身長にコンプレックスを持っている主人公のなつき。
小さくて童顔で、女の子っぽい顔つきの高校一年の男の子。
周りからは可愛がられる少年の前途多難な冒険ストーリーです。
初投稿です。拙いですがそれでもいいという方はどうぞ。
更新速度は1週間に
1、2回くらいになると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-06 20:32:45
1897文字
会話率:56%
「残念ですが今回は不合格です。次の試験は7日後になりますので、また改めていらしてください」
カウンター越しから、眼鏡の青年がその顔つきに違わぬ柔和な口調で、それとは裏腹の厳しい事実を僕に突きつけた。
「えー…」
思わずため息とも抗議と
もつかない、ただ残念を訴える声が口から漏れてしまった。
『”登塔者”認定試験』 。僕がこの街”トリトラ”に来た目的のための、はじめの一歩目だ。
でも、その一歩目で早速躓いてしまったのは、ちょっと…想定外…。
「まぁ、そう落ち込まないでください。この試験に一発合格するなんて、年に一人いるかどうかなんですから」
「はは、凡人なりに、一発で合格しようと頑張ったつもりでしたからねー。やっぱりちょっとショックです」
励ましともなんともつかない受け答えに対して、試験の費用だってそう安い金額ではないことも思い出してしまい、少しばかりヤケ気味に返事をしてしまった。
「確かに、ベーレンズさんは初めての試験にしては筆記の成績はかなり良かったですから、相当頑張って勉強なさってきたんだとわかりましたよ」
これはちょっと嬉しい。ささやかなお褒めの言葉に、少しにやける。
「ただ実技試験が今回得点不足でしたね、身体能力は足りてますが、食用獣の解体や武具の分解・修理、あとは模擬戦闘もあと一歩ですね…」
納得せざるを得ない指摘に、真顔になる。
だって、獣の肉を捌くなんて今まで自分でやったことがなかったし、武具も壊れたら新しいのを買ってもらっていたから、直したことなんてなかったし、しょうがない。
それよりも、小さい頃から真面目に打ち込んできた剣術も通用しなかったことが悔しかった。
「この試験に合格点を差し上げられない方を、塔に登らせるわけにはいかないんですよ」
頑然と言い切られる。仕方がない。
この試験を突破できないということは、”塔”に挑んだところですぐに野垂れ死ぬのが関の山ということなのだ。
「そんな落ち込まないでください…。また受験してください、何度でも大丈夫ですから。」
わかりました、ありがとうございます。
と力なく返事をして、僕はギルド会館を後にした。
「…これからどうしようかなあ…」
これは、天を貫く高い高い巨大な塔と、そこに挑む”登塔者”たちと、それらを擁する街がある島の、なんてことはない日々の話。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-08-31 09:00:00
279文字
会話率:0%
一部のマニアに人気のラジオ番組「エイトとキッドの不思議ブレイカー」
内容はパーソナリティのエイトとキッドがリスナーから投稿された不思議な現象について調査すると言う物。
日本の平和の為、二人はラジオを通して情報を集め、その調査・解決を目的とし
ていた。
投稿される物は殆どが嘘や作り話だが、本物が送られて来る事があるが番組スタッフは殆ど間違える事無く本物を当てる事が出来る、何故なら、スタッフは皆怪異・幽霊・霊能力者だからだ。
今日も今日とて、日本のどこかで長身女性がハンマーを振り回し、男児が呆れ、おっさんが笑っている。
~紹介~
エイト…身長240cmの女性。俗にいう「八尺様」である。非常に怪力で探査では基本的に肉体労働や直接対決の担当をしている。重度のショタコンでキッドにベタベタ。20代後半程度の顔つきで垂れ目でおっとりとした優しい目をしており。黒い長髪はサラサラで腰辺りまで伸びている。服装は基本真っ白のワンピースを愛用。現地調査では身の丈ほどのハンマーを振り回し、力での解決を得意としている。
キッド…身長140cmの男性。俗にいう「座敷童子」である。力が無く現地での肉体労働は得意とはしないが非常に頭が良くメンバーのブレインとなる。10歳程度の幼い外見で髪型は天然パーマのふわふわ黒髪が肩辺りまで伸びている。くりっとした大きな目に、頬は柔らかく良くエイトにつままれている。服装は基本的にぶかぶかの赤いパーカーにデニムの半ズボン。現地調査では多少使える妖術を用いてエイトをサポートする。
