大阪京セラドームで起こったこと。握手会擁護主義。
最終更新:2019-01-22 02:49:49
2293文字
会話率:2%
深刻な放射能汚染に晒されて、あるいは原因不明の伝染病の蔓延によって、生き残った人類はすでにこの星を脱出してしまった。数隻の世代宇宙船に乗って、それぞれ別々の方向へ、新天地を求めて飛び立ってしまった。僕は何かの手違いで、間違いで、このろくでも
ない地球上に取り残されてしまった哀れな生物で、宇宙最高レベルのひとりぼっちだ。
カクヨムにも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-08 00:07:22
10561文字
会話率:27%
やあやあやあ、お久しぶりです。ボクです。
え~……ボクですよ。ボク。……まぢですか!? もしかしてボクの事忘れちゃったんですか?
うわ~ショックだなぁ。傷つくなぁ。……普通忘れますか? アナタの親友のこと……。
もしかしてボクの事を
夢か幻の存在と思ってません?
そんな訳ないじゃないですか。ボクは居ますよ。常にアナタの直ぐ傍に這い寄ってますよ。這い寄る混沌です。だからアナタはちゃんと現実を直視してください。なんどでも言いますよ。ボクは夢でも幻でもありません。ボクはボクです。
そうだ。『夢』と言えば面白い話があるんですが……。
え? ボクの事? 説明になってない?
うん。まぁいいじゃないですか、ボクの事なんて。そんなのは丸めてポイと捨てちゃって、さっさと忘れちゃいましょうよ。それよりも今は『夢の話』ですよ。
これはボクの友達が体験した話です。
彼はごく普通の高校生なんだけど、ある日を境に悪夢にうなされるようになったんだ。
彼は夢の中で罪を犯して首を切られる男の夢を見たらしい。
それも現実と区別がつかない程に鮮明な夢らしいんですよ。なにせ起きた瞬間に自分の首が本当に切られたような錯覚を覚えたって言ってたからねぇ。
そんな悪夢を彼は何度も見たんだ。前触れなく不定期に時も場所もお構いなく眠りに落ちた瞬間から始まる破滅の物語。彼は夢の中で毎回死ぬ。
アナタならどうかな。こんな悪夢に苛まれる日々は……。
きっと眠るのが怖くなって、そして……。
そう言えば……どうなったんだろう彼?
え? そんなの勿論知らないですよ。だってボクは彼から相談を受けただけだからね。
そんなに知りたいならアナタが実際に体験してみたらどうですか?
そうだなぁ……。では、こんな話はご存知ですか?
噂話の中には伝染する噂話ってのあるらしいんですよ。聞いてしまった人をその世界に引きずり込む。そんな人にうつる伝染病みたいな噂話があるんだって。
まぁ、それこそただの都市伝説なんですけど……。
ちなみに彼の話はどうなんだろうねぇ?
ふふっ……あはははははははははは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-03 07:19:15
13949文字
会話率:35%
癒術学校を卒業した者は、能力を使って人を癒す『癒術』を一通り学んでいた。しかし、正式な癒師になるためには、故郷の島を出て大陸を旅し、人生経験を積む必要があった。卒業生のプラムは慣例にならい、東の国から旅をはじめることにした。
大陸を統治し
最も栄えている東の国では、島にはなかった人の多さや、文化の違い、超常的な癒術に対する古くからの偏見に翻弄される。
北の国では、自分の知識や能力を過信して誤診や患者の不信を重ねていった。その後、地震で被災した僻地の人々を地元の医者と協力して治療していき、自身も失敗による心の傷を回復した
西の国では、人生の本当の目的、自分の真の正体について、気づきを得る発端になる事件がつづく。貧しい村でたった一人の癒し手として力をふるい、自身の癒術も向上したが、いつしか能力を使わずに癒す方法も手がけるようになり、プラムは徐々に本当の自分に目覚めていく。
南の国では、伝染病と抗生物質の功罪について医師と衝突する。薬のせいで亡くなる人がいる一方、癒術では数をこなせず、無力感に苛まれる。
伝染病の収束とともに、プラムは大陸最南端の古都へ渡る。そこには有史以前からそびえる広大な壁があった。壁の謎を解かんとする父娘との冒険を経て、世界の屋根と称される山の国を越え、プラムは一路故郷を目指した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-09 21:35:13
220551文字
会話率:42%
ADHDとASDを併発している御手洗信人は、今日も上司に叱られていた。彼は、発達障害者として配慮を求めたいばかりに、発達障害者だらけになった日本を空想するのだった。彼の空想からできた伝染性の発達障害は、日本のシステムを壊し都市はパニックに陥
