人類は自らが創造した機械生命体“エメス”との総力戦に敗れ、全ての大地を失ってメガフロートに逼塞。ここにエメスは人類の生態的地位を完全に奪取した。が、十年前、極東の島国“島嶼連邦”にて“人類占領区”が成立。連邦は政治的迷走を重ねる。そして占領
区成立十周年を目前にした今、一人の人間の少女が拉致されたことが、この騒動の発端だった。連邦を牛耳る民間警察業者連合の筆頭社・KSSが擁する愚連隊“威力捜査八課”が、この案件を預かることになるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-02 23:58:17
54118文字
会話率:52%
その小国は、姿を大きくを変えた。今から数十年前の事だ。
首都の名はキャピタル・シティ。もはや小国の代名詞と化したその街は、絶対王政が猛威を振るう大陸にあって、異質そのものであった。資本主義を見出した貴族連合が、市場経済を操る『企業』へとその
姿を変え、王から国の実権を奪い取り作り変えた街。それは、経済の申し子、経済戦争の尖兵たる『商人』達が跋扈する『市場』だ。
――全てにおいて、金が正義。
商人達が口にするこの言葉こそが、キャピタル・シティと言う街を最も如実に表していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-29 00:02:50
19928文字
会話率:38%
日本が大陸からの侵略により、九州圏における防衛権を放棄せざるを得ない状況となった。
オリンピックイヤーとの兼ね合いで休戦状態となったが、日本政府は、直ちに事態を打開するために、CSA(アメリカ連合)の協力の元、新型の機動兵器の開発を行う。そ
の開発を担ったナナイ工業は、量産を前提とした機体の試作機をロールアウトさせた。それに対し、他の企業が一社独占では不公平であると訴え、コンペティションが開始されることが決定する。
物語は、開発が完了した機体と他企業が開発した機体とのコンペティション直前から始まる。
主人公たちは、普通の高校生。女子が夏休み中は吹奏楽部の合宿、練習のため、遊ぶことができなくなるため、夏休み前に遊びに出かけたところ、コンペティション会場となる場所に踏み入れてしまう。一方、ナナイ工業のスタッフは、テストパイロットとして宇宙植民地より降下させた3人が、食中毒により動けなくなることが判明する。そんなときに、高校生の侵入がわかり、現場は混乱する。
拘束した4人のうち、3名が宇宙のいずれかの場所での出生だと判明する。パイロット特性があると判断したスタッフは、半ば泣き落としという形で出撃をお願いする。
数時間というシミュレーションだけで出撃した彼らは、機体が持つ能力と自信らが持つ適性により、コンペティションを勝ち抜く。
コンペティションが終わったが、軍の機密を知ってしまった彼らは、機密を守るために拘束されるか、テストパイロットとしてナナイ工業に協力するかの選択を迫られる。
そして、彼らは、ナナイ工業のテストパイロット、および、日本軍特別試験部隊として日本軍に協力することを選んだのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-27 11:18:39
14758文字
会話率:45%
旧式の大型輸送宇宙船で銀河を渡る、元軍人の通称『キャプテンG』。
非常用脱出ポッドで漂流中の皇帝軍元帥の孫娘、ソフィーを救出した事から、私利私欲に奔る艦隊提督のワナにはまる。
しかし、そのワナを逆利用し、ソフィーと共に悪徳提督を粛清する作戦
に打って出た。
提督派が占拠する皇帝軍最大の戦略空母に潜入し、幽閉中の元帥を救出。遂には、空母をも奪回する。
やがて現れた提督に、奪取した空母の主砲で天誅を与えた『キャプテンG』は、ソフィーと共に意気揚々と凱旋するのだった。
他のサイトに掲載してあった作品に校正・加筆を加え、リニューアル連載。 コメディータッチでお送り致します。
宜しければ、お付き合い下さい☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-15 22:06:39
109046文字
会話率:47%
――帝国暦3102年。
――この世界は、三分割され揺れていた。
「この世界は地獄だ……」
150年前、天界と魔界に通じる扉の出現した。
その出来事に呼応するかの様に突如として生まれ始めた魔力を持った生物。
そんな中、人の子供達の能力に気
付いた帝国の王は、膨大なお金と人の生命を使って少ない時間で世界の半数を得る。
そしてその結果が、残り半分の世界を震撼させると共に敵勢力として活動する意思を生み出す結果となる。