武田さん…番組の構成作家。いつもタバコ吸ってるおじさん。霊能力者の血筋で色々と出来る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-28 22:38:34
934文字
会話率:60%
かわいらしい少女と厳しい顔つきのおじさんの話
最終更新:2017-06-19 19:44:13
876文字
会話率:24%
容姿端麗、豪放磊落、成績優秀。そんなカリスマ三拍子を提げた女子高生、須藤雪衣(すどうゆきえ)はその成績から教師には好印象。整った顔つきに気の置けない性格から、友人は自然と集まり、異性からの告白は欠伸が出るほど飛んでくる。そんな何不自由ない学
園生活を謳歌していた雪衣だが、それは客観的で一般的な見解に過ぎなかった。彼女にとってはまるで満たされない日常。何を隠そう、雪菜は生粋の同性愛者(レズビアン)なのだ。寄ってくるのは弾ける様にイケイケな男子。彼女の心は無論動じない。そんな彼女は、クラス一の美少女と歌われる海豹大和(あざらしやまと)に目をつける。ある日の放課後、自信がレズである事を仄めかしつつ迫る雪衣だったが、大和の口からは自分が男子であるという衝撃の事実を暴露され………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-04 19:44:06
4504文字
会話率:33%
嵐の夜、崖の下へと流された茶樹の精霊は、ひとりぼっちで雨と風に耐えていました。
誰にも助けてもらえず冬になり、雪に埋もれ凍えていると、ひとりの殿方が茶樹の精霊を助け出します。
「礼には及ばぬ。寒い夜でも、こうして誰かと語らうときはあたたかい
」
精悍な顔つきに滲む優しさ。服の着方を教えてくれたときの、美しく逞しい身体。お茶の精は初めて感じる胸の高鳴りに戸惑いながらも、「人間」である彼に惹かれてゆきました。
そして。
あなたと、一緒に、いたい――――初めての想いが蕾をつけたのです。
<お茶文化が隆盛を誇った中国・清の時代に着想を得た、お茶の精と人間の恋物語です。「ひとり+二人」の心模様、過去、抱えた傷と愛のかたちを描いてゆきます。 >折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-02 20:00:00
51446文字
会話率:36%
顔つきは凶悪だがごく普通の青年高凪航太は、担任教師に導かれるまま入部した新聞部で変態ヒロイン(パンツマスター)とその妹ソラに出会う。
変態に面食らいながらもツッコミを入れ続ける航太だったが、やがてパンツマスターによる意味不明な儀式によって
異世界に転移してしまう。
転移した航太たちを待っていたのは、街を襲撃するドラゴン(魔王)。驚異的なチカラで街を蹂躙する魔王だったが、航太はギャグ小説キャラ特有のタフネスさでドラゴンを撃退してしまう。
変態ヒロインとその妹、そして魔王が織りなすギャグ満載の冒険が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-13 08:30:33
57147文字
会話率:80%
神は、己が招いた失態で処刑され、世界から神の存在が消える。
神を失った世界は間もなく崩壊を迎える……事はなかった。
神の不在など取るに足らない事だと言わんばかりにその文化を発展させ、豊かな生活を送る人々だった。
しかし神を失っ
た世界は、ゆっくりと歯車を狂わせながらその世界を作り変えていく。誰も知らない内に……。
神がこの世界から去って数十年、とある村の近くの森で、気を失った少年が発見される。この地域では見かけない服装、顔つき。
その少年は言葉では言い表せられない不思議な雰囲気を纏っていた。
少年はとある村のとある村人に保護され、ゆっくりと覚醒する時を待っていた。人知れず処刑されたあの日から復活の時を……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
皆様どうも初めまして、儂の天然水と申します。
普段は専らファンタジー物を読み漁っておりまして、どの作品も非常に素晴らしいストーリー、設定と感じているのですが、やっぱり……妄想って膨らんじゃいますよね。
