――妖刀『景美(かげよし)』。それは、数多の命を奪い続ける宿命を背負った魔剣。
その刀を持つ者は飢えを知らず、渇きもせず、老いることなく、眠りもしない。
だが、月ごとに百の命を捧げ続けねば、持つ者の命は喰われ、虚無へと帰る。
持つ者
に、死はない。しかし、安息もありはしない。
持つ者に、滅びはない。しかし同時に、繁栄もありはしない。
――これはその妖刀と関わることとなった者達の運命を綴る物語である――
さすらいの旅に出ている騎士・ナギは、ある目的のために一人、各地を歩んでいた。
彼女の旅の終点は、幼い頃の自分から何もかもを奪い去った、「死神」への復讐。
道中で出会い、奇妙な縁から共に歩むこととなった仲間と、彼女がたどり着くその先はーー。
*『ミラクリエ』様にて同名、『ハーメルン』サイトにて、Neverleaveの名前でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-19 21:18:55
57828文字
会話率:27%
私は、老人と出会った。そこはわけのわからない空間である。しかし私は、そこから出ようともしなかった。
最終更新:2014-12-05 14:51:41
999文字
会話率:13%
俺は今、なにを想って生きているんだろう?
俺は今、なにをして生きているんだろう?
高二の夏、すべてが変わった。
最終更新:2014-12-02 11:06:02
2641文字
会話率:45%
アリスが作った世界から無意識に飛び出せば、不連続が連なった、白くて黒い、空間という名の虚無でした。全ては夜琴の夢の中。暗い部屋の鏡の識別より難しい。
最終更新:2014-12-01 21:47:38
1506文字
会話率:20%
主人公、草木蓮次郎(くさきれんじろう)は異世界に召喚された勇者だった。魔王を倒した際に魔王の力を全て引き継ぎ最強の勇者となった。だが、その先で得たものは果てしない虚無感だけだった。
出来る事ならあの頃に戻ってやり直したい!そう願った矢先、彼
は召喚された瞬間に立っていた。力も魔力も召喚された当初の最弱状態、勇者蓮次郎はその状況を最大限に楽しむつもりである!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-07 11:56:51
1195文字
会話率:11%
世界は魔法であふれていた。皆が負の感情を持ち合わせない世界に魔法だけがそこにはびこる意味にまつわる物語、(即興で考えた本編のあらすじ)始まりの物語、終わらない物語、魔法使いの始まり、そこに魔女がいた。
最終更新:2014-11-03 19:05:12
7516文字
会話率:0%
目を覚ますと真っ白な世界が広がっていた。
辺りには何も無く、音もしない虚無の世界だった。何故自分がこんな場所にいるのかはわからなかったが、思い当たる節が一つだけあった。俺こと錦織飛鳥は死後の世界に来たのだと――
死後の世界に連れられた俺は
案内人と呼ばれる少女に出会う。その少女は俺を現世に戻してくれるという。そして、無事現世に戻った俺が見たものとは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-14 00:16:54
11342文字
会話率:68%
「帰ってきたのか、俺は――」
異世界『トラウム』を救った勇者、クラマ(倉内相馬)。
しかし、戦いは終わったわけではなく、その舞台は彼の故郷である『地球』へと移った。
そこで相馬は、自分が失ったもの、捨てたもの――そして他人と向き合うこ
とを余儀なくされる。
勇者を勇者たらしめる要素とは何なのか、それを考えながら相馬は、自分の『願い』を模索する。
これは、その過程と結末を描く物語。
※更新速度遅め折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-07 16:00:00
36634文字
会話率:43%
最初は虚無だった。
次に「それ」が在った。
そして全てが始まった。
超軽薄短小スペクタクル創世神話。
最終更新:2014-09-26 23:22:39
564文字
会話率:0%
他人のためなんて思っちゃだめだよ。
結局みんな傷つくから。
最終更新:2014-08-02 14:29:59
219文字
会話率:0%
『最悪で最凶で最低の人種』
自称『厨2病』な彼は、高校に進学した後、
やはり交友関係を築かぬまま、
平凡で平和ボケした1日に、今日も入り浸る。
完全なるノンフィクションは存在しない。
全てが虚無であることを、俺が証明しよう。
…
…彼はなぜ、友達を作らないか?
