2XXX年、日本の首都東京の機能は最早パンク寸前だった。そこで提唱されたのが「第二首都計画」。第二の首都—―――――それはどの県でも喉から手が出るほどに欲しい地位。ここからすべてが始まったのだ。そう、「第二首都争奪戦」が……
各県一機の
ご当地ロボを作り、敵の県の“候補地”に乗り込みそこを破壊する。そしてその“候補地”で待ち受けるのはその県のご当地ロボ!そうして各県の壮絶なる戦いが始まったのである‼
戦いが始まって約一年、各地で続々と勝ち残った有力候補県たち(愛知、大阪、京都、福岡)。しかし彼らは見逃していた。“あの県”のことを…
そして愛知県のご当地ロボ(斬金5型フルパッケージ仕様)は「あっ、そういえば忘れてたわぁ~(笑)」というように有力候補地予想ランキングワースト1である“あの県”に遂に乗り込んできた。
それが決して触れてはいけない場所だとはこの時誰も想像はしなかった。
静寂に包まれる“あの県”の候補地に立つのは斬金とは対照的にとても地味で装備もほとんどない機体。その名は「イバラギア」沈黙を突き破って先に仕掛けたのは斬金だった。それは一瞬の出来事。だがしかしその一瞬にこそ勝敗の分かれ目が生まれるのである。
これはそんな“あの県”による世紀の大下剋上劇!第二の首都をその手にするために…戦え!イバラギア!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-03 20:10:30
82146文字
会話率:27%
津島駅近くの下宿で過ごした大学生の主人公。引越しの日に入り浸る友人に邪魔されながらも、思いを寄せていた女性と結ばれる。
最終更新:2018-05-23 16:10:33
5478文字
会話率:31%
201x年、7月。
名古屋市を取り囲むように巨大な柱が出現し、怪物が次々と市民を襲い始めた。
被害は小康を得るも、物資や人手の流入は滞り、取り残された市民は飢餓に陥った。
それから5か月。
追い詰められた市民は、街で誕生した超人たちを
中心とした幾つかの集団を作っていた。
彼らは持ち前の異能を用いて、名古屋に一定の秩序を敷く。
怪物が跳梁し、異界への入口が現れる魔都に市民は順応していく。
愛知県を結界で囲い、外のしがらみから逃げた紀里野道隆は、街を襲い来る異変を見届ける事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-22 17:41:35
283882文字
会話率:21%
両親のスパイ容疑による死刑判決をきっかけに、北朝鮮から脱北した舞踏家のミキ。上海で父親の親友である日本外務省官僚の平野哲(さとる)と再会し、平野の養女となりニッポンのコンクリートジャングルへと足を踏み入れる。
一方、中国で無戸籍だった健
ちゃんは巨万の富を得た兄弟によって都市戸籍を得て外科医になるも、臓器移植に手を染めることになって、やむなく外科医を辞め、平野哲の協力を得て売れっ子作家に転身。
七夕の日、平野哲の紹介でミキと会い意気投合し、上海の夜を楽しむ。
だが、発禁書を出した彼は公安から逃れるべく早朝にタイへ逃亡。2人はニッポンへ亡命した暁には「七夕の夜、2人で満天の星を見よう」と約束する。
1年半後、健ちゃんは平野哲のお陰で日本へ亡命を果たし、愛知県で鳶職に就いた。ミキが日本へ亡命する半年前のことだった。
約束の7月7日が2人に訪れるが、“時差”があってすれ違う。
それを知った平野の妻・洋子は2人の仲を取り持ち、2人は晴れて結婚へ。
その後、ミキ夫妻は児童養護施設にいたビルマ人亡命者の少女と出会う。
少女は両親を交通事故で亡くし、失語症に加えて歩行困難で車椅子に乗り、孤独だった。
そんな少女の心を開かせたのは同じ亡命者のミキ夫婦だった。
少女はやがて言葉を取り戻し、ナナという名でミキ夫婦の養女となる。
家族となった3人はささやかながら幸せな家庭を築いていく。それが結実したのが1年後の大阪マラソン。3人一緒に完走した刹那、ナナのトラウマは解き放たれ、車椅子から立ち上がって歩き出す。
その夜、ドンチャン騒ぎの3人の前に現れたのは隣に引っ越してきた水田豊部長刑事。夜にやかましいと難癖を付けたかと思えば「何かあったら連絡を」と名刺を置いていった。ミキはその男が刑事だと知り、驚愕。夫には直隠しにする。
