乾いた風も湿った風も…
今はぼくの中で色付いて居る。
最終更新:2018-12-18 12:30:58
397文字
会話率:0%
体力使うのも無駄なことするのも、何なら呼吸するのも面倒くさいと思ってる高校生、久慈川 真琴(くじかわ まこと)。
ある日、新入生と思しき後輩と出会う。それは学園長の孫娘で入試試験をトップクラスで合格してオマケに美人という噂の有名人、和泉 莉
奈(いずみ りな)だった。ところが、遠慮というものは知らないようで…
「喉が乾いたの。貴方、何か飲み物を買ってきてくれないかしら?」「え、嫌だ」
それからと言うものの、なんの因果か付きまとわれる羽目になり…
彼を追い回す後輩とそれから逃げ回る先輩の鬼ごっこのような日常ドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-13 18:00:00
59218文字
会話率:59%
糸田瞳也は人間観察に勤しむ高校二年生。半分乗っ取る形でテニス部に入ってから半年余り。糸田に退部の危機が迫っていた。そんな中、糸田は一つの妙案を思い着く。
一方、首席合格者である新入生の四十谷文理は何もかもが面倒で高校にも安寧だけを求める少年
だった。しかしそんな願いは叶わず糸田の思惑に振り回されることに...。そんな中、四十谷は一人の少女と出会う。
どこか乾いた高校生達の思い...ではなく思惑が交錯するドタバタ兼まったりコメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-27 21:00:00
71057文字
会話率:53%
乾いた一日の終わりの
最終更新:2018-10-15 17:14:40
387文字
会話率:18%
乾いて死んだ魚について。
最終更新:2018-09-01 07:45:37
912文字
会話率:0%
――超大陸ヴァン。
世界に唯一の大陸であるヴァンは、肥沃な大地を持ち複数の国家群から成る東方地域と、乾いた大地を持つ西方地域によりなる。
多くの魔物が生息し過酷な環境の西方は、長く未開の大地だった。
それがおよそ二百年前に東方文明が二
つの技術を創出し、人々がその結晶を手にしたことにより、〝開拓〟が始まった。
過酷なる西方開拓を可能にした二つの技術結晶。
――一つは、産業に革命を起こし、様々な大規模活動を可能にした「蒸気機関(スチームエンジン)」。
――もう一つは、秘術・迷信・詐術……などと呼ばれ、まやかしとされた類を現実のものと証明した――『魔法』という奇跡を紡ぐ、「儀式機関(マジェスティックアーツ)」だ。
蒸気機関は文明に富と活力を与え、儀式機関は人に実践的な奇跡を与えた。
そして、現在それら儀式機関を駆使し、魔法を行使する者を人は、『魔導士(アーティスト)』と呼ぶ。
主人公は大剣を携えた異形の魔導士『ギア』。
これは奇跡さえ手にした人類が、神の記述【運命】に抗う物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-07 20:24:32
13641文字
会話率:27%
【完結・全10話】
就活は祈りだ、私は祈る——。
就活ゾンビよ、今はただ安らかに眠れ……。
祈りの弾丸で撃ち抜かれた就活生は、就活ゾンビと化す。
救済(内定)を求めて煉獄を彷徨うゾンビたちの瞳の色は、闇より暗い。
「おん……し、ゃ……」
自己ピーアールの慟哭は、乾いた銃声で事切れる。
私は採用担当者。
与えられたのは、たった一枚の聖なる内定。
就活ゾンビを蘇らせる、ただ一つの希望。
しかし……。
私は、心を殺して引き金に指を掛ける。
我が社の暗黒業務に耐えうる人材など、どこにもいない。
いてはならないのだ……。
これは就活の物語。
私が彼女と出会う物語。
そこに救いはなく、非情な現実だけが横たわっていた——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-17 21:33:25
15860文字
会話率:39%
梅雨が明けたことで、乾いた時期がやってくる。しかしそれでもいつかは恵の雨がふり注ぎ、大地の渇きを癒してくれるのかもしれない。
最終更新:2018-07-03 20:52:41
1072文字
会話率:0%
冒険者を始めて35年。
アリドバ 通称アド 45歳 独身。
30歳の時、迷宮で金の宝箱を発見。
すぐに開けて中身を確かめたい気持ちを抑え、引退後の楽しみにしようと、マジックバッグに入れていた。
45歳、冒険者の活動するにも
限界がきた?