理由? 言うまでもなく、
『友達』なんて、取るに足りないものさ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-27 20:39:56
332文字
会話率:6%
俺の親友であり妻の兄でもあったアウグスト・フォン・フェリックスが亡くなった。家族同然の付き合いをしていた彼の死の理由を、俺は心の中で、少しずつ整理をする。彼の死を忘れるにはまだ早すぎる。そうして整理したことを、誰かに伝えたい気分だった。
※誤字脱字の指摘の方よろしくおねがいします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-05 19:22:17
11317文字
会話率:5%
戯言に暮らす悲観主義。虚無を嘆いた自己陶酔。
最終更新:2014-06-17 18:00:00
291文字
会話率:100%
この世界とは違う世界に、自らを他者を守るための剣として、そして誰からも理解されることなく果てた竜血の騎士が存在した。
これは、後の世では明かされなかった一人の英雄の物語である。
(これはEphemeral Illusionの世界観に基
づく物語です。また、物語のモデルとしてニーベルンゲンの歌を参考にしました)
設定がある程度こちらに乗っています。http://ncode.syosetu.com/n3127bm/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-06 23:50:56
36605文字
会話率:43%
あるときスポーツが取り柄の普通の高校生だった〈俺〉は部活の剣道に周りとの実力差に虚無感を覚えていた。
そんなある日、台風により増水した川に飲み込まれてしまう。
奇跡的に助かったが、起きたら病院でもなく見たことのない部屋に…
その上、
時代も遡り幕末にタイムスリップしていた。しかも、俺の知っている幕末とは所々違う箇所が…
そんな中、日本の動乱期にあたって俺もいろんな問題へと直面していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-30 14:46:05
13212文字
会話率:40%
「ここは…どこだろう?」
気が付くと自分は闇に包まれていた。深い闇と浮遊感に包まれ、立っているのか、寝ているのかも定かではない異常な空間。まるで虚無。その中で現状を把握する為に己の記憶を探る。
「私は、確か死んだはずだ。」
自分の名前は天
月優輝(アマツキユウキ)。歳の頃は二十四歳。
高校の教師としての免許を取得し、自分が通っていた私立高校の恩師達に誘われ、新任教師として赴任するも秋ごろより体調が徐々に悪くなり。
最初のうちは風邪だと思い町医者に処方された薬を飲んですごしていたが、症状が改善せず、後に病院にて精密検査を受けたときには既に末期となっていた。
天月(アマツキ) 優輝(ユウキ)は24という若さでその生涯を終える。
しかしその魂は、輪廻の輪へは加わることなくとある神の下へと導かれるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-29 07:00:00
37901文字
会話率:47%
ぼんやりとした虚無感の中で、人生を探す主人公のお話。
最終更新:2014-05-27 23:03:41
814文字
会話率:29%
貴方が今いる世界は、見た通りのものだとは限らない――。
真っ白な部屋。
空っぽの部屋。
虚無な空間に放り込まれた青年は、想像する。
最終更新:2014-05-17 23:21:44
4421文字
会話率:8%
都市伝説の様に言われていた地球滅亡の危機。
それが現実のものとなった時、人々はそれを『終焉』と呼んだ。
そして、『終焉』の前日。
終焉に向けて恋人と過ごす主人公・浅葱翔流。
穏やかな最期を迎えるはずだった二人の前に、突然異界の者が現れる。
彼は翔流の事を守護兵と呼び、恋人の事を魔王と呼び、翔流の幼馴染を敵視していた。
そして、幼馴染から明かされる衝撃の事実。
明かされる『終焉』の謎。それを聞いて翔流の出した決断は……
とりあえず、ストックで行けるところまでは毎日午後六時に更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-28 18:00:00
114336文字
会話率:59%
自分を殺したカオスアイテムを封印するために為に師匠と旅をする不死の少年、ルイ・ヒルダス。
ある日、偶然にもそのアイテムに関連する物の情報を入手する事となる。次第につながっていく過去。
……ルイはアイテムを封印できるのか?
※現在執筆中の虚
無の王の設定の元になった話です。一応中編(薄いライトノベルぐらいのページ数です)
完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-15 20:42:16
75639文字
会話率:49%
全てを失った私の心には、いっさいの生命(いのち)はない。にもかかわらず、この心を痛める傷ははっきりとその姿を現す。何もないはずなのに現れる「何か」。何も見えないはずなのに映る「何か」。何も聞こえないはずなのに聞こえる「何か」。この宇宙――
世界にはそんな「何か」があるのかもしれない。
いつだったか またどこだったか
わたしは大海の中に向けて
虚無への捧げもののように
少しだが貴重なワインを注いだ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-08 08:33:20
1264文字
会話率:0%