「王家に生まれても次男じゃダメじゃん! ……よし、王位を簒奪しよう!」
傭兵として死んだ後、うまい具合に支配者階級へ転生したまでは良いものの、このままだと王にはなれないと気付いたヴェルナー。
折角の第二の人生、折角の王族だから、やりたい放
題生きる。その為には暴力も辞さないし、多少は荒っぽくても専制主義の政治体制が普通な世界だから大丈夫。
富も女も手にしたいなら、権力奪取が手っ取り早い! プラスティック爆薬を生み出せる変な能力を手に入れて、権力の奪取と維持に邁進するヴェルナーという男の物語。
追記)講談社Kラノベブックスにて書籍化。発売中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-07 21:58:13
666550文字
会話率:48%
魔王軍によって各地へ激しい侵攻が行われる異世界。
争いに巻き込まれ友を失った妖精の少女が召還したのは、世界を救う勇者さま……ではなく、アラサーの経営コンサルタント。
剣も魔法も使えなければ、特殊な能力もない!?
元の世界での経験を活かし
て商売を初めて、一山当てて……ってそんな話でもない!?
見知らぬ土地、戦火の只中、襲い来る魔物たち。
経営コンサルタントは王国を救うことができるのか!?
***
GA文庫大賞一次選考通過
講談社ラノベチャレンジカップ一次選考通過
書いた側のメインターゲットは大学生~社会人ですが、
中高生の方々もファンタジー活劇を通じて、社会や人的資源の動きに触れて頂けるかと思います。宜しくお願い致します。
リアルで感想をくれる友人がいないため、皆さまの感想で勉強させて頂きたく思います。是非ともご感想も頂けますよう合わせて宜しくお願い致します。
いわゆる『1巻完』の状態で一区切りとして読んで頂けますが、続きについては最新話の『今後について』をご参照ください。
***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-21 19:29:24
127880文字
会話率:29%
主人公・契(けい)には〝自分〟がなかった。
感情はあっても意志がない。必然的に時間を持て余すようになり――それ故に悪魔の少女・クロマに誘われた。
悪魔は時間を代償に特殊な能力を振るう存在だ。古くから人間と共生関係にあったが、十数年前に人
間側が反乱を起こし、悪魔を便利に使える手駒・天使へと貶めた。
クロマはそんな仲間を取り戻すための使者だという。
しかし彼女は非常に高コストな力しか使えないため、エネルギーの足りない現状では無力に近かった。契も基本的には普通の高校生、戦闘なんて出来やしない。
ただ、契には一つ武器があった――自分を持たない契だから、演技が得意なのだ。
はったりを駆使して襲い来るエージェントを倒していくような、そんな感じのお話しです。
講談社LCに出すため削除していたのですが、落選が決まったのでちょこちょこ再掲していこうと思います。
そのため前書き後書きはほぼない簡素な形になってしまうとは思いますが、ご了承いただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-19 14:00:30
37901文字
会話率:34%
※講談社X文庫ホワイトハート新人賞落選作(題名変更、手直しあり)
精霊教を国教とし精霊使いたちによって土地の安定を図ってきたグリア王国は、刻の精霊による『精霊暴走』が起きてから約六百年、結界に閉ざされた国となっていた。
精霊暴走の収束と同
時に幾つにも分裂した刻の精霊は、それぞれが一個体として意識を持った『分離体』となり、時間を喰うことで各地に歪みを発生させた。国を覆う結界はこの分離体が逃げ出さないようにするためのものであり、精霊使いの支配下におかれた分離体は『刻喰い』、刻喰いと共に歪みの収拾にあたる精霊使いは『繰り師』と呼ばれるようになった。
ある日港町カロマイに、歪みが発生する。叔母夫婦の営む酒場に居候をしているアレナとミクの姉弟は、酒場を訪ねて来た繰り師の青年タキセに会う。神経質で周囲に馴染むのが下手なミクはタキセに精霊使いの素質があると言われ、精霊院で学ぶことを決意する。しかしタキセが歪みを収拾する場に居合わせてしまい、偶然歪みが暴走したことからミクの前で彼は瀕死の重傷を負ってしまう。
ミクはタキセを救うため、彼の相棒である刻喰いと契約を結ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-15 15:38:31
91642文字
会話率:42%