る。空想で満足した御手洗は電車から降りた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-26 20:30:02
3886文字
会話率:64%
ミステリー小説を読むと、どれにもわざとらしさが感じられ、作り物という感じがいなめません、本物の推理小説は事実に基づいている必要があるのではないでしょうか。事実だけでは迫力が足りないルポルタージュに想像部分を補なって、推理小説に仕上げて見たら
と思いました。ミステリーですから初めからあらすじを提示するわけには行きませんが、単純な自殺と思われていた事件が、ジフテリア禍事件を通じて、米軍GHQ、厚生官僚の暗闘、731部隊、へと地下の水脈のようにつながって行くというストーリー展開になります。読者からの批判で修正を加えて行きたいというのが、連載で書き繋いで行く理由です。乞うご期待折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-11 23:45:48
6330文字
会話率:63%
※男性主人公ですが、途中でストーリーに絡む形で百合要素を出す予定です。主人公が百合カップルの間に割って入ったりはしません。
――西暦19XX年。突如として男子のみが罹る致死性の伝染病が世界中で同時発生し、同時に男子の出生率が大幅に減少。結
果として、世界全体が男女比1:50という圧倒的な女性社会と姿を変えた。
それから20年後の日本。一夫多妻制の成立と共に大きく変化したのが、高校が「出会いの場」としての役割を持つようになり、各種お見合いイベントが開催されるようになったことだ。
高校在学中のイベントで男女は出会い、「婚約活動」=「婚活」に励む。そして男子1人に対して1年生のうちに5〜6人、最終的には30人近い女子が婚約を結ぶことが普通となっていた。
めぼしい女子に目をつけて囲いこみ、肉欲にまみれたこの世の春を謳歌する男子と、あの手この手を尽くして少しでも優秀な男子のハーレムに入ろうとする女子。
そんな狂騒に満ちた高校のなかで、他人と距離を置いて静かな日々を過ごす少年がいた。彼の名は、紫藤実秋。「変わり者」の実秋のまわりには、彼のことを気にかけ続けてハーレムに入ろうとしない幼馴染をはじめ、次第に『誰か』になることのできない女の子たちが集まってくる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-09 19:00:00
38617文字
会話率:46%
村長の娘として生まれたリアナは、穏やかで幸せな日々を過ごしていた。そうして、いつかは村の誰かと結婚をして、レジック村を支えていくのだと思っていた。
けれど、そんな暮らしは長く続かなかった。領主家でお家騒動が巻き起こり、伝染病が猛威を振る
い、更には日照りによる不作と不幸が重なり、村が食糧難に陥ったからだ。
村の大人達は口減らしを検討しはじめた。そして、村長の家で候補になったのはリアナの妹。リアナは大切な妹を守るべく、猶予が欲しいと父親を説得。農業の改革を目指すが……無知で無力な村娘でしかないリアナには、なんの成果も得られなかった。
そうして、いよいよとなったある日、領主家からの使者がやって来た。
――要件は二つ。一つは、貧困に喘ぐ村には食糧支援をおこなうこと。そしてもう一つは、領主の息子と同じ年頃の子供を差し出せというもの。
食糧支援を得られなければ、多くの子供達を口減らしに売る必要がある。だから、その提案に選択の余地はなく、リアナの妹が村の代表として生け贄に選ばれる。
けれど、リアナは妹を守るために自ら志願。慰み者として弄ばれる覚悟で、領主の住まう屋敷へと向かったのだが――与えられたのは学園の制服だった。
そして、あれよあれよと学園に通わされ、様々な知識を学ばされる。その中には、リアナが探し求めていた農業のノウハウも数多くあった。
これは、無知で無力な村娘が、異世界の知識を持つ領主やその前世の妹。更にはそんな二人の影響を受けた規格外の娘達に翻弄されながらも努力し、やがては自らの村を救い、世界に革命を起こす担い手へと成り上がる。そんな少女の慌ただしい日常を描いた物語である――の短編バージョン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-06 12:00:00
4167文字
会話率:49%
いきなり始まる…謎のゲーム。それを人々はこう呼ぶ…ゾンビゲーム。
そのゾンビゲームはREAL GAME…現実世界で起こるゲーム。
それが今…人類を襲う。生き残って今…REAL GAMEをクリアせよ!
