聖職者を育成する学園に入学する為、遥か北方の村からやってきた独りの青年。一見、純朴そうに見える彼には大きな秘密があった。人を超えた怪力に痛みを知らぬ身体。
そんな彼は恵まれた身体を生かし――何故か回復職を目指す。
近い未来、破天荒な聖職者と
なる男の学生時代の日々を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-14 12:00:00
237795文字
会話率:37%
※以下、ネタバレを含みます
国王の病を癒すため、年老いた妖術師の助言を受け、王子たちは竜の鱗を求めて旅立つ。
末の王子が竜を仕留め、鱗を食べた国王の病は癒えるが、竜の呪いが末代に降りかかるのを防ぐため、その子竜たちを育てることとなった
。
うち一匹は王女の飼い竜となるよう定められ、翼の筋を切られて飛べなくなる。竜の面倒を見ていた奴隷の少女は、自らの境遇を竜と重ね合わせて可愛がる。やがて王女の手に渡った竜は、玩具として弄ばれるが、ひょんなことから奴隷がその世話係となり、一人と一匹は互いを慰め合う。
国王の崩御と末の王子への禅譲をきっかけに、他の王子たちが反乱を起こし、平和な日々は終わる。制御されていた兄弟の竜たちが暴走して国は荒廃した。
竜と奴隷は生き別れになり、竜は秘密の地下室に閉じ込められる。竜の飼育費を賄うための増税により蓄積した国民の不安も爆発し、王族は殺され、国は完全に崩壊する。
誰にも見つけられず飢えていた竜は、迷い込んでくる人間を食らって生き延びた。長い年月の後、成長した竜を迎えに来たのは、魔力を身につけ魔女となったあの奴隷だった。一人と一匹は各地を襲う。一匹はその飢えを満たすため、一人は復讐のため。やがて二人は国境を越え、殺戮を続ける。
隣国の国王は竜を倒すことのできる者を探し求めた。
ある純朴な若者は夢のお告げを受け、国を救う英雄としての宿命を帯び旅に出る。途中、謎の老婆から授けられた聖なる剣を手に英雄は竜に立ち向かい、殺すことに成功する。
英雄は魔女を殺そうとするが、情けを掛けて立ち去った。国王は彼に位を譲り、英雄は竜を殺した者として歴史に名を残す。
一方、折れてしまった聖なる剣を拾った魔女は密かに王家に呪いをかけ、復讐のときを待つ。
数百年後、人々が歴史を忘れ去ったとき、英雄の末裔である国王が呪いによって奇病に倒れた。魔女は妖術師として、国王の前に姿を現わす。(冒頭に戻る)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-03 23:11:31
12773文字
会話率:0%
万里は死んだ。合コンに行く最中だった。
目が覚めた時、彼女はローズマリーと呼ばれる純朴な子爵令嬢となっていた。王太子の嫁候補として王城に招かれることになった彼女は、培ってきた合コン技術で何とか王太子と仲良くなりたいけれど――!?
「アメ
ージーーーッング!」
今日も屋敷に、不気味な雄たけびが鳴り響く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-29 19:16:47
26741文字
会話率:25%
狐ヶ崎高校で教師をしている御子柴桜、23歳。
人間離れした美貌とスタイルをもつ桜は生徒から向けられる感情に飽き飽きしていた。
そんなある日、桜がひた隠しにしてきた"あられもない姿"を偶然目撃した生徒に暴露されてしまいーー
ーーー……!?
