2150年、人類の急速的な発展により、自然の法則を超越できるまでの発展を遂げる。
その結果、陸海に生息するほとんどの野生動物が絶滅。恐れていたことであった地球が完全に人間の支配下となった時代である。
そんな最中、人類の倫理観の崩壊に伴
って1つの人工種が放出された。
その名も「亜獣族」。
彼らは動物の耳、しっぽ、そして各々の動物が持つ特徴を兼ね備えており、さらには人間のに匹敵する知能を持っている。
摂理崩壊と地球の最悪の未来から抜け出すために、1人の少女と共に人類に抵抗する…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 16:08:56
566文字
会話率:0%
人は学園都市“クレイドル”で生まれ育ち、“外の世界”を目指して勉学に励む。
少年リンもそんな子供の一人だった。
しかしリンは稀代のおちこぼれで、教師たちも匙を投げる始末。
“クレイドル”“外の世界”――この世の摂理に翻弄されながら人と出会い
、苦手を克服しながら夢を叶える小さな少年の物語。
この作品は「YouTube https://www.youtube.com/channel/UC9_kkazLuA5nVlrr0LglgDA」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 17:00:00
115823文字
会話率:44%
『神』。『悪魔』。『天使』。
人より、格上な次元に存在し、人々に『救い』を、『過ち』を、『導き』を与える妄想の産物。
だが、それは数多の人々が『盲目的』に、且つ『狂信的』に、畏怖し、崇めるための理由。
時は流れ、人の大半は、『この世には神や
悪魔はいない。』と盲目的に且つ、狂信するようになった。
今や神とは、かつての具体的で表象的な存在から、抽象的で普遍化した存在へと貶められた。今や、心から神を畏怖し崇めるものはいないだろう。
だが、それは、作られた重責から解き放たれる、喜びの時代の訪れとなった。
ようやく、善悪を担い、その力を行使するのではなく、摂理のままに、バランスを保つためにその力を行使する、かつての時代がやってきたのだ。
だが、幸せとは不幸せがあって、実感できるもの。
この物語は、自由を賛美する中現れた、たった一つの凶星がもたらす、かつてない混乱に翻弄される偶像たちの苦難の物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-06 11:00:00
2797文字
会話率:35%
15歳になる少年ヴィクトルは新たな生活を求め「盾の王国」を目指す。『再び太陽が覆われたのであれば 盾の王国へ行け』そう書かれた本を手に王国ゆきの船に乗る。しかし王国のには移民を管理するギルドが十あり、それぞれの掟に従い王国に忠誠を尽くす。道
中ヴィクトルはエルフの少女アリシアと出会う。素朴な性格に惹かれヴィクトルはアリシアに恋をした。
瀕した世界、「盾の王国」の掟と自然の摂理に従い、十の種族が身を寄せ合う。
英雄の再来を信じ、神々の加護を求め、今日を生きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-03 17:06:54
47873文字
会話率:57%
地球最高峰の知能を持つアンドロイド『メティス』。彼女には, 唯一『心』システムという人間のような人格が搭載されていた。『検算し続けるアンドロイド』として作り出された彼女は, ある日原因不明のエラーに会い, 異性へ飛ばされてしまう。
異世界
で彼女は『モデレーター』という権限をもらう。対象を解析することで, 日々進化し続ける彼女の異世界記。
ついには, 彼女は世界の摂理を超える程の学習を行い, 神と崇められるほどまでに成長していくのだが, それはまだまだ先のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 22:47:37
4922文字
会話率:64%
下校中に魔物の争いに巻き込まれてしまった高校生──日野原大河。
日野原大河はその際、悪魔が死に際に放った攻撃を受けてしまう。
そして悪魔は攻撃の反動で死亡した。
日野原大河が悪魔を殺したという判定がなされてしまい、【悪魔を殺した人間
は、その能力を引き継ぐ】という自然の摂理に従って特別な能力を受け継いでしまう。
突然こうして魔物の世界に飛び込んでしまった日野原大河は、人間社会や魔物社会で平穏を掴めるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-16 00:57:52
2387文字
会話率:34%
――人が、死ぬわけないだろう!