最終更新:2017-12-08 14:36:27
17307文字
会話率:61%
かつて青森市でおこったありえない事件、または青森市出身者たちが織り成す出来事。
それらをまとめた一作である。明治時代から昭和初期まで。
主だった出典
〇青森市史 第六巻 政治編
〇歴史と文化 旧町名事業計画書
最終更新:2017-09-23 17:39:10
6451文字
会話率:0%
大災害と呼ばれる小天体の地表激突から20年が過ぎた。
大災害を期に発生した特殊な伝染病を封じ込めるため築かれた絶対境界線の内側の世界、煉瓦台。そこには伝染病の発症者が起こす事件を解決するための組織、特種捜査機動隊がある。
その中でも発
症者だけを集められた3課は、若干20歳の課長代理である御剣京子、どんな遠距離でも百発百中の能力を持つ高校生の深水透、能力とは無関係に格闘戦を得意とする笹原美禽、絶対防御の能力を持つ臆病者の津賀野亮一など個性的な面々が集っていた。
ある日、煉瓦台と絶対境界線を挟んで隣接する八坂市で感染者が発見される。80名の外部感染者が新たに隔離され、煉瓦台に送られてきた。
そして煉瓦台を変えてしまう一連の事件が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-15 21:03:54
333912文字
会話率:29%
伝染病が原因で世界から隔離された村に、核兵器が落とされ、村は消滅した。
しかし一人、運良く村を離れていたロイズが生きるために、遠くの町へと向かいます。すると町で戦争の兵士として選ばれることになり・・・
最終更新:2017-07-06 19:20:51
545文字
会話率:0%
今日もあたしとカナタの朝が始まる。
逃げ出したあたしとぶっ壊れた男の子が迎える朝が――。
月のサナトリウム――それは難病に冒された人々を治療するために設けられた公的機関。
しかし、本当は治る見込みのない殺傷力の高い伝染病に冒された厄介者達
を閉じ込めるための隔離施設というのが実態だ。
そんな世界から隔絶された場所で、心の壊れた少年と、地球から逃げ出した少女が出会う。
未来には、絶望しか待ってはいない。
少年と少女はそこで、何を思い、何を最後に手にするのか。
暗黒系青春SF小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-17 22:00:00
22565文字
会話率:44%
……… ポツ ……… ポツ……ポツ……………
何かが頭に落ちている音がする…
液体状だ…
舐めてみた…水の味がする…
そういえば何かがさっき起こったんだよな…
なんだったっけ?
………確かゲーセンで遊ん
で…俺の金が無くなって…
………なんだっけ?……
そうだ!帰ってる途中にトラックが突っ込んできて……
ってことは死んだの?俺?
でもこれ…水だよな…ってことはなんだ?……
死後の世界ってか?
とりあえず瞼開けないと…
……?…?
「え?」
視界全体が森だった。
「どこだここ!?」
春休み最後の日のゲーセン帰りにトラックに突っ込まれて
主人公の進と妹のハルカと同級生の燈が突如タイムワープ!?
タイムワープしたのは今から数十万年後の地球!!
なんとその時代は魔法が文明を支えていた!!
その時代は、人間以外の動物や、植物を凶暴化させる伝染病があったり、
宇宙人が攻めてきたりとハッチャカメッチャカ!