狐と純朴少年、そして実は巫女サマの主人公がおくる ドタバタラブコメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-03 03:00:00
3367文字
会話率:41%
新名 明日葉(にいな あすは)は学年トップのカリスマ女子高校生。
本人自身はいたって純朴。
そんな彼女が、ある日掲示板に張り出された、成績順位表を引き裂いた。
桜野高等学校の一年のクラスは、そのときを境にがらっと変わった。
中等部からのもち
あがり組の台頭する中、外部生の明日葉たちが起こしたムーブメントとは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-01 03:09:58
7512文字
会話率:69%
帝都にはびこる迷妄妄誕(ぼうたん)を断つ本記事「帝都妄断(もうだん)」も今回で八回目となる。
さて、読者諸賢は『人を食う機械』の話を聞いたヿ(こと)はあるだろうか。細かな筋の違いや異説があるようだが、大略すると次の通り。
――屠畜場で肉を加
工する機械が暴走して手当たり次第に人を呑みこんだ。犠牲者は肉になってしまったが、業者はこの事実を伏せたまま肉を流通させた。だから帝都に出回る肉にはときどきいわくつきのものが混じっている……
なんてことはない、都人士の不安が話という形をとった都市にまつわる噂話の一つだ。迷信と純朴が生んだ古い怪談とは異なり、都市の噂話は事実となる話に故意に誇張を加えて人為的に流されるものが大半で、人心の不安をかきたてる悪質な扇動と云いきってよい。
もちろん『人を食う機械』も同類である。人を巻きこんだ機械という語句は徐々に人の仕事を奪っていくであろう機械への不満を大胆に表しておる。消費者を顧みず事実を伏せた業者という点は、儲けしか眼中にない企業への不平をあおる。おぞましい人肉がそのまま食卓にのぼっているかのような結末は、帝都での生活そのものへ不信をいだかせる。いずれもが身近に存在する不安の種をひそやかに宿しているのだ。これら不安の種はこういった噂話を栄養にして花開こうとしている。
だが、我らが帝都に咲く花が斯様な不安に根差したものであってはならない。
読者諸賢は見抜いておられるだろう。『人を食う機械』もまた帝都に巣食う妄誕の一つにすぎないのだと。しからばその妄誕、ここに章々として断とう。
今号お目にかける記事は、『人を食う機械』の元となったと類推され得る、西部市のある食肉加工場にて発生した騒動についての顛末である。むろんこれは本誌に掲載されたる内容であるから、尾ひれのついていない実録であるのは断るまでもない。
以下は本誌編集部にこの実話を持ちこんだ某氏の語ったところを文章に整えたものである。某氏の語りにはいささか冗長な箇所も見受けられるが、語られる食肉加工場の場景にも目を通してもらいたい。帝都における点景、生活の実録をつづるという本誌の主旨にも反しないものとして省かず掲載した。また、例によって人名は仮名としている。
本記事が噂話の黒い部分を払拭できる力を備えていると信じて。
無姓無名「帝都妄断 第八回」『実録帝都』三二年第二十六号折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-30 08:40:58
6950文字
会話率:0%
中学一年生の椹木庄司は、才色兼備な上に天使のように純朴な心を持っている。そんな彼の唯一にして最大の難点、それはー悪魔をも恐怖のどん底に陥れる、凶悪な目つきだった!目つきのせいで周りに誤解され、どんどんおかしな事になっていく。一体どうなる!?