人は、命は、生まれた以上必ず死を迎える――。
真理でもあるはずのその大前提を覆す、少年の放った一言。
しかし、この人類最後の都市においては、それこそが摂理だった。
そこに生きる人々は、そのすべ
てが、老いることも死ぬこともない、不老不死の身だったのだ。
……たった二人。一組の双子の兄妹を除いては――。
これは、永遠の生を享受する者と、死の意味を見出す者と――。
1000年の時を経た彼らの縁が最後に紡ぐ、命と罪の物語。
※ かつて投稿した同タイトル『畢罪の花』を、レイアウトや構成を見直した作品になります。
※ 多少の手直しはありますが、物語の内容自体は変わりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-14 18:41:46
234646文字
会話率:21%
――『人が、死ぬわけないだろう!』
人は、生まれた以上必ず死を迎える……真理でもあるはずのその大前提を覆す、少年の放った一言。
しかし、この人類最後の都市においては、それこそが摂理だった。
そこに生きる人々は、そのすべてが、老いるこ
とも死ぬこともない、不老不死の身だったのだ。
……たった二人。一組の双子の兄妹を除いて――。
かつて命を落とし、しかしその大罪ゆえに消え去ることも許されず、記憶も欠け落ちるほどに永い時間、闇の中に囚われ続けていた男、カイン。
その彼を闇の内よりすくい上げたのは、それ自体が光であるように暖かい、しかし何者とも知れぬ女性の声が告げる『願い』だった。
それを聞き届けたカインは、幼い双子の兄妹を、そのかたわらに寄り添い、護り抜いていくことになる。
果たして――兄妹が逃げるのは、『不老不死』からだった。
大戦により荒廃した世界を捨てた僅かな人々は、雲上に都市を築き、そのすべてが不老不死を得て、実に千年の時を過ごしていた。そしてその命は、永遠に咲き続ける花『不凋花(アマランス)』の力であり、唯一その花を身に宿し、他者に分け与えることのできる、『春咲姫(フローラ)』と呼ばれる少女がもたらしたものだった。
心優しく、ただ死の悲しみのない世界を、と願う春咲姫と、彼女を守り支える者たちは、数百年ぶりの新生児であった兄妹にも、純粋な善意から不老不死を分け与えようとしていたのだ。
しかし、兄妹はそれを拒み、暮らしていた都市の中枢から逃げ出した。
『死』のない生は、本当の生ではない――それが彼らの、この時代においては異端そのものの考えだったからだ。そして、カインもまた、そんな兄妹の思いにこそ同意する。
雲上の都市を脱し、限りある命を生き抜こうとする兄妹と――
『死』を忘れた都市と、兄妹の安寧のため、その命に永遠を与えようと兄妹を追う春咲姫たち。
そして、かつて死が当たり前にあった世界を識る者と、その後の永遠の時代に生まれた者。
さまざまな思いが交わる中、明らかになっていく、かつて死んだはずの男、カインの正体――。
千年以上前より縁によって紡がれていた、彼らの織りなす物語は、どんな結末を迎えるのか。
最後に残った人類の未来は――どこへと向かうのか。
原罪によって楽園を追われた人類は、畢罪によって楽園へと帰るのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-14 07:00:00
227969文字
会話率:33%
ある日魔法は解かれてしまうのは世の中の摂理だ。俺こと城山颯は洗面台の鏡に映る自分を見て愕然としていた。よくありがちな目にかかった前髪をかき上げたらイケメンがいるはずだったのに……。
そこにいたのは地味顔の自分だったのだ。読み続けていた小説の
せいで、いつしか自分は隠れイケメンだと思い込んでしまっていたことに気づいてしまった……。
美少女とエンカウントした時の対処法についてはマスターしたのに大事な前提条件であるはずの隠れイケメン属性を元々持っていなかったのだ。
全てを諦めた主人公の普通の恋愛が今…幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-10 00:57:09
4975文字
会話率:32%
こことは違う異世界
その最初の世界[ミラ]には魔法も存在しており
貴方たち訪問者がいる世界とは全く違った冒険が待っているだろう
さて訪問者諸君ここで1つこの世界の摂理にして理を伝えよう
天職という神様から授かる職業がある
これは自身の意思で