引退を決意。借りている宿の一室で、マジックバッグから金の宝箱を取り出す。
罠がないことは確認済みだ。
あとは宝箱を開けて中身を確認して売りに出せばいい。
そんな軽い気持ちで宝箱を開けた瞬間ーーー
宝箱から出てくる煙を浴びて意識を失った。
目を覚ませば、空の宝箱が視界に入った。
何も、入っていなかった。
「ハハ…」と、乾いた笑いが口から溢れる。
金の宝箱だ。期待しないわけがなかった。
すぐに気持ちを切り替えることができず、ベッドに倒れこみ、眠りについた。
目が覚めて、体に違和感を覚える。
腰の痛み、膝の痛みが無くなっている。
動きが軽くなった体を起こし、空の宝箱をマジックバッグに入れる。
昨日は重たいと感じていた宝箱を軽々と持ち上げている自分に、何かがおかしいと思いながらも、何がおかしいのかがわからない。
いつものように、顔を洗うため部屋を出る。
外の井戸で水を組み上げて、桶に入った水面に映る自分を見て驚愕した。
「誰だ、お前」
どうやら俺は、若返ったらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-31 12:00:00
101732文字
会話率:45%
「にしても随分平たい顔だな、まるでアジア人だ」
医者はまじまじと目の前の男の顔を覗き込んだ。
「そんなわきゃないか」
からりと医者は笑った。
能面のような平たい顔の男は自分を指差し口を開く。乾いた喉からは空気しか出なかった。
アジア人の滅ん
だ星の、そんなお話。
※ボーイズラブは保険です。それらしい描写があった場合ムーンライトノベルズに移行予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 00:10:55
2963文字
会話率:51%
「平和の味を知るがいい」
父親の遺言を胸に戦場へと赴いた〈サミュエル・ウッド〉は、冷たく乾いた冬の砂漠で戦車兵として戦いを重ねていた。
とある作戦で敗北を喫し、戦車小隊長の任を解かれてしまうサミュエル。新たな任務も与えられずに酒に溺れ
ていた彼の元に、一通の命令書が届けられる。
役割の不透明な〝機甲砲科特務隊〟という、聞き覚えの無い部隊名に眉を顰めつつも、戦えないよりはマシと出頭したサミュエルであったが、直後に自分がとんでもない色物部隊に放り込まれた事を思い知る。機甲砲科特務隊は、その七割以上が特殊な能力開発を受けた、年端も行かぬ少女たちで構成されていたのだった。
サミュエルと少女たち機甲砲科特務隊に言い渡された任務は、大火力ながら精度に難がある試作段階の10インチ野戦重砲を搭載する特殊車両を用いて敵陣後方へ侵入。そして試作新型砲弾を用い、後方拠点攻撃を行う事であった。
未来予知による弾道計算。千里眼による砲撃観測。念動力による重砲弾の装填。敵意を感知する共感覚を用いた索敵。
様々な特殊能力を持つ少女たちを率い、その幼い指に銃火を乗せ、サミュエルは砂の海へ漕ぎだす。
その行為が、いつか平和に繋がるのだと信じて。
【私たちの世界とよく似た、別世界が舞台のお話です。私たちの良く知っている、あの戦争とは関係がありません】
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-10 01:55:11
148478文字
会話率:26%
想いは、時として正しく伝わらない。
人口ピラミッドが完全に逆転した近未来。誰もが生きる意欲を喪った灰色の日本。
これはそんな場所の更に片隅で起こる、虚しく乾いたおはなし。
最終更新:2018-03-31 00:00:00
7263文字
会話率:31%
廃市街指定区はガラクタと病に溢れていた。その病に脳を巣食われ、狂人が闊歩する町と成り果てたそこでは、闇医者が堂々と町を歩き、店主は枯れ草や乾いた石を平然と並べ、神の使徒が神を冒涜し、売春婦が道端で当然のように身体を売り、酒場では泥水を平気で
酒と偽っている。
こんな気の触れた町を救うために、国は軍を派遣することを決定した。しかし巣食われた住人たちは壊れ、人ではなくなってしまった。彼らは助けに来た軍を襲い、何十人もの兵士を虐殺した。そんな危険に身を晒されながらも軍は任務を完遂し、ガラクタの山は完全に撤去された。国はここを華やかなテーマパークに作り替えるつもりだという。
これはかつて軍を裏切り、大小様々なガラクタにまみれ、子供と思われる数多の骸が押し込まれた部屋の前で射殺された兵士が残した手記である。