この話がこう進んだらこうなって、こうなって……。
この世界にこういう存在がいたらああして、こうして……。
そんな妄想を拗らせすぎて、思わず自分で書いてみるか!! などと非常に軽い感じで執筆を始めました。
読むのは大好きなのですが、書くのは、学生時代に作文を無理やり一行で完結させてしまう程、非常に苦手な私ですがうんうん唸りながらゆっくりと物語を紡いでいければな。と思ってます。
文法や設定など、「ド」が付くほどの素人レベルですので、見るに堪えない駄作になるかとは思いますが、どうか生暖かい目で見守ってやってください。
感想なんかを頂けたら、それはもう励みになると思いますので、よろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-29 20:09:40
40800文字
会話率:13%
面妖な顔つきを持って生まれ、親に捨てられ、寺で育てられた音丸。
住職がこの世を去り、天涯孤独となった彼は、村人と交流することもなく、その奇っ怪の顔つき故、村人からは幻妖丸と渾名され忌み嫌われ疎外される。
人里から離れひっそりと暮らす音丸は、
鳥獣達と仲良く繰らす。
ある年の春、村を嵐が襲う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-20 03:00:08
4156文字
会話率:0%
『ピエタ古美術・古道具店』。あなたが気まぐれで入ったその店は、薫かれている甘やかな香と古いもの特有の埃っぽい匂いに満ちていた。ランプ型の電灯が投げる橙(だいだい)がかった灯りで、店内全体がセピア色に染まっている。どこかで柱時計がものうげに時
を刻んでいる。両側の棚や床には、小さなサイコロから瓶、等身大の像や盾まで置かれ、ほとんど壁が見えない。
出入口の真正面にカウンターがあった。その向こうで店主らしき人が大きめの本を広げ、座っていた。
黒い真っすぐな髪を一つにまとめ、栗色の眼の片方には銀縁のモノクル(片メガネ)。中性的な顔つきで、男か女か分からない。黒いシャツに厚手の茶色のエプロンを付け、その上からゆったりとした着物を羽織っている。
モノクルに着物なんて随分変わった格好だが、どこか現実離れした雰囲気のあるこの店では違和感がなかった。
あなたに気がつくと、店主は本を閉じた。表紙に『ファウスト』とあるのがちらりと見える。
「ここには『血を流したことのないような匕首(あいくち)もなければ、大丈夫でいた体へ、命を取る、熱い毒を注ぎ込んだことのないような杯もございません』。なんてね」
そう言って店主はあなたを見つめ、魅力的な笑みを浮かべる。
「いらっしゃいませ。気になる物があれば遠慮なく手に取ってご覧ください」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-18 21:35:30
3098文字
会話率:0%
幼少の頃、父に買って貰ったラジコンカーで遊ぶうちに、もっと高みを目指して次々とライバルに挑んで行く。
主人公は坂下尚己、ドジで少し抜けてる感じ。
だけど、ラジコンを走らせると豹変する。その顔つきは鬼。
メカニックは父親である、比呂志が担当
元フォーミュラーメカニックの経験を持つ。
母は元、祇園のママ
今はデパートの掃除のアルバイター
親子鷹で掴めるか、栄光の頂へ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-17 00:00:00
6310文字
会話率:31%
両親を亡くし、一人で怠惰に生活する日々。
12月の年の暮れの時期、ある夜、学生時代の知り合い、『二ノ宮 麗子』が突然現われる。
体調が悪そうで、薄汚れた格好の二ノ宮は、『ホーム』を飛び出してきた、と不可解なことを真剣な顔つきで話す。
虚構と
現実、理性と理論、その狭間で繰り広げられる『二ノ宮 麗子』との対話をする内に、奇妙な現実が飛び出してきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-29 21:35:10
16298文字
会話率:21%
深沢達は宍山中に進学した。小学生とは体つき、顔つきが全然違う先輩達を見てこれまで以上に野球を頑張ることを決めた。深沢達が入学して初めての春の大会で強豪開数中と対戦。その試合の結果は...