決めることはできない
普通は、諸君ら訪問者は5回まで選び直すことができる(無論デメリットはあるがな)
ああ、残念ながらリメイクし直しても結果は変わらぬよ、天職は心を写す鏡なのだから
ーーー通りすがりの神官
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 00:00:00
32602文字
会話率:73%
無力な者を容易く救えるのは、より強力な者だけ
それが摂理
その摂理を惨たらしく描く後だからこそ、摂理に抗う勇気と正義の冒険は輝く
しかしやはり無力である
救えない者は多かろう
しかし蛮勇であっても動けば何かは救えるかも知れないし
今より少し
は何かが変わるかも……
これは、そんな希望を捨てない、挑戦する者の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-11 01:14:55
17186文字
会話率:22%
中小企業勤務の営業マン、陣内和隆(じんないかずたか)は盲腸で入院していた。煙草も吸えない病院の屋上で項垂れていると、屋上のフェンスの外に立ち尽くしている少女を見つける。
今にも飛び降りしそうな雰囲気を感じ取り、和隆の体は勝手に動き出
す。
なんとか飛び降りそうになる手前で少女の体に抱き着いたのまでは良かったが、勢い余って屋上の縁の外へ。
落ちていく二人。地面に衝突すると共に和隆の意識は失くなる。
次に和隆が起きた時には見知らぬ場所にいた。少女はいない。
どうやらここは異世界らしいと教えてくれたのは、辺境神と名乗る胡散臭い男。
この異世界の摂理と理(ことわり)を辺境神に教わった和隆は小さな使命とそこそこ?の力を授かり冒険に出る。
チート、とまではいかないが一応はこの異世界を生き抜く力を見出された和隆の魂と異世界の理とその他テンプレっぽい何かが交わる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 22:39:54
10782文字
会話率:60%
眠りにつこうとしていた中二病溢れる俺の前に突如、金色の髪を腰までおろした美女が姿を現した。その女性に突如、何の目的かわからず異世界に落とされてしまった。落とされた世界では人間は恐怖の対象であり、伝説の種族として恐れられていた。俺は元の世界に
戻るために魔法を覚え、仲間(ハーレム)を増やして旅に出た。
しかし、科学という自然の摂理を理解している為か、俺はチート的に強力な魔法が使えるようになり、気づけば魔法使い・魔術師・魔導師・魔王となって、異世界で大事になって行く。
前世と今、元の世界と異世界、究極チートとハーレムの先にある世界の真実を求めて旅をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-07 02:59:27
455757文字
会話率:56%
咲けば散る。
それは自然の摂理だ。
けれどだからこそ、色濃く残る。
きっとそう言う物だ。
最終更新:2019-04-11 12:00:11
2333文字
会話率:33%
いつも余計な一言で周囲を引かせ、何事も面倒くさく思っている中学3年生の主人公・間堂覚(まどう・さとし)が、同じクラスに転入してきた里見花音(さとみ・かのん)に「天命の人」という理由で付きまとわれる。
一方、クラスメートが奇抜な格好の不審者
ないし未確認物体と遭遇する事件が起きる。間堂はいつもの調子で「花音が転校してきてから起こった事件だから、犯人はお前」と教室内で言い放ち、同級生全員を敵に回すような雰囲気になるものの、後に花音があっさりと「犯人は私」と自供。
花音は観音様の見習いで、不思議な格好をしてみんなの願いをかなえていくのだという。しかも、「遊びで」。
花音の遊びに付き合わされる間堂は、一緒になって願いをかなえるという、人の精神世界・通称《森》の中へ入ることに。クラスメートの《ネガイゴト》や精神世界を知ることで、間堂は「本気で願えば夢が叶う」という摂理を悟り、己自身が変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-21 02:00:18
20886文字
会話率:34%
人は、生き物は、何かを犠牲の上で生きている。それは例えば貧富の差、能力の差、身体的特徴や周りの環境などであったりする。そのような自然の摂理の中で生きている人々の願いの話である。