評伝「左近太」に書いた曾祖父「左近太」の、欠けていた剣技の具体を示しているかもしれない、新しい資料に行きあたりました。『百魔 續篇』(杉山茂丸 著)──国立国会図書館「近代デジタルライブラリー」で発見。1926年(大正15)12月25日(昭
和に改元される前日)、大日本雄辯(弁)會(現在の講談社)から発行された書籍です。波瀾万丈、狂瀾怒濤にして有為転変、そして快刀乱麻。軍記物の講談を聴くというか、歌舞伎を観ているような、目眩くドライブ感にあふれる筆致──天下の稀&奇書と呼ばれる同書にインスパイアされ、引用と妄想の果てにまとめた話です。
拙著ブログ『軽はずみ備忘録』、ブログまとめサイト『WEB版・軽はずみ備忘録』掲載原稿を一部改訂しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-27 15:56:46
16589文字
会話率:2%
彼女の名前は颯爽桜。
科学の申し子のような桜は、その生まれ持った天才的頭脳をフル活用し、
灰色の日常に包まれていた南石高校の校舎に風穴を開けるのであった(物理的な意味で)。
これは桜と、幼馴染で専用ツッコミ役の梶原達樹の二人を中心に繰り
広げられる物語である。ただし時々タイムマシンが爆発したり全裸が空を飛んだり豆鉄砲で銃撃戦がくり広げられたりすることがあるので要注意。
なおこの物語はフィクションなので、実在する団体・人物・自然現象・科学的根拠とはあまり関係がございません。
ゆえに科学的におかしな描写がなされていてもスルー推奨です。
・第1回講談社ラノベ文庫新人賞 第3次審査通過の同名作品の改稿作となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-27 00:00:00
122773文字
会話率:42%
俳句 (講談社学術文庫) 文庫 – 1984/3
阿部 ショウ人 (著)
キーワード:
最終更新:2014-12-02 09:11:17
1534文字
会話率:4%
「福沢諭吉」とは1835年1月10日(天保5年)大阪で誕生し、1901年2月3日(明治34年)死亡。
有名な執筆と文献は、学問のすゝめ、西洋事情、脱亜論である。
「福沢諭吉」と聞いてまず浮かべるのは大半は”一万円札”(日本銀行券一万円
札に1984年から2014年現在)であろう。
福沢諭吉が一万円札になった理由として、
まず、現在の日本紙幣の肖像画の選び方が「立派なことをした人」という条件と、
千円札、五千円札、一万円札それぞれ見間違えないよう、特徴の異なる人物を用意するのが前提という。
これは、偽造紙幣などを防止する為という説が濃厚である。
北康利さんの『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』(講談社、2007年3月)の7-9頁によると、
1984年(昭和59年)11月1日の新紙幣発行に際して、
最初の大蔵省理財局の案では、・十万円札が聖徳太子・五万円札が野口英世・一万円札が福澤諭吉となる予定だった。
しかし、その後、十万円札と五万円札の発行が中止になってしまったが故に、
一万円札の福澤諭吉が最高額紙幣の人となったとつづっている。
他にも諸説いろいろありますが、わたくしは難しい話は好きではないのでこういう話はここで終わります。
ここでのストーリーは「福沢諭吉」の比喩である”一万円札”が関係する。
もしかしたら、自分自身がその状況に陥る可能性も・・・。
「ハル」という青年が直面する「福沢諭吉」の本性。※本物の福沢諭吉さんとは何の関係もありません。
それでは「ハル」が見てきた「福沢諭吉」に食べられた人々のわずかながらですが話が始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-06 17:56:22
2099文字
会話率:48%
剣と魔法のファンタジー世界・アースフィアに召喚されてしまった大学生の三好明彦。かわいいお姫様から勇者として聖剣を抜き魔王を討伐してほしいとお願いされたので、聖剣の力をあてにして安請け合いした。ところが、この聖剣がいわゆる普通の聖剣ではなくて
……? ※講談社レジェンドノベルス様よりタイトル変えて書籍化しました。詳しくは活動報告にて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-21 00:50:10
1096712文字
会話率:40%
西暦23世紀、地球人類は銀河系オリオン腕付近に広がる多人種星間文明圏の一翼を担っていた。
ある時、地球政府の銀河系深部探査計画により銀河系中心部へと向かっていた探査船が、未知の異星人による攻撃を受けて消息を絶つという事件が起きる……。
「第19回講談社BOX-AiR新人賞」落選作品です。