その一つとして、世界一と言われる技術力を有する日本と膨大な土地と人を有する中国。そして正直な話、その二カ国のクッション役としての韓国。
この三カ国を中心としたアジア圏連合国。
そしてもう一つ。
帝国からの侵略を防いでいたヨーロッパ各国で形成されたEUU。
そして、世界の半数を保有する事になったムランディシュ帝国。
「本当、この世界は真っ黒だ……」
今、世界には魔力を有している者たちが、愛されていた。
しかしそれも仕方のない事なのかも知れない。
(力こそが全て――)
それが真実であり、事実だった。
今の戦術の要となっているものは、魔力を持った者たちによる災害級魔術によるものだからだ。
なら……。
魔力を保有していない者たちは……。
大人たちにはまだ使い道があったが、子供達は……。
「あぁ。こんなにも世界は真っ黒なのに……。どうして、こんなにも楽しいものなのだろう」
月が、今日も赤い。
海が、今日も紅い。
そしてまた、海に一つの亡き骸が増える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-14 02:47:49
2060文字
会話率:33%
1950年。国際的に孤立した合衆国は経済大国化した大日本帝国、クーデターでヒトラーを打倒したドイツなどと対立していた。
連合艦隊参謀に着任した三島智和大佐は巨大な戦力を持つ米艦隊撃滅の策を練ることになるが…。
最終更新:2013-06-21 00:59:20
46823文字
会話率:44%
この大陸では、七つの国家が存在している。
騎士の国と呼ばれるオレルトメイア皇国、大陸最大のヴィクトリア帝国、宗教の総本山である大神聖教会、北方地方を統治するウェリンダリア王国、南方地方を東西に二分するアレクサンド首長国とロスタム首長
国、そして、西方地方の自治領の集合体であるウェストマーチ連合国。
オレルトメイア皇国の国境近くの長閑な村、ブルーリバー。この村で生まれ育った青年ヨシュアは、幼い頃からの憧れである騎士となるべく、皇都へと旅立つ。
全国民の憧れである最強の五人の騎士『ナイチンゲール』になるべく、ヨシュアの奮闘の日々が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-18 23:19:32
24591文字
会話率:44%
この小説は、以前分割投稿した「西銀河物語 第三巻 アンドリューとリギル」の統合版です。
ミールワッツミールワッツ防衛戦その後を各星系を舞台に描いています。
星系毎のあらすじは下記のような感じです。
アンドリュー星系
アンドリュー星系では
、ミールワッツ星系の優先的支配権を踏み台に、近隣の未開の星系への開拓に意欲をだし、第一次、第二次ミールワッツ星系防衛戦で目覚ましい活躍を見せたチェスター・アーサー中将を大将に昇進させ、第二艦隊、第三艦隊と新たに新設した第四艦隊を合わせた星系軍艦隊総司令官に任命した。
また、アーサーの活躍に寄り星系連合体”ユニオン”の中でも発言権を増すアンドリュー星系代表アヤコ・ヤマモト代表は、次期選挙で星系連合体代表の席を模索する動きを見せていた。
ペルリオン星系
第一次ミールワッツ星系防衛戦で大失態を演じたペルリオン星系では、シュティール・アイゼル中将が予備役編入となり、輸送艦護送と宙賊の撃滅に多大な功績を上げていた若き中将、ベルハルト・ローエングリンが星系艦隊司令長官となった。
アイゼルをそそのかした星系代表マイク・ランドルは、罷免され後任にバリー・ゴンザレスが任官した。ゴンザレスは、軍需産業ゴンザレス・マニュファクチャリングのオーナーであり、ゴンザレス財閥の若き党首でもあった。ゴンザレスは、ランドルの失態から権限を失った星系連合体の中での立場を回復すべく各方面へ画策を始めていた。
リギル星系
第二次ミールワッツ防衛戦で活躍を見せたリギル星系のデリル・シャイン中将の立場は強固になったが、リギル星系を取り巻く情勢に軍事統括ユアン・ファイツアー大将、星系連合体ユニオン議長タミル・ファイツアー、星系評議会代表クロイツ・ハインケルは、腐心していた。
シャインは、シャルンホルスト級航宙戦艦の後継艦”マルドーク級航宙戦艦”とテルマー級巡航戦艦の後継艦”エンリル級巡航戦艦”の航宙テストを行った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-16 16:27:58
84998文字
会話率:41%
ミルファク評議会は、ミールワッツ星系の鉱床探査を継続して行うべく武力にてリギル星系を説得しようと考え、既に鉱床探査を継続中の第19艦隊に加え、第18艦隊と帰還したばかりの第17艦隊にミールワッツ星系への派遣を命じた。同じ頃、リギル星系でも同