1~3話が現代であり、4~6話が過去です。3話と6話のみ系統が
少し違います。どの話から読んでも大丈夫です。
1話:あるものを失うと知っているからこそ自分の思いに蓋をする少女の話
2話:叶うと信じていたことが叶わないと知った青年の話
3話:失ってから新たに得ることもあった少年の話
4話:失いたくなかったものを失ってしまった壮年の昔の話
5話:恋をしてはいけないと知りながらもしてしまった女性の話
6話:罪を犯してしまった老人の昔の話
心情描写がメインです。
全6話を現時点では予定しています。6話が少し残酷な描写を挟みます。毎日16時に投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-13 16:00:00
10389文字
会話率:4%
どこにでもいるオタク、鈴木康太郎《すずきこうたろう》は例のごとく今期のアニメをチェックしていた。
「まーたこの展開かよ!」と思わず呟いてしまうような原作ラノベのテンプレ学園ファンタジーアニメ『摂理破壊の精霊使い《エレメントマスター》』を
視聴して、眠ったところで康太郎は意識が暗転、たった今視聴していたその世界の主人公になってしまう。外見と身体スペックは主人公(スレイ)、魂は康太郎という存在になってしまう。
「おいおい、こういうのって普通本人にとって思い入れのあるゲームとか漫画の世界に行くもんだろ? なんで原作の一ページも知らない、アニメ一話しか見てない俺が導かれたし……?」
テンプレラノベの知識を頼りに何とか生き抜くけども、どこか締まらない鈴木康太郎が少しずつ主人公に近づいていく(かもしれない)お話です。
※本作品は作者が以前書いていた小説を書き直したものになっています。
☆作者のTwitterは @fbCi91HkeKnBhYb らしいです。気が向いたらフォローしてね♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-13 21:32:52
171121文字
会話率:33%
どこにでもいるオタク、鈴木康太郎《すずきこうたろう》は例のごとく今期のアニメをチェックしていた。
「まーたこの展開かよ!」と思わず呟いてしまうような原作ラノベのテンプレ学園ファンタジーアニメ『摂理破壊の精霊使い《エレメントマスター》』を視聴
して、眠ったところで康太郎は意識が暗転、たった今視聴していたその世界の主人公になってしまう。外見と身体スペックは主人公(スレイ)、魂は康太郎という存在になってしまう。
アニメ一話分の知識しかない持っていないので最初は自重するつもりだった康太郎だがおいしいテンプレ展開を前にハメを外しすぎた挙句に生徒会長との決闘というお約束イベントで負けてしまった!?
次々と襲いかかるテンプレラノベ展開に康太郎は打ち勝てるのか?ハーレムは作れるのか?元の世界には帰れるのか?これは典型的にわかオタクがテンプレ主人公の身体を借りて道を拓く、かもしれないそんなお話です。
※この話はプロト版です。
書き直した話があるのでそちらをご一読下されば……!
URLは
https://ncode.syosetu.com/n7903fg/1/
です! 是非よろしくお願いします♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-29 00:33:47
217643文字
会話率:52%
体内に蟲を宿した人間がひっそりと息づく世界。
日常に生きる人々は《蟲》の存在を知らず、世界が潜在的な脅威を抱えていることを知らずに生きている。禊原枢もそのうちの一人に過ぎない。
枢は虚構を愛していた。事実の中でしか生きられないからこそ、人間
の想像する世界、人間の摂理からは外れた世界である虚構に焦がれていた。そんな折、彼女は《蟲》に出会い、事実は破綻し、虚構へと迷い込んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 19:00:00
16352文字
会話率:38%
異世界文明を堪能するために制限なく自由を謳歌できそうなドラゴンを選んだ男は自由すぎるドラゴンの本能に支配されてそもそも人間に関われていなかったことに気づいた。
そうだ、人里に行こう。
人間の姿を取った白竜は人里に出て驚愕する。これは、
俺の望んだファンタジーじゃない!!