水田はこの亡命家族を救う監視要員として政府から派遣されたのだ。その妻は霊媒師のアザミン。
それから半年後、桜満開の奈良県吉野でジョギング中の平野哲が凶弾に倒れる。その前日にはミキたち家族と楽しく過ごしていたのに…。奈落の底に落とされた亡命家族。そんなミキのお腹に新しい生命が宿り、家族に笑みが戻る。
しかし、ミキが出産した直後に初恋の相手で塙光男と名乗る北朝鮮のスパイがミキを誘拐。ミキが目覚めた場所は塙が市長を務める新潟県大合併市だった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-26 19:00:00
148710文字
会話率:37%
六月上旬のある金曜夕方。名古屋在住の黒宮信彦は就活帰りに、ういろうそっくりなモンスターに遭遇する。愛用のビジネスバッグで叩いて退治した直後、夏目菊江と名乗る少女達からこのゲームからリアル愛知県内に飛び出してしまったご当地モンスター退治のため
に勇者として協力して欲しいとお願いされゲームも手渡された。頼もしい大人の男の人が必要だからということで信彦は引き受けてしまう。菊江はゲーム内のヒロインキャラで他の四人の女の子は現実世界のごく普通の小中高生だという。小四の鏡味未羽、中二の彩佳、高一の琴乃の三姉妹と、琴乃の親友の優希帆。菊江はゲームシステムを説明するため一晩信彦宅にお世話になると言い張る。信彦は当然困惑するがゲーム内で過ごすから心配ないと言われ、連れて帰ることに。信彦は帰宅後、そのRPGを自室でプレイしてみた。こんな経緯があり信彦、三姉妹、優希帆。案内役の菊江の六人で土日を利用して装備を整え、敵モンスター退治にリアル愛知県内を旅することに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-13 18:44:17
100603文字
会話率:56%
リアルRPG愛知編。現代日本が舞台、敵キャラはご当地関連のものがモンスター化されている、魔法は一切使えないなど従来のとはいろいろ違ったリアル近似な世界観の和風ファンタジーRPGテレビゲーム画面からリアル愛知県内に飛び出し散らばってしまった敵
キャラ達を地元の高校生の信晴、琴実、眞由乃。女子中学生の碧衣、女子小学生の空葉、ゲーム内キャラで茶店の看板娘な菊恵、計六人パーティで退治しに行くリアルRPG物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-31 00:45:43
104012文字
会話率:58%
高校バスケに挑戦する少年の物語
愛知県
総体予選はスラムダンク形式にします
最終更新:2017-08-27 12:00:00
65026文字
会話率:42%
愛知県小牧市の某企業で、年末の大仕事をこなす猫宮宗司。
夜も遅くなりかけた頃、ラジオから聞こえてきたのは『名古屋市でゾンビ発生』と思われる報せ。
先に仕事で家にいる妻と一体どこまで生き延びられるのか。
恥も外聞も遠慮も何もかも捨て、ひたす
ら生き続けることを目指す生存記録。
※前半はあまりありませんが残酷描写注意
※頑張って週一更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-30 22:04:49
11614文字
会話率:37%
愛知県立川島高校の二年三組の学級日誌。
さて、今日はどんなことが起こったのか。
担任の視点でどうぞ。
最終更新:2017-07-16 03:08:37
432文字
会話率:0%
横浜から愛知県にある田舎町、西尾市に引っ越してきた陸。彼はそこで、詩愛が副リーダーを務める「三和防衛軍団」通称「軍団」に出会う。半ば無理やり、入隊させられた陸はそこでケモノに出会う。「軍団」の秘密基地である「白い塔」を奪おうとするケモノ達と
彼らは戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-13 00:54:52
10274文字
会話率:47%