盟連合体ユニオンがミールワッツ星系におけるミルファク星系の鉱床探査を阻止させるべく、第1艦隊と第3艦隊そして帰還したばかりの第2艦隊にも出動を要請した。当初、両星系とも衝突はせずに艦隊が対峙したままで交渉再開を望んだが、ペルリオン星系軍の動きにより事態は別の方向へ動いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-23 12:31:32
16483文字
会話率:22%
架空の楽園は崩壊した――。
EF2011年、世界を統治し続けてきた「国際政府」に対し、分離・独立を唱える「連合政府」が台頭。世界は戦乱の時代を迎えた。
優しき女性軍人パトラー=オイジュスは「国際政府」の軍人として戦いに身を投じる。だが
、彼女の前に「連合政府」の女性軍人コマンダー・アレイシアが立ちはだかる。優しき女性軍人は、新たなる敵に立ち向かうが、アレイシアの心には“ある想い”が芽生えていた――。
※「Ⅱ」ですが、本作からでもお読み頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-07 20:00:00
112518文字
会話率:48%
架空の楽園は崩壊した――。
EF2011年、世界を統治し続けてきた「国際政府」に対し、分離・独立を唱える「連合政府」が台頭。世界は戦乱の時代を迎えた。
優しき女性傭兵パトラー=オイジュスは、国際政府の首都で起きた爆破事件をキッカケに「
国際政府」の軍人として参戦する。
だが、彼女のゆく手には、巨大なゼリーの怪物や冷徹な機械の将軍、失脚して落ちぶれた元筆頭将軍の女性、そして人間を実験台にする組織が立ちはだかる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-29 21:00:00
98781文字
会話率:45%
太平洋戦争末期、沖縄は連合軍の上陸によって悲惨な状態だった。
沖縄軍の司令官、牛島は幾度となく作戦を展開してきたが結局は圧迫され続ける。
そして、6月23日に、ある部隊に情報が入る。
―――牛島司令官が割腹なされた―――
最終更新:2013-05-21 01:32:53
1001文字
会話率:32%
生還戦線
それは生き残る為の戦い。
西暦2020年に事件は起きた。
謎の生命体通称「メネシス」が地球各地に襲来し人々を突如無差別の大量殺戮や人を捕獲したりされ各国の軍ではこの「メネシス」に苦戦を強いられていてとても歯がたたなかった。
そこ
で日本の陸上自衛隊は機動歩兵と呼ばれる巨大人型兵器を開発し、戦線に投入された。
日本では機動歩兵の投入により戦地で苦戦を強いられていたのだが徐々に戦いの主導権を握り始めたのをきっかけにアメリカを中心とする連合軍でも機動歩兵の開発に着手され、約2年後に地球から「メネシス」を追い出す事に成功した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-06 13:30:48
16587文字
会話率:42%
アメリカが開発した超越技術の産物、機甲兵装〈デュナミス〉の投入によって第一次世界大戦が終結した並行世界の地球。
合衆国から広がったオーバーテクノロジーは人類の社会体制を一変させた。
神の禁忌に触れるほどの戦略兵器を開発した南北アメリカ大陸連
合に危機感を抱いた一部の神々は、国際連盟に加担し、米連への宣戦を各国政府に促す。
神々の力を借り受け、彼らの力を封じ込めた魔導科学兵器、テオス・デュナミスを開発した連盟軍。
この兵器を扱えるのは、19才以下の少年少女だった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-02 23:50:19
1967文字
会話率:40%
三笠守中尉は、士官学校を卒業し、地球連合軍に入隊した・・・
軍務をこなしていると、ある日突然、武装補給艦(ローラント)の艦長を任される・・三笠は補給艦の仕事を「簡単な仕事」と思っていた・・・がしかし、現実は補給艦と言いながらも、敵艦と戦闘を
繰り返す中型宇宙戦闘艦だった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-26 01:39:10
264文字
会話率:72%
1945年に開戦した太平洋戦争に勝利した日本を加えた連合国は1952年にソ連を崩壊に追い込み、終戦に至った。
人類は長きにわたり平和を謳歌していた・・・。
だが、名ばかりの平和は唐突に終わりを告げた!