元日本人の彼の思うジャパニーズファンタジーはそこにはなかった。どう見てもピカレスク溢れるダークファンタジー。しかも洋ゲー風(主にビジュアル)。
男は考えた。これは、もう暗躍するしかない。俺が求める世界に方向修正しないと絶対俺の望む世界にはならないと。
倫理?ドラゴンの俺には問題ない!
自然の摂理?ドラゴンの俺こそが摂理だ!
箱庭感覚で世界をざっくりいじろうと考えていたはずが、暗躍の方向を誤ったのか、気がついたら人類の覇権をかけた闘争に巻き込まれていました。
どうしてこうなった!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-22 08:37:51
136100文字
会話率:47%
遠浅の海に浮かぶ聖地モン・サン・ミシェリア(モン・サン・ミシェル参考)で発生した怪異。
聖霊の啓示に導かれた神殿騎士コークリットとエルフの娘システィーナは、聖霊の残した清廉な気に満ち溢れた聖地が、穢れた魂の世界『 汚冥界 』と繋がり生きた
まま人が堕ちるという不可思議な怪異の捜査にあたる。
「はっ!? 聖地が汚冥界(地獄)とつながる!?」
はっ!? な、なにそれ!?
汚冥界は魂の世界。生前悪行を働いたものが堕ちる地獄の世界……それゆえ生命の溢れる現世とはつながらない世界……でも一つだけ例外がある。
それは『 死者の怨念 』
現世で死者の怨念が満ちる場所が決してつながらない世界をつなげる扉となる……
「ありえない……全ての常識が逆転している……聖地は聖霊の清廉な霊力が宿る地……その力が魔をはねのけ、邪な怨念を浄化する……」
「怨念を浄化……とするとこの地には死者の怨念は存在しない……」
「ああ。怨念が存在しない……というのに……汚冥界が繋がる……」
「確かにおかしい……汚冥界が繋がる条件じゃないわ……」
「ああ。汚冥界は穢れた魂の世界……ゆえに……物質界に宿る怨念が扉となって、初めて繋がる……」
「でも怨念は存在しない……聖霊の地だから、怨念は存在しない……」
「でも繋がる……」
・穢れた亡者の世界『 汚冥界 』は
・現世で死者の怨念が満ちる場所で繋がる
・しかし聖霊に守られた聖なる奇跡の地で
・汚冥界が繋がり生きたまま人が堕ちる
「現在報告されている常識……自然の摂理は『 現世と汚冥界は死者の残した怨念で繋がる 』……でも今、ここに新たな事実が発見されたんです。極めて稀有な条件で……」
相反する現象、矛盾を少しずつ少しずつ解き明かしていく怪異
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 19:00:00
238217文字
会話率:36%
生まれ持って術式が脳に刻まれた世界。魔術と共存する世界で唯一無二のその術式を特別視するのは当然の摂理。その世界で忌み嫌われる生物に作用する術式をもって生まれた彼女。
しかし両親は彼女を大切に愛し育てた。自由な気風の彼らは自分でどうしよう
もないものをあまり重要視していなかったからだ。そんな彼らは彼女にとってまさに太陽のようであり宿り木であった。
しかしある時から太陽は隠れ木は朽ち果てた。唯一の安らぎを失った彼女は歪んでしまうのか。それとも前に進むのか。それはまだ分からないが彼女は今日も自らの仕事をこなしていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 16:07:12
4123文字
会話率:60%