居酒屋にほぼ毎日現れる謎の坊主。ふとした坊主の言葉に、男は違和感を覚え、坊主の正体をつかもうと考える。短いですし、サスペンスではないのであえてタイトルで落としました。
最終更新:2017-03-02 18:07:47
1328文字
会話率:24%
舞台は現代の日本愛知県
主人公の吉祥翼は産まれて一歳半の頃に親が離婚し父方に引き取られ、父、祖父、祖母、曾祖母とごく普通の暮らしをしていた。
しかし中1の夏頃から父がよく夜に家を空けることが多かった。以前からよく夜に家を空けることが
あったし、仕事で夜勤もあったが、その夏頃からよく家を空けててもそこまで不思議なことではなかった。
だがある日を境にして俺が家から帰ってずっと待ってても帰って来なかった。
祖母は小さい頃からずっと母のような存在だがやはりそれでも母親の愛情というか温もりが感じられなかった。
そんな祖母に父さんのことを聞いたらとんでもない一言が飛んできた。その一言とは、父さんが捕まったという事だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-28 22:48:07
1242文字
会話率:4%
ある愛知県の駅前商店街、そこに「ハッちゃん」と呼ばれる巨大なマネキン人形がありました……
※この話はフィクションであり、実在の人物、会社、マネキンとは一切関係ありません
最終更新:2017-01-18 15:18:54
4026文字
会話率:27%
クールで引っ込み思案の愛知県民ジュンキと明るく能天気な広島県民レイカの遠距離恋愛(?)コメディー。育った地域は違えど、共通する趣味や職業などを通してお互いを認め合ry このストーリーはジュンキ本人によってBANされました。「何しとんねん作者
!」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-11-26 00:39:21
6285文字
会話率:37%
相原彩智と平野仁は最初の仕事で失意の離職をして地元に帰ってきた。
彩智は東京での仕事で知り合ったマーケッター神取龍一から地元での町おこし事業に誘われる。
次の職を探していた彩智と仁は、『下町キャンパス』事業で一緒に仕事をすることになる。
彩智の町おこしと『下町キャンパス』との相乗効果が発揮されて、大企業にも認められるビジネスを作り上げる。
彩智と仁が巻き込んだ人々との交流、成功と失敗を繰り返しながらビジネスの階段を上っていくサクセスストーリー。
※かつて掲載していた『掌の冒険者』をリメークした作品です。「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 19:05:39
42320文字
会話率:24%
愛知県の山中にあると言う私立大山高等学校。そこは全寮制で最新技術が惜しげもなく投入され、大手企業の御曹司や令嬢が集う回りの環境とは裏腹にかなりのセレブ高校だ。
そんな高校に訳あって進学することになった、俺こと大原拓真【おおはらたくま】。
セレブとは真逆の切り詰めた極貧生活をしてきた俺だが、ひょんなことから高飛車でぺたんこな大富豪の跡取り娘、大山香織【おおやまかおり】と出会う。
ーーその時、運命の歯車が回りだす。
平和な日常に突如現れる異形のバケモノ、俺の中で目覚めた魔法の力、そして、別世界へ繋がる扉……!
極貧主人公と大富豪のヒロイン、そして愉快な仲間たちが織り成す笑いあり涙あり、そしてほんの少しセクシャルなSF・ファンタジー・バトル・アドベンチャー!
異世界【パラレルワールド】を救う冒険活劇が幕を開ける!
※この作品は過去に投稿した同名の小説を新たに書き直したものです。ゆっくり細々とですが、続けていくのでどうかよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-22 23:23:56
11998文字
会話率:57%
時は2016年8月7日。
愛知県は名古屋市にて、またしてもとあるオフ会が開催される。
その名も、『5thコネクト・アナログゲームオフ会@名古屋』。
この文章は、主催、白房公介(しろふさ こうすけ)氏が中心となり開催されたこのオフ会に
出席
した常磐がその様子を一本のレポートにまとめた文章です! イヤァッフォイィ!