最終更新:2015-05-30 08:12:18
495文字
会話率:58%
キノコの存亡を賭けて"競争"をすることになったキノコ妖精たち。
温和で純朴すぎるベニテングダケの"娘"ムスカリアもその流れには逆らえず、無作為に選出された100人の人間を一族手分けをして捉えなければな
らなくなった。
向いていないと知りつつもテングダケ一族の生き残りをかけてターゲットを追うムスカリア。
・・・物語はそんな彼女がある雨の夜、ついに見つけたターゲットの一人と対面したところから始まる。
※この作品は「oso的キノコ擬人化図鑑」を基に作成した二次創作物です。
キノコの娘大賞募集要項にある「愛おしいけど毒があるかも」がコンセプトです。
登場するキノコの妖精たちの容姿や設定など、可能な限り「oso的キノコ擬人化図鑑」のものに近づけたつもりですので、一度そのキーワードで検索して登場人物の解説文を読んでいただけるといっそう楽しめるかもしれません。
URL載せちゃっていいのかな。ダメならいきなり消さないで警告メール出してくださいませね。運営さん
http://toolate.s7.coreserver.jp/personification/
H27,3,31
キノコの娘大賞、最終選考には漏れました。残念だけど即興作品だったのでよく最後まで残ってくれたと思います。
気が向いたらまた別のきのこの娘借りて描きます
そして、期間中、たった一人だけ評価をくれた方。
再びここを見てくれるかはわかりませんが、本当に励みになりました。ありがとうございました。
H27,5,20
なんとなくキノコ妖精のことが描きたくなったので連載中に戻します。
フリギネアを借りました。ちょっとほのぼの系?前二作とはまた違った雰囲気のストーリーになっていると思います。ちなみに必要ないのにエキストラにキューベンシスを借りました。出演させたかっただけ(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-20 15:00:00
55609文字
会話率:53%
彼の名は“魔法屋アルフレッド”
とある街で魔法屋を営んでいる青年だ。
街での評判も悪くなく、その純朴そうな顔立ちからむしろ好かれていた。
…1年前までは。
最終更新:2015-05-16 22:23:54
3832文字
会話率:0%
平安時代を舞台にした、人と人に非ざる者との交流。苛烈な倫理観と純朴な審美眼の間で葛藤する一人の少女。人とは、鬼とは、自然のあるべき姿とは何か――。
題材は能『紅葉狩』。夢枕獏さんの『陰陽師』の作風に大分影響されています。
最終更新:2015-01-27 00:07:16
6458文字
会話率:37%
小説の執筆を趣味としている少年中村東吾は、三年ぶりに元いた学園に帰ってきた。その復帰と同時に幼馴染が主催している文芸サークルへと参加するのだが、彼は重大な問題を抱えているのだった。
図書館と鉛筆と小説が織りなす、青臭くて純朴な夢物語。
最終更新:2014-12-14 03:04:33
25038文字
会話率:25%
「魔法使いさま、ボクを魚にしてください」はるばる森の深く、高名な魔法使いの元を訪ねて、少年は言った。「どうか魔法使いさま、ボクを魚にしてください」 純朴な少年と老いた魔法使いの短編ファンタジー。(過去作投稿。個人サイトにて公開済み)
最終更新:2014-06-22 02:36:45
16978文字
会話率:37%
『す、すみません! ちょっと待ってください!』
いつだったか、そんな風にいきなり街中で呼び止められたことがあった。
『は? 私?』
その時の私は友達と約束の場所に向かっている途中で、誰かが何か必死に呼び止めてるなあと思うだけで、まさか自
分に話し掛けられているとは思っていなかった。
『そうです! いきなりごめんなさい!』
なのに気が付いたのは、真っ赤な顔した青年が目の前に躍り出たからだ。しかも真っ直ぐな眼差しで、私以外にはいない、って言う風に見つめてきて。
――――冒頭抜粋。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-31 19:19:08
2856文字
会話率:57%
訓練に向かう途中の道で、僕はその少女に出会った。田舎から出て来たばかりというその少女は、一目で異国の血を引くと判る僕をまるで怖れること無く懐いてくる。そんな少女に僕は戸惑いながらも微笑ましく思い、彼女の連れを探すべく彼女の手を引いて歩き出し
た。それが僕の人生の大きな転機になるなど、欠片も思いもせずに。――時は大正。とある金髪の青年と純朴な少女との、温かな心の触れ合いのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-31 00:00:00
8978文字
会話率:34%