「BOX-AiR新人賞」は連載作品の第1話、第2話と全体のシノプシスのみで応募する賞なので、第2話までの原稿しかありません。
こちらでは、その先も書いて完結まで持って行きたいと思っていますので、よろしくお願いします。
※現在、事情により更新中断しています。可能になれば再開いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-27 15:59:24
51043文字
会話率:36%
沢村丈太は高校2年生。
父親が教祖を務める宗教団体「愛の大宇宙エナジー教団」(略称・愛宇宙教)の副教祖をしている。
高価な霊感グッズを売ったり、マルチ商法の勧誘に手を貸したりとそんな毎日だ。
ある日、父に呼び出された丈太は、父の周囲
に付き従う美人信者集団「挺身御奉仕隊」の副教祖版を作ってやると告げられる。
「第20回講談社BOX-AiR新人賞」落選作品です。
「BOX-AiR新人賞」は連載作品の第1話、第2話と全体のシノプシスのみで応募する賞なので、第2話までの原稿しかありません。
こちらでは、その先も書いて完結まで持って行きたいと思っていますので、よろしくお願いします。
※現在、事情により更新中断しています。可能になれば再開いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-20 23:35:11
36830文字
会話率:40%
魔法使いリーザ・チェリオはガンダリア王国軍に所属する飛行魔術師。
得意な魔法は空を飛ぶことと、人に思い通りの夢を見せる「夢見法」。
今日も彼女は貧しい実家への仕送り資金を得るため、基地の男どもの求めに応じて不精不精「エロい夢」を見せて
は小金を稼いでいた。
そんなある日、敵対関係にある隣国の竜騎士が、国境を越えて領空侵犯してきたという知らせが入り……。
※「第16回講談社BOX新人賞Powers」落選作品です。
「小説家になろう」で公開するにあたり、連載形式にする、改行を増やす、行間を空ける、等々の修正を行っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-21 21:51:09
129858文字
会話率:40%
※講談社メフィストに投稿済み
あらすじ
『乙原昭一(おとはらしょういち)』二十八歳、職業『宮大工』(神社仏閣を専門とする大工)。
年末のある日、不況のあおりを受け、突然親方からリストラを宣告される。
長引く不況。建築業界、それも
社寺建築業界は特に低迷する中、昭一はJR岐阜駅裏に広がる日本三大風俗街の一つ『金津園(かなづえん)』を次の勤務地として選ぶ。
その金津園の中の一店、ソープランド『シェリー・キャッスル』でボーイの採用を受けた昭一は、勤務初日、高校時代の旧友と思わぬ再会をする。その旧友とは同級生の『萩本郁恵(はぎもといくえ)』。現在は店のナンバーワン嬢、源氏名『真琴(まこと)』であった。
全年齢対象な傾気御免の風俗コメディー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-04 00:22:33
83199文字
会話率:42%
五つの人種を束ね、かつては広大な植民地を持っていた王国。その首都へ向かう街道は宗教的巡礼路としても機能していた。休暇で巡礼の旅に出た人間の留学生は、国家を揺るがす陰謀に巻き込まれる。魔法やドラゴンは(あまり)出てこない、オイルくさいファンタ
ジー。
初稿を「星海社FICTIONS新人賞」に応募。改稿を「講談社BOX新人賞Powers」に応募。前作の反省を踏まえ、世界観づくりにこだわり資料採集も頑張った結果、「長すぎる」と一蹴。読みやすい文量というのが、なかなかわからないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-15 16:21:22
216385文字
会話率:45%
タイムマシンの話です。 読む人が楽しめるように最大限の努力をしたつもりです。 ほんの少しでもいいです。 「楽しめた」と感じていただけたなら、作者は幸せです。 〔備考〕第1回講談社ラノベチャレンジカップ最終選考作品(受賞ならず)
最終更新:2012-11-11 09:38:32
1568文字
会話率:0%
『ぼく』――淳司《あつし》が住んでいるとある街には小さいながらも霊験あらたかといわれる稲荷神社がある。『ぼく』は幼いころからその稲荷でよく遊んでいたが、中学進学したころから生活に追われてなかなか訪れることが減ってしまった。
そんなある日