最終更新:2013-04-19 19:51:54
5635文字
会話率:62%
第二次世界大戦末期のヨーロッパ戦線。祖国ドイツの空を守るために我が手を血に染めて戦った男がいた。その男の名はエーベルハルト。連日つづく連合軍機との空中戦で仲間たちはつぎつぎに傷つき死んでいった。やがて戦争は終わったが、空の男が負った心の傷は
三十年という歳月でも癒されることはなかった。しかしある日……。
人間性というテーマを含み、リアリティを追究した架空戦記。エーベルハルトの回想録がいま飛翔する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-29 22:26:31
28009文字
会話率:35%
魔法世界の事件簿、第3弾。セイレンとマレウスの2人に届いた書状。それは世界最大の通商連合、「蒼海連合」からの招待状だった。
最終更新:2013-03-28 22:47:56
23501文字
会話率:37%
そう遠くない未来・・・・ ―――世界は混迷していた。 世界に台頭するテロ組織が現れ それに伴って増える各国の軍事力。 そして経済の低迷。 日本と大陸諸国の領土問題。 日本は自衛隊を国防軍と改名し、軍備を増強。 それに危機感を感じた中国と韓国
は日本に宣戦を布告。 第三次世界大戦が始まった。 だが、それだけでは済まなかった。 CIA工作員による、ロシアでのテロ。 ロシアのヨーロッパ圏への軍事進攻。 日本と中国の対立が引き起こした第三次世界大戦は、アメリカ・ロシア・ドイツ・フランスなどの大国をも巻き込み、世界最大の戦いとなった。 アメリカと日本が手を組み、中国に立ち向かう。 ドイツとフランスが手を組み、ロシアに立ち向かう。 しかし、ロシアの圧倒的攻勢にドイツ・フランス連合軍は苦戦を強いられる。 中国はNATOに対抗しアジア諸国と軍事連盟組織であるAMFを組織し、日本への攻勢を開始する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-06 01:35:01
913文字
会話率:50%
第二次世界大戦を連合国として戦った大日本帝國は皇紀2660年―西暦2000年―を迎えることとなった。東西冷戦が継続しているこの世界において、アメリカとソ連の二大超大国に挟まれた帝國は未曾有の危機を迎えることになる。21世紀に突入して11年目
だというのに、今ごろに東西冷戦を描く時代錯誤な軍事スリラー。
(他サイトに投稿した作品に大幅加筆修正を行ったものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-05 21:07:47
485476文字
会話率:40%
22世紀初頭、世界の勢力図は大きく塗り替えられようとしていた。メキシコのアメリカ侵攻をきっかけに第3次世界大戦が勃発。僅か9ヵ月でメキシコと連合軍は21世紀の覇権国アメリカを破り、新たな時代が幕を開けようとしていた。だが、アメリカという圧
倒的な力を持つ存在を失った世界は徐々にそのバランスを崩して行く…
ジャーナリストであるリーア・ヴィソーチンは、終戦後世界各地で起きているある異変を知る事になる。国、地域、人種に関わらず起きているその異変はやがて世界を混沌に突き落とす事態へと発展する。
強大な力の喪失は人をどのように変え、そしてどのような結末を引き起こすのか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-17 00:56:42
959文字
会話率:0%
2020年、国際連合はそれまでの科学的な法則や一般常識を“全く無視した力”『第七感』の存在を“とある出来事”を機に世界中に公式発表した。
その圧倒的な力を目の当たりにし、世界は震撼し同時に各国はその強大な力を国力に取り入れようと第七感の研究
に着手し開発競争が始まった。
8年後の2028年、アメリカから日本へ一人の少年が派遣される。
※学園に入るのは序章の後の第一章からになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-09 01:59:47
406030文字
会話率:55%