すみません取り乱しました。
この文章を読んでいただければザックリとオフサ会がどのような感じで繰り広げられているのか、
その一端を感じていただけると思います。
ご興味持たれましたら、ぜひコメント欄でも感想欄でも、ツイッターでも、ご自由にお話しかけください!
楽しい時間、空間へあなたをお招き致しますよ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-12 11:37:18
4178文字
会話率:17%
時は2016年の4月23日。
愛知県は名古屋市にて、とあるオフ会が開催される。
その名も、『アナログゲームオフサ会』。
この文章は、主催、白房公介(シロフサ コウスケ)氏が中心となり開催されたこのオフ会に
誘われた男、常磐がその様子を取材
し一本のレポートにまとめた文章である。
……すみません取材とか嘘です一緒に遊んだんです遊びまくりました! イヤァッフォイィ!
というわけで、この文章を読んでいただければザックリとオフサ会がどのような感じで繰り広げられているのか、その一端を感じていただけると思います。
ご興味持たれましたら、ぜひコメント欄でも感想欄でも、ツイッターでも、ご自由にお話しかけください! 楽しい時間、空間へあなたをお招きいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-30 20:23:51
3376文字
会話率:22%
科学技術の発展により、魔法は裏の世界へと追いやられ、次第に人々の記憶から忘れ去られ、御伽話の話へと変わっていった。現代日本の愛知県、社会人は会社で働き、学生は学校に通い勉学に勤しむ当たり前の毎日、名古屋の高校に通う高校生、榊零士もその一人だ
。勉学はそこそこ、ルックスは中間より少し上、取り柄と言えば、困ってる人を全力で助けに行き困らせること。どこにでもいる人間だ。少し世間とは違うとすれば、一族が魔法使いだということである。
そんなある日の夜、11時55分。
外で普通の学校に通い、家に帰って魔法の修行の繰り返し。ストレスが溜まっていた零士は、日頃の憂さを晴らすため、こっそり家を抜け出し深夜徘徊をしていた。1人市役所裏を彷徨ってたいたところ、遠くから、髪を振り乱して走ってくる女の子とぶつかった。髪が中ほどまで銀色に染まった黒髪を振り乱し、息を切らして零士の袖を掴み息を切らしながら助けを求めた。
少女は、零士の後ろに隠れて、身体を震わせる。
すると、黒いマントを着た集団が突然、零士の前に姿を現し、何も言わずに襲いかかってきた。
今まで自分の置かれた環境、人には言えない秘密を抱え、ストレスと嫌気がさしていた零士は、そのはけ口をちょうど求めていた。
彼女を庇うように黒マントに立ち向かい、零士は拳を振るった。しかし、多勢に無勢、襲い来る黒マントに圧倒され、遂に黒マントの凶刃に零士は倒れてしまった。
途切れていく意識のなか、午前零時の鐘が辺り一帯に鳴り響いた。約束の5分が過ぎたのを途切れそうな意識で聞いた零士。黒マントの1人が杖をかざす。しかし、黒マントの集団が次々と炎に包まれ灰となった。放たれた方角に顔を向ける。妖艶な体躯に光り輝く銀髪を纏い、眼は見るものを虜にする血のような紅へと変貌を遂げた黒髪の少女だった。
「私の為に命を賭けて守って下さりありがとうございました。せめてものお礼とお詫びを、貴方にさせてください」
彼女はそう言い、倒れた零士を抱き起こし、首筋に2本の牙を突き立てる。
「私の…初めての眷属になってください」
彼女は、この世界の闇の部分を統べる存在ーーヴァンパイアーー。その中でも希少な半純血の女性のヴァンパイアでありドラキュラの一族の末裔であった。この数奇な出会いをきっかけに零士は、魔法世界の闇へと足を踏み入れることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-12 23:24:54
444文字
会話率:0%
「バッカじゃないの?」
「人生最悪だな」
彼女にも振られ大学入試でも失敗したコウは後期日程で名古屋の大学に通うことになった。
親からの仕送りはほぼゼロに等しく日夜せっせとバイトして生きている現状…。
冷めた人間であるコウは親友と言える人間も
おらず、独特の感性を持っていたため変人扱いされることも多かった。
そんな日々の中、バイト先の一つである居酒屋で働いていたとき、常連のサクラに誘われ
駅近くの会員制BARのバイトを始める。
会員制BARのママさんにして、観察眼がすごいサクラさん。
愛知の女子高に通うアヤちゃん
一族経営のマンション経営の不労所得でエリートニートのヨシキさん。
成り上がりラーメン社長のナルさん。
などなど独特の考え、個性を持った変人が多く翻弄される日々。
冷めている男コウは出会いの中でどう変わっていくのか?!