地球人に『グレイ』と呼ばれる姿形をしている農業青年NO.763。彼は宇宙農業協同組合の一員であり、辺境惑星を一人で開墾しながら農作物を作っている農業事業者だ。今日も麦わら帽子を被り、首から手拭いを下げて宇宙大根の若葉をいじる。
ある日、彼の
飼っている宇宙犬『味ごはん』が姿を消したことに763は気付く。宇宙船が一台無いことからあとを追って地球に向かったその先で、彼が降り立ったのは小さなホームセンターであった。
癒し系天然おねーさん(巨乳)と田舎もん純朴グレイとの、ほのぼのSFラブコメディ。たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-18 06:16:10
14001文字
会話率:41%
とてもとても深い森に一人で住む魔女が、突然お姫様を育てる事になりました。
お姫様はすくすくと育ちましたが、なんだかとってもおかしな方向に行ってしまったようです。
超純粋で純朴且つ心優しい魔女が、周りの状況にぶん回されながらあたふたしつつ、
それでも懸命に生きる様を面白おかしく童話チックに書いていくお話です。
ヒロインは魔女です。
超不定期連載です。
ほかの連載の合間に書く形になりますので、更新はかなり遅くなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-25 12:43:40
55597文字
会話率:27%
オリヴィア・リッチモンドは都会育ちのお嬢さま。二人の出来すぎた兄と、絶世の美女の姉のすみっこで何不自由なく生きてきた19歳。しかし20歳を目前にして、いまだ夢見がちなオリヴィアに辟易した父は、彼女に究極の現実を突きつけた――ノースウッド伯爵
エドモンド・バレット卿との結婚だ。初対面から冷たい夫、ど田舎の領地、何だか妙に偉そうな老執事……かくして始まったオリヴィアの新婚生活は、信じられない混乱続き! 世間知らずで純朴なオリヴィアと、厳しい現実主義者エドモンドの結婚から始まる恋の行方。そして、バレット家に伝わる「呪い」とは? 【中近世イングランド風ヒストリカルロマン】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-02 21:18:24
207940文字
会話率:26%
自分の中でのたくる感情が沸騰状態であることを知りつつ、規範という名の軛の秩序下で動くこともなければ、動こうともしない、無能で、臆病な案山子をよそおうことが善なのか? 重力のような普遍的な圧制の下、純朴な羊の毛皮を被り栽培された草を食むこと
が徳性なのか? 違う! 俺は狩人の名の下に、主体性を叫ばなければならない! 壮大な行為である。無謀の誹りすら受けずにいることは難しかろう。しかして、俺の中には現代の奴隷制に抗じる、常に流血と、革命と、変化を望む心が同居しているのだ。これは、俺が如何に抑鬱された現代社会人から、真のジャングルの狩人へと進化を遂げたかを記す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-14 00:00:00
18106文字
会話率:6%
田舎から突然の辞令で王都に転勤になった騎士、アルフルド・リンデッド。王都の雰囲気になじめず、日々憂鬱に過ごしていた彼であったが、ひょんな機会からとある小さな少女と知り合うこととなり……。
少し腹黒い女の子と純朴騎士の凸凹なお話。
※以前
投稿した短編の加筆修正版です。以前投稿した短編は一端混乱を避けるため削除したいと思います。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-30 23:34:02
6339文字
会話率:43%
規則正しすぎる魔法少女は知らぬうちにものすごい大物と出会っていた―――
「とりあえず、頼れ!」
悪の組織に片言で純朴な少年が所属していることを知った風紀委員長、樗木美夜日(ちしゃきみやび)は彼の秘密を知ってから一年ほど共に鍛練を重ねて
いた。
これは、勘違いが勘違いを生んで勘違いのままに突っ走る少女の裏で密かに展開される世界の暗部と、それに立ち向かうことにした少年の話。
『魔法少女は真面目につき。』の続編であーるー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-05 13:00:00
6357文字
会話率:26%
学校の廊下を規則正しく歩いていたら魔法少女にスカウトされました―――
「校則違反も甚だしい!」
悪の組織に先月転校してきた純朴な少年が所属していることを知った風紀委員長、樗木美夜日(ちしゃきみやび)は決意する。
「おまえを正規の道へ
戻してやる!」
これは、勘違いが勘違いを生んで勘違いのままに突っ走る少女の話であーるー。
※自サイトに転載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-01 22:00:00
5089文字
会話率:43%