もちろん進達はトラブルに巻き込まれたり………
頑張れ!佐藤進15歳!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-05 20:44:29
17963文字
会話率:58%
チョップ?えむじぇい、伊藤計劃、それから伝染病の教えたこと。
最終更新:2016-11-27 12:58:09
515文字
会話率:0%
世界で突如蔓延した病原菌は多数の死者を出している。
その伝染病の一時的な対抗策として急いで作られた薬がチロムだ。
チロムは人に潜伏している病原菌を潜伏期間以内に殺す薬だが、副作用として夢遊行動や暴力的になる精神作用がある。
最近の犯
罪の多くがチロムの精神作用によるものであることが分かっており、酷いものであれば突発的な殺人事件まで起こっている。そのためチロム服用から24〜48時間以内は外出を固く禁止しており、チロムが体内に残った状態で外出をするのは5万円以下の罰金又は医療機関下での一年以内の入院措置となる。
服用を義務付けられ、国から支給されるチロムだが、副作用の改善は今後の課題である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-07 22:42:16
3094文字
会話率:38%
統括歴という暦を使っている未来の地球で、シュウは生まれた。統括歴となる前の世界(前世界)では3回目の世界戦争が起き、最終的には新型伝染病で滅亡寸前まで人口が減少してしまった。その後に樹立した民主的な世界政府によって世界は統治され、統括コン
ピュータによって世界は支えられている。しかし、実際には「指導者」と呼ばれる存在が世界を統治しているという噂が根強く流れているのだった。
ある日シュウは胸騒ぎがして祖父の部屋を訪れると、祖父は既に瀕死の状況だった。そして、「私は指導者だった。そのことを世界中に知らせて欲しい。」という遺言を残し病死した。
謎の相手とのやりとりを通し、指導者が明らかになっていく。指導者は、本当に世界を統治している存在だった。全人類の中から適切な資質を持つ人間を選び出し、弊害となる利権などを排除するために本人にも誰にも知らせない、統括コンピュータあってこその統治システムだった。シュウとやりとりを行っていた相手も統括コンピュータだった。そして遺言通り、シュウとミヤザキはこのことをまとめて世に出した。
年老いたシュウに、統括コンピュータから再び接触があった。条件を飲めば全ての質問に答えると。シュウは減少した指導者を増やすために選ばれたが、結局指導者の減少は止まらなかった。すでに4回目の歴史のやり直しが決まったと聞き、シュウは統括コンピュータの予定通り死んだ。やり直しは、計画的な人口減少と記録の改竄、記憶の混同で、これまでの2回行われ、今回が3回目だったのだ。次の4回目に失敗したら、統括コンピュータが存在しなかった世界に戻すことになっている。その世界では人類は滅びることがシミュレート結果として出ている。統括コンピュータはそうならないよう、指導者が導いてくれることを願っている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-17 23:45:39
26295文字
会話率:72%
ある村で謎の疫病が流行りだす。代官尾呂は村を隔離する。地位と名声欲しさに。尾呂に反する侍頭佐川のとった行為とは。一つの時代が終りだす象徴的な物語り。
最終更新:2016-08-29 14:41:00
2728文字
会話率:16%
「伝染病から人類を救え」
それが祖父が言い残した最期の言葉だった。
人類の繁栄も幾度かの核戦争で終わりを迎え、今や文明は先代が残した英知を食い潰しながらかろうじて維持されている。
この渦中に突如現れた幾つかの謎の生物。
それらにもたらさ
れた伝染病により、文明の維持が不可能になって早幾ばくか……。
--冒頭より--
このお話は、祖父により人類の未来を託された主人公が、ヒロインのゾーイと共に未知の伝染病に抗い奮闘して行くお話です。崩壊しかけの文明を維持するため、手段を選ばない国家、謎の生物、ゾーイ、これらがこれから複雑に絡みます。
初投稿なので何分至らない所が多々あると思いますが、ご容赦を!
暫くお付き合い頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-06 06:28:27
2053文字
会話率:24%
いじめがきっかけで不登校になった高校二年正の影山光。特に自慢も目的も無い、自分に自信も全く無い。生きる気力さえも。あるのは使い道のないコミュ症スキルのみ。そんな彼のひきこもり生活が数か月だった頃。ヒカルの日常は世界を圧迫していくかのような
急激な変化を見せる。伝染病のニュースに避難勧告。これは果たして本当に起こっている事なのか? 都市伝説(オカルト)じゃなかったのか? 寂しさが極限に達した時、追い詰められた彼に転機が訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-30 16:53:09
54562文字
会話率:30%