって困ったものだ。
ボクの通う金嶺大附属高校の敷地内、金嶺大学(かなみねだいがく)に教授と
してやって来た男、レイバン・キャメロンは、ボクの人生を180度以上変えてしまった。
ボクは、命の危険を感じるのも、命を奪うのも、『魔女』と関わるのも、正直ごめんだ。
しかしこれは、ボクが『魔女』と関わることになる、プロローグの物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 02:05:13
35941文字
会話率:55%
ボクは通りすがりの赤い少年から力を貰った。
生きていくのに必要な能力だ。
女として生まれたけど、跡取り息子として育てられている。
だからボクは、その力を駆使して長男を演じる。
ボクの紅い瞳は今日も真実を曲げ続ける。
はずだった。
シリア
スになりきれない、けどコメディにもなりきれない。
そんな、中途半端さをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-04 17:00:00
3194文字
会話率:36%
ネリネには刻限がある。
灰色の世界でネリネと共に暮らす「ボク」は、あることをきっかけにネリネがもうすぐ死んでしまうことを知る。それが神様のいたずらなのかは知らないけれど、ネリネを失いたくないボクは、彼女が生き延びる術を探る。
されど見つけ
ることはできず、とうとうネリネは刻限を迎えてしまった。
消えてゆく彼女を見送りながら、ボクが見つけた感情、そして灰色の世界の真実とは何か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-26 01:02:22
7563文字
会話率:40%
トラックと衝突したボクが目覚めると、そこは異世界であった。しかも、エルフ、ドワーフ、オーガなどの種族が、それぞれの特性を利用した殺人を犯していたのだった。
罪は逃がさない。
幼い頃から探偵に憧れていたボクは、偶々であった妖精リップスと共に事
件を解決していく事となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-08 18:05:00
21787文字
会話率:49%
ボクは、つないだ手をはなさない。
『ひだまり童話館 第6回「開館1周年記念祭」』参加作品
お題「ふわふわな話」
最終更新:2016-02-22 07:00:00
7190文字
会話率:40%
ボクは自分を殺した人、戈善となった。そして、ぼくの妹にボクがまだ生きていることを解釈するのは何かの原因でどうしてもできない。
そして、他人になったボクは、ある金好きの生徒とあった。
最終更新:2016-01-25 10:12:02
2093文字
会話率:40%
ハーブに花はないけれど、ボクはそれでも「花が咲かない」と言おう。
ボクの世界にやってきた君は、生きるための拠り所を求めていた。
君の『異常』に惑わされないボクは、それになれたし、なりたいとも思った。
ボクたちは、世界に根を下ろし、互いを隣に
感じていようと決めた。
たとえ世界のすべてから遠ざかろうとも、ボクは君と寄り添い生きようと思う。
君に花が咲かないからこそ、ボクは君を隣に感じる世界を生きてゆけるんだから。
※縦書き閲覧推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-09 19:50:57
16324文字
会話率:41%
最近のラノベっぽい題名で一作書いてみたかっただけなのです。
最終更新:2015-05-31 18:48:00
4050文字
会話率:4%
ボクは、欲しいものは諦めない。
たとえ、それで誰かが苦しんでも……。
奪い取ってでも、手に入れてやる。
欲しいなんて言える立場じゃない。
たとえ、それでどんなに苦しくても。
私に……権利など与えられていないのだから。
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15歳以下の方。
暗い、流血等の表現が苦手な方は閲覧を控えて頂きます。
この注意を読まずに閲覧した場合、いかなる不具合が発生しても責任は負えませんので、ご了承くださいませ。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-23 16:11:43
693文字
会話率:44%
ある私立中学に通うボクは、コケシの様に大人しい同級生の少女に対する売春のウワサが気になっていた。
静かな図書室に彼女を呼び出し、ボクは真相を知る。
そして無意識のうちに、若い直接行動主義的なエナジーと純然たる魂が、ボクをある行動に駆り立
てた。
事後、ボクはヴェテランの刑事に対して、その心中を端的に吐露する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-18 13:14:24
2818文字
会話率:22%
『Fantajia-Leap-Online』。それは特殊な装置を使用することによって完成した、世界初のVRMMO-RPGだ。そのオープンβテストに参加したボクは、慣れない感覚に戸惑いながらも自分なりにゲームを楽しんでいた。ボク自身に起こった
、とある問題を除いては……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-22 18:00:00
178263文字
会話率:45%