最終更新:2015-11-29 15:42:01
793文字
会話率:0%
しがない予備校講師、スズキは奇妙な招待状を受け取った。謎の秘密結社とおぼしきグループから英雄とたたえられた。少しずつおかしくなる日常のなかで、彼はとてつもない寂しさに取りつかれ、マイという女と結ばれた。そんななか、汚職まみれだった予備校の
社長が変死をとげた。スズキは警察の標的になるが、それを救ったのが、平面的な顔つきの謎の男だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-15 13:02:52
32919文字
会話率:33%
不知火あかり(しらぬいあかり)は文武両道、責任感の強い16才。顔は中性的、男勝りな正確で、ボーイッシュな物を好んでいるため男と間違われることが多い。
東雲賢(しののめまさる)は親が舞踊の先生をしているため、舞、華道、茶道などに精通している。
その影響でか穏やかで、柔らかい雰囲気、手芸が趣味で小動物が大好きな女の子のような性格。顔つきも可愛らしいほう。
性別と性格が違う二人は付き合っている。お似合いカップルで順風満帆な生活を送っていたが16才になってから毎夜不思議な夢に悩まされる二人。原因不明でも内容は違っても似たような夢を見るため運命的な物を感じていたあかりと賢。
しかしある事件であかりは死んでしまう。
だがあかりは異世界に転生(?)していた。
そこで毎夜見ていた夢と自らの真実を知ることになる。
と、長くなってしまいましたが、こんな話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-12 22:30:40
1860文字
会話率:53%
よくある恋愛小説の、主人公たちの周りの人の恋愛。
第一弾は主人公二人の先輩のお話。若干ツンデレ属性。。。じゃないな。うん、主人公ではなく先輩(女)のほうが性格可愛いです。主人公は・・・ブラック属性へww
ほうっておけない可愛い幼馴染みと、ち
ょっと遊び人風の顔つきで損をするお話。お互い鈍感ではありません。
第二、第三と投稿していくつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-05 21:59:37
4094文字
会話率:58%
身長180㎝くらい、精悍な顔つきによく鍛えられた体、そんな格好いい人と評判の御田くんは、私にとっては「かわいいひと」だ。/高校生男女の無自覚にばかっぷるな話。
最終更新:2015-02-17 22:37:35
4199文字
会話率:46%
宮前由利は自分でその気はなくても、嫌な顔をしていると、よく言われる。その表情のせいで離婚した。団地では、あんな顔つきをしているから性格も悪いだろう、と噂される。だったら、そんな女になってやろうと決意した。
最終更新:2014-12-07 16:18:10
5058文字
会話率:28%
「とある高校生の、命とか金とかをかけたゲーム」
始めて小説を書きました。拙い作品ですが厳しく評価してくれるとありがたいです。
(この作品にでてくる人物、土地、団体などは作者が考えた空想のものです)
〈登場人物〉
・伊吹 翔(いぶき し
ょう)
県立川石高校に通う高校二年生の男子で主人公。少し前に親を亡くし、今は一人で暮らしている。あまり周りに興味も持たない性格だが、意外と友達思いだったり。弓道部
・東雲 奇奈(しののめ きな)
高校二年生の女子。最近川石高校に転校してきた。大人しげで、幼い顔つきをしている。
・前川 大介(まえかわ だいすけ)
翔と同じクラスの男子。普段はクールだが、運動になると熱くなる性格。翔とは仲が良い。ハンドボール部折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-01 23:06:01
1008文字
会話率:47%
立食パーティーでの話なんです。
結構素敵な男性がいるなと思って、私、思い切って話し掛けたんです。
名前を聞いたら「愛」ですって。
男性の方で「あい」っていう名前の人、初めてだったし、名前の響きとその男性の真面目で凛々しい顔つきのギャ
ップがとてもあったので、思わず噴出してしまったんです。すると、愛さん、機嫌を損ねて行ってしまいました。
残念だな、と思ってたら数日後。別の立食パーティーで愛さんを見掛けたので声を掛けました。男性がどうして愛を名乗ってたのか知ったので、今度は失礼のないように……。
「いえ、私は世界です。愛は先日手に入れたので」
私、めげない!
他サイトに発表したことのある旧作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-23 17:15:36
510文字
会話率:64%