、ふと懐かしくなって神社を訪れると巫女装束を身に着けた杏花《きょうか》と名乗る少女がいた。彼女の持つ爽やかな空気に『ぼく』は惹かれ、そして時を忘れるほどに語り合う。どこか浮世離れしたその少女に「またね」と挨拶を交わし、『ぼく』は帰途につく。
……数日後、再び神社を訪れた淳司は再び杏花を見かけるが、少女の顔は前回会った時と異なり、どことなく曇っていた。
少女はどうしてそんな表情をしているのだろう。
そう思いながら、『ぼく』は杏花に話しかけた――。
※2011年、講談社児童文学新人賞に投稿した作品。
一次選考落ち。
あらすじは『引き』をつくるために投稿当時とは変更してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-24 13:44:32
13862文字
会話率:30%
10年前、霊障に悩むある一家に突入した焔組は、惨殺された一家を発見する。ただひとりの男の子を除いては。それから10年が経ち、立派な20の青年となった主人公不動一は、大学からの帰り道で神宮寺からの異変を感じ、鳥居のほうを見る、そこには2体の霊
らしきものが地面に怪しげな紋章を書いていた。逃げようとした主人公に襲い掛かる霊。主人公は気絶。そこに、葬儀屋「焔組」一行が駆けつける。葬儀屋に救われた不動は、焔組の面々から自身が「霊傷者」という怨霊が感知できる存在であることを教えられる。事態が飲み込めないまま、その足で墓地での怨霊事件に巻き込まれ、またも気絶。それが初陣となった。(一話)
次の日自室で目覚めた不動は、自身が護摩焚きを受けそこで出た霊灰と呼ばれる怨霊の怨みを保管していた神宮寺へ誘われる。大僧正永寿院と女神主斎部からいくつかの事実を知った不動だったが、尚自分がいつどこでどうして霊傷者になったのかは不明のまま一旦焔組に戻る。焔組では刑事がとある窃盗事件の依頼を持ち込んでおり、現場へ赴くと、被害者の子どもから重大な証言を聞く。それは不動の霊傷と過去に大きく関わる「家」のことだった(二話)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-22 02:00:09
13785文字
会話率:42%
「日本再誕連合」のリーダーであったシゲルは、志半ばで謀殺されてしまう。そのシゲルが流れ着いたのは怨みをもった魂が集う国「空国」であった。
彼の抱いていた強大な怨み・・・すなわち大学教授であった父親を、政治家などから受けた言論封殺やそれに伴
う社会的抹殺によって自殺に追い込まれたこと、そして父親の悲願でもあった「日本を変革する」という志を折られたことに、空国の最高権力者達、通称「御三人」は自らが成し遂げられなかった現世への怨みを晴らしてくれる存在として期待を寄せる。御三人とは、かの有名な菅原道真、平将門、佐倉惣五郎である。
空国に漂着し、彼は「大目付」の任を拝命していた安藤に迎えられ、空国に流れ着いた者の中でも、とりわけ怨みの念が強い者達が入学させられる霊学校・・・「第百八霊学校」に半ば強制的に入学させられる。シゲルはそこで後に班のようなものである「三人結」を組むことになる、関西弁が苦手でヒステリックなノゾミや、「日本再誕連合」に憧憬を持っていたコミュ障ながら一流大学卒のケンジなどと出会う。現世の連合の動向を気にしながらも、自らの怨みの念を動力源とした「怨力」と呼ばれる超能力に似た力を、現世で使うための修行をすることとなる。何故そのようなことをする(させられる)かというと、現世に居る御三人を鎮魂し、現世に現れることを防ぐための寺社仏閣などを建立した者達の末裔(陰陽師一派)を根絶やしにして鎮魂を解き、再び現世を荒らすためである。それらは全て、御三人の兼ねてからの願望であったので、道真が死に鎮魂された後から現在までずっとその闘争は続いている。
そして現世に帰り、初めての実践授業を受ける。丁度その時近くで連合が計画を開始しており、気になったシゲルは安藤の目を盗んで彼らに接触、同時に映像にも映りこんでしまう。現世帰りしてきたシゲルの強大な怨力を鋭敏に感じ取っていた陰陽師一派に映像も視認され、シゲルは未熟ながら一番の標的と認定される。
二度目の修行時に討伐せしめんとす陰陽師一派と遭遇。シゲルたちは安藤やクラスメイトの殆どを滅魂されながらも何とか勝利を収め、御三人から一派の掃討を命ぜられるも、交換条件として現世帰りにて連合に加担させるよう要求する。御三人は天国からの監視に怯えながらもこれを了承、シゲルは三人結連合に加担しつつも各地の陰陽師一派ならびに寺社仏閣を滅していく-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-19 14:05:59
37000文字
会話率:47%