そのとある兵士の手記の始まりには、こう記されていた。
『ガラクタの寄せ集めを、人はガラクタと呼ぶのだろうか――』折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-02-20 22:50:06
3611文字
会話率:30%
ゆらゆらと、カップから沸き上がる湯気が揺れる。
「…にっが。」
カップに口をつけていた人物はポツリと零した。
音を立てながら椅子を引き、立ち上がると、入れ忘れていたミルクと砂糖を取りにキッチンへ向かう。
ブラックコーヒーは苦手で、い
つもミルクと砂糖は絶対に欠かさないのに。
少し自嘲しながら砂糖の瓶とミルクのパックを持って机に戻り、その2つを置くと椅子に腰掛けた。
少し軋んだ、乾いたような音に、普段は気にしないくせに今はわずかに不愉快そうに眉を寄せた。
まるで覇気のない表情のその人物は、するりと目元を触り、小さく溜息をついた。
少し腫れている目元を優しく撫でたり強く押したり。
元に戻そうと努力してみるが、腫れは冷やさないことには中々戻らないと分かっている。
それでも、この寒さだ。
布団から出ても床に足をつけると、あまりもの冷たさに布団に引っ込んでしまうというのに、冷やすためとはいえ冷たいものなんて触りたくない。
全てが億劫になり、気が滅入る。
でも、たぶんきっと、理由は寒さだけじゃない。
人物は目元を触っていた手を離し、今度は大きく溜息を吐いた。
カップに口をつける。
「…にがい。」
机の上に置いただけで、砂糖とミルクを入れていないことを思い出す。
カップからは、もう、湯気は出ていなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-06 19:37:24
2335文字
会話率:28%
つぶやきみたいになってしまいました。
最終更新:2017-10-30 21:57:15
286文字
会話率:0%
大人にとってはありふれた日常のいさかいの中で見過ごしてしまう小さな想い。
失ってから悔やむ前に、もう一度確かめてください。
失いたくないものを・・・
最終更新:2017-10-21 22:47:03
2574文字
会話率:19%
〈2017年10月17日 完結〉
日常に倦んだ探偵。父親を殺された少女。乾いた近未来の世界で、復讐が二人を結びつける。
2074年の東アジア。香港沖200kmに浮かぶ人工都市で探偵業を営む月島正悟は、ある日路地で怯えている少女と出会う。彼
女に連れられて向かった先にあったのは、ネットワークエンジニアで少女の父親でもある男性の死体だった。香港マフィアの暗躍。見え隠れする公安警察の思惑。事件の鍵を握るのは、死者が持っていたはずの『フラガラッハ』。都市の支配者や、香港の軍閥を巻き込む情勢の中で、月島と少女は夜の都市を駆け、策謀の網を渡り、電海の渦を泳ぐ。復讐の達成と、己の帰る場所を求めて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-17 00:00:00
259752文字
会話率:42%
出会ったときに彼女の悪意に侵食されていた
SNSで気が合う彼女に対して友達になりたいと思っていた私
しかし彼女は私の心を傷つけることに快楽を見出していた
彼女の正体に気づいた時は既に遅かった
私は彼女の悪意の真意を探ることで最悪の状態を打
破しようとするが折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-22 00:27:50
494文字
会話率:7%
女でいつづけることは、本当に難しいこと?
乾いた日常に、ちょっとした清涼剤
するめとチューハイで明日も頑張ろう
最終更新:2017-08-05 12:37:08
2898文字
会話率:5%
仕事ができない主人公(小早川 涙子「ルイス」)は
上司のパワハラ、セクハラに心がすさみ堕落していく。
そんなときに一匹のイッヌとの出会いが人生を大きく・・・
とまではいかないが、彼女の乾いた心を少しは潤してくれる存在になる。
笑いあり、
涙あり、野球あり?wのハートフルコメディー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-04 15:39:54
922文字
会話率:17%