(ボーイズラブタグをつけさせていただきましたが、BLというよりはバイの人間もでてくるという話です。ご理解願います。)
(不定期連載ですが長期連載を考えております。応援よろしくお願いします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-17 14:02:44
6479文字
会話率:32%
日本の町にあふれる怪現象。
そんな危険な怪人から君たちを守るため、名探偵が立ちあがった。
新ジャンルのコメディー系推理小説?だニャ!
その名は、名探偵シャ―ケット・ネコーズ!
名古屋を事務所に置きながらも、豊橋市でのんびり暮らしているネコー
ズ達。いろいろな怪事件が彼らを待っている!
ネコーズの秘密は、スーパーヒーローモコネコやキュン訳聖書ヨナ書をお読み下さい。今回は33話で終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-28 09:00:00
65283文字
会話率:41%
ヒトラーには数々の予言がある。日本に原爆が落とされる事もその一つ。その予言の中で未来への予言もあり、ハーケンクロイツの日と思われる予言もある。
ここまで調べ上げた時、神崎の家に泥棒が入る。金目の物には手を付けずヒトラーに関するデーターだ
けが盗まれる。
平成22年4月、神崎は愛知県犬山市の大県神社ににある、レストラン茶舗に行く。
そこで緑の手袋と称する秘密結社の男に会う。彼らが神崎のパソコンからヒトラーに関するデーターを盗んでいた張本人であった。
緑の手袋の男は”ヒトラーを背後で操っていた者を調べろと言って立ち去る。
・・・ヒトラー誕生後100年目の2039年・・・この年こそがハーケンクロイツの日である事を知る。
後日、神崎は妻のゆみを連れてレストラン茶舗に行き、大県神社の東側にある本宮山の麓に”不思議な世界”がある事を教えられる。
不思議な世界とは音響技術で人を人工的に夢見状態にする場所であった。
ここで2人は夢の世界に入る。神崎は夢の世界で現実以上に生々しい夢を見る。そこに牛島裕一が現れる。そして奇妙な影、ルシファが神崎を見詰める。
夢から覚めた後神崎の心は一変する。
―――ヒトラーを背後で操っていたのはルシファであると知る―――
ナチスとユダヤ問題とは切っても切り離せない問題である。この事について
眠れる超能力者エドガー・ケイシーは―――ヒトラーがドイツの独裁者になったのはユダヤ人が祖国パレスチナに帰るようにするため―――と繰り返し述べている。
第2次世界大戦は各国の魔法戦争でもあった。イギリスはアレイスター・クローリ―の指導のもと、イギリス中の魔女を集め、ヒトラーのイギリス上陸を防ぐ呪術儀式を行う。だがこの戦争もナチスの副総統ルドルフ・ヘスが単独でイギリスに乗り込んだ事で幕を閉じる。
平成22年9月、神崎はゆみと共にレストラン茶舗にいく。
ここで緑の手袋のとはヒトラーが直々手がけた超能力者集団である事を知る。ヒトラーの要請で日本にも結成される。戦後再編成される。
彼らの目的は何なのか、そこにはハーケンクロイツの秘法が関係している事を知る。その中心人物が牛島裕一である事も。
そして、神崎の前に牛島裕一があらわれる。だが、神崎は叫ぶ。「おじいちゃんじゃない!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-20 10:16:09
45705文字